「ラジオ体操」と「アウト老」について 6854
昨日、奈良北団地で毎朝行われているラジオ体操25万人達成記念パーティへ。NHK、かんぽ生命、全国ラジオ体操連盟から優良団体として表彰。私は年数回の参加ですが、毎朝60~70名が参加されています。元気で長生きの皆さんによる14年がかりの快挙。
こうした機会に伺うお話が街の改善に。2018年2月に奈良北団地セブンイレブン前のバス停を道路改良してバスベイを作り、事業者が屋根・イスを設置したのもそのひとつ。生活現場には声があります。
その後、区内の夏祭りへ。人とつながり、地域のために流す汗。清々しいものがあります。
老後の日々も人それぞれ。先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。
「書店の前を通るとき、新聞の広告などで目にしたとき、たいへん気になる本がある。みうらじゅんさんの「アウト老のすすめ」。確かに年を取るとアウトロー気分が出てくるのだ。「ゆるキャラ」に劣らぬ喚起力を持つワードで、読む前から色々と考えさせるのである。
世間を気にせずもう好きにやるぞ、という気概は老境が生むパワーだ。身の回りにも退職して現役時代から変身し、とがったことをズバズバ言う人がいる。切り紙絵に傾倒したマティスなど、芸術家の場合、新境地を生み出すこともある。批評家のサイードが「晩年のスタイル」という本を書いて研究の対象にしたほどだ。
一方で、SNSなどに影響を受け、陰謀論にはまってしまって周りを困らせる人もいるようだ。2期目のトランプ米大統領は年を取って一段と手前勝手になり、権限が大きいために世界的に周囲を振り回している。人間の晩年を突き動かす好き放題パワーは権力者の場合、独善の振る舞いになって出ることがあり恐ろしい。
思うにアウト老の本質は、老い先を意識し命の燃焼を求める強力なエネルギーだ。良い方にも悪い方にも働くこのエネルギーをいかに社会の豊かさにつなげるか。国際社会から企業、地域社会まで様々な領域の課題ではないか。人口が減る社会で人のエネルギーは貴重である。話が堅苦しくなって恐縮だ。本は面白いだ老。」
有象無象のネット情報が、迷わせているような気もします。