【視察】相模原市で導入された「傾斜警報監視システム」を視察しました
八王子市議会公明党として11月13日(金曜)、神奈川県相模原市の津久井消防署を訪問し、同署が9月に導入したばかりの「傾斜警報監視システム」を視察しました。
相模原市では昨年10月12日夜、台風19号の豪雨により大規模な土砂崩れが発生、大切な人命が失われる嘗てない甚大な被害が発生しました。救助活動は翌13日から33日間に及び、延べ2,344人が出場しています。後日、その活動を検証したところ、2次災害を防ぐ安全管理資機材の充足が必要であることが判明し、救助活動の支障になる地滑りの予兆を検知できる「傾斜警報監視システム」の導入に踏み切ったそうです。
同消防署は元々、地滑り警報器を受信機(親機)と検知器(子機)を各1台保有していましたが、広範囲の現場への対応は困難で、さらに感知できる範囲も傾斜角度1~5度というものであったため、新しく傾斜0.1度単位で検知可能な子機(傾斜センサー)を7台購入、警報も音とLED回転灯の2系統で発報するシステムを整えたそうです。
子機から発せられる傾斜の全データはネット上にアップロードされ警防本部、外部機関のパソコン端末に送られ、グラフとなって記録されていきます。デモンストレーションを拝見し、とても有用な機材であることを知りました。
救助活動をサポートする「傾斜警報監視システム」は、土砂災害特別警戒区域を3,200カ所も抱える八王子市においても、導入を真剣に検討する必要があると感じました。また、災害発生時における設置だけではなく、危険個所にあらかじめ設置することが出来れば、事前防災の観点からも有効なツールになるのではないかと思われました。



