昨日は大都市・行財政制度推進特別委員会、市会運営員会の後、断続的な打ち合わせ等。新年度が始まり、図書館機能の充実等が盛り込まれた予算に対し、ご期待の声を頂いています。図書館機能だけでなく、電子書籍、学校図書館などを通じた読書活動の推進は大変重要な施策。先の予算特別委員会・教育委員会審査で取り上げました。長いですが、答弁含めご紹介します。
読書活動の推進について伺います。
(質問)「市民の読書活動の推進」と「活字文化の振興・普及」に、図書館の果たす役割は大きいですが、正直申しまして、本市の図書館サービスは、他都市と比べ、見劣りしている現状は否めません。
他都市では、従来の一人で本を読む機能だけではなく、人々が集う機能や空間を備えるなど、魅力的な図書館も増えています。
以前より、図書館サービスの充実を訴えていますが、来年度予算案では、私の地元・青葉台駅周辺にも、滞在機能を有する図書取次拠点「ブックス&ラウンジ」の整備が掲げられ、地域住民の利便性向上に資するものとして、大いに期待しています。
こうした取り組みを評価していますが、市民が図書館サービスの充実をより実感できるようにしていかねばなりません。
そこで、 (1) 図書館サービスの充実を迅速に進めることへの、教育長の意気込みを伺います。

≪教育長 答弁≫「図書館は、市民が心豊かな暮らしを送る上で、大切な拠点であり、知に触れ交流する場となり新しい価値を生み出す場にしたいと思っています。
昨年度、図書館ビジョンを具体化する方向性をお示しした上で、8年度予算案には、地域館のリノベーションや、ブックス&ラウンジなど図書取次拠点の充実、新図書館の整備など、サービスの充実・拡充に向けた具体的な取組を盛り込みました。
取組を一つ一つ形にして、「図書館が変わった!」と実感していただけるよう、スピード感を持って取り組んでまいります。」
(質問)来年度は、新横浜駅周辺での新図書館の整備に向けた検討を進め、近い将来19館目の図書館が新設されることは評価していますが、さらに、20館目、21館目・・・と、図書館の「1区1館」の見直しを改めて要望しておきます。
さて、誰もが等しく図書館サービスを利用し、活字に触れる機会を享受できるようにするため、私は2012年の本会議一般質問から、電子書籍を始めとしたデジタルサービスの充実を訴えています。
中でも、電子書籍は、時間や場所の制約を受けることなく、文字拡大や音声読み上げなどの機能があることから、あらゆる人々の読書バリアフリーに資するものです。
本市では、令和3年3月から電子書籍サービスの提供が開始され、来年度も予算が拡大されています。
そこで、(2) 電子書籍サービスの現状に対する評価と課題について、中央図書館長に伺います。
≪中央図書館長 答弁≫「サービス開始後の令和3年度当時と比べまして、令和6年度の貸出数は約4.3倍と大きく伸びており、また、図書館が開いていない夜間の時間帯にも多く利用されるなど、市民の皆様がそれぞれの生活スタイルに合わせて読書を楽しめる環境づくりにつながっていると考えております。一方で、公共図書館向けの電子書籍は、コンテンツ数が限られているほか、紙の図書に比べて高額なこと、利用回数等に制限があることなどが課題となっています。」
(質問)電子書籍は、さらなる活用が可能ですので、広く市民の皆様に利用いただけるよう、図書館としてしっかり取り組んで頂きたいと考えます。
そこで、(3) さらなる電子書籍の利用促進に向けた取組について、図書館長に伺います
≪中央図書館長 答弁≫「今後も、コンテンツ数の一層の拡充を進めるとともに、新着本や市民ニーズの高い分野を取り上げた特集を組むなど、効果的にサービスを展開してまいります。また、SNS等も活用して電子書籍の魅力を発信し、利用者のすそ野を広げていきます。さらに、中学生の1人1台端末に電子書籍へのリンクを設け、気軽にアクセスできる環境をつくるなど、子どもたちの読書機会の拡充にもつなげていきたいと考えております。」
(要望)読書活動の推進を一層前に進めていただくことを強く要望して、次の質問に移ります。
学校図書館 について伺います。
(質問)学校での読書活動推進の中心となるのが、学校図書館です。今年度から横浜市立学校全505校の学校図書館において、新聞の複数配備が始まりました。私どもも、強力に後押ししてきましたので、大変喜ばしく思っています。
そこで、(1)学校図書館への新聞配架の現状・成果と課題について、教育長に伺います。
≪教育長 答弁≫「令和7年度から、教育委員会の一括契約により、市立学校の学校図書館に、複数の新聞を配備いたしました。
子どもたちが紙面を広げ、身を寄せ合って記事を読んだり、記事の内容やテーマによるスクラップを資料として意見を交わしたりする中で、新聞がより身近になり、新聞の持つ良さに気づくきっかけにもなっていると思います。
今後も、子どもの気づきや授業での活用事例を研修等で共有し、新聞を効果的に活用してまいりたいと思います。」
(質問)今後も、学校現場で新聞を積極的に活用いただき、新聞を通じて社会の動きを知り、自ら学び取る姿勢を育てることで、子どもたちの学習活動がより豊かに発展していくことを願ってやみません。
そして、学校図書館においても前述した図書館と同様「文字・活字文化の恵沢を享受」できるようにしていくことは必要と考えます。
そこで、(2)文字・活字文化の振興と教育の充実に向けた、教育長の決意について伺います。
≪教育長 答弁イメージ≫「子どもたちが他者と協力し、共に新しい価値を創りあげていく中で、言葉をはじめ音声や映像を用い、考えや情報を伝え、共感を得るコミュニケーションの力を育むことは大切だと考えています。
文字・活字は、表現力や深く考える力の育成につながり、文化や知識を創造し、それを過去から未来に、そして次世代に継承するうえで、今後も重要な意味を持つと考えています。
子どもたちが文字・活字と向き合うさまざまな学習機会を創出することで、自分の考えを形成、そして探究する力を育む教育の充実に取り組んでまいります。」
(質問)子どもたちが日常的に文字・活字をはじめとした様々なことばに触れ、読解力や思考力を育む機会が一層拡大していくことを期待し、次の質問に移ります。