安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

横浜市「中学校給食」の現場視察について 7129

未分類 / 2026年5月12日

昨日は青葉台駅までの街頭演説の後、金沢区にある並木中学校へ。この4月から始まった中学校給食の全員喫食の現場を視察、試食。美味しかったです。

横浜市の中学校給食は、これまでデリバリー式の選択制でしたが、すべての生徒に栄養バランスの整った給食を届けることなどを目的に、「全員給食」を目指してきました。

今年度からは市立中学校全143校で全員給食が始まり、生徒・教職員およそ8万人が毎日給食を食べています。

何度も取り上げてきた中学校給食の実現。長い道のりでした。これまでの歩みです。

「家のお弁当がいい」「給食がいい」との声がぶつかり半世紀。政争の具にさえされていましたが、困るのはこども達。社会環境、働き方が変化する中、給食を求める生徒・保護者の声が公明党に多数寄せられていました。

そこで、まずはお弁当でも給食でも「選べる昼食」にしようと公明党が動き、横浜市教育委員会が昼食を準備。お弁当か市が監修し準備するデリバリー型昼食の選択制として2016年に開始したのが「ハマ弁」。

うちの4番目も3年間、毎日食べる中、共働き等の方々からの喜びの声の一方、食べたこともない大人が悪評を流すなど、様々な声もありましたが、「子ども達のために」踏ん張り、5年の実施期間を経て、2021年から「ハマ弁」が学校給食法に基づく給食として位置づけられました。

学校給食法に位置付けられたタイミングで山中市長が就任。以前から小学校のような各校で作る給食がいいとの声もありましたが、市の調査で各校の作業スペース、莫大な予算等々の点で実現困難と判断。デリバリー型給食を推進。

様々な改善を進めつつ、市長は自ら毎日食べて確認するだけでなく、公明党の提案を受け、中学校に進学する前の児童や保護者の試食会を作るなど積極的に動く中、「全員喫食にすべき」と判断。中期計画に盛り込まれ大きく前進。

因みに、試食した方へのアンケートを見ると9割以上の方から高評価を得ていました。色んな噂もありましたが、食べてみなければわかりません。

その後、選択制デリバリー型給食のとして、家のお弁当を持参することも可能。民間事業者と連携しながら生産能力を上げ、段階的に給食喫食率を向上。先月、金沢区に日本最大の学校給食センターが完成。

2026年3月選択制を終了。そして、この4月から市立中学校・全143校で全員給食を導入。1日8万食。中学校の給食費は日額330円。因みに、学校の先生は国からの補助がでないため460円とのこと。

生徒たちの健やかな成長のために、全員で食べる横浜型中学校給食実現。

より良いものとなるよう取り組みを進めます。

「安い鰻を美味しく食べる方法」について 7128

未分類 / 2026年5月11日

昨日は市民相談対応の後、事務作業。鰻を食べる機会はあまりありませんが、母の日ということで、動画で見た「安い鰻を美味しく食べる方法」を実践。まさにフワッとお店の味。美味しかったです。※参考「三代目の鰻」https://x.gd/Hauz5

スーパーの特売で買った蒲焼。「タレを一度水で洗い流す」+「酒で蒸し焼きにする」の大きく2工程。これで驚くほどふっくらと生臭さもなく仕上がります。皮目はパリッと、身は柔らかく。ゴム食感ゼロ。フライパンで仕上げましたが、トースターもいいようです。

さらに、今年は朗報が。先日、日経新聞が、「昨年稚魚捕りすぎ→豊漁で供給過剰」と題して記していました。ご興味ありましたらどうぞ。

「今夏の土用の丑(うし)の日は、ウナギが安くなりそうだ。原因の一つが主要産地である中国での供給過剰による輸出価格の低下だ。現地では業者が出荷もままならず悲鳴を上げるが、日本の消費者にはかば焼きに手が届きやすくなる。現地の事情を追った。

「1カ月前ほどから日本からの受注が止まった。ウチは今月、1匹も出荷していない」。1月末、中国南部の福建省で養殖を手がけるある業者はこう打ち明けた。

この養殖場は土地代や餌代などの維持コストが月6万~7万元(約140万~160万円)だ。出荷価格は1トン当たり5万元と、2024年の半分以下に下がった。「今は完全に赤字。歯を食いしばっている」

福建省の養殖量は、24年に約12万トンと全国の約4割を占める。育ったウナギの多くが中国内でかば焼きに加工して日本に輸出される。

養殖業者が集まり「ウナギの里」と呼ばれる同省福清市に本社がある国内最大のウナギ企業、天馬科技集団は25年12月期、1億2000万~1億8000万元の最終赤字に転落する。「業界は谷底にある」という。

中国税関総署によると、かば焼きの日本への輸出量は26年2月は前年同月に比べて12%減り、単価は20%も下落した。原因は供給過剰だ。

マリアナ海溝で生まれるニホンウナギは、稚魚が東アジア各地の河口で捕獲され、養殖地で育てられて市場に出回ることが多い。日本と中国、韓国、台湾は資源保護のために養殖場で飼う稚魚数に上限を設けてきたが、中国は25年春、上限を3倍近く超える数の稚魚を捕まえたとされる。

26年春以降にこのウナギが出荷を迎える。これまで不漁が目立っていた日本でも、25年は稚魚が豊漁で日本の養殖場は飽和状態。日本の輸入業者は大幅な値下がりを見込んで買い付けを絞っており、中国からのかば焼きの出荷が滞っている。

養殖量が中国最大の広東省にも「ウナギの里」がある。温暖で水や土の質が良質なウナギの養殖に向く台山市だ。

25の養殖池を持つ鴻勝養殖場は26年、養殖量を前年比3割減の100万匹に抑える。経営者の陳先基さんは「供給過剰でになっている」と語る。成魚1トン当たりの出荷金額が約8万元と25年の3分の1以下に下がった。

出荷は毎年9月に始まる。23年9月~24年8月には1匹当たり3~5元の利益が出たが、24年9月~25年8月は逆に3~5元の赤字。25年9月以降の状況はさらに悪い。このため「今年は稚魚を1匹も買っていない台山の同業者もいる」。

陳さんによると現在の稚魚の取引価格は2元台。25年の3分の1で、ピークの19年(1匹38元)から急激に落ち込んだ。

日本は世界最大のウナギ消費国で消費量の7~8割を中国からの輸入に頼る。中国ではウナギはあまり食べられておらず、業界は日本への輸出に依存していたが、輸出の停滞で内需やロシアなどの開拓を急ぐ。

日本では豊漁で、かば焼きの小売価格は25年夏、1年前に比べて2割下落した。ある卸が出荷するスーパーの平均価格は国産かば焼き(1匹130グラム前後)で16%安の約1980円だった。

26年は土用の丑の日におけるかば焼きの小売価格が「為替次第の面はあるが、最低でも前年比1割は安くなる」(輸入商社)。別のスーパーも「かば焼きの需要は鈍っていないが、相場が下がってきていて価格は昨年比で下がる」と予測する。

ただ25年は稚魚が豊漁だったが、長期的には東アジア全体の漁獲量は不安定で資源が回復したとは言えない。日本の水産庁は、中国、韓国、台湾と資源管理に向けた連携を強化する方針。中国の「ウナギの里」は受難が続くが、日本の消費者にとってはかば焼きの値下がりは短期的だったとしても朗報になる。」

「母の日」について 7127

未分類 / 2026年5月10日

今日は母の日。 20世紀初頭のアメリカで、アンナ・ジャービス氏が亡き母を追悼し、教会で白いカーネーションを配ったことが起源。母への感謝を伝える日。ありがとうございます。

「母を見失った時、人は根無し草のように、虚栄と不安と迷走の人生となる。

母への感謝を忘れた時、世界は冷酷な無慈悲の牢獄となってしまう。

ゆえに、母に最敬礼して、母から学びゆくことだ。

女性を最大に尊重していくことだ。

母の慈愛を根本とし、女性の智慧を大切にしていくならば、どれほど社会は変わることか。

どれほど文明の“表情”が人間らしく変貌することか。

ここにこそ、最も確実に人類史を変えゆく、平和と幸福の大道があるといってよい。」とは師匠の言葉。

理想と現実は合致しにくい。だが、現実を無視した理想は空論と化し、理想なき現実は諦めに陥りがち。だからこそ現実に根差した確かな理想を持ち続けたい。

自らを振り返る日でもあるようにも感じます。

「怒りは一晩寝かせよう」について 7126

未分類 / 2026年5月9日

昨日は市民相談対応の後、市会で議案説明、団会議等。様々ありますが、思い通りに行くこともあれば、うまく前に進まないことも。

先日、日経新聞「サッカー人として」に「怒りは一晩寝かせよう」と題し、三浦知良選手が寄稿されていました。様々苦労を経験し、いくつもの山を越えた人は「さすがだな」と思います。抜粋です。

「サッカーを仕事にしていると色々な怒りに出くわす。結果に対するモヤモヤ。チームへのいらだち。対戦相手への憤り。審判への不満。自分自身への怒り。(中略)

怒りにとらわれると判断が狂いかねないから気をつけたい。怒りに駆られてもグッとこらえ、次の日に持ち越した方がいいね。判断する際、対話アプリで自身の意見を述べるときも、急を要さないなら一拍、置く。怒りは一晩寝かせよう。

僕の場合、サッカーに関する限りでは、アンチコメントの類いを寄せられることは仕事のうちと受け止めています。プレーを「下手くそ」といわれれば腹は立つ。けれども「そう感じたのなら、そうなんだろう。うまくなるしかないな」と向き合う。ブラジルで暮らし、その手のヤジに慣れ、免疫ができてしまって。

試合中に怒りを覚えることは誰でもある。でも一瞬は怒ったとしても、次に求められるプレーへすぐ移らなきゃ。いい選手は引きずらない。愚痴の1つや2つはあるだろう、でも愚痴や不満で仕事を止めてしまうのではプロは終わりだ。」

その通りだなと思いつつ、成長できるように頑張ります。

カズさん、同い年なんですけど、、。

「こどもの国駅トイレ」設置11年と「公園トイレの洋式化」について 7125

未分類 / 2026年5月8日

昨朝、こどもの国駅前で始発立ち。駅の横にある公衆トイレを設置されたのが11年前の2015年4月。地元の声を議会に届け、その前年の本会議質問で当時の林市長がトイレ設置を答弁。(ブログ3067   https://x.gd/8SFs3 )

現在、公園トイレの洋式化を推進中。青葉区には32ヶ所の公園トイレがありますが、このうち洋式化済みは2ヶ所のみ。(市が尾鶴蒔公園、若葉台第二公園)

市内全域も同傾向。公明市議団として質問を繰り返し、地元の声を届けています。

2028年度(R10)の洋式化100%を目指し、加速して整備が進んでいます。

青葉区で今度中(R8)にトイレ洋式化工事が予定されている公園は次の通りです。

<建替え>泉田向公園,しらとり台第三公園,たちばな台第四公園,保木公園 ※桜台公園は9年度にかかる見込み

<洋式化のみ>桂台公園,千草台第三公園,千草台公園(プール),藤が丘第三公園 ※追加検討中 美しが丘公園

トイレの話。小さなことかも知れません。ただ、小さなことの積み重ねのみ先に安心があると思います。

大事なことは「何を言ったかでなく、何をやったか!」。

引き続き、声をカタチに!頑張ります。

「ぶらり歩き出す」について 7124

未分類 / 2026年5月7日

昨日は市民相談対応、資料作成、会合の準備等。役所は今日からスタート。昨朝、フラっと走りに。近くの公園でご婦人が掃除をされていてご挨拶。清々しい朝でした。

日経新聞コラム「春秋」からです。

「ぐずついた天気が続いた後、5月のある晴れた朝散歩に出る。花が咲き、そよ風が吹き、ランドセルを背に小学生が走って行く。それは「一年に何日もない、すばらしい朝だ」という。ドイツ文学者、種村季弘さんのエッセー集「雨の日はソファで散歩」にある言葉だ。

歩くという行為は古来、芸術家や哲学者たちの創造の源になってきた。自らを晩年「孤独な散歩者」と称した18世紀フランスの思想家ルソーもその一人。自伝「告白」にこんなくだりがある。「歩くことはわたしの思想を活気づけ、生き生きさせる何ものかをもっている」(桑原武夫訳)。体を動かすことで、精神も動く。

いまだとこの方も散歩の達人に数えられるだろう。ロケに行くとき、スタッフから事前に詳しいことを教えてもらえない。だから予習もできない。「でも、確かにそのぶん驚きがあって面白い」(「ブラタモリ 1」)。人気番組の内容を紹介した本で打ち明けている。予備知識でかためないから、新鮮な反応が生まれる。

「タイパ」という言い方が登場するようなせわしない世の中だが、ずっとそればかりでは窮屈だ。空模様がちょっと心配になりそうな連休の終盤。でももし時間があるのなら、日の光に誘われてぶらり歩いてみるチャンスもあるだろう。忙しい毎日から離れ、目的や生産性といった言葉をいったん脇に置き、心を空にして。」

そうだなあ、と感じました。

世論を作る「スマホ農場」について 7123

未分類 / 2026年5月6日

昨日は家の掃除と書類整理の一日。「スマホ農場」ご存じでしょうか。数百台〜数千台のスマートフォンを並べ、自動操作ツールで大量の広告クリック、SNSの「いいね」やフォロー、動画再生を自動化する装置またはその拠点のこと。実体のない「人気」を工場のように量産し、アドフラウド(広告不正)や世論の偽装に悪用される手法。直接禁止する法律は日本にはまだありませんが、その利用目的や運用形態によっては複数の法律に抵触する可能性が極めて高いとのこと。

先日、朝日新聞が悩ましい一文を掲載していました。途中からです。

「投稿者は日本で大規模な「農場」を運営しているグループの一員だといい、関連する動画投稿を1月から始めていた。

記者がメールで連絡すると、名前を明かさない条件で話をしてもいいという。朝日新聞東京本社に現れたのは、「18歳で都内の高校3年生」を自称する男性だった。

「SNSのアカウントを教えてください」。そう促され、記者は自身のXアカウントのURLを伝えた。1分もたたないうちに、投稿の表示回数が8千件近く跳ね上がった。

「SNSの数値なら何でもすぐに増やせますよ」

作り出した再生数や表示回数を、人気や信頼、影響力を得たいユーチューバーや一般企業などに売るという。

年間の注文件数は「数千万~数億単位」といい、違法な手段に使われそうな注文は断っているという。

こうした「農場」が作り出すSNS空間について、国立情報学研究所の佐藤一郎教授は警鐘を鳴らす。「私たちが目にしている情報空間はつくられている。SNS以外の信頼のおけるメディアで情報の真偽を確かめる必要がある」

SNSや動画プラットフォームのアルゴリズムでは、表示回数(インプレッション)が増えると、さらに増えやすくなり、伸び続けることに。

この農場が選挙に利用されるとどうなるか。容易に想像できます。

こうした現実を知った上で、YouTube、インスタなどを見ないと、米国や欧州などでの社会の分断がそうであるように、社会が思いもよらない方向に行くように思います。

今の時代、スマホやAIの活用力などと共に、自分で正しく判断できる人間力の必要性を強く感じます。

漫才について 7122

未分類 / 2026年5月5日

昨日、娘夫婦が孫と来訪。二人は大学の落研(落語研究会)の先輩後輩。娘は高齢者施設や町内会館等で落語を披露していました。(笑ってもらえる可能性が高い)保育園に通う孫の先はお笑いかも知れません。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「漫才の起源は、平安時代には存在した民俗芸能の「千秋万歳」。新年をめでたい言葉で歌い舞ったという。時を経て、掛け合いで爆笑を誘う大衆芸能となった。

筆者も漫才師を夢見て大学の落語研究会に所属したが、笑いが起こる瞬間は快感この上ない。漫才は言葉のタイミングやしぐさを駆使する高度な“芸”だが、未経験者でも楽しめる「漫才カラオケ」が名古屋大学で開発された。画面上に流れるせりふを上手に読み上げれば、ボケとツッコミの見事な掛け合いが成立する。

高松市内のある中高一貫校では、英語の授業でこのシステムを活用。取材時は大谷翔平選手を題材にした漫才が英会話で展開され、生徒たちの楽しく学ぶ姿が印象的だった。

授業には「人を傷つけない笑い」をテーマに全国の学校で出前授業を行うお笑いコンビ「オシエルズ」も参加。「応用すれば、道徳やポジティブな言葉の使い方を学べる」と評価していた。

国の調査によると、学校でのいじめで最も多いのは、冷やかしやからかいなど“言葉の暴力”だという。漫才の起源は祝い芸だが、陰湿な笑いは人を不幸にする。暗いニュースが続く今だからこそ、誰もが心軽やかになる笑いが希望の光になると信じている。」

婿殿の卒論は、東西の笑いの淵源とか。お笑いも、庶民からのボトムアップで笑いにする西と、上から降りてくる東の違いがあるようです。

確かに「言葉の暴力」の感覚は西と東で違うかな、と思うことがあります。関西人の私にとっては「コミュニケーションだな」と感じることも、こちらでは異なる捉え方も。時代が変化していることもあると思います。

暴力となっては良くないですが、程度問題かなと思うこともあります。

選挙期間中の「アルゴリズム停止」について7121

未分類 / 2026年5月4日

昨日は市民相談対応の後、桜木町駅前で公明党の憲法記念日街頭演説会。三浦のぶひろ県代表他がマイクを握りました。憲法改正が目的のような話がありますが、あくまで手段。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の実現が目的。しかし、改憲案を見れば個人より国家優先の内容も。変えた後に日本がどうなるのかわからない現実。それで「改憲○か×か」との問いに違和感を感じます。

ところで、公職選挙法が存在する最大の理由は、民主主義の根幹である選挙を、公平かつ公正に、そして自由に行うため。もしルールがなければ、お金がある人が投票を買ったり、力のある人が無理やり投票させたり、ウソの情報が飛び交ったりして、正しい民意が反映されなくなるため。しかし、先の衆院選でのネット宣伝のあり様は、予算のかけ方等々、公平な環境ではなかったとの指摘が少なくありません。

先日、日経新聞「経済教室」に「選挙期間中の切り抜き動画、アルゴリズム停止も選択肢」と題し、立命館大学の谷原つかさ准教授が寄稿されていました。大変興味深い「一石を投じる」内容だと思います。

○大量の切り抜き動画は政党が制御不可能
○意見の偏りなど問題あるが政治参加促す
○選挙中のアルゴリズム停止要求も選択肢

2月の衆院選では大量の選挙関連の動画がYouTube(ユーチューブ)などのSNS上に投稿された。選挙ドットコムの調査によると選挙期間中の関連動画の総再生数は約28億回と、2024年衆院選の2.7億回、25年参院選の17億回を大きく上回る。

総再生数の84%は政党の公式発信以外の第三者による動画投稿だ。さらに第三者の投稿の73%が政治家などの発言の一部を切り抜く動画である。したがって切り抜き動画を中心に据えて以下の分析を提示する。

まずは選挙戦終盤に筆者が取得したデータにより、ユーチューブ空間を概観してみよう。主に動画のタイトルを参考に「ネガポジ分析」を行ったのが図である。各政党に対する発信を好意的な「ポジティブ」、「中立」、批判的な「ネガティブ」に3分類した。

図からは、高市早苗首相を称賛する動画と中道改革連合を批判する動画が選挙期間中のユーチューブをほぼ席巻していたことが分かる。

報道各社の調査により、「投票にあたってSNSや動画を参照した」人は一定数いたことが分かっている。ユーチューブ空間も少なからず有権者の意識に影響したと考えられるわけだ。もう少し解像度を上げて状況を見てみる。

◇   ◇

注目するのは日本保守党とチームみらいである。まず日本保守党は多くのポジティブ動画が流通したが、議席を獲得できなかった。これは同党の動画視聴者が自らの好みに近い動画ばかりが表示される「フィルターバブル」を形成していたためだと考えられる。

英語圏には、党派性の強い動画はごく一部のユーザーが大部分を回しているという研究報告がある。日本保守党はこのケースだったとみられる。

他方、チームみらいはユーチューブ上での存在感はほぼなかったにもかかわらず、11議席の獲得と大躍進した。近年では珍しい、ネット地盤に頼らず議席を伸ばした新興政党といえる。一部の有権者はいまだSNS以外の要素で投票先を決めていると示唆される。

次に「推し活」にもたとえられる高市首相の人気が自民党の得票に影響したのかどうか。動画サイト上でのポジティブな存在感はもちろん一定の影響はあっただろう。しかし「動画視聴が何回増えると投票確率が何%上がる」かを明らかにするには、綿密に設計した実験や調査が必要となる。

現段階で言えるのは少なくとも2つのメカニズムが重なった可能性だ。第一に高い内閣支持率を背景とした高市首相への需要が先にあり、それに応える形で称賛的な動画が大量に供給された。第二にそうした動画への接触が、一部の有権者、特に無党派層の支持を誘発した可能性である。

まず前者について。ユーチューブでは再生や検索履歴、クリック、視聴継続などの需要シグナルが弱ければ切り抜き動画はレコメンド(おすすめ)されにくい。動画のおすすめには主に再生履歴が使われていることを運営企業の米グーグルは明らかにしている。

つまり高市首相への関心が高かったため、供給がそれに応えた面があったことが示唆される。

では動画への接触は無党派層の投票を誘発したのか。メディア研究の伝統的な知見から推測すると、既に他党への投票意向を固めていた層への波及は限定的だっただろう。

その上で無党派層には一定の影響を与えたと考えられる。日本の無党派層は有権者の3〜5割ほどといわれる。5%でも動かせば200万票前後が動く計算だ。政党にとって切り抜き動画の拡散は、無党派層にリーチするかどうかが勝負の分かれ目になりそうだ。

動画プラットフォーム上のトレンドは、2024年ごろから国民民主党↓参政党↓高市首相(自民党)と目まぐるしく変化してきた。このうち国民民主の再生数は図で下から数えたほうが早い。24年の衆院選直後は同党の玉木雄一郎代表がユーチューブ空間をほとんど”ジャック”していた。選挙動画の消費サイクルが短いことがわかる。

第三者による切り抜き動画は様々な動機で個人が投稿している。政党側が体系的にコントロールするのは難しい。政党は新しいメディア環境を踏まえた上で有権者とのコミュニケーションを模索する必要がある。

◇   ◇

ユーチューブ空間を占拠する切り抜き動画は、メディア報道で否定的に扱われることが多い。どう考えるかは人それぞれだが、考える手がかりを記しておく。

第一にテレビやネットメディアを切り抜いた動画は著作権的にはかなりグレーである。ユーチューブの規約では権利者が申し立てれば動画は削除されることになっている。著作権の問題がある内容が政治系動画に多いことは、今後議論が必要だろう。

第二に問題は偽・誤情報や誹謗(ひぼう)中傷だけではない。切り抜き動画の長所は情報を短く、見やすく、拡散しやすくする点にある。これは裏返すと文脈の切除になる。発言の前後関係や論点の全体像が落ちれば、明白な虚偽でなくても受け手の印象は変わる。

つまり規約違反として処理できる明白な虚偽やハラスメントと、そうではない印象操作の間にグレーゾーンが広がっている。これはマスメディアにもある程度当てはまる問題だ。

第三に最も難しい問題は、ネットの動画空間が特定の意見に偏っていてよいかどうかである。

25年参院選、26年衆院選では20〜30代を中心に投票率が上がった。政治への関心が薄い層が動画を見て投票に向かったのかもしれない。たとえ偏っていても、政治参加を促しているならば、動画を一概に非難することもできないだろう。

その上で動画の視聴者はアルゴリズムによるおすすめといった、自分の見る動画の基本的な仕組みを知っておく必要がある。これは情報環境に対して自覚的になるということだ。

与野党は偽情報や中傷への対策として、選挙期間中は選挙関連動画から収益化できなくする案などを検討している。これには執行可能性に様々な課題がある。

第一に「選挙関連の動画」が何を指すのかという点だ。提案者は匿名の切り抜きチャンネルを想定していると考えられる。しかし選挙コンテンツを作成するネットメディアや、既存メディアの選挙関連動画をどう扱うのだろうか。これらを例外とするならば、規制対象の動画の線引きは非常に難しくなる。

第二に期間の問題もある。線引きするなら公示日から投開票日までに投稿された動画が対象になると考えられる。しかし公示前に投稿された動画の扱いも検討しなければならない。

筆者は別案も選択肢と考える。選挙期間中はアルゴリズムをオフにするなどの対応を求められないか。アルゴリズムが働かなければ、偏った動画が嵐のようにおすすめされる現象はかなり抑制される。これならば表現の自由との緊張関係も比較的浅いだろう。

真の楽観主義について 7120

未分類 / 2026年5月3日

 

GWはいかがお過ごしでしょうか?私は息抜きできる時はカラオケへ行きます。(昨年の写真) 中学の時から矢沢永吉さんのファン。お気に入りの曲を何曲も入れてメドレーで歌います。

ところで、矢沢さんは今年77歳。先月、コンサートツアーをやるとの発信が。まだまだ行けます。ご本人も「行けるとこまで行きますよ」「なるようになる」と前向き。その言葉の源は日々の努力。だから楽観的なのだと思います。

関連した話が、先日のコラム「名字の言」で記されていました。

「かつて、デビューして間もない音楽バンドのライブに行った。来場者は少なかった。そんな客席に向かって出演者が言った。「空席以外は満席ですね」。聴衆は爆笑。ライブは熱気にあふれ、最後まで盛り上がった。

あの一言は、来場した一人一人に視点を置いたからこそ出たものだろう。もし、「空席が目立ちますね」と言っていたら、あまり人が来なかったという事実に注目したことになる。そのバンドとは現在、結成45周年記念の全国ツアー真っ最中の「スターダスト☆レビュー」である。

楽観的か、悲観的か。同じ状況でも見方次第で未来は変わってくる。ある研究では、人生で成功する人の多くは「自分の行動が結果に直接作用する」との信念を持っていることが分かった。人生をどのくらいコントロール“できるか”よりも“できると思っているか”という点が影響するという。

(中略)現実を変革し、価値を創造し、未来を開く。今の苦悩を成長の糧に転換する。これらを“私にはできる!”と確信することである。

楽観主義者とは現実無視や単純な楽天家ではない。真の楽観主義は強き信念から築き上げられていく。」

真の楽観主義は、日々の行動の積重ね中で生まれる。そうなのだろうと思います。

自分も自分なりに頑張ります。

因みに、矢沢さんは、1972年のキャロル結成・デビューから今年で54年目。ソロとしては1975年の「アイ・ラヴ・ユー、OK」から51年目となります。