安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

常識超える「素人力」について 5658

未分類 / 2022年5月5日

20220504ダイヤモンドムーン桂先生 (2)昨朝、同い年の友人「ドクター K」と青山一丁目にある矢沢永吉さんのオフィシャルショップ「ダイヤモンドムーン」へ。先日、同店が昨年末のコンサート映像を、店内で無料放映すると発信。私は長年のファンクラブメンバー。幸いにして座席権をゲット。日頃は多忙を極める「ドクターK」。共に非日常をエンジョイ。友好を深めました。

現在、72歳の矢沢さんですが、若い方を中心に、まだ新しいファンが増えています。その魅力には、変わらない「何か」があります。

先日、日経新聞「ヒットのクスリ」に、「業界の常識超える「素人力」」と題した記事がありました。市場を「つかむ」ことについての記述でした。

「伝説のプロレスラー、ジャイアント馬場は全日本プロレスが盛り上がらない中、週刊プロレスの記者などが提案した対戦カードを組んでみた。馬場には興味が持てないカードだが、これが観客に大いに受けた。

馬場には理由がわからない。しかし記者はファンの心が分かった。それはプロレスファンだからだ。以降、馬場は自分の価値観に固執することをやめた(柳沢健著「1964年のジャイアント馬場」より)。

企業が市場を見誤ることは珍しいことではない。経験則や自社の都合からマーケティングを進める結果、消費者不在のビジネスを展開するからだ。プロレスの事例のように、企業が「やりたいこと」と消費者が「見たいこと」は違う。どこまでユーザー目線を理解できるかが、市場をつかむ条件となる。

急成長する企業は、古びた業界の論理に従わない「素人力」が、発揮できている。化粧品会社のプレミアアンチエイジングもその一つだろう。

投資ファンド社長などを経て、2008年に大手テレビ通販会社に入社した松浦清氏は、同年秋に起きたリーマン・ショックでも成長力が衰えない通販事業に潜在力を感じた。しかもちょうどスマートフォンが登場し、デジタル販売チャネルの可能性を強く確信した。

そこで10年に起業を決断。その際、斜陽の衣料品市場を独自のモデルでブルーオーシャン(未開拓市場)にしたユニクロを手本とした。レッドオーシャン(競争の激しい市場)ながらリピート需要が強く、単品の強さで成長できる分野とは?

答えは化粧品だった。中でも未来の肌のための土台を作るメーク落としのクレンジングを選び、DUO(デュオ)「ザ クレンジングバーム」を発売する。

ネットを主要な販売チャネルとして位置づけただけでは勝てない。商品開発を任せたのは化粧品業界出身の社員ではなかった。女性誌などにコスメ評価などを執筆していた”コスメフリーク”を採用したのだ。「玄人はどうしても自己満足に陥ってしまう」(松浦社長)との考えからで、プロレスの対戦案を作った記者のように消費者目線からの開発を徹底した。

(中略)

その後も米倉涼子さんが一風変わったパフォーマンスで出てくるCMのオールインワン化粧品「CANADEL」などを発売し、新興勢力として足場を固めている。消費ビジネスの対戦相手は同業ではない。あくまで観客という業界の常識が通じない相手なのだ。」

確かにそうだなと思いました。

「企業が「やりたいこと」と消費者が「見たいこと」は違う。どこまでユーザー目線を理解できるかが、市場をつかむ条件」とは、どこの世界にも通じる真理かと思います。

他方、知らぬ間に「自己満足」ということがあります。バランスの悪い、偏ったのは注意ですが、客観的な第三者の目は大事。聞けなくなったらマズイと思います。

公明党の進める「政治改革」について 5657

未分類 / 2022年5月4日

IMG_0370 ( ((2 (2)昨日の午前・午後の2回、山口那津男代表が三浦のぶひろ参議院議員と共に、桜木町駅前で街頭演説。憲法記念日の昨日、弁護士でもある山口代表は「戦後、日本は憲法が掲げる『恒久平和主義』『基本的人権の尊重』『国民主権』の3原理をしっかり保ち、貫いてきた。戦争の惨禍を繰り返さず、恒久平和をめざすことが憲法の決意だ」と力説。その上で、ウクライナ危機に触れ、「日本は平和国家として国際的な信頼があるからこそ、世界の先頭に立って平和をつくり上げる責務がある」と訴えました。昨夜は50年以上にわたり裁判所関係の職場に奉職された方の通夜に参列。憲法を想う一日でした。

公明党の果たす役割が益々大きくなっていることを感じます。

先日、公明新聞コラム「座標軸」が公明党が進める政治改革について記していました。

「自民党に飲み込まれる」「公明党は埋没」。1999年10月に公明党が連立政権に参加した当時、こうした声がマスコミや評論家から出ていた。

それが全くの的外れであったことが、2カ月後には明らかになる。同年12月に政治資金規正法が改正され、「政治腐敗の温床」とされてきた政治家個人への企業・団体献金が禁止されたのだ。公明党の強い主張で実現した。

2000年11月には、国会議員や秘書らが、あっせん行為(口利き)の見返りを得ることを禁止する「あっせん利得処罰法」が制定され、07年12月には、1円以上の領収書の公開を義務付けた改正政治資金規正法が成立した。「政界浄化の公明党」の面目躍如である。

国会議員の特権にメスを入れたのも公明党だ。勤続25年以上で支給される月額30万円の特別交通費は02年に、勤続50年以上で年額500万円支給される憲政功労年金は03年に、それぞれ廃止された。公明党は「埋没」するどころか大きな存在感を示したのだ。

今国会では月額100万円の文書通信交通滞在費(文通費)の日割り支給が実現した。公明党が10年の参院選で掲げた政策である。国民の信頼なくして政治を前に進めることはできない。これからも公明党は、政治改革をリードしていく。」

 大事なことは、「何を言ったかでなく、何をやったか!」。公明党の挑戦が続きます。

「ウクライナ・カフェ」について 5656

未分類 / 2022年5月3日

IMG_0370 ( ((3)昨日、三浦のぶひろ参議院議員と共に、みなとみらいのパシフィコ横浜に開設された「ウクライナ・カフェ」へ。「携帯電話の契約ができません」とはウクライナ避難民の方の声。法律に絡む問題であり、三浦議員が早速動き出しました。

テロや特殊詐欺等への利用を防止するため、「携帯電話不正利用防止法」に基づき本人確認が必要になっていますが、着の身着のままに避難してきた人々にはパスポートもありません。出入国管理庁により「ウクライナ避難民であることの証明書」が発行されていますが、それでは本人確認書類としては不完全とのこと。よって出入国管理庁から「在留カード」(日本に入国してきた外国人に対して、国内での滞在や活動を許可する資格 入国のための推薦状となるビザとは異なる)を取得することが必要とされていますが、そもそも「在留カード」は本国にある日本大使館等での様々な手続きを経て、日本入国後に取得するもの。法の精神を守りつつ、避難民に寄添った対応が求められます。

先月、横浜市はウクライナからの避難民を支える「オール横浜支援パッケージ」を策定。避難民等支援対策チームが、在日ウクライナ大使館とも連携しながら、市民・企業・関係機関等の皆様と一体となり、避難民の皆さんの生活を支援しています。

また、戦災から逃れるという過酷な経験をされた方々へ、衣食住だけでなく、ホスピタリティを提供する交流拠点として「ウクライナ・カフェ」を開設。①ホスピタリティの提供(避難民同士が母国語で交流・情報交換し、安心感を得られる場の提供、企業からの寄附やボランティアの方々からのお申し出を繋ぐ場の提供)②文化交流の場の提供(ウクライナ料理教室等、避難民の方々が主体となるイベントの開催)を行っています。

4月25日現在、21組40人が横浜に避難されています。市として生活支援はもとより、専門職員をつけて不安やお困りごとの支援を実施中。市内12か所の相談窓口には、これまで148件の相談があり、入国後の生活に関することが72件。日本人からの支援の申し出が62件とのこと。また、元々市内在住のウクライナ人は100名超だそうですが、そうした方々の声も伺いながらニーズに応えていくとしています。

まだ始まったばかりであり、先の見えない支援活動が続くことになりますが、市はもとより、市民の皆さん、民間企業や各種団体等の方々と一緒になって、「オール横浜」で支援していくとしています。

横浜市の国際交流を先頭に立って推進してきた公明党として、更なる支援策の充実を目指します。

「看板」と「感謝」について 5655

未分類 / 2022年5月2日

IMG_0370 (1 (((昨日は早朝から立看板の設置及び区内各地にある看板の点検へ。三浦のぶひろ参議院議員の新たな看板も設置しました。場所を提供して頂く方、設置・管理にご協力頂く皆様に心から感謝です。

先日、コラム「名字の言」が記していました。

「改めて感謝の字義を調べてみた。「感」は心を強く動かすこと。「謝」は「言」と「射」が組み合わさった文字で、「射」は張りつめた矢を手から離したさまを表している。矢を射ると緊張が緩むことから、言葉にすることで緊張や不安がなくなって楽になる、との意があることを知った。

「感謝」は、相手も分かっているだろうと、自分の胸の中にとどめるのではなく、実際に言葉にして発することで伝わる。お世話になった友人、疎遠になっている知人の笑顔を思い出し、元気な「声」を届けに出掛けてみよう。」

このGWも対話を大事にしています。一方、「ありがとう」の反対は「当たり前」。

その言動と結果を見ればすぐにわかります。

残念な輩にならないよう、お応えすべく頑張ります。

チョコ襲う「侵攻」の苦みについて 5654

未分類 / 2022年5月1日

IMG_0370 (2) )昨朝、弁護士と共に市民相談の現場へ。悩ましい問題。GWも社会は動いています。その後、長津田駅前の緑区民文化センター「みどりアートパーク」へ。現在、青葉公会堂が工事中のため、初めて利用することになり、現場を確認しました。ウイズ・コロナでの利用増、青葉区からの利用者含め、同会場の稼働が上がっているようです。

ところで、あらゆるものに影響を与えているウクライナ危機。先日、日経新聞が「チョコ襲う『侵攻』の苦み」と題して記事を掲載していました。

「チョコレートに原料高の波が押し寄せている。油脂に用いるヒマワリ油の価格がロシアのウクライナ侵攻による供給不安で高騰している。両国のヒマワリ油は世界輸出量の7割を超え、世界への影響が広がりそうだ。

チョコレートはココアパウダーや砂糖に、口どけをよくするための油脂などを加えてつくる。欧州は一般にココアバターを使うが、日本のように夏の暑さが厳しい国や新興国は代用油脂を使うことも多い。ココアバターより熱に強く、価格も2割ほど安いとされる。(中略)

ヒマワリ油は代用油脂の代表的な原料の一つだが、ウクライナ危機で価格は急上昇した。米調査会社S&Pグローバル・プラッツによると、ウクライナ産(FOB=本船渡し)は3月中旬に1トン2600ドル前後と侵攻前に比べ76%急騰。4月中旬時点でも3割ほど高い。

ヒマワリ油は世界生産の6割近くをウクライナとロシアが占める。20~21ヒマワリ油年度(20年9月~21年8月)の輸出量は両国合計で852万トンと、7割を超えるシェアを持つ。危機を受けて、米農務省は8日発表の需給報告でウクライナの21~22ヒマワリ油年度の生産量・輸出量見通しをそれぞれ従来よりも1割強引き下げた。

貿易統計によると、日本が輸入するヒマワリ油類(紅花油を含む)に占めるウクライナ産とロシア産の割合は21年で計3割程度。危機の混乱で供給不安が長引けば、他国産の引き合いが強まって輸入価格全体を押し上げる可能性がある。」

それでなくても、毎年チョコレート関連商品の大きさや数などが減っていることを感じていましたので、「更にどうなるのか」、気になるところです。

「55歳の体、未知なる実験」について 5653

未分類 / 2022年4月30日

IMG_0370(1)昨朝、YKCシニアサッカー大会及び中学生女子サッカーチーム・日体大「ビーネ」の練習が行われていた谷本公園へ。サッカー仲間の方々から伺っていた、市の施設予約システムの改善に関する要望が実現することになった旨を報告。より多くの団体が利用できるよう、空いているグラウンドを無駄なく使えるようにするための改善提案。市の収入も増えることになります。局を超えてのシステム改善の一部として着手するため、少し時間はかかりますが、声がカタチに!真摯に受け止めて頂いた当局の皆さんに感謝です。

先日、日経新聞コラム「サッカー人として」に元サッカー日本代表の三浦知良選手が「55歳の体、未知なる実験」と題して記していました。

「65分、45分、45分、74分。コンスタントに出場を重ねるなかで僕の状態は徐々に上向いている。試合でプレーすることを体が思い出し、なじみだしている。

でもこの先、体というマシンがどう反応するかは僕も正直、分からない。20代や30代、40代前半であれば「こうすればOK」という答えが思いつくけど、今の僕にはマニュアルがない。探り探り、未知なる実験。

麦茶は体にいいからと麦茶だけにしたら、理想の体重から離れてしまったときがある。人工の甘味料や甘いものの取り過ぎは良くないと専門家から聞き、節制に励んだらエネルギー切れに似て動きが落ちたり。はたまた「こんなに食べて体重も増えて大丈夫かな」と心配していたら、かえって力が満ちて好調だったり。

かなり食べて寝て、起きて体重を量ったら就寝時より2キログラム弱も減っていた朝には、自分の体はどうなっているんだと驚いてしまう。代謝がいいのか、異常なのか……。どうも僕の場合はあれはだめ、これもだめと神経質なときの方が体としてはうまくいかないみたい。どうしたらいいか正解を教えてほしいです。

出場時間が短ければ次の日は朝から筋トレで負荷をかける。長くプレーした翌日はピラティスで体をほぐしつつインナーマッスルを整える。調整は一筋縄ではないけれど、くじけはしない。74分プレーした日は終盤もパフォーマンスが落ちる気がしなかった。プレー時間が長ければネガティブ面だけでなくポジティブ面も多く見つかり、フィードバックを積み上げられる。

チームとしても5試合を経て、やろうとするサッカーが定まってきた。個々の役割が明確になり、その中で僕も「居場所」をつかみつつある。ボールにより関わり、決定的な仕事にも少しずつ近づいている。

チームの成長に沿いながら個人も成長していく。鈴鹿のスタイルがより強固になるのは夏から秋にかけてと思っている。そこで僕がどんな状態でいられるか。良化しているかも、悪化しているかもしれない。予測はつかない。

ただ、答えの見えないことを、僕は楽しんでいく。つつがなく55歳のシーズンを過ごすことが「成功」だとも思っていない。J3昇格への貢献のために、鈴鹿にいるわけだからね。」

私も同じ55歳。「答えの見えないことを、僕は楽しんでいく」との言葉。

言ってみたいです。

首都高横浜北西線とJR在来線「6割が廃線水準」について 5652

未分類 / 2022年4月29日

20180901北西線視察昨日はこどもの国駅前で街頭活動の後、市会、ご挨拶まわり、夜は地元の会合へ。

一昨日、市の道路局から、首都高速道路が作成した横浜北西線開通2年後の利用台数推移の資料が送られてきました。2020.3.22に開通した横浜北西線。その交通量は開通以降、着実に増加し、開通2年後の2022.3時点では約4.7万台/日 。また、横浜北西線開通前(2020.2時点)と比較し、横浜北西線と連続する横浜北線の交通量は2022.2時点で 約2.1万台/日増加。一方で、並行する保土ヶ谷バイパスの交通量は2022.2時点で約1.3万台/日減少したとのことです。(写真は2018年9月1日、当時の石井国交大臣と建設現場視察)

そもそも横浜の南北を結ぶ大動脈が国道16号・保土ヶ谷バイパスしかなく、慢性的な渋滞の解消による経済対策と共に、災害対策、緊急輸送などの観点から建設された北西線。その効果がしっかりと現れていることがわかります。

交通インフラの整備は、街の発展に欠かせないものではありますが、移動手段についても、利用する人が減れば、維持することも難しくなります。

先日、日経新聞が「JR在来線、6割が廃線水準 20年度はコロナで乗客急減 地方自治体、警戒強める」と題して記事を掲載していました。

IMG_0370 (1 ))「新型コロナウイルス禍でJR旅客6社の地方路線の苦境は一層鮮明になった。1キロメートル当たりの在来線の1日の平均利用者数が「廃線基準」に当たる4000人を割り込んだ路線は2020年度に約6割に達し、コロナ前の4割から拡大した。JR西日本は今回、経営がより厳しい2000人未満に絞って線区別の収支を公表。バス転換などを含めた今後の協議で理解を求めたい考えだが、自治体は警戒を強めている。

4000人未満は、1980年施行の国鉄再建法で鉄道からバスへの転換が適当であるとされた目安だ。87年の民営化と前後して各地でバスや第三セクターへ転換された。当時はピーク時輸送量や道路の整備状況などを勘案して一部は対象から外れたが、人口が減少し道路整備も進む中で状況は変わりつつある。

国土交通省によると、20年度は在来線路線距離の57%で4000人を下回った。国交省の鉄道統計年報をもとに各社の利用実績から算出すると、18年度は42%。コロナの影響で20年度は利用者の落ち込む路線が急増した。(中略)

国土交通省は2月から経営環境の厳しい地方路線の改革案について検討を始めた。沿線自治体と鉄道事業者の協議をどのように進めるかや、鉄道として残すべき路線の評価、指標についてなどを論点とする。またバスなどへの転換の際の財政支援など国の制度、財政面での支援について話し合う。7月までに報告書をまとめる。」

横浜市は、異なる状況ではありますが、電車もバスも利用者が減ることで「日常の足がなくなる」との懸念は他人事ではありません。コミュニティバスでもなくなってしまう現実があります。

先日、NHKニュースである地方都市では、廃線となったバス路線に、連合町内会がボランティアバスを走らせていているとの情報を目にしました。

地域交通問題の解決。都市部も含め、地方自治体にとって最重要課題のひとつになっています。

「生物はなぜ死ぬのか」について 5651

未分類 / 2022年4月28日

IMG_0370 (1 ))昨日は温暖化対策・環境創造・資源循環常任委員会。1年間、委員長職に就かせて頂き、昨日が最終委員会。この1年間を振り返ると、議員提案にて制定した「横浜市脱炭素社会の形成の推進に関する条例」や「SDGs未来都市・横浜の取組」「横浜みどりアップ計画の推進」「プラスチック対策の取組」など、大変重要な案件について様々な議論を行い、委員会として精力的に活動を行うことができました。ご協力頂き、お支え頂いた各議員、市職員、多くの関係者の皆さんに感謝です。

人は生き物。次の世代が安心して過ごせる環境をつくり、バトンタッチすることが大事。

先日、昨年4月出版された「生物はなぜ死ぬのか」(講談社現代新書)についてNHKニュースが取り上げていました。生物学の視点で死を解説した新書が10万部以上売れているとのこと。これまでの死生観を変える1冊とされています。

番組では、著者の東京大学定量生命科学研究所の小林武彦教授へのインタビューが紹介されていました。興味深いです。

<コロナ禍で考えさせられる“死”>

――著書が多くの人に読まれているのはなぜでしょうか。

小林:こんなに多くの方に読んでいただけるとは思っていませんでした。ちょうど時代がコロナ禍というのが理由の1つかもしれません。私たちは、何もないときには「なんとなくあと何十年ぐらいは大丈夫かな」と、死があまり現実味を帯びてないと思います。

ただ新型コロナで、連日の死者何名だと報道されると、死を最終的な人生のゴールとした場合には、ゴールの方から近づいてきたようなイメージがあって、ちょうど私の本が心に入ってきた方がおられたのかなと思います。

私は生物学者なので、人の死だけを書いているわけじゃなくて、生き物全般に共通して存在する死の原理、原則について書いていますが、こういった今の時代も、読まれていることに関係しているのかなと思いますね。

<これまでの死生観を変える「生物はなぜ死ぬのか」

“生物学からみると、これまでの無数の死があるから進化し、私たちが存在する”>

――生物学からみて“死”は、どういうことでしょうか。

小林:まず皆さんにご理解していただきたいことが1つあります。それは「生物は進化が作った」ということです。勝手にぽっと現れたのではなく、進化の結果、生物が出来たと。

進化には、進化のプログラム、進化の法則というものがあって、簡単に言うと「変化して選択される」ことです。変化というのは専門用語で言うと変異です。遺伝情報が変わること、性質が変わること。姿、形が変わること。これが変化です。

続いて選択について。生物が変化した中で、たまたま、あるいは偶然、あるいは何か都合がよくて生き残るものがいるんですよ。生き物の最初はものすごく単純な物質でした。これが変化して自分で増えるようになった。その中で増えやすいものだけが生き残ってきた。これが「選択される」ということです。この変化と選択を繰り返すことが、進化のプログラムです。

他の選択されなかった生き物はどうなったかというと、分解して材料になったんです。それが生物学からみた死です。ですから、変化して作りかえられて新しいのができて、他はまた分解して材料になって、また新しいのができて、よいもの・増えやすいものが残って…という進化のサイクルは生命が誕生した38億年前からずっと続いています。その結果が、いまの私たちなんです。

だから進化というのは、目的があってこうなろうと思ってなったのではありません。偶然、変化と選択を常に繰り返すことによってその都度、その都度、都合のいい形、性質を持ったものが生き残ってきた。その結果、私たちが存在している。ですので、生物学から見ると、これまでの無数の死があったから、進化できて、私たちが存在しているんです。

<進化は “運がいいものが生き延びた”結果>

――生物の進化は、生き残るためにあるイメージでしたが。

小林:進化って、強いものが生き残るというイメージあるかもしれませんけども、実際にはそうじゃないですね。偶然がほとんどです。どうしてかというと、地球の環境ってものすごく変わりやすいんです。その中で、生き延びたのは強いものというよりも、運がいいもの。隠れるのがうまかったり、小さい生物など、いろんな性質が関係して生き残ってきたんですよ。

例えば、3億年ぐらい前の古生代。恐竜の時代が中生代なので、古生代はその前の時代です。この時代には、羽を広げると70センチのトンボがいました。これは肉食で強いと想像します。ただ、この大きなトンボはあっさり絶滅しました。今どういうトンボが残っているかというと、例えば蜻蛉(かげろう)。成虫になったら、数時間から数十時間しか生きられない本当につかの間の命です。あまりにも短いから、口すらないんです。そんな一見弱そうな生き物が生き残っていて、幅70センチあるトンボは絶滅しているんですよ。だから、強い方が生き残ったんじゃない。たまたまその条件で生き残れるものが生き残れた。

地球の環境は、長い目で見ると暖かくなったり冷たくなったり、空気の組成が変わったり、いろいろ変わっているんですよ。その中で、たまたまその条件で生き残ったということなんです。

中生代の終わり、今から6650万年前にユカタン半島に巨大隕石(いんせき)が落ちました。それで気候の変動が激しく起こって、恐竜が絶滅しました。恐竜だけじゃなくて、中生代の生き物の約70%が絶滅しました。その中でたまたま生き残ったのが、われわれのご先祖・小さな哺乳類です。たまたまの理由は隕石です。それまで地球を支配していた大型のは虫類、恐竜がいなくなったおかげで、われわれの小さなご先祖である哺乳類は適応し、いろんな場所で進化して、子孫がずっとずっとわれわれまでつながっているわけです。

<“子孫を残すために進化”は “人間の創造”>

――いま、私たち人間が存在するのも偶然なのですね。しかし、人間をはじめ多くの生き物が生きたいと思い、子孫を残してきていると思いますが。

小林:そういうふうに思うのは、私たちが主体として生きているからです。進化の長い歴史の中では、そういう生物が生き残ってきただけですね。例えば、すべての生物は、怖い物から逃げる、痛いものを避ける、逃避本能や生存本能があります。これがなければ生き残るわけがないですから。そういった逃避本能だとか生存本能が強いのが生き残ってきたんです。

<ウナギが深海で産卵するのも“進化の選択”>

何か目的があってこうなろうと思ってなったのではなくて、どういうものに選択圧がかかったかということが重要ですね。

例えばウナギ。ウナギはものすごく遠くに行き、200メートルぐらいの深さに行って卵を産みます。だから、いまだにどこで産んでるのかよく分かっていません。そこでふ化してシラスウナギっていう、小さいウナギが戻ってきます。

じゃあ何でわざわざそんなことをしているかというと、説明できません。それは結果だからなんですよ。より遠くで産むから、卵が食べられなくて生き残れたんですね。それをずっと繰り返しているうちに、もうすごく遠くになっちゃったんですよ。

たまたま最初からそこに行こうと、すごい深海に卵を産もうと思っていた、そんな物好きなウナギは1匹もいなくて、そういうウナギが多様性の中でたまたまいて、それだけが生き残れたんですよね。

いろんな生き物を見ていると、すべての生き物にこうした結果があります。なので、目的を設定するのは、人間には知性があって、物語を作ろうと思う、ある意味、人の創造性によるものだと思いますね。

<人間にとっての死と老化>

――人間は死を恐れますが、どのように向き合っていけばいいと思いますか。

小林:人間には知性があります。また社会性のある生き物なので、他の動物以上に死を恐れます。自分が死んだら周りの人が悲しむだろうなという想像力もあります。ただ、死は100%きます。それをどうやって理性的に受け止めればいいのかっていうと、やっぱり頭で分かっていても、受け入れるのは非常に難しいと思います。

“老年的超越”という概念があります。例えば85歳とか90歳とか、そのぐらいまで年齢が達すると気持ちが楽になるっていうか、幸福感に満たされる。若いときには、どんな幸せそうなことをやっても、なかなか幸福感に満たされることはない。でも、これがだんだん年をとってきて、ある程度いろんなことを達成してきて、多くの失敗を反省しつくすと、だんだん幸福感に満たされてくると。それがある意味、老化の意味かなと思います。

<“今こそ生物学を学んでほしい”と語る小林教授 多様性はなぜ必要か>

――いま、地球環境が大きく変化しています。私たちにどのような影響があるのでしょうか。

小林:残念なことに、地球は第6回目の大量絶滅期に入っています。その前の5回目は、恐竜など地球上の生き物の約70%が絶滅した中生代の終わりの大量絶滅です。今は800万種ぐらい地球上には生き物がいると推定されていますが、今から十数年の間にそのうちの100万種ぐらいが、この地球から消えて無くなるんじゃないかと言われております。それはとりもなおさず、人のせいです。環境変動のせいです。やっぱり多様性が減るということに関して、われわれはあまり危機感を持っていないのかもしれません。なぜなら、そういうことにあったことがないからです。

でも、実はすごく重要で、生物学者は多様性がとても重要だと思っています。例えば、ゴキブリとか人の血を吸う蚊とか、こんなのいなくてもいいって思っている人いるかもしれません。でも、生態系の中でわれわれは全部つながっていて…つながっているというのは、もともと1個の細胞から全部始まっているんです。それが進化して、38億年かけて進化してすべての生物になっているので、もともとみんな兄弟っていうか親戚なんですね。つながりがあるんですよ。お互いの多様性というか、違う種類でも支え合っているんです。

例えば、多様性の重要性をいちばん簡単に説明する例は、ハチです。ハチに直接お世話になっている人は少ないと思うんですが、実は日本の農作物の7割から8割ぐらいがハチによって、花粉が媒介されています。ハチがこの世から消えたら、農作物は打撃を受けて、生産量が減ります。そういう関係は実はたくさんあります。昆虫が1種類減っただけで、絶滅のドミノ倒しが起こるんです。それが起こった時にはもう手遅れだと思います。人間が巻き込まれる可能性もあると思います。人間はいろんな生き物を食べながら生きていますが、その食べるものが減ってしまった場合には、生きていけないので。

多様なものが地球にたくさんいて、その中で進化が起こるということが、ずっと地球が繰り返してきた中で、今、急激に多様性が減少しようとしていている。今後どうなるのかっていうのは非常に心配ですね。

――多くの人に生物学に親しみ、考えてもらいたいことはありますか。

小林:私がいまいちばん危機感を持っているのは環境問題です。受験の関係もあって生物学を勉強する高校生が少なくなっていますが、やっぱり若いときに自然の中で親しんでもらいたいです。環境が重要だとか、多様性が重要だとか、いろんな生き物が世の中にいる、あるいは森は気持ちがいいなとか、ペットをかわいがったり。そういった生き物との触れ合いを子どものときに体験してもらうことで、いま地球で起きていることを実感できるのだと思います。ぜひ、大人も子どもも生物学の奥深さを知ってもらいたいですね。」

示唆に富む内容だなと感じました。

「人間が死を恐れるのは、知性と社会性と想像力があるため」

「老化とは、多くの失敗を反省しつくし、幸福感に満たされてくること」

「地球上に800万種ぐらいの生き物がいるが、今から十数年の間にそのうちの100万種ぐらいが、この地球から消えて無くなる。それは多様性を認めない人のせい。環境変動のせい」

偶然を説明するなど、難しいことはわかりませんが、まわりを大事にしながら生きることが、動物としていいことなんだろうと感じました。

「自由と規制の調和」について5650

未分類 / 2022年4月27日

IMG_0370 (1 ))昨日は郊外部再生・活性化特別委員会等々。米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク氏による米ツイッター社買収提案について、同社がマスク氏の買収案を受け入れるとの報道がありました。買収総額は440億ドル(約5・6兆円)。朝日新聞によりますと「世界一の富豪が、利用者2億人超のSNSを所有することになる」とのこと。

今週、ツイッターなどSNS関連各社の決算発表が予定されています。今や人間社会になくてはならない存在ともいえるSNS。様々な課題が指摘される中、公共性が求められる一方、それがお金で買えるとなると難しいものがあります。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「映画のスケジュールの確認は、もっぱら情報誌「ぴあ」に頼っていた。そんな熟年世代もおられよう。名画座で本誌を提示すると、料金が割引になった。もう一つの楽しみは、誌面の端のスペースの読者投稿欄だった。若者が日常の喜怒哀楽や時事問題のネタを寄せた。

これは1984年の投稿だ。「絶望的に似ているソックリさん。専売公社の『健康のため吸いすぎに注意しましょう』とサラ金(消費者金融)の『ご利用は計画的に』」。秀逸な文章には共感の輪が広がった。アナログの極みだ。でも、100字程度の短文投稿は、今のツイッターに似た交流の機能を果たしていたようだ。

もちろん、すべての投稿が掲載されたわけではあるまい。不適切な表現は、編集者がボツにしたのだろう。「あのう、『ブリッコ』って秋田じゃ、ハタハタの卵のことなんですよ」。81年の作品だ。当時、「かわい子ぶりっ子」という流行語があった。あるアイドルの身ぶりが思い浮かぶ。ほのぼのとしていて、罪がない。

米起業家イーロン・マスク氏が米ツイッターの買収を提案した。投稿の削除やアカウント停止は言論の自由を阻害する、との立場という。世論操作にSNSが利用される時代だ。自由と規制をどう調和させるのか。そう言えばあの雑誌の投稿欄は「はみだしYOUとPIA」。ネット空間を言論の理想郷にするのは難しい。」

平和利用を大前提にお願いしたいです。

横浜市「地域交通の維持・充実」について 5649

未分類 / 2022年4月26日

FullSizeR - 2022-04-19T225103.530昨日は市民相談対応の後、ご挨拶まわり、市会での団会議、打ち合わせ等。登庁前、市民相談の現場を二度目の確認。住吉神社前交差点、奈良町側にある「北ヶ谷」バス停。神奈中、東急、市バスの3社が利用する場所ですが、停留所看板が重なり視界を遮り事故の原因に。対策を進めます。

一方、コロナの影響を大きく受ける公共交通各社。乗客の減少から、便数の見直しと共に、路線の統廃合が進められていますが、「日常の足」は確保していかねばなりません。

先日の本会議では「地域交通の維持・充実」についても取り上げました。

「我が党では定例会ごとにこの問題を取り上げていますが、生産年齢人口の減少、働き方の変化などにより、路線バスの減便が進むなど、地域の足に大きな影響が生じています。特に運転免許返納、バス停まで歩くのがつらい高齢者の方にとっては、買物や通院もままならず、日常生活における死活問題になっています。

一方、関係局が多い取組のため、「実験の結果がまとまらない」、「検討に時間がかかりすぎる」など、成果が出ずに、地域交通問題がますます深刻化する懸念もあります。

また、先の第3回定例会総合審査では、市長から「敬老パスの在り方と地域交通を総合的に検討していく」との答弁をいただきました。

そこで、今後、(1)地域交通施策を強力に推進するためには、司令塔となり、軸となる部署を決め、地域交通施策を強力に推進する体制を構築すべきと考えますが、市長に見解を伺います。

(市長答弁)地域交通は、子育て、福祉、商業など、関係区局の連携が極めて重要であるため、政策局がリーダーを務める、庁内横断プロジェクトにより着実に検討を進めてきました。今後は「高齢者等外出支援」の観点から、地域交通施策全体の中で敬老特別乗車制度も含め、総合的に検討することが必要であるため、まずは、関係局でチームを組み、検討を進めてまいります。同時に、今後一層推進していくために、最適な体制について検討してまいりたいと考えています。

(質問)来年度予算案にある、デマンド交通、タクシーの相乗り、地域の輸送資源の活用、他分野連携など、様々な実験にしっかり取り組むことは、選択肢を増やす視点から、評価できるものです。

一方、早期事業化に向けては、他都市で展開されている事例をベースに、マイナーチェンジするという効率的な方法もあるのではないでしょうか?

我が党も他都市視察を行う中で、本市にも取り入れられそうな良い取組を見てきました。

例えば、バスやタクシーなどの既存の交通事業者以外の事業者によるワゴン型のオンデマンド運行や定額サービス、福祉施設の送迎車両の活用など、既に他都市で展開されている事例も生まれてきています。

そこで、(2)『他都市事例も参考にしながら、移動サービスの早期事業化を目指し、スピード感を持ってチャレンジすべき』と考えますが、市長に見解を伺います。

(市長答弁)実証実験は、「地域の特性に適した移動サービスを、市域に効果的・効率的に展開していく」という目的をしっかりと持った上で取り組み、早期に地域へ実現していくことが重要であると考えております。他の都市の事例も最大限参考にしながら、住民や企業の方々と一緒に検証を繰り返し、地域に適した移動サービスの創出に、一層のスピード感を持って、取り組んでまいります。

(要望)課題解決に向けて、施策を強力に推し進めていただくこと要望し、次の質問に移ります。」

引き続き、取り組みを進めます。