安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

地域防災力の強化について 6853

未分類 / 2025年8月9日

昨日は委員会視察最終日。千歳市の「防災学習交流センターそなえーる」へ。同市の地域防災力強化の取り組みについて伺いました。下記はメモです。

千歳市には地震、火山災害、風水害、航空機事故、特殊災害等の潜在的な災害危険が想定されており、予防、応急、復旧の各段階における対応を体系的に定め、市民の生命・身体・財産を守ることを目的に地域防災計画が策定されている。多くの市民が様々な被害を経験しており、市の取組みへの理解度が高い。市の総合防災訓練では1000名超の市民が参加(人口9万人)。市と市民の「目に見える関係づくり」に力を入れているとのこと。

市として「やっていないが、やっていることになっている」「直視すべき課題を見ないようにする」等といったことがないよう、地域の特性に応じた防災減災の取り組みが進められている。ニーズに応じた避難所の整備(機能強化)が印象的。避難所開設訓練や厳寒期における避難所開設のための備蓄品検証訓練なども定期的に実施されている。

主な取組として、町内会や地域団体を中心に自主防災組織の設立を促進。少子高齢化の進展に伴い、市として地域活性化、町内会の強化に大きな力を入れているとのこと。2025年度には女性の視点を取り入れた防災活動を強化(119名が受講・認定)。防災訓練や避難所運営の模擬体験を通じて、地域住民の防災意識の向上を目指している。

千歳市は、樽前山の火山活動や航空機災害のリスクを抱えているため、避難ルートの整備、火山灰対策、情報伝達体制の強化、新千歳空港周辺における事故対応マニュアルの整備、関係機関との連携強化を遂行。市内の小中学校では、防災教育のカリキュラム化が進められており、児童・生徒が地域防災の担い手として育成。また、「防災語り部」事業を通じて、被災経験者による講演会が開催され、地域住民の防災意識向上が図られている。

また、避難所開設訓練や図上訓練(DIG)など、実践的な防災訓練が定期的に実施され、2024年度には、愛媛県松山市で実施された訓練事例を参考に、千歳市でも多機関連携型の避難所運営訓練を実施。

千歳市防災学習交流センターそなえーるは、災害を学ぶ・体験する・備える、を基本理念とし、地域住民の防災意識と行動力を高めるための拠点施設。地震や火災などの災害を疑似体験できる設備を備え、体験型学習を通じて市民の防災力向上を図っており、日常的に多くの市民が活用。

近くに自衛隊駐屯地があるなど、地域の繋がりが作りやすい地域事情も印象的でした。