公園掃除と重機について 6609
昨日は地元町内会の公園大掃除。毎年この時期恒例のイベント。汗だくで全力を尽くしました。ご近所の約50人の皆さんとスッキリ。またいい年が迎えられます。
私の場合、57歳の肉体を提供して貢献しますが、中には機材を駆使して何人分もの活躍をされる方もいます。夫々の役目を果たすことで早くきれいになります。
先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。
「泥はスコップで一日すくっても全然減らないが、重機が来たらあっという間に景色が変わる。数年前、長野県小布施町で千曲川が氾濫して、そう実感した林映寿さんは、重機を操るボランティアの養成を始めた。地震に水害が重なった能登で、頼りにされているという。
重機は土砂やがれきを取り除くだけでない。倒壊した家の壁を支え、思い出の品を捜す手伝いもする。将棋の棋王戦で藤井聡太さんが指した駒もがれきから無傷で見つかった。こんな奇跡が起こるなら……と、時に重機は、あきらめかけた心の支えにもなる。能登の人も、自ら操縦して復興を進めようと講習を受け始めた。
そんな前向きな意欲が厳しい避難生活を乗り切る気力につながってほしいと思う。避難生活中にストレスなどで亡くなる災害関連死が、ついに地震による直接死を上回った。かねて懸念された事態である。石破首相は「災害関連死ゼロ」をめざし、避難生活の質を高めるという。細かいところに手が届くようにしてほしい。
災害は弱いところを突いてくる。疲弊している過疎地や高齢者が被災してしまうと、その症状はいっそう悪化する。それがわかっていながら、なすすべがないのが、何とももどかしい。林さんが自助であり、共助にもなる重機の講習を始めたのは公助は頼れないと感じたからだ。自助、共助、公助のあり方を問い直したい。」
公園掃除などを通じて地域の人とつながる。笑顔の声がけは心が開く。いざという時の安心にもつながります。
人に会うというのは「大事だな」と思います。