
昨朝、青葉区にある翰林日本語学院の先生と共に特別養護老人ホーム・創生園青葉へ。技能実習、特定技能の制度により、介護業界で活躍する外国の方が少しづつ増えています。留学中の学生さんも、週28時間以内ならアルバイトが可能。興味のある方がいればぜひ挑戦して頂き、本格的に「やってみたい」となれば、将来的に日本で働くもよし、その経験を本国で生かすのもよし。大事なことは若者の可能性を広げることと思い、マッチングに動きました。双方ともお喜びいただき、興味のある学生さんをご紹介することはもとより、世界における日本の介護業界の現在地、外国人材から選ばれる日本へ等、幅広い議論の場となりました。今後が楽しみです。
先の本会議では、人手不足とされる各種業界の人材確保の観点から、特に保育・幼児教育分野及び介護分野について質問しました。
「エッセンシャルワーカーの人材確保は待ったなしの課題です。
(質問)まず、保育・幼児教育分野についてですが、現在、コロナ禍の厳しい状況が続いていますが、今後も働き続けたいと思って頂ける支援が重要です。
そこで、(1)保育士・幼稚園教諭等が、やりがいをもって働き続けるための取組について市長に伺います。
(市長答弁)施設長等に対する組織マネジメント等講習や保育士確保コンサルタントの派遣などを通じて、各施設での人材育成や風通しの良い組織作りを支援していきます。また、4年度からは、これまでの処遇改善や宿舎借り上げ支援に加えて、保育士等の離職防止を目的とし、社会保険労務士による相談窓口を新たに設置するなど、働きやすい職場環境作りに取り組んでまいります。
(質問)人材確保は、現在働く方々への支援と、将来に向けての取組が必要です。保育園や幼稚園の現場は、「仕事のわりに給料が低い」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、保育士の給与面においては、我が党の国会での取組により、平成25年度から毎年のように賃金が改善されています。令和2年の国の統計によると20代前半の平均年収は、保育士は約305万円、一般事務は約270万円となっています。これに加えて本市では、市独自の処遇改善や、住居支援などを行っています。まだ不十分なところもありますが、メディアなどによる、年齢、年代も関係ない、全産業の平均との比較などなると、客観的な情報が世間に伝わらないように感じます。
将来に向けた人材確保においては、中高生、またその保護者に対しても、この仕事が人を育てる大きなやりがいと、魅力にあふれていることをしっかりと情報発信していくことが重要です。
そこで、(2)「保育士・幼稚園教諭等の新たな人材を確保していくために、情報発信をしっかり行うべき」と考えますが、市長の見解を伺います。
(市長答弁)これまでも高校生へのインターンシップの実施や、中高生向けの動画作成などに取り組んできました。これらに加えて新たにSNSを活用し、幅広い世代に向けて保育・幼児教育の仕事に携わるやりがいや魅力、給与等の待遇面のPR強化を図ります。
横浜で働く魅力を今まで以上に発信していくことで、長期的な人材確保 に取り組んでまいります。
(質問)また、介護分野について伺います。
介護職員においては本市では、3年後の2025年の人材不足数が約6500人と推計されるなど、大変厳しい状況です。
これまでも様々な人材確保策を進め、来年度の予算案にもありますが、高まる介護ニーズに対応するため、まだまだ手を打っていかなければなりません。
そこで、(3)介護分野における人材確保に向けた今後の取組について、市長に伺います。
(市長答弁)これまで外国人の人材確保や、資格取得と就労の一体的支援など様々な人材確保策に取り組んできました。令和4年度は、コロナ後を見据え、外国人介護人材の受入れを推進するため、新たに事業者向けセミナーや、受入施設の職員向け研修を実施いたします。
また、介護ロボットやICTの導入支援を拡充して、業務の効率化や職員の負担軽減を進め、定着を支援いたします。これらの施策を進めるとともに、さらなる支援策を検討して、介護人材の確保に取り組んでまいります。
(質問)これまで国でも、本市でも、様々な対策を行ってきましたが、これまでは、短期的な対策に終始してきた感があります。
事業者の努力に任せることには限界もあり、行政としても、より中長期的な視点で、さらなる対策、特に若い世代への対策に取り組んでいく必要があります。
先程の保育士・幼稚園教諭等についても同じことがいえますが、例えば、小・中学生のころから人の命の大切さや、人に関わる仕事の重要性や魅力を伝えることで、将来介護分野及び保育・幼児教育分野で活躍する人材が増えるのではないでしょうか。こういった観点から、
(4)「教育委員会ともしっかりと連携し、戦略を持って横浜の未来を担う人材の育成を進めるべき」と考えますが、市長の見解を伺います。
(市長答弁)人材確保のためには、多様な人材層へのアプローチをしていくことが必要であり、小学生・中学生にも介護や保育・幼児教育の仕事に触れて理解してもらうことは、将来の人材確保のために大切なことと認識しております。
教育委員会と連携をし、介護職員や保育士、幼稚園教諭等の仕事のやりがいや魅力を伝える機会を設けるなどの取組を推進してまいります。
(要望)問題解決に向け、局を越えて連携し、一丸となって対応していくことを要望し、次の質問に移ります。」
人材確保の方法は柔軟に考え、一歩を踏み出すことが大事かと思います。
どんな立派な話でも、どれだけ理屈をこねくり回しても、大事なことは、その人が具体的に何をしたか。
万の言葉より、ひとつの行動が大事だと思います。
引き続き、取り組みを進めます。