「体罰の時代」から「多様性の時代」へについて 6583
昨日は神奈川県内水道企業団の委員会、本会議等。先日、児童相談所の方、関係者と打合せ。やむない理由で生活の場を替える子ども達。入所時の対応から乳児院や保護施設での生活等々についてやり取りしました。現場の声は重要。下記はメモです。
「法律の限界」が話題に。例えば、発達障害のある児童が地域で暴力、破壊等でトラブルを起こした場合、児童の状況を知っている周辺の人が「窓口へ」「病院へ」などと促しても親が認めないケース。児相は手の打ちようがない。「やってあげられないジレンマがある」。児童精神科医が少ないことも悩ましい。医療対応できれば、安定して生活できる可能性高い。
ある医師の話からやり取り。メモ。
昔の社会は、怖い大人のいる社会で、体罰が社会構造に合っていた。非行少年が暴れていたが叩いて抑え込んだ。
今は、非行少年に合っている社会になっている。やさしく、寄り添う社会。だから非行少年が減っている。
一方で発達障害の子どもには生きずらい社会になっている。
しかし、社会のやさしさを逆手に、パワハラ、モラハラ、カスハラが増える社会でもある。
多様性の時代とされる昨今。この先、体罰の時代のような昔に戻ることなどできないが、多様性を認める社会になっていく中で、そうした障害のある人も安心して暮らせる社会にしていかないといけない。
偏見、差別のない、多様性を認める社会へ。新たな時代を目指して一歩を踏み出したところで、目の前に様々な現象が出ている。」
ここが現在地。子ども達のために、私にできる一歩前進を重ねます。