13年前の今日、父が他界しました。
その日は、かみさんと二人で病室の父に付き添っていましたが、ついさっきまで規則的に上下していた父の胸がピクリとも動かなくなって…
気のせいかなと、何度見ても止まったままでした。
時が止まったような静寂の後、バタバタと看護師さん達が部屋を出入りし、続いて医師の診察。
乾いた声で時刻を告げられ、その時が来たのだなと我に返ったのでした。
父は大酒飲みでね、話す機会もありませんでしたが、大学進学のために島を出る時に、八重根の港で一言「人を見て来いよ」と言って送り出してくれたのが唯一の思い出となっています。
「広い世界を見て、いろんな人と出会って、世の中を学んで来い」という意味だったのでしょう。
当時は「はしけ」という小舟で港を出て、沖に停泊している大型船に飛び込むように乗り込んで・・・
あのころと比べると、今の船は便利になりましたね。