「振らなければヒットはない」について 7097
先日、大学の後輩で、私のあとにマレーシア・マラヤ大学へ交換留学したA君と数十年ぶりに再会。今や某全国紙の某所でデスクとして活躍。青年の志を忘れず頑張ったんだなと感じました。民主主義を守る、公正中立な社会の公器として、益々の活躍を願っています。
先日、「北斗七星」が記していました。
「読売新聞の一面を下から読ませる男」。池上彰氏がこう呼ぶのは、コラム「編集手帳」の名文で鳴らした竹内政明氏だ。両氏の対談本『書く力』(朝日新書)は筆者の教科書である。
好きな部分は、竹内氏が入社1年目、長野支局に勤務中の失敗談だ。善光寺が焼け、撮った。現像すると何も写っていない。暗室を出たくなかった。写真が載らなかったのは読売だけだった。これを自社の入社案内につづった。
こんなすごい人でも失敗していたことを知り、ほっとした。未熟な自分がしくじるのは当然、ましてや若い人や初心者の失敗は当たり前だ。次に生かせば財産になる。
筆者の思い出の失敗は人物取材で起きた。話は盛り上がった。帰りの電車に乗ってから、顔を撮り忘れたことに気づいた。水害の避難所で被災者を励ます議員を撮ろうと膝をついたら、長靴にたまった雨水が流れ出た。
善光寺の話はこう続く。「僕よりもデキる君よ。いつか、僕には縁のなかった手柄話を聞かせてくれ。4三振も5三振もして、僕の記録を塗り替える君よ。いつか、ゆっくり酒でも飲もう」。失敗に負けるなとの励ましだ。振らなければヒットはない。新入社員になった気持ちで打席に立とう。」
今日も頑張ります。