台風19号の災害復旧、補正予算を専決処分
台風19号による被害の大きさを鑑み、八王子市はこのほど、災害復旧費として21億7,000万円の補正予算を市長の専決処分で計上しました。
この台風では市内で500件を超える被害が出ましたが、大雨による被害が同時多発的に発生しており、西部地域など未だに全貌が掴み切れていない現状もあります。そうした中、緊急を要する状況に対し、復旧事業費を手当てしたものです。
今回補正ではまず、被災された方の生活再建のため、「災害り災者援護」として1億3,090万円を計上しました。内訳は災害援護支援貸付金(今回補正1,650万円)、災害救助法に基づき被災した住宅の応急修理(同1億190万円)、東京都被災者生活支援事業(同1,250万円)などです。
さらに、台風直後から大きな問題になっていた災害ごみの処分のため、「廃棄物処分委託料」として828万円が付きました。
今回の補正の中で、全体の4割強と最も大きな比率を占めているのが、市施設の中でも道路・橋りょう、水路、公園・緑地の復旧などの「災害復旧費」であり、合計して9億6,125万円となっています。
他にも、擁壁に甚大かつ深刻な損傷が発生した城山小学校など学校施設復旧に8,000万円、国史跡・八王子城跡関連の施設復旧に1,078万円、さらに雨漏りのひどかった市民センター8館の復旧費用として計5,380万円の補正がつきました。
このほか、農地・農業用施設を復旧する経費として高月町小作地区圃場、下恩方大沢地区・上恩方恩方中学校西圃場の復旧に6億8,418万円を計上(うち東京都が9割を費用負担)。防災倉庫の備品補充(毛布、マット、乾パンなど)に5,000万円の補正予算がつきました。
この補正予算は市長の専決処分で実施されましたが、本年第4回定例会の会期前常任委員会に報告される予定です。
(写真:南大沢5丁目の遊歩道法面が都道・ニュータウン通り歩道にずり落ちた状況。ここも市有地が原因者のため、市補正で復旧します)

