争わずして勝つ「居合」について 7189
昨日は団会議、断続的な打ち合わせの後、横浜市教職員組合の会合へ。社会問題化している「カスハラ」ですが、学校における保護者からのそれは深刻の度を増しています。残念ですが、これまでの性善説では乗り越えられないレベルに達しているように感じます。対策推進中です。
次元は異なりますが、乗り越える力。先日、コラム「名字の言」が記していました。
「鞘から刀を抜き放ち、一瞬一瞬の所作に全神経を注ぐ武道の「居合」。ある道場を訪ねると、達人と称される館長が演武を見せてくれた。すり足から一気に繰り出される太刀さばき、鋭い風切り音。すさまじい気迫に思わず息をのんだ
勝負の極意について、館長はこう語る。「刃を交えれば、誰かが傷つく。それを避けるために己を磨き、圧倒的な技と力を身に付け、“気”をもって相手を制するのです」。突き詰めれば、居合とは「争わずして勝つ道」である
この精神に共鳴して入門する人が、日本のみならず欧米、アジア、中東などにも誕生しているという。戦火の絶えない混迷の世界で、傷つけ合うことを避ける“武道の哲学”が国境を超えて広まっていることに、深い感慨を覚える(中略)
真の勝利とは、決して暴力で相手を制することではない。いかなる状況でも共に栄えるための努力を貫くことだ。
刃を交えず命を交わす――それが居合が教える「不戦の道」。
「日本の伝統を守る」とは、こういうことかと思います。