4月14日~15日、全国市町村国際文化研修所(JIAM)で、平成28年度第1回市町村議会議員特別セミナーへ参加しました。今回は北海道から沖縄まで、268名の議員が参加しました。
①『養父市における国家戦略特区の取り組みと地方創生について』
講師:兵庫県養父市長 広瀬 栄 氏
国主導では、もう地方を変えることができない。地方自身が考え、思い切ったことを進める。『地方の反乱』が必要である事を、強調されていました。
②『神山プロジェクト〜創造的過疎から考える地方創生〜』
講師:特定非営利活動法人グリーンバレー理事長 大南 信也 氏
過疎化の現状を受け入れ、数ではなく内容を改善。外部から若者やクリエイティブな人材を誘致し、人口構成の健全化を図るとともに、ICTインフラ等を活用し、多様な働き方を実現できるビジネスの場としての価値を高めることにより、農林業のみに頼らないバランスのとれた社会、地域内経済循環による地方創生モデル地区として発展している。
どちらも理論ではなく実際に行っている話でしたので、説得力がありました。アイデアキラーに負けずに前に進むこと、「できない理由より、できる方法を!」考える。大事な視点です。
③『高校の魅力化×地域の活性化~地域との協働による高校改革を考える~』
講師:教育政策アドバイザー 藤岡 慎二氏
今迄の教育の流れを変えていく魅力ある高校づくりに取り組んでいる。過疎地域にとって、教育の標準化は都会の担い手を育成し若者が都会へと流出、その結果過疎化が進むといった現状を転換する新たな取り組みを進めている。高校の魅力化に取り組み、その地域の特性を活かした教育のブランド化やICTの活用によって、地域のつくり手を育成し、子どもや若者を増やして事業の継承者や産業を創出するといった地域の活性化を実現させました。教育の力を改めて気づかされました。
④『地方創生の課題と成功する地域の条件』
講師:財団法人地域活性化センター理事長 椎川 忍
まず、これまでの地域政策とは異なり30年~50年ごの地域存亡の危機という問題を真剣に考えるための、地方創生であることを肝に銘じなければならない。その中で成功する地域の条件として、次の7点を挙げられました。
1、人材が育っている。
2、自立心が旺盛である。
3、住民自治が確立している。
4、地域経済の循環構造ができている。
5、若者の力を引き出す仕組みがある。
6、市町村どまりにせず、地区・集落に情報を伝え、住民参加の
仕組みができている。
7、国の言いなりではなく自分たちの目標をしっかりと持ち、
やるべきことを粛々とやっていく。
本来の地方創生は、上(国)からおろすものではなく、下(地域)から積み上げるものであることを強調されていました。また人材の育成に力を入れる事の重要性についても指摘されていました。住民自治の再生が大切であると気づかされました。
今回の研修で、改めて地方創生の難しさを知らされました。しかし、この地方創生をしっかりと行っている地域の話を聞き、岩倉市でも必ず可能にしていけると思いました。岩倉市の自治に関して、議員として責任を果たしていかなければならないと、決意いたしました。










