文科省より、学校の先生方が働きすぎているとの発表がありました。
特に中学校では、厚労省が定めている過労死の労災認定の目安(80時間/月)を超えていますね。長く中学校の教育現場にいたものとして、この実態は私にはよくわかります。
一番の原因は、やはり「部活」でしょう。
公立中の先生方は、最低一つは部活の顧問を任されるし、生徒達もどこかの部に所属するのが通例となっています。
かつて中学校が荒れていた時、生徒達が意欲的に打ち込める場として、学校を挙げて取り組んだのが「部活」。
そして、その効果は抜群でした。
「努力して向上しよう」「礼儀を身に付けよう」「協力・思いやりの気持ちを持とう」etc.
部活で身に付けた内面力は、やがて学習意欲の向上に繋がり、中学校も正常化へ。
だがしかし、教育の一環であるはずの「部活」は、いつしか「勝利至上主義」へと移り、一年中休みなく長時間の練習。
「勝つためには長時間労働なんて関係ない」「部活こそ教育の原点」と言う先生方もたくさんいて、このようなデータが出てきたのだろうと思います。
もう一つ、外からは見えにくいですが、生活面での特別指導があります。
土・日・祝日、時間帯も関係なく問題行動は発生します。何しろ多感な年代だから・・・
生徒宅への家庭訪問、事実確認、相談・指導、学年会議、生活指導委員会議、場合によっては緊急職員会議、教育委員会への報告等々。待ったなしの対応を要し、時間のことを気にしていては、現場は回りません。
生方の処遇改善をもっと進めないとだなあ・・・