今日は、天候に恵まれて三年ぶりに開催された「パブリックロードレース」を観戦してまいりました。
天気もいいし、沿道は賑わっていることと思いましたが、沿道よりもランナーの方が多いと感じるほど賑やかな大会。
大会関係者に聞いたところ、申込者数は450名いたとのこと。
コロナ禍の中、よくぞそんなに集まってくれたものだ、と感心してしまいました。
で、その中のハーフマラソンの部には盲目のランナーの姿もありました。
聞くとその方は、アテネパラリンピックのゴールドメダリスト「高橋勇市」氏とのこと。
ガイドランナーは奥様が務められたとのことでしたが、万が一の事故などを考えるとなかなか全盲の方の参加を認めるのは厳しいのに、よくぞ認めたものだと、大会関係者のご配慮に敬意を表した次第です。
15:00からは、町の研修室で同氏の講演会が行われるとの情報を得て、そちらにも参加させていただきました。
氏は、小さい頃は「西城秀樹」に憧れていたとか、小3のころは校長先生の勧めで校庭をよく走ったとか、音楽評論家を目指したり、父母の農作業を手伝ったりしていましたが、高校2年の時に目の異常が見つかり20歳で失明と宣告を受けたとのことでした。
視力を失ってからは自棄になったこともありましたが、後にマッサージの資格を取り石垣島に職を得て就職。
その時、1996年のアトランタパラリンピックで日本人選手の活躍に刺激を受けてランナーとしてのトレーニングを始め、爾来、本格的なトレーニングを積んで2004年のアテネパラリンピックでの金メダルなど数々の結果を残しました。
その後は、東京パラリンピックのトライアスロンに挑戦するも、惜しくも予選落ち。今はパリを目指しているとのことでした。
もう一つ、日本百名山を登るのが夢で、明日は八丈富士の登山をします、と元気いっぱいに語っておられました。
お話は、終始一貫して「チャレンジ精神」の塊と言うか、前向きなエネルギーが溢れるているようで、聞いているだけで勇気を頂いてしまいました。
50歳代後半とお見受けしましたが、若い方に聞かせたいものだと感じました。