「一日を大事にしないと始まらない」について 6643
昨日は青葉区サッカー中学生大会の後、ご挨拶まわり等。市が尾中学のナイスゴールが記憶に残りました。あの一瞬のために積み重ねた努力があったと思いますし、一生の思い出になると思います。カタチは異なれど、多くの青少年にこうした経験をして欲しいと願っています。
先日、日経新聞コラム「サッカー人として」に三浦知良選手が「小さな点、時をかけ線に」記していました。
「カズは一体、何歳までやるつもりなの」。それが気になる人も多いみたい。来年は58歳。「ひとまず60歳までは」「できるなら65歳でも」と、僕が考えているのではと思う方もいらっしゃるかもしれない。はっきり言って分かりません。ターゲットを定めていないのが正直なところ。(中略)
自主トレに励んでいても、今日はどれだけできるだろう、明日は、と探り探り。自分の肉体はどこまで耐えられるか。大げさにいうと、一日先のことさえ確信は持てていない。
ただ、現役とはそういうものかもね。曇りなき計画図通りに進行するというよりも。飛んできた「今日」をつかみ、投げ返していくような日々にも、ならではの生の実感がある。一日一日のことしか考えられないようではプロは務まらない。矛盾するようだけど、一日一日を大事にしないと何も始まらない。小さく思える「点」が、最終的には太い「線」になっていくはずだと思っている。
(中略)
やり尽くしたい。1カ月、1年後、どんな線ができているのか見渡せず、たとえ目の前の一点がちっぽけに見えるようなときでも。」
カズさんは、サッカー選手として一流であるだけでなく、人生の達人。前に進むために、深く自分自身を掘り下げてみている。だから多くの方が魅了されるのでは、と思います。
また、一流の言葉は、等身大で、わかりやすく、カッコつけない。そんな気もします。
人が生きる目的は、人生を心豊かに、幸せになる事だと思いますが、そのための「大事」を教えてくれます。
来月58歳のカズさん。私は再来月58歳ですが、かなりの差があり、人生で乗り越えた苦労と努力の差かと思います。
自分は自分らしく、ということで、これからも学ばせて頂きます。
更なるご活躍を期待しています。