映画の長時間化について 6645
昨日は鶴見区での会合の後、地元で行われた「だんご焼き」へ。その後、成人式を迎えた青年の皆さんとご一緒しました。各人が笑顔で輝く未来を開いて欲しいと願いつつ、人生の先輩として、次世代のために、自分にできる環境整備を進めねばと強く感じます。
昨年末、先輩から3年前に流行った韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を薦められ、この年末年始に見てみるとハマりましたました。「韓流ドラマは深い」との先輩の言葉に納得。全16話ですが、1本あたりの見慣れない長さを感じました。
正月明けの日経新聞「チャートは語る」に、「映画、タイパ時代に逆行 上映時間10年で13分増 配信台頭、制約なく」と題した記事が掲載されていました。
「映画の上映時間が長くなっている。2023年の世界興行収入上位30位内の映画の平均上映時間は132分と、10年前と比べて13分長くなり、2時間半以上の大作映画が全体の約4分の1を占めた。映画館での上映回数を増やすため、従来は2時間前後が常識とされてきたが、ネット配信の趨勢で制約が消えた。」
「映画の長時間化は時短重視の「タイパ」トレンドに逆行している。24年のクロス・マーケティングの統計によると、動画コンテンツを倍速視聴した経験のある人は21年の34%から24年には47%に増えた。」
「好みに合うか分からない作品を2時間かけて視聴するのは時間の無駄。しかし楽しめる確信が持てるなら1日中でも見ていたい。長時間映画は、消費者の両極端な時間感覚の間隙を突いた成功例といえそうだ。」
ニーズに応える。時代の変化に対応する。環境の変化に適用できるかどうか。
いつの時代も変わらない大事だと思います。