安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「自治体減少」について 6680

未分類 / 2025年2月18日

昨日はご挨拶まわり、警察での打合せ、予算関連の打合せ等。先日、国会で村上総務大臣の発言が物議を醸しました。今世紀末に人口が半減するとの推計を踏まえ、現在1700以上ある自治体は「300~400の市で済む」「極端なことを言うと、県庁はいらないし、道州制も意味がない」「(人口が5千万~6千万人になったとき) 今の国、県、市町村というシステムが構成できるかどうか、非常に危惧している」との持論を展開。

個人的には、おかしな話でもないと思いました。2005年~2010年に実施され、市町村数は3,232から1,821に減少した「平成の大合併」。国が検討を促し、各自治体が行政サービスの将来像を勘案しながら、近隣と合併するかどうかを判断。15年が経過した今、各地域の成否が現れてきているようにも感じます。企業などの活動と同じく、人口減、税収減などによる体制の見直しは必須かと思います。

一般論ですが、環境が変化する中で、「何もしないでも何とかなる」「誰かがやるだろう」「今が良ければいい」というのは、将来に「しわ寄せ」をしているだけで、未来に生きる人にとってはとても困る話。

今を生きる私などは、未来のための対応が求められるように思います。

まずは、国が地方に権限、財源を移譲することからかと思います。

国政「70」の政党結成について 6679

未分類 / 2025年2月17日

昨日は地元でのご挨拶まわりの後、自民党・三谷英弘衆議院議員の新春の集いへ。菅義偉元総理、小泉進次郎議員の激励など盛会でした。他方、犬猫を大事にするとことを目的とした新党が誕生。

公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「日本では政治不信が高まると、新しい政党への支持が増える傾向がある。ただ、新党が生き残っていくのは容易ではない。自民党が発足した1955年から国政では約70の政党が結成されたが、現在、国会議員を擁するのは12党だけ。

名称に「新」や「新党」を付けた党も19に上ったが、ほとんど消滅した。「名は体を表す」とは言うものの、「新」を冠しても時の経過とともに新しさは薄れていく。内実が伴わなければ“賞味期限切れ”となるのかもしれない。

政党の“新しさ”は、歴史や所属議員の年齢によるのではなく、社会の動きと人々の意識の変化に即応した政策と行動にあると言えようか。

今は「既成政党」とされる公明党も、60年前は“新党”だった。「素人」と冷笑されながら、大政党に置き去りにされた庶民の声を受け止めて、政治の舞台に登場した。「公明」とは公平で私心や隠し立てがないことだ。「公明選挙で、不正を正し、国民のための政治を」という支持者の熱願に支えられてきた。

公明党が日本政治の“柱”となれたのも、生活者の共感を呼ぶ“正論”を訴え、誠実な行動を重ねてきたからだ。党の原点「大衆直結」を貫くための知恵と実践がある限り、清新な息吹が失われることはない。」

社会課題解決への声を受けての新党。期待される方もいらっるしゃると思います。

様々な声の合意を形成し、前に進める民主主義の政治。その手続きには時間を要します。

目標達成の過程で様々な変化と遭遇する中、公約の実現に向けて前に進み続けることができるかどうか。

志は大事。さらに大事なことは、あらゆる荒波を乗り越える「継続力」のようにも感じます。

「自然増」でなく「社会増」による「人口増」について 6678

未分類 / 2025年2月16日

昨日は課題の現場確認、市民相談対応等の後、青葉区医師会30周年の会合へ。男女ともに長寿日本一レベルの青葉区です。

横浜市の人口(1月1日現在377万人 その内青葉区31万人)は、R3年より減少していたところ、R6年は4年ぶりに人口増(364人)に転じました。只、国内全体の人口が減る中で、首都圏は「社会増」で増えている現実。あまり喜べる話でもありません。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「江戸時代、農民の移動は厳しく制限されていた。圧政や生活苦に耐えかねて田畑を捨て、よその地に移住することは「逃散(ちょうさん)」「走(はしり)百姓」といい、見つかれば処罰された。為政者にしてみれば自らの沽券(こけん)にかかわるし、年貢収入も減る。みすみす見逃すわけにはいかない。

そんな時代でも新天地を目指す人々はいた。例えば18~19世紀、飢饉(ききん)で人口が激減した北関東や東北の一部が、北陸から多くの農民を受け入れている。「入百姓」と呼ばれたそうだ。とはいえ、逃散がご法度であることに変わりはない。夜間人目を忍びつつの隠密行動だったという(太田浩史著「相馬移民と二宮尊徳」)。

東京への一極集中が加速している。総務省が先日公表した2024年の人口移動報告によると、周辺3県を含む「東京圏」への転入超過は13万人超。一方、40道府県は転出が上回った。転出超過の自治体はアタマが痛いだろうが、とどまるも動くも各自の選択である。こそこそせずとも、自由に転居できるのがいまの世だ。

支援金や住環境でアピールする地域は多い。かつて相馬中村藩(現在の福島県浜通り北部)も土地家屋を提供し、年貢を減免して移民を迎えた。それでも文化や風習の違いを乗り越え、住民同士が美徳を認め合うまでに長い道のりがあったという。いかに奔流を止め、地方の衰退を防ぐか。難題だが逃げるわけにはいかぬ。」

横浜の人口増。自然増でなく社会増ですので、長い目で見ると、喜ぶ話でもないように思います。(社会増減(市外からの転入者と市外への転出者の差等)は+18,802人。自然増減(出生数と死亡数の差)は-18,438人)

人口「自然増」への道。制度、文化、意識改革など納得の指摘がありますが、まずは、夫が家事・育児に参加できないような働き方を真っ先に変える。

できなかった私が言うのもなんですが、ここをまず徹底してやりきることが一番大事なように思います。

青葉区 来年度「公園トイレの洋式化」と「学校体育館への空調設置校」について6677

未分類 / 2025年2月15日

昨朝、ランドマークタワー前にある横浜美術館のリニューアルオープン記念展へ。モダン建築の巨匠・丹下健三氏が設計した同館。蔵屋美香館長の想像と希望が湧きたつ説明を頂きつつ、人への優しさを感じさせる美術館への進化を感じました。

リニューアルの主目的は空調設備の更新。また、来館者に喜んで頂くための様々な環境整備が施されていました。

他方、我が党が継続的に質問等を続け、来年度予算案に盛り込まれた様々なハード整備。例えば、公園トイレや学校トイレの洋式化。また、学校体育館へのエアコン設置。

公園トレイの洋式化。昨年の予算委員会で大きな答弁を引き出し加速化。来年度予算案では市内27公園で整備するとしており、青葉区では、美しが丘公園、すすき野公園、千草台公園、若葉台第2公園の4ヵ所で洋式化工事を行う予定です。公園の利用状況や近隣にお住まいの方との調整等を踏まえて進めることになります。

学校トイレの洋式化は、来年度50校の設計と30校の工事を実施予定。整備率は、今年度末で88.0%、来年度末で89.2%となります。騒音や利用の関係から夏休みなどの長期休暇での工事。私が市会議員になった当時は半分程度でしたが、まだ時間はかかるものの、先が見えてきました。

災害時に避難所としても活用する小・中学校の体育館へのエアコン設置。寒さ・暑さ対策のため、ご要望を多数頂いています。佐々木さやか参議院議員との連携で国の予算を拡大し推進中。

青葉区では令和3年度からこれまでに、荏田西小学校、青葉台中学校、美しが丘西小学校、谷本中学校、鴨志田中学校、美しが丘中学校、新石川小学校、美しが丘小学校に設置完了。

来年度予算案で、美しが丘小、美しが丘東小、あざみ野中の設置が予定されています。

引き続き、安全安心の横浜・青葉を目指し、取り組みを進めます。

「副作用ゼロの治療はない」について 6676

未分類 / 2025年2月14日

昨朝、県庁選挙管理委員会に収支報告書を提出。以前はノーチェックで入庁可能でしたが、セキュリティが厳しくなっていました。その後、市会で予算関連の打合せ等。

先日、がんでお亡くなりになった方のご家族から「高額療養費助成は本当に助かりました。公明党に感謝です」との言葉。窓口で支払う医療費を一定額以下にする制度。公明党はその創設、拡充を続けてきました。

また、「治療はあまり苦しまなかったです」とのこと。抗がん剤の副作用。経験した方にしかわからない大変さ。症状の出方は人それぞれですが、毒を以て毒を制するようなワクチンと同じく、副作用のない薬はないと思います。

先日、日経新聞コラム「がん社会を診る」に東京大学の中川恵一特任教授が「副作用ゼロの治療はない」と題し寄稿されていました。

「リスクと安全のバランスはがん医療でも同じ。副作用のない治療など存在しません。

前回、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の安全対策を「神への挑戦」と書きました。「ゼロリスク」はもちろんありえませんが、世界有数の巨大原発を稼働させないことのマイナスも存在します。

化石燃料の輸入コストは2023年だけで26兆円に達し、自動車や機械の輸出による貿易黒字の大半を打ち消しています。エネルギー自給率は先進国で最低水準の15%程度。東電福島第1原発事故の前は20%を超えていましたが、事故後は6%台まで下がりました。石油の大半を輸入に頼っていた戦前の日本が全面禁輸に直面し、戦争に突き進んだ過去を思います。

24年12月には東北電力女川原発が、今月は中国電力島根原発が営業運転を再開しています。今後さらに自給率のアップが期待されます。

冬場の暖房と夏場の冷房は健康を支えます。安価なエネルギーの安定供給は医学的にも大切なのです。

福島の事故を踏まえて策定された原発の新規制基準により事故のリスクは大きく減ったとはいえ、神ではない人間にとって「絶対安全」はありえません。前回も触れましたが、万が一事故が起こったときは、福島の教訓も活かしながら「屋内避難」などで全体としての健康を確保することが求められます。

原発には事故リスクのほかに「高レベル放射性廃棄物」の問題があります。いわゆる「核のゴミ」で、原発は「トイレのないマンション」ともやゆされてきました。

原発の使用済み核燃料は「再処理」によって約95%は再びエネルギー源として有効活用できますが、約5%は再利用できず、放射能レベルの高い廃液が残ります。この廃液をガラスと混ぜ合わせて作られる「ガラス固化体」が核のゴミです。直径40センチメートル、高さ1.3メートルほどの筒型で、青森県と茨城県に合計2530体が保管されています。

ガラス固化体は30~50年間地上で保管された後、地下300メートル以上の深く安定した岩盤に閉じ込めて保管されます。この「地層処分」が最終的な処分の国際的な共通認識です。

地下深いことから人間の活動や自然災害の影響を受けにくい、酸素が少なく化学変化が起こりにくい、地下水の動きがほとんどなく放射性物質が広がりにくい、などの利点が地層処分にはあります。

処分地の選定は3段階の調査で進められますが、第一ステップの文献調査には北海道の寿都町と神恵内村、佐賀県玄海町が手を挙げています。

原発の「トイレ問題」にも解決の兆しが見えてきました。」

エネルギー問題は国で様々な議論がされていますが、どの道へ進むにしても課題は山積。

ベターな道へ、どこで折り合いをつけるか。大事なことは「何のため」。

何事においても、いつの時代も、100%の賛成で前に進むというのは難しいかと思いますが、英知を結集して結論を出し、しっかりとした周知をもって、大多数の賛同を得ることができるようにと願っています。

横浜市「地域防犯力向上」緊急対策事業について 6675

未分類 / 2025年2月13日

昨日は予算関連打合せの後、常任委員会。市民局、にぎわいスポーツ文化局、消防局の議案等について。一昨日、近所でひき逃げ事故があり、警察の方が我が家も含め周辺住宅へ聞き込みに。寒い中、お疲れ様です。早期解決を願います。

地域防犯を所管する市民局の来年度予算案には、地域防犯力向上のための緊急対策事業が盛り込まれています。

一昨年、地域で安全パトロールをする「青パト」予算が様々な理由からカットされましたが、複数の自治会町内会から防犯活動推進を求める声を頂き、関係局と対策を検討。

公明党の推進で作られた国の交付金を活用し、自治会町内会等で実施する地域防犯対策への緊急支援の実施を予算化。

防犯パトロールに実施にかかる経費に使えるようにしています。

例えば、青パトにかかる経費(ガソリン代等) 防犯啓発グッズの購入費 センサーライト等防犯設備機器の整備費 防犯講座の開催経費などに活用できます。補助率は9/10(補助上限額20万円)

引き続き、声をカタチにして参ります。

「効率性」と「平等性」のバランスについて 6674

未分類 / 2025年2月12日

昨日は青葉台駅前での街頭演説の後、お世話になった大学の先輩の弔問へ。経営者として、平和を求め行動する人として生き抜いた方でした。

成功裏に終わったとされる日米首脳会談。様々な憶測、バイアス等がありますが、「事実」が大事だと改めて感じました。経済と共に、確かな平和への道を期待しています。

昨日の公明新聞「論壇」に「経営者の政治参加 効率性のみ追求は心配」と題し、京都大学名誉教授の橘木俊詔先生が寄稿されていました。

「経営者は組織を効率的に運営することに最大の特長があるので、行政や政策のムダを排し、費用の最小化を図る。すなわち政府の運営を効率的に行うメリットに期待できる。功はこれに尽きる。

とはいえ幾つかの難点も伴い得る。まず政府、行政府の業務には、必ずしも効率性のみに力点を置く仕事ばかりではない。例えば、教育・社会保障の分野では、能力の低い人やハンディキャップのある人に支出する必要性があるが、支出面からはペイしない(採算が取れない)のでそういう人を無視すると、これらの人はますます不遇になる。日本企業を例にすれば、不況期に支出を削減するため低賃金で解雇の容易な非正規労働者の数を増やす政策を採用した。これは確実に日本を格差社会にする要因となった。

効率を第一にすれば、地方に教育・病院・鉄道・道路への投資を控えがちであるが、地方は生活不便になり、削減に限度がある。最後に、経営者上がりの政治家は、自己の企業に有利な政策を導入する可能性がある。

効率性と平等性をうまくバランスさせるには経営者の効率動機だけに任せられない。」

お金だけで幸せになれると思うかどうか。両首脳はそうではないと思いますが、

何事も、手段を目的化するところに不幸の因があるように思います。

「木材」について 6673

未分類 / 2025年2月11日

昨日は予算関連の質問調整等。関内地区を歩いていると、2年前に完成した大林組横浜研修所。最高高さ約44m、11階建ての「純木造高層ビル」。それまで国内では7階建てが純木造の最高でしたが、木造が抱える弱点の克服に挑んだ建物。横浜市も市立学校はじめ木造の公共建築物を増やす取組みを進めています。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「京都大学などが開発した世界初の木造人工衛星が打ち上げられ、国際宇宙ステーションに到着した。来月に宇宙空間で強度と耐久性の実験が行われる。なぜ木造なのか.

背景には、宇宙ごみの問題がある。運用を終えた人工衛星は、大気圏に突入させて焼却処分することが国際ルールになっている。しかし、従来の金属製の人工衛星では粒子が大気に残り、異常気象や通信障害を引き起こす恐れがある。この点、木造衛星は燃え尽きるので、悪影響が少ない.

人類は発展と引き換えに地球環境を破壊し、その弊害を自ら招いた。宇宙開発で同じ過ちを繰り返してはならない。そのためには、環境に優しい宇宙用材料が欠かせない.

それにしても、一般人には縁遠い宇宙の問題を解くカギが、最も身近にある木材というのは意外だ。宇宙空間には木材を劣化させる空気や水分がないため、過酷な環境下で、むしろ真価を発揮できる可能性がある.

火星で樹木を育てることを想定した研究も、同じプロジェクトで進められている。現地で調達できれば、できることは大幅に増えるだろう.

宇宙での木材活用が広がり、地上での技術革新や用途拡大にもつながることを期待したい。」

自然を生かした技術。大きく発展して欲しいです。

「出会い」について 6672

未分類 / 2025年2月10日

昨日は地元でのご挨拶まわりの後、市民相談の現場へ。老若男女の皆さんから様々なお声を頂きました。出会いは大事。

先日、コラム「名字の言」が記していました。

「一期一会」とは、茶道の精神性を説いた言葉だ。 “この茶会は、もう二度とない”との思いで主客に誠意を尽くし、真剣に行うとの心得である。それが転じて、一般にも「一生に一度の出会い」といった意味で使われるようになった。

作家の井上靖氏は「一期一会」についてつづった。「ひろい人生の中に置いても、その四字の持っている輝きはいささかも消えない」(『わが一期一会』毎日新聞社)。一度きりであっても、その価値は輝きを失うことなく、人生を照らし続ける――出会いとは、そういうものだろう」

今日も前に進みます。

青葉区「子育てしたいまち推進モデル地区」について 6671

未分類 / 2025年2月9日

昨日は自民党・小島健一県会議員の新春の集いへ。いつもの通り盛会。ご挨拶させて頂きました。小島議員もご一緒だった先週の青葉区・議員団会議。来年度予算編成案について議論。先日の議論では「子育てしたいまち推進モデル地区」の取り組みもありました。

横浜市でたまプラーザ駅周辺「美しが丘地区」をモデル地区として展開中。小学校の始業前に、学校施設を活用した居場所を提供し、こども達が安心して過ごせる環境を整えるとともに、保護者の子育てと仕事の両立を支援。6年度の課題を踏まえ、7年度はモデル校を美しが丘地区の2校(美しが丘小学校、美しが丘東小学校)に市内8校を加え、計10校を予算化。今年度中に満足度の把握、施策を束ねる手法についての良さや課題の洗い出しを行い、7年度中に検討し、8年度に繋げるとしています。

私が気にしているのは、子どもたちの食事。朝7時に登校した児童は、校内での衛生上の問題から食べ物を給食時間まで食べることができないということ。まだ利用者が少ないものの、今後は児童の声も聴きながらの課題検討を求めました。

他方、子育て支援者会場を増設、区内15会場を予算化。来年度の増設は美しが丘公園こどもログハウス。毎週金曜日9時30分~11時30分開催。乳幼児を遊ばせながら、気軽に相談できる場を提供。子育て世代同士がつながりを持ち、子育てを学習しあい、地域での孤立を予防するとしています。

様々な取り組みも、利用者にとって「使ってよかった」との実感が大事。

現場の声を大事にしながら、より良い環境づくりに取り組みます。