バックナンバー 2024年 1月 31日
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講師の増渕達夫先生

今日は、八丈町立富士中学校より「令和5年度 八丈町教育研究奨励校研究発表会」に招かれて参加させていただきました。

研究テーマは「未来を切り拓く主体性とコミュニケーション能力の育成」と言うもので、副題として、~連携を生かした持続可能な探求学習を通して~ と何やら小難しいものでした。

今日公開された授業は「教科の振り返りワークショップ」で、全校生徒による主体的な学習や連携を取り入れた学習の振り返り、と言う内容。
富士中生らしい明るさと屈託のない笑顔、思ったことを素直に言葉にする表現力などを目の当たりにして、先生方の日頃のご指導の成果がこういう場面で現れている、そんな印象を強く受けました。

自分の率直な感想ですが、「主体性」や「コミュニケーション能力」は必ずしも未来を切り拓くものとは限らず、自己実現のために身につけるべきスキルの一つ、と言う程度の捉え方の方が肩ひじ張らずに取り組めたのではないかと思いました。

かつて自分が少年の頃は「島は田舎だから、都会の子には何やってもかなわない」と言う風な劣等意識があり、主体性を発揮するなんて気後れしてしまって、いつも一歩引いていたように思います。自分に自信が持てなかった、と言った方が正確かもしれません。

がしかし、今の八丈の子供たちは都会との壁など全く感じられません。
むしろ主体性とコミュニケーション能力に満ち溢れて、生き生きしているように感じています。
島での生活改善やICT能力の向上などもその一因かもしれませんが、何と言っても学校教育の質の向上が子どもを変えていることを痛感しています。
各校の校長先生をはじめ、先生方のご努力に心より敬意と感謝の意を表する次第です。

最後に、帝京大学の増渕達夫先生のご講演を伺いました。
先生が言うには、オール東京の小中学校教員数50,031人(R4年度)に対して、都内のへき地小規模校の教員数は576人。つまり、島しょでの経験ができるのは約1%の限られた教員であるとのこと。

「その経験は貴重であり、責任とプライドを持って知恵を出して島しょ教育に取り組んでいただきたい」
と言う増渕先生の言葉に力強さを感じ、何度も反芻しながら帰途につきました。

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