安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

長崎と福岡の観光振興について 6577

未分類 / 2024年11月7日

昨日は市民・にぎわいスポーツ文化・消防常任委員会で超党派の行政視察。先月14日に開業した長崎スタジアムシティへ。横浜市でも横浜スタジアム周辺の大規模開発を進めていますが、ジャパネットグループが民の力で、長崎はもとより九州全体に大きな賑わいを作る取り組みが進められています。(行政は周辺インフラを整備)注目したのは、試合等のない日などは施設内へアクセスフリー。誰でも出入り自由。また、ネーミングライツを活用。通常は企業名がつけられますが、サッカースタジアムスポンサーのソフトバンク社は「PEACE STADIUM」、バスケットボールアリーナのスポンサーのコカ・コーラ社は「HAPINESS ARENA」と命名。平和都市・長崎を発信するジャパネットグループとコンセプトを共有していることを強く感じます。下記はメモです。

2019年、長崎市の人口転出ランキングが全国NO1になったことがスタジアムシティを作るきっかけに。ジャパネットグループが株式会社リージョナルクリエーション長崎を設立。「長崎の魅力・価値を地域一体となって磨き上げ、長崎に住む方、長崎を訪れる方に感動と誇りあふれる「今」を届ける」を事業コンセプトとした長崎スタジアムシティプロジェクトを推進。

サッカースタジアムを中心にアリーナ・ホテル・商業施設・オフィス等の複合施設を民間主導で開発するプロジェクト。JR長崎駅から徒歩約10分と長崎市の中心地に約7.5ha(東京ドーム1.5個分)の土地をジャパネットが購入。総事業費は約1,000億。13,000人の雇用創出を想定。(開業までに1000人以上の雇用を創出した)

プロサッカークラブ「V・ファーレン長崎」のホームとなる約20,000席を収容できるスタジアム。プロバスケットボールクラブ「長崎ヴェルカ」のホームとなる約6,000席を収容できるアリーナ。税を投入せずにつくるスタジアムやアリーナ。民間ならではの「来訪者目線」でのおもてなしのアイデア、取り組みを感じます。ホテルや各種商業施設などと共に、国内外の企業を誘致する長崎県内最大級のオフィスを設置。また、施設内にインターナショナルスクールや学習塾なども開校の予定。

その後、バスで福岡県議会へ移動。福岡県の観光振興について伺いました。人口およそ510万人、九州地方の北に位置しアジア等の玄関口である福岡県における観光の現状と課題は、政令指定都市に集中する宿泊客とオーバーツーリズムの兆候が出てきていること。(県内宿泊者の約6割が北九州市及び福岡市の両政令市、一部観光スポットにおけるマナー違反等)

また、外国人延べ宿泊者数の国・地域別構成比の偏り(韓国が全体の5割を占めており、東アジアで見た場合、全体の8割を占める)、欧米豪における認知度の低さ(アジア34%に対して、欧米豪6%)、脆弱な二次交通 (政令市外の観光地に至るための二次交通が脆弱)等が挙げられている。宿泊税の導入でオーバーツーリズム対策が進められている状況等を種々伺いました。

マイナ保険証の活用 迅速な救急業務について 6576

未分類 / 2024年11月6日

昨日は市民・にぎわいスポーツ文化・消防常任委員会で超党派の行政視察で長崎市へ。マイナンバーカード(マイナ保険証)を活用した国との連携による救急業務の実証実験について伺いました。救急業務を迅速化するための取り組み。下記はメモです。

長崎市消防局では、本年9月6日より救急現場において傷病者のマイナンバーカードを活用。名前・住所、生年月日、受診歴・ 診療情報・薬剤情報・特定健診情報等を確認。総合的に判断し、傷病者に適応する搬送先医療機関の選定等を実施。動画も見せて頂きましたが、これはスピーディ。例えば、旅行先でもマイナンバーカードを持っていれば、上記のような時間を要する確認作業が即完了し、迅速な応急処置、治療につなげることができます。

また、傷病者の観察等を実施する者と、マイナンバーカードで情報収集を行う者で役割分担することで、情報の聴取時間が短縮し、円滑な救急活動につながっているとのこと。

(1)他都市と比較し、先行して実証実験を行うことになった経緯について質問

1.救急需要の増加と共に、医療機関到着までの救急活動時間が延伸していることから、活動を効率化し救急活動の時間の短縮を図ることを目的とした。

2.ケガや病気で会話が困難な方から、情報の確認を行うことに時間を要しているため。

3.特定の医療機関に傷病者搬送が集中し、救急要請が集中する時間帯などでは、搬送医療機関がなかなか決定しない、搬送困難事案が年々増加していた。

(2)医療機関との連携において、従来の搬送と比較し変った点について質問

1.ソフト面に関して、マイナ保険証を保有している傷病者の情報を閲覧することができた場合、正確な情報を医療機関に伝えることが可能となった。

これまでは、傷病者本人が内服薬の情報やかかりつけ医を思い出せなかったり、傷病により会話が困難な場合に、情報の収集に苦慮していた。但し、マイナ保険証を保有していても利用実績がない場合、情報が閲覧できない。

ハード面に関して、医療機関側で、新たに端末を準備して頂く、もしくは行政側から提供するような状況は発生していないとのこと。

令和5年度の長崎市の救急出場のデータを見ると、不搬送、軽傷者の割合が45%。この数字は横浜市とほぼ同じ。#7119の周知、活用を促すと共に、マイナ救急の取り組み推進していく必要性を感じます。

 

青葉区30周年「区名の由来」について 6575

未分類 / 2024年11月5日

11月6日に青葉区制30周年を迎えるにあたり、昨日青葉公会堂で記念式典が行われました。今年は様々な記念イベントが行われ、9月には特別講演会「野球日本代表 侍ジャパン トップチーム監督 井端弘和 単独講演&特別対談」も開催されました。

1994年、人口増と街の発展が著しかった港北区と緑区を4分割し、再編成することで生まれた青葉区と都筑区。区名は公募され、応募が1番多かったのは「青葉」で、続いて「田園」「北」が続いたそうです。現在、青葉区の人口は30万人。

「木々に囲まれた美しい街のイメージから」「若い芽がいきいきと育つように、将来に向けて、伸びやかに発展する区でありたいと願って」。そうした理由から選ばれた青葉区。

次の節目に向かって、安全でずっと住み続けたい街へ。取り組みを進めます。

「団結の源」について 6574

未分類 / 2024年11月4日

昨日は青葉区民祭りの後、神奈川区にある朝鮮学校感謝の集い等へ。どこも集まった人々に楽しんでもらおうと、心ひとつにしての取り組み。秋晴れの下、どこも笑顔でにぎわっていました。

先日、日経新聞コラム「サッカー人として」に三浦知良選手が「『同じ鍋の中身』超えて」と題し、団結の源について寄稿されていました。

「サッカーの現場も人間による社会には変わりなく、政治の世界のように「派閥」と称さないとはしても、類した集団がどうしてもできてくる。同郷、同じ出身校。試合に出られる人たち、外れてしまう人たち。似た境遇にある人間同士はごく自然とグループを組む。

個人主義の強そうなブラジルでも、「パネーラ」という言葉をよく耳にした。「鍋や鍋の中身」の意で、転じて「閉鎖的な集団」といった意味合いがある。

とあるロッカールームの光景。ボス的な存在がいて、彼にたむろして付き添う人がいる。傍らには誰ともつるまない一匹オオカミもいれば、誰とでも仲良くやれるやつもいる。やがてパネーラの間で権力構造めいたもの、序列が生まれる。イタリアでもポルトガルでも習性はほぼ同じです。

出場機会のない連中が集まり、管理者や自分とポジションのかぶる人間への不満を吐き出す。不遇への嘆き、別のパネーラへの悪口。スポーツ界に限ったことでもないんじゃないかな。そこで愚痴を言い合うのかどうかで、伸びない選手と伸びる選手は分かれる。僕としては、愚痴のムラに関わるのはごめん被りたい。

肌感覚の合わない人はいるし、親しい間柄になれない人もいる。それでも、人付き合いでは何か相手のいいところを探そうとしてきた。属するところが違うから嫌だ、駄目だではなく、色々な人々と接することで見えてくるものが広がるし、自分とは別の集団の価値観や意見から生じる良きアイデアだってある。

集団なるものに正と負の両面があると理解したうえで、流されないよう、健全に疑う心を持つこと。自分や自分の属する集団が是とすることを、誰よりも、自分が問いただしていたい。

ピッチの内側では、様々な立場の人々がそれぞれに一物を抱えてはいても、勝利という目標へともにひた走ることができる。派閥もパネーラも超えていける。

鈴鹿で勝利を朴康造監督と喜び合う。僕が32歳で京都サンガにいた時、彼は19歳。同じ寮で僕を「師匠」と慕っていた彼が、44歳の監督となり、「カズ、いくぞ!」と57歳の僕の背中を押す。帰属も属性も関係なくなるような、えも言われぬ一体感や高揚。これを味わえる世界がどこか他にあるでしょうか。」

立場でも、年齢でもない、同じ目標の共有こそが勝利へのカギかと思います。

どの世界でも、団結の根本は目標の共有。同じ目標を達成するために力を合わせることができる。

只、そこがズレていると、目指すところが異なるわけですから、困難が生じます。

チームの目標達成のためなのか、自分のためなのか。この大きな違いで、言葉も行動も異なる。誤ったリーダーの下における団結の強要は惨めで、響かず、敗北へと導く。

大事なことは「何のため」。

サッカーに限らず、チームの勝利のために、如何に貢献できるか。

高いレベルであればあるほど、そこにおけるリーダーの客観性、公平性、そして誠実さは不可欠かと思います。

横浜の「観光振興」について 6573

未分類 / 2024年11月3日

昨日は雨の影響でいくつかのイベントが中止に。この週末から「夜の横浜イルミネーション2024-25」が開幕。今月1⽇から来年3⽉2日まで開催。各地で横浜の夜を美しく彩ります。

先月の決算特別委員会・総合審査では、横浜の観光振興施策について市長他と議論しました。答弁含めご紹介します。

(質問)観光振興について伺います。観光は平和産業ともされますが、1967年に国際連合は「観光は平和へのパスポート」とのスローガンを設定し、平和だからこそできる観光なのではなく、観光こそが、相互信頼を育み国際社会を安定させると謳っています。海外旅行を通じて外国を知り、出会った人との思い出は、相互理解を深め、信頼を醸成する最高の安全保障施策と考えます。

そこで、観光を通して外国人旅行者と相互理解を深め、信頼を醸成することが重要と考えますが、市長の見解を伺います。

《市長答弁》「観光庁の調査等によると、日本に訪れる外国人観光客の関心は、コロナ禍を経て、更にモノ消費からコト消費へ移っており、「その土地ならではの体験をしたい」と考える旅行者が増えています。本市においても、飲食や宿泊、地域での体験を通じ、文化やライフスタイルに触れていただくことで、旅行者との相互理解が進んでいくものと考えます。」

(質問)横浜には世界最大級のKアリーナ横浜をはじめ、大規模な施設が集積しており、毎週のように多く方が訪れます。コンサート等、イベントで賑わうのは喜ばしいですが、イベント終了後、すぐに皆さんが帰ってしまう現状は、非常にもったいないです。

そこで、大規模イベントを目的とした来街者の回遊促進策に対する考えについて、市長に伺います。

《市長答弁》「都心臨海部の音楽施設の集積は他都市に類を見ない規模になっています。1年を通じて様々なコンサートが開催され、全国から大変多くの方にお越しいただく状況になってきています。

横浜を初めて訪れる方も多く、そのような方々に横浜の魅力を知っていただき、楽しんでいただく絶好の機会なので、回遊促進策は絶対に必要な施策です。

イベントの主催者と連携し、様々な回遊促進策を図っていくことで、横浜の街の魅力を更に知ってもらう、そして初めて横浜にお越しいただいた方に強く印象付けることを図っていきたいと思います。来街者の滞在時間の延長、そして宿泊促進を図り、市内経済の活性化につなげていきます。」

(質問)にぎわいスポーツ文化局は昨年4月創設され、約1年半が経ち、どれだけの実績が上がったか気になります。そこで、大規模コンサート等と連携したにぎわい創出の実績について伺います。

《にぎわいスポーツ文化局長答弁》「昨年9月のKアリーナ横浜こけら落としの「ゆず」公演以降、市内で開催された8回のコンサートと連携して、様々な回遊施策に取り組んできました。

店舗の一押しメニューの利用や購入で限定グッズを手に入れられたり、複数の観光施設などへのフォトスポットの設置など、ファンの方が巡らずにはいられない企画を、商業施設と連携し展開することで、滞在時間を延ばし、消費拡大と宿泊促進につなげました。」

(質問)一方、にぎわい創出施策を進める上での課題についてどのように考えているか伺います。

《にぎわいスポーツ文化局長答弁》「これまでは、みなとみらい21地区を中心に取り組んできましたが、観光施設などと連携した回遊施策に、より広いエリアで取り組む必要があること、また、コンサートをはじめとした多くのイベント主催者と連携することで、年間を通じて継続的なにぎわい創出を図っていく必要があることなどが、今後取り組んでいくべき課題と考えています。」

(質問)まだまだ課題があることが分かります。来街者が多いだけではなく、どれだけ長く滞在してもらうかも重要です。現在、都心臨海部での短時間花火、「横浜スパークリングトワイライト」のような取組は、宿泊につながるなど、良い取組だと思います。

そこで、より滞在時間を長くできる取組を強化すべきと考えますが、市長の見解を伺います。

《市長答弁》「これまで、コンサートに加え、様々なIPコンテンツと連携し、フォトスポットやスタンプラリー、ライトアップなどを面的に展開させ、戦略的な回遊施策に取り組んできました。

更に、花火も活用することで、ナイトタイムエコノミーの推進も図っています。今後も、連携メニューの充実や花火の打ち上げ回数を増やすなど、滞在時間の延長や宿泊の促進につながる取組をより充実させていきます。」

(要望)平和施策・都市間外交と共に、一層の観光施策の充実を通して、国際平和都市・横浜の役割を果たすことを期待し、次の質問に移ります。」

ぜひお越しください。

「正直」について 6572

未分類 / 2024年11月2日

昨日は神奈川県内広域水道企業団の常任委員会、本会議等。103万円の壁の議論。公明党の提言で昨年から適用され、政府が進めている「年収の壁・支援強化パッケージ」。先の衆院選の公約にもその強化を訴え、今回、国民民主党が議論に加わることで、大きく前進しようとしています。いい話です。この案件も、真っすぐ進んで欲しいです。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「今回の衆院選で公明党は、徹底した政治改革の断行や物価高を克服する経済対策、子育て支援のさらなる充実、防災・減災の強化などを訴え戦い抜いた。

選挙戦では「政治とカネ」の問題を巡って政権に厳しい目が向けられた。「連立与党の公明党にしっかりしてもらわないと困る」との激励を少なからずいただいた。もどかしい思いだ。

ニーチェはギリシャ語の「高貴な者」に「正直な」といったニュアンスがあるとし、それに相反する者たちを「自分自身に対する誠実さも率直さももたない。彼の魂は横目を使う。彼の精神は隠れ場を、抜け道を、裏口を好む」(『道徳の系譜』木場深定訳)と指弾した。

司馬遼太郎は、儒教の徳目「仁義礼智信」の「信」を「正直」と解した。正直であることは近代以降、格が大いに上がり、立憲国家の基礎となった。ゆえに「国家機関や政治家が不正直であれば、(国は)手にもった薄いガラス器具を落とすようにこわれる」(『風塵抄』)と喝破している。

正直、公明正大であること。公明党は結党以来、その当たり前のことが当たり前として通る政治をめざしてきた。政治の「信」を取り戻す改革は公明党が真価を発揮しなければならない。」

頑張ります。

「エコハマ」早期終了の見込みについて 6571

未分類 / 2024年11月1日

昨日はご挨拶まわり。今年6月から開始した「エコハマ第2弾」。節電効果の大きいエコ家電本体購入価格(税抜)の20%(1台あたり上限3万円)分を還元)多くの市民の皆様から申請があり、まもなく予算上限に到達し、早期終了する見込みとのこと。(もとは12月末の予定)11月2日(土)~11月6日(水)頃の終了を見込んでいますが、今後の申請状況により、終了日は前後する可能性があるとしています。

申請状況(10月21日時点) 還元申請額 約12億1432万円分、予算比 約87%(予算14億円)

横浜市は市民の皆様に対し、次のように発信しています。

(1)早期終了日翌日以降は、還元申請の受付ができません。お手元に申請チケットをお持ちの方は、お早めにご申請ください。

(2)申請チケットは早期終了日当日まで配付されますが、還元をお約束するものではありません。

(3)還元申請は、対象製品を購入し市内の自宅に設置後、必要書類が揃ってから可能です。設置日や工事日にご注意ください。

(4)早期終了日当日のご申請は、抽選での還元となる場合があります。

※今後の見込み及び終了日当日は、キャンペーンサイト等で随時お知らせします。

※最新情報はキャンペーンサイトをご覧ください。https://ecohama.city.yokohama.lg.jp/

宜しくお願いします。

横浜市 救急相談センター(#7119)の神奈川県へ事業移管について 6570

未分類 / 2024年10月31日

昨日は終日市会で資料作成、事務作業等。昼は市役所近くのうどん屋「おおぎ」へ。またカレーうどん。

明日、横浜市の救急相談センター(#7119)が神奈川県へ事業移管され、名称が「かながわ救急相談センター」となります。切り替え作業のため、下記の通り一部ご不便が生じることが想定されています。

1切替工事の日時及び内容

(1)令和6年11月1日(金曜日)午前2時~午前4時頃 この時間帯のうち10~15分間程度、「#7119」及び「045-232-7119」から救急相談センターにつながらない時間が生じます。

(2)令和6年11月1日(金曜日)午前2時~午後1時頃 この時間帯において、各通信キャリアの収容施設(携帯電話の基地局等)単位で、数分間程度、「#7119」から救急相談センターにつながらない時間が生じます。

2不通の場合の連絡先 直通番号「045-523-7119」までおかけください。

横浜市救急相談センター「#7119」。公明党が本事業推進をリードし、平成28年1月から救急電話相談の対象を小児から全年齢へと拡大。同年6月から24時間365日対応する今の形となっています。本市のこの行政サービス(年予算は2億5千万円)を、今後は神奈川県が担うことになります。有難い話です。

本市では救急電話相談と医療機関案内の2つのサービスの合計年間30万件以上、一日当たり1,000件近い相談に対応し、応答率も95%以上を維持。緊急度に応じて救急搬送につなげたり、医療機関の通常診療の受診をアドバイスするなど、市民の皆様の安全・安心に大きく貢献してきました。(横浜市医師会が受託運営)

国は当初から「県域一本で実施」することが本来の姿であるとしていましたが、神奈川県は実施しなかったため、ニーズの高い横浜市から独自にスタート。只、横浜市以外からの相談も約10%あり、広域自治体である神奈川県が担うべきではないかとの議論を続けてきました。

そして、明日から横浜市の仕組みを活用して神奈川県が担うことに。

より良いものになればと思います。

「危険に感じること」について 6569

未分類 / 2024年10月30日

昨日はご挨拶まわり、市民相談の現場へ。「雑草で歩道が歩きにくい」との声。現場には声があります。行政と調整中。

自動車を運転中、横断歩道に接近し歩行者がいれば止まるわけですが、自転車の場合どうするか。ルールがあります。

道路交通法で、自転車は、自転車から降りて押して歩いている場合は歩行者と同様とみなされます。 そのため、横断歩道で車両は停止の義務があります。 一方、自転車に乗っている状態では軽車両とみなされるため、車両の停止の義務はありません。 ただし横断歩道と一緒に自転車横断帯がある場合は自転車が優先となるため、車両は停止の義務があります。

よって、繰り返しですが、自転車に人が乗ってる場合、それは軽車両となりますので、自動車は止まる義務がありません。

また、自転車には一時停止の義務があります。道交法で「軽車両」に該当するので、一時停止の義務が発生します。 但し、自動車と異なり、交通反則通告制度が適用されません。 そのため一時停止違反には、点数と反則金ではなく、即座に「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」が課せられます。

時々、マッドマックスのような勢いで、一時停止ぶっちぎりの自転車を目にします。危険を感じます。

自転車が軽車両という事は「左側通行」。車を運転していて、前から接近して来ると怖いものがあります。自転車の右側通行は「逆走」となります。

また、逆走ならぬ、逆駐(進行方向とは逆に駐車すること)も危険です。これも道交法違反。現場で声をかけると、「みんなやってるから」とのこと。返事に困りました。

歩道が整備されている道でも、マラソン大会のように車道を走るジョギングランナー。道路交通法では、歩道がある場合は歩行者は歩道を通行する義務があります。以前、声をかけると、「歩行者じゃなくて、ランナーだ」と言われました。返事に困りました。

また最近は市役所周辺を走る「電動キックボード」。一時停止無視、信号無視など、やたらと目にします。

しっかり取り締まった方がいいと思います。

「闇バイト」について 6568

未分類 / 2024年10月29日

昨日はご挨拶まわり。昼は味奈登庵でカレーうどん。選挙結果と共に、青葉区鉄町で発生した強盗殺人事件を受け、地域防犯の話になりました。

先日、日経新聞コラム「春秋」が闇バイトについて記していました。

「段ボールを運ぶだけ。1件5万円から」「電話受付のお仕事です。限定3名様5万円~」。これを怪しいと見抜けるか。東京都が特設サイトで紹介するクイズである。できて当たり前、ではない。高校生250人に聞いたところ、全問正解はわずか2割だったそうだ。

闇バイトがいかに危ないかが、若者に届いていない――。社会学者の廣末登さんは、近著でそう警鐘を鳴らしている(「闇バイト」)。危険な誘いはSNS上にあふれているのに、ネットニュースすら読まない大学生も少なくないという。最近またも首都圏を揺るがしている広域強盗事件でも、若い容疑者の検挙が目立つ。

オレオレ詐欺は高齢者らを言葉巧みにだます分、技術や訓練が要る。それに比べて、強盗は実行犯に求められるスキルが実は高くない。ATMなどで詐欺対策が進んでいることもあり、犯罪集団が強盗へと軸足をシフトしているのでは。廣末さんはそうみている。だとすれば、粗暴な事件はまだまだ起きうるということか。

静かな暮らしに突然押し入られる。体感治安の悪化は鮮明で、警察の危機感は強い。「末端の実行役は捨て駒」が常識だ。個人情報を握られ、逃げれば殺すと脅される。要は手を出せば終わりなのだ。「闇バイトは破滅しか生みません」。廣末さんはかつて逮捕された当事者の声を紹介している。知らなかったでは済まぬ。」

安全が当たり前の社会づくりを、生活現場の声を頂きながら、具体的に、着実に作り続けます。