戸籍法改正について 6601
昨日、公明党神奈川県本部大会に向かう途中、横浜ベイスターズ、優勝パレード前の県庁前を通過。ものすごい人、盛り上がってました。大会では、三浦のぶひろ参議院議員を県本部代表に再任。私は引き続き県本部幹事兼労働局長となり、来賓あいさつは党代表代行の竹谷とし子参議院議員。そして最後に、このほど勇退された古屋範子前衆院議員がご挨拶。7期21年、私の初当選から最も長くお世話になってきた国会議員。身近なところでは、青葉区にあり厚労省関連が所管する「こどもの国」の皇太子記念館の建て替えをはじめ、今も続くプール、サッカー場等々の継続的な環境整備は全て古屋さんの功績。昨日も「ちゃんと引き継ぎしておいたわよ!」とのお声がけ。その他諸々お世話になりました。有難うございました。
昨日の会合。よくある話で、「ぎょうた」を「ぎょうだ」と間違えて読まれました。私の名前は面倒なことが多く、学校の先生からも「行田」は「いくたか?こうだか?」とか、「朝仁」は「あさじんか?ちょうじんか?」と必ずと言っていいほど聞かれました。
来年は戸籍に読み仮名をつけるため、戸籍法が改正施行されます。
先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。
「江戸幕府の最後の将軍、徳川慶喜は明治の新時代を悠然と過ごし、大正2年まで生き抜いた。油絵を学んだり写真に凝ったり、自転車に乗ってみたり武芸にいそしんだり、趣味に没頭した後半生だった。そんな自由人を、世間は親しみをこめて「ケイキ」さんと呼んだ。
自らそう称したこともあるというから、音読みが気に入っていたに違いない。ちなみに幕府滅亡が迫るころ、海軍副総裁に任じられた榎本武揚も、しばしば「ブヨウ」と呼ばれた。こういう例はいまも少なくないし、最近の個性的な名前となると読みは一筋縄ではいかない。たとえば「陽葵(ひまり)」も「暖(はる)」もルビが必須である。
全国民の戸籍の氏名に、読み仮名の記載を義務付ける改正戸籍法が来年の5月26日に施行される。本籍地の自治体から読み仮名を記した通知が届き、間違っていたら修正を申し出る仕組みだ。行政のデジタル化に伴う措置と聞くが、あと半年なのに新制度はあまり周知されていない。事務を担う市区町村の混乱が気になる。
通知への異議申し立ては、相当な数にのぼるだろう。赤ちゃんの名前を届け出るときにも、読み仮名を明記する必要がある。キラキラネームをどこまで認めるか、現場は大いに悩むのではないか。「ブヨウ、下界はめんどくさい世になっておるなあ」「ケイキさん、御意。わたしなんか、もとの名前は釜次郎でしたからね」
議会でも、読み仮名をふってあっても、今も「ぎょうた」を「ぎょうだ」と詠む人がいます。「確信犯か?」などと思うこともありますが、わかっていてもやめられない。
習慣の怖さを感じます。