毎年のことですが、今年も地元のスーパーの駐車場の周りにぐるりと大根が干されました。
強烈な西風に晒して、やがてこれらは、すべて漬物へと変身します。
かつてはどの家でも漬けて保存食として食べていたのですが、最近は少なくなりました。
かつては我が家でも、父が大量に作っていてね、収穫して、洗って干して、樽に漬けて・・・
これが重労働で、かみさんは最初の一年だけは協力してくれましたが、二年目以降はありませんでした。
以来、その仕事は父と私の担当に。が、いつの間にか止めてしまいました。
さて、今夜は西の強風の音が消え、無風状態。
明日は「ならい」の微風が吹きそうで、魚釣りにはもってこいの風ですね。
あと二つ寝ると、お正月。
遠くで消防団の「夜警」の声が聞こえます。寒い中、本当にご苦労様。
今日の八丈の空はどんより。
冷たい雨に交じって激しいあられが降りました。
島では本物の雪が降ることは稀で、少年の頃は「あられ」が「雪」だと思っておりました。
そして、その「あられ」が降るたびに思い出すのは、「あめゆじゅうとてちてけんじゃ」(雨雪を取って来てちょうだい)という一節で知られる宮沢賢治の「永訣の朝」。
死の床にいる賢治の妹が、熱で渇いた喉を潤そうとして、兄の賢治に「霙(みぞれ)を取ってきてちょうだい」と頼む、その情景が脳裏を掠めます。
雨でもなく雪でもない「あられ」。
雪と水との二つの相を持ったもの、いいかえると、天上的なものと地上的なものとの二相系を保っているもので、これこそ死んで行く妹にふさわしい食物。
青年時代に読んだこの一節が妙に心に残っていてね、「あられ」が降るたびに「妹の死」という情景が浮かんでしまいます。
なんという悲しい風景でしょうね、寒くて冷たい「あられ」の景色。
こんな冬の季節なんて、早く過ぎてしまえばいい・・・
島の冬の厳しさは、なんといっても強烈な西風。
今日から吹き始めました。
これは伊豆諸島全域に共通した冬の象徴のようなもので、風速12~15m/sは当たり前、ちょっとした台風並みの風が吹きます。
電線をヒューッと鳴らすもんだから、その音で尚更寒さが身に染みる、そんな感じ。
西高東低の気圧配置になると必ず吹きますから、今夜から2~3日は続くことでしょう。
空路や海路が閉ざされなければいいのですが・・・
さてこの寒さのせいでしょう、庭のキンカンが黄色く熟れたので、かみさんと二人、共同作業で蜂蜜に漬けてみました。
今夜は、そいつを肴に背中を丸めてぐいっと「焼酎」を飲ろうかね、こんな西風の日はそれが一番。
「今年も冬が来たなー」
何も問題なければ帰宅できますが、私は入院することになりました。
ちょっとショックでしたが、むしろこの検査を受けられて良かったと思っています。
久しぶりの入院、全ての時間を我が身の治療だけに使えるなんて、貴重な機会でね、まさに天からの贈り物、最高のクリスマスプレゼントをいただきました。
さて、患者としての実体験報告ですが、担当の内科の先生はじめ、看護師、受付、食事担当の方等、全ての医療スタッフが溌剌としていて明るい。説明も分かりやすく、使命感・責任感を持って、誇りを持って任務を果たしている。そんな印象を受けました。
私まで誇らしくなっちゃって…
今日の私の食事は、三食とも「ボンコロン食」
早い話が、お粥とスープのみ。
実は、先日の健康診断で引っかかっちゃって「大腸内視鏡検査」を明日受けることになってね・・・
とほほ、です。
で今日は、明日に備えて写真のような食事となりました。
ま、何もなければ安心ですし、何かあっても早期治療すればいいし、医師の言うことを聞いて健康管理に努めようと思います。
人生強気で楽観主義、これで行きます。
さて、昨日の天皇陛下の記者会見には感動しましたね。
85歳という年齢を感じさせない矍鑠とした様子、国民を思い、平和を愛し、災害の被災地にも何度も足を運ばれて、敢えてわかりやすい言葉でのお話でした。
そして何より
「自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労いたいと思います。」と、身近で支えてくれた皇后さまのことにも言及されてね。
自分は85歳まで生きられるだろうか ?
今日の八丈は今にも降り出しそうな危なっかしい天気でしたが、何とか小雨程度で持ちこたえました。
時間が空くと、近所に移住してきた知人の住まい造りを手伝っていますが、今日のミッションは「ごみ捨て」。
その新居 の正面入口には、伐採木、要らなくなった洗面台、金属ゴミ、プラゴミ、ガラスetc.、あれやこれやと夥しいゴミの山が。
これから住む家なのに、これじゃ
ちょっとなあ、とゴミ処理場まで軽トラで三往復、手伝ってまいりました。
「このゴミの山、どうしたらいいだろう」と、途方に暮れていた知人の安堵の表情が印象的でした。
それはそうでしょう、まず運ぶ車がないし、どこに捨てたらいいかもわからないし・・・
「ごみ捨て」の大変さを考えると、今から少しずつ「断捨離」を心がけないとですね。
今日の一枚は「万両」の種。
今年は、ヒヨドリにやられる前に採りました。
今日の八丈は雨続きの中の貴重な晴天日。
風も穏やかで温かく、絶好の農作業日和となりました。
今日の作業はキャベツ・ブロッコリーの世話とセロリの新芽かき。
ぼさぼさに伸びていたセロリ達は、まるで散髪したかのようにすっきりして、次の成長ステップに進めます。
もちろん、追肥もたっぷりとあげて・・・
あとは水をあげると機嫌がいいから、明日からの雨に期待してます。
さて夕方のニュースでは、今日、釈放かと思われた「ゴーン」氏が東京地検特捜部に再逮捕、と報じておりました。
何でも、私的な投資で生じた損失、およそ18億5000万円を日産に負担させた疑いが強まったとか。
「特別背任罪」容疑らしいけれど、我々庶民には全く縁のない話ですね。
かつて、日産を立て直した経営の達人も今ではすっかり・・・
今日の午前中は電話相談に忙殺されましたが、午後は乙千代ヶ浜にて「海浜生物調査」をしてまいりました。
何のことはない、魚釣りです。
この時期だけ釣れる「ササヨ(イズスミ)」の試し釣り。
餌は「ハンバ(ハバ海苔)」という海藻で、昨年採って冷凍保存しておいたもの。
海上コンディションはというと、大潮で上げ潮、海水温も22℃と適温、西風強く波高し。
ササヨ釣りには絶好のコンディションだったのですが、釣果は小型(1.2Kg)のササヨ一尾とカシカメ(ブダイ)一尾のみ。
ベストシーズンにはまだまだ程遠く、期待外れの結果でした。
がしかし、ハンバに食いついてきたことは確かで、これからが本番。
さてこの釣りは島の伝統的な漁法で、浮きも針もシンカーも自作ですから、釣り上げた時は何とも言えない感動がありますが、最近はこの釣りをする人はめっきり少なくなりました。
やっぱりオキアミの方が釣れるからでしょうが、島の者としてはこの伝統漁法にこだわりたいですね。





