鎌倉市議選、公明候補3名全員当選。有難うございました!昨日はご挨拶まわり、打合せ等。一昨日、地域のバレーボールチームの練習に伺い、お話を伺いました。市として市民の健康づくりのためにもスポーツの場の確保は大変重要。その中で、体育館へのエアコン設置についてもやり取り。伺った先の青葉区・山内中学校では、今年度設置向けた設計が行われ、来年度工事着工の予定。工事時期については、これまで夏休み期間や冬休み期間を使っての工事を行ってきましたが、約400校の体育館エアコン設置計画の大幅前倒し(10年計画を5年計画に)できたことで、8年度以降は工事件数が増えることから、どのような工期設定になるかは未定であることもお伝えしました。
災害時に避難所としても活用する小・中学校の体育館へのエアコン設置。寒さ・暑さ対策のため、ご要望を多数頂いており、佐々木さやか参議院議員との連携で国の予算を拡大し推進しています。
青葉区では令和3年度からこれまでに、荏田西小学校、青葉台中学校、美しが丘西小学校、谷本中学校、鴨志田中学校、美しが丘中学校、新石川小学校に設置完了。7年度予算で、美しが丘小、美しが丘東小、あざみ野中の設置が予定されています。
また、バレーボールチームからは、体育館利用料金にかかる電気代の関係から「いつLED照明になるのか?」とのお声も頂き状況を説明しました。3年以内の設置を目指しています。
先月の予算特別委員会の質疑でも学校環境整備について取り上げました。ご紹介します。
「学校環境整備について、まず(1)学校照明のLED化について伺います。本市では、脱炭素化加速のため、2027年までに照明のLED化100%を達成するとしています。そこで、LED化の取組状況について、施設部長に伺います。
【答弁】「今年度、横浜市建築保全公社の自己資金を活用したESCO事業によりまして、35校のLED化を実施しております。昨年度までに完了している10校と合わせまして、累計で45校が完了致しまして、これは全体の約10%にあたります。来年度には、ESCO事業による39校に加えまして、工事発注による70校、合わせて109校のLED化に取り組む予定です。」
100%の学校が1割程度の状況で、残り3年間で100%の達成は非常に厳しいと思いますが、そこで、LED化を加速する上での課題と対応について、教育長に伺います。
【答弁】「今後、残り約400校のLED化に向けて、照明器具の現状の調査が必要です。各学校には平均1,000台の照明器具が設置されており、膨大な数の照明器具の調査が課題となっております。現在、職員が調査を行っておりますけれども、外部委託化も視野に入れながら、スケジュールどおり事業が進むように検討・推進してまいります。」
丁寧な調整で、官民協力しての目標達成を要望します。
次に、(2)体育館の空調整備について伺います。
教育現場の熱中症対策として長年要望し、推進してきましたが、授業はもとより、キッズクラブや学校開放など学校行事以外でも活用されており、また、災害時の拠点としての役割も果たす、非常に重要な施設です。そこで、体育館の空調整備の取組状況について施設部長に伺います。
【答弁】「体育館空調の設置数は、令和6年度末で115校に達しまして、設置率は約23%になります。来年度は、22校に設置し、78校の設計を実施する予定です。当初の計画を5年前倒ししまして、令和11年度までに設置を完了する予定です。」
体育館空調設備の設置計画の加速化はわが党からの要望が反映され、「新たな横浜市地震防災戦略」にも掲げられたことは高く評価していますが、体育館の空調整備の加速化の課題と対応について、教育長に伺います。
【答弁】「空調整備の加速化をすることで、年間の事業量が増大をいたします。そのために、技術者の不足による入札の不調や、メーカーの製造が間に合わないということによる工期の遅れなどが心配されます。これらの課題に対処するために、工事の時期を年間通じてバランスよく設定致しまして、円滑な事業進捗に配慮しながら進めてまいります。」
課題克服、早期設置を要望します。
次に。(3)普通教室の空調について伺います。
今年の夏は観測測史上3番目の暑さと予想される中、すべての市立学校ではすでに主要教室に空調が整備されていますが、設置後10年以上経過しており、一部の学校では空調機の不調が発生しています。そこで、普通教室空調の更新時期について、施設部長に伺います。
【答弁】「普通教室の空調の更新につきましては、令和12年以降、実施を予定しております。更新までの間においても、学校運営に支障がないよう、空調機の洗浄を年間100校で実施するほか、オーバーホールや緊急の故障対応などを考慮した予算体制を確保してまいります。」
設置すれば必ず更新時期を迎えます。体育館空調や給食室空調ついても先を見据えた計画をたて、教育環境の維持に努めるよう要望します。
次に、(4)学校のエレベーターついて伺います。
わが党では、市立学校におけるエレベーターの設置促進の重要性を繰り返し訴え、バリアフリー化を加速させてきました。
そこでまず、エレベーター整備の取組状況を施設部長に伺います。
【答弁】「6年度末のエレベーターの設置校数と割合ですが、小学校は157校で約47%、中学校は115校で約80%です。
また、7年度には、小学校3校、中学校29校にエレベーターを設置する予定でありまして、全中学校にエレベーター各1基が設置完了する見込みでございます。」
わが党の継続的な国への働きかけにより、財政面でも補助率の引き上げが行われており、来年度末までの緊急かつ集中的にバリアフリー化が進められ、全中学校でエレベーター整備が実現される見込みですが、小学校では多くの学校で未整備となっています。そこで、今後のエレベーター整備の進め方について教育長に伺います。
【答弁】「中学校は7年度に完了致しますが、未設置の小学校53%については、車いすを使用している児童の入学にあわせまして、エレベーターの速やかな設置を進めます。また、階段の移動に配慮が必要な児童生徒の在籍の状況にあわせまして、整備を進めることで、早期に全校への設置を目指してまいりたいと思います。」
(要望)全校整備を目指し、加速することを重ねて要望します」
様々課題はありますが、着実に前に進むよう取り組みます。