「若者の政治参加」について 6582
あかね台中学校へ。正門横にある、あかね台2丁目グラウンドのゲートが完成し現場を確認しました。元々、工事現場用の大きく重厚なジャバラゲートを残して利用していましたが、開閉が大変であることなどから管理委員会の井上会長からお声を頂き、区役所及び教育委員会と共に対策を進めてきました。声をカタチに。お喜びの声を頂いています。
ところで、昨日の市民相談の際、先の衆院選での若者の投票行動が話題に。先日、公明新聞コラム「座標軸」が若者の政治参加について記していました。
「若者の政治参加を呼び掛ける団体の代表理事・能條桃子さんは、留学先のデンマークで若者の政治への関心の高さに驚いたことが今の活動の原動力だ、と東洋経済education×ICTの記事で述べている。
選挙の時には、ポップコーンを食べながら皆で党首討論をチェック。授業が面白くなければ生徒同士で意見を出し合い先生に改善を求める。「何か不都合があれば、変えようとする意思がみんなにあって、とても健全だと思った」という。
日本総研会長の寺島実郎氏は近著『21世紀未来圏 日本再生の構想』(岩波書店)で、若者の政治参加を促すためにも先輩世代の動向が重要になると説く。
2050年に日本の高齢化率は37%台。若年投票率が低いままならば、有効投票の6割程度は高齢者とみる。戦後、大都市圏に産業と人口を集積させた結果の「都市新中間層」による高齢化が大きいと分析。“老人のための政治”に陥らないためにも「高齢者が民主主義への責任を自覚して動くべき」と訴える。
氏は、高齢者が社会と関わりを保ち、社会的な課題の一端を担うことに期待。目先の利害に左右されない政治的な意思決定の行使も望む。「大人たちが筋道の通った挑戦をしている限り、後進は希望を失わない」
国政も地方政治も、それぞれの役割に応じて税の使い方を決めていきます。
国政な大きな改革はもとより、冒頭のような市民の声で地域がより良く変化することも知って欲しいと思いますし、そこが原点かと思います。