安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「SNSで本当のことを知った」の危険について 6600

未分類 / 2024年11月30日

昨日、本会議が開かれ第4回定例会開会。声をカタチにすべく取り組みます。ある方から「兵庫知事選ですごく発信していた知事応援アカウント。終わったらたちまち消去するって、なんかおかしくないですか?」とのお声。なんとも答えようがありませんが、バッシングしていた多数のアカウントが、掌を返して擁護に回る様は異様でした。簡単に変わる無責任。作家の佐藤優さん曰く、世界にはびこる「何でもありのニヒリズム」。得な方にコロコロ変わる今の日本を象徴しているよう。一方、知事とPR会社との関係が話題になっていますが、SNSにウソやデマの類も少なくないことを感じます。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「同じ情報に繰り返し接していると、それがだんだんと真実に思えてくる。「真理の錯誤効果」と呼ばれる脳の働きだ。人間が抱えているさまざまな認知バイアス(偏り)の一つで、情報が実際はウソであっても関係ない。頭の中で無意識に進む、やっかいな現象である。

これに目を付けた政治家は数多いとされる。ヒトラーは主著「わが闘争」で、政治的スローガンは反復が重要と説いた。大衆に分かりやすいシンプルな訴えを、ひたすら繰り返して覚えさせるのだ、と。トランプ氏がフェイクをいとわず一方的な主張を大量発信するのは、この錯誤を利用するためとみる向きも少なくない。

知らぬ間にウソを刷り込まれては困ってしまう。それでなくとも情報が偏りがちなSNS時代である。一方でバイアスは脳に内在する情報処理機能であり、取り除くのは難しい。ではどうすべきか。藤田政博関西大教授によると、バイアスが存在し、対処が要ると気付くだけで大きく違うという(「バイアスとは何か」)。

「SNSで本当のことを知った」。最近の選挙で、よく聞かれる声である。確かにSNSには多くの情報がある。他方、大量に拡散された情報が、繰り返し目に入っていなかったかどうか。受け取る情報は真実か、それとも自分の脳の偏りか。どんな立場に立つにせよ、冷静に疑ってみる。そんなひと呼吸があってもいい。」

自分の都合のいいものに対し、「SNSで本当のことを知った」と評価する傾向はあると思います。

こうした中、オーストラリア議会では、16歳未満のSNS利用禁止する世界初の法案が成立したそうです。対象はX(旧ツイッター)やTikTokなどで、子どもが接続できないようにする対応を怠った企業には罰金が科され、親の同意にかかわらず、子どものSNS利用が禁止されるのは国家レベルでは初。法律は成立後、1年後に施行されるとのこと。

本文最後の指摘。その通りだと思いますし、選挙などの注目を浴びる時だけなく、日頃から税金が正しく使われているか等々、本業の政治をしっかり監視することが大事かと思います。

横浜市「大規模テロ災害対応訓練」について 6599

未分類 / 2024年11月29日

昨日、市民・にぎわいスポーツ文化・消防常任委員会の視察で、戸塚区にある横浜市消防訓練センター、神奈川区にある横浜市民防災センターへ。昨日は横浜市と医療機関との連携による大規模テロ災害対応訓練を実施。訓練がなければ、いざという時に的確な対応をすることは困難です。

横浜市消防局では、多数傷病者が発生したNBC災害時の対応力及び医療機関との連携強化を目的に大規模テロ災害対応訓練を実施しています。

※NBC災害:放射性物質(Nuclear)、生物剤(Biological)及び化学剤(Chemical)が関連する災害

昨日は横浜市消防局 指揮隊、指揮支援隊、特別高度救助部隊、特殊災害対応隊、 特別救助隊、大型除染隊、大型除染支援隊、消防隊、救急隊 計25隊 100人。そして、国立病院機構横浜医療センターと湘央生命科学技術専門学校が参加。

体育館で何らかの薬剤が撒かれ多数の傷病者が発生したことを想定し、次の訓練が行われました。

(1) 消防隊等による初動対応

(2) 特別高度救助部隊、特殊災害対応隊、特別救助隊による検知活動及び救出活動 (3) 除染隊による除染活動

(4) 救急指揮部及び医療機関との連携によるトリアージ活動及び医療機関への搬送 (5) 解毒剤自動注射器(訓練用)の使用

きな臭い話が続く中、いざという時の準備が進んでいます。

横浜市民防災センターは、元々全国有数の機能を揃えた場所で、この春以降にマンション防災の体験コーナーを設置するなど、その他にも新たなプログラムが盛り込まれていました。ぜひ足を運んでみてください。 https://bo-sai.city.yokohama.lg.jp/

 

認知症対策「患者の居場所」と「サポーター活躍の場」の拡充について 6598

未分類 / 2024年11月28日

昨日は団会議等の後、連合神奈川・横浜地域連合の総会、認知症の当事者・関係者の集い「あざみ野オレンジバル」へ。昨夜はNHK・Eテレの取材が入ってました。毎月楽しい時を過ごすと共に、本人家族へのサポート、制度のあり方など貴重な声を聞くことができるオレンジバル。昨夜も主催者の長田乾先生、秋田県から視察に来られた課長さんからも貴重なお声を頂きました。そして、Iさん。まだまだ「FIGHT ON」。私も続きます!

先月の決算特別委員会・総合審査では、現場の声をベースに、認知症の方の居場所、認知症サポーターの活躍の場を増やすこと等についてやり取りしました。ご紹介します。

(質問)認知症の治療体制の充実が望まれますが、一方で治療対象とならない認知症の方も、地域には多く生活されています。そのような方も、希望や生きがいを持ち、孤立することなく、住み慣れた地域で、つながりながら暮らし続けることが、非常に重要と考えます。

認知症の方の社会参加の機会や、居場所として、認知症カフェや本人ミーティングの充実に取り組んできましたが、「気軽に参加しにくい」との声も聴いています。

そこで、認知症の方の社会参加の機会や居場所の現状に関する認識について、市長に伺います。

《市長答弁》「認知症カフェや本人ミーティングは、市内100か所以上で開催され、着実に増えて

きていると承知しております。今後更に認知症の方が増えていく中で、より多くの方にとって参加がしやすい場所としていくためには、認知症の方お一人おひとりの想いを丁寧に受け止めて、ニーズにあった活動内容にしていくことが必要であると考えています。」

(質問)地元青葉区では、認知症カフェならぬ「オレンジバル」が毎月開かれ、私も参加しています。食事やお酒を飲みながら会話を楽しみ、にぎやかな夜を過ごします。参加者は誰が認知症の方か、誰が医療や福祉の関係者なのか身分を明かしません。「支援する人、される人」の区別を無くして、リラックスできる時間を参加者全員が楽しんでいます。こうした気軽に参加できる取組は、公的な医療や福祉サービスでは難しいと思いますし、このような取組が広がるよう、幅広く共有して欲しいと考えます。

そこで、認知症の方の希望やニーズにあった参加の機会や居場所がさらに増えるよう、区域ごとに地域での取組を支援すべきと考えますが、市長の見解を伺います。

《市長答弁》「日常生活になじみのある場所で、認知症の方も含む、地域の様々な関係者が連携をしながら、気軽に参加がしやすい環境を整えることは、大変重要な取組であります。このため、地域のニーズに応じて、活動や人材に関する情報の提供や、また、医療・介護等の専門職への声掛け、地元企業との橋渡しなどを行います。更に好事例の横展開を図っていくことで、地域での取組が広がっていくよう、支援をしてまいります。」

(質問)先日、以前からその実現を要望してきました、認知症の方がサポートを受けながら、安心して買い物ができる、スローショッピングを視察しました。認知症の方と地域、企業が連携したとても良い取組だと感じました。一方、実施にあたり企業との連携が、地域における働きかけだけでは難しいこともあるかと思います。

そこで、企業との連携におけるスローショッピングの今後の展開について、市長に伺います。

《市長答弁》「私も先日、スローショッピングを拝見させていただきまして、実際に百聞は一見にしかずということを認識しました。高齢者が、楽しみながら自分で買い物ができる、そういう姿を見て、やはり、そういう環境づくりを進めていくことは大変意義があると改めて強く思いました。そして、企業の方からは、この取組が企業の魅力の向上、実際に関わっていただいているスーパーからも、この取組が企業の魅力向上につながると、そういったことに従事していくことによって、また従業員の認知症への理解につながる、そういう力強いお言葉もいただいています。

スローショッピングの取組を更に広げていくために、多くの企業さんにこうした取組の重要性と効果を伝え、参加を働きかけていきたいと考えています。」

(質問)この取り組みにあたり、商品選びや支払いにはボランティアの参画が重要で、皆さんの明るく、生き生きとした笑顔がとても印象的でした。

そこで、スローショッピングを含め、さらなる認知症サポーターの活躍の場の拡大を検討すべきと考えますが、市長の見解を伺います。

《市長答弁》「認知症サポーターは認知症について正しく理解し、認知症の方や御家族を温かく見守る応援者であります。サポーターの中には、温かく見守るだけではなく、一歩進んで認知症の方や御家族に直接関わりたいという方もいらっしゃいます。認知症の方の希望や願いと、サポーターとしての自分にできることで応援をしたいという思いをつなげて、サポーターが活躍できる環境づくりを進めてまいります。」

(要望)医療と福祉をはじめ、生活に関わる様々な関係者が、これまで以上に連携することで、認知症の早期発見、早期治療、社会参加・居場所を充実させ、認知症を治せる街、認知症に理解のある街よこはまを目指し、認知症施策に取り組むことを要望し、次の質問に移ります。」

更なる環境改善へ。次に向かって頑張ります。

「華夷の弁」について 6597

未分類 / 2024年11月27日

昨日、都筑区にある横浜市歴史博物館へ。「丘のよこはまー近代の村の歴史とくらし」との企画展。青葉区の歴史が見れます。写真は1936年(昭和11年)田奈村の柿の出荷風景。現在のJA横浜田奈支店、私が所属する消防団の小屋のある場所です。今年は青葉区制、都筑区制30周年。現在の青葉区と都筑区のエリアにはかつて谷状の地形「谷戸」が広がり、1889年に田奈、中里、山内、中川、都田、新田の6村が誕生。農作物の栽培や絹織物の製造が盛んな地域となりました。麦芽の生産も有名で、キリンビールやサッポロビールにも使われてきたそうです。

先人の尽力で大きく発展した青葉区。企画展では1994年に再編されるまでの状況などが展示されています。

故郷に誇りを持つ。大事なことだと思います。

先日、コラム「名字の言」が記していました。

「吉田松陰は「華夷の弁」(かいのべん)という教育理念をもっていた。自分の生まれた土地に劣等感を抱く必要はない。その場で励めばそこが「華」である、と。

それは、松本村(現・山口県萩市)という当時の寒村に漂う辺境の劣等感を克服するとの決意でもあった。“松下村塾のあるこの地から、必ず奇傑の人物を輩出してみせる”――この一念で松陰は明治維新の志士たちを育んだ(古川薫著『松下村塾と吉田松陰』新日本教育図書)」

「華夷の弁」は吉田松陰が松下村塾記で述べた言葉で、「国の最も大なりとする所のものは、華夷の弁なり。 人として最も大切にすべきことは、忠と孝の道である」。

場所ではなく人で決まる。人が出れば場所は輝く。

どこにいても、どんな時も「自分なんだな」と思います。

企画展は12月15日まで。ぜひどうぞ。

視察「AIオンデマンドバス」について 6596

未分類 / 2024年11月26日

昨日、港北区の日吉・綱島エリアで実証実験が行われている「AIオンデマンドバス」を視察。東急バスとCommunity Mobilityによる既定の経路や時刻表を持たない予約型のバス。もちろん横浜市もかかわっています。(今年9月から来年8月31日まで毎日運行)

長年、公明党市議団として地域交通問題に取り組み、視察や質問を重ねてきました。横浜市も様々な手法を駆使し、青葉区を含め、実証実験等を重ねていますが、まだ「うまくいっている」との実感にはたどり着いておらず、市民からの不安の声を頂いています。

既定の経路や時刻表を持たず、予約状況に応じてAIが最適なルートや時刻を算出して運行。エリア内には、鉄道やバスの路線網がある一方、大型車の運行が困難な幅員が狭い道路や勾配が大きい場所も存在。既存バスを補完するような新しい移動手段により、街の魅力と移動総量の底上げによる地域経済活性化と、快適で暮らしやすい交通サービスの構築が期待されています。また、乗車人数などの目標値は設定されず、どの程度需要があるか探っているとのこと。また、既存のバス路線以外の狭い道も走行。青葉区でも期待できます。

同実証運行はワゴンタイプ車両1台で実施。乗務員含めて11人乗りで、車いす用リフトを装備。時間帯は午前9時30分から午後4時30分まで。予約は、アプリ即時予約のみ。気になる価格は、大人500円、子ども250円(幼児は同伴者1人につき2人まで無料)、横浜市の敬老特別乗車証(敬老パス)の対象外。交通系ICカード・事前登録したクレジットカード・PayPayで支払。状況によっては相乗りになる場合も。乗降場所は58カ所。

需要減少、運転手不足等の理由から経営環境が悪化し、路線廃止、減便が続くバス路線。また、高齢化が進む中、免許返納後の移動手段をどうするか。地方都市のみならず、横浜市内でも大きな問題。

問題は乗客数がどうなるか。乗る人がいないのに、運航するというのは無理があります。

日常の足の確保に向け、取り組みを進めます。

「長く走る」について 6595

未分類 / 2024年11月25日

昨日は第11回青葉区民マラソン大会の後、JA横浜田奈支店の農業まつり、地元の会合等。一昨日の合気道青葉塾道場の50周年大会でご挨拶させて頂きましたが、マラソンを走るとか、団体などを50年運営するなど、次元は異なれど並大抵のことではありません。

今年50周年を迎えるものといえば、キティちゃん、宇宙戦艦ヤマト、ルービックキューブ、セブン-イレブン・ジャパン、カルビーのサッポロポテト・バーベキュー味等々。創業の核を大事にしながら、進化を続けてきたものが生き残っています。

モノや組織の進化。生身の人間が真似できるものでもありません。

只、一見老いていないモノや組織も、人がつくり、人が歴史をつくってきました。

「年とるってのは細胞が老けることであって、魂が老けることではない!」 とは、今年75歳になった矢沢永吉さんの言葉。

いくつになっても、自分と向き合い、今日一日に勝負をかけることができるかどうか。

それが次の世代に繋がり、世紀を超えて歴史的な価値になっていくように感じます。

大事なことは「何のため」。

今日も頑張ります。

2人に1人は代替肉 2050年「1億総健康」について 6594

未分類 / 2024年11月24日

昨日は田奈駅前での区民交流センターまつりの後、合気道青葉塾道場50周年大会へ。形容詞も様々ありますが、50年はすごいです。

屋台では食べ物や地元野菜などが販売され盛り上がっていました。生産者が見えるというのは安心感があります。他方、見えないものも増えています。

先日、日経新聞が「2人に1人は代替肉 50年「1億総健康」」と題した記事を掲載していました。

「日本の人口が1億人を切る2050年代。人口が100億人に達する世界では、大豆など植物由来の代替肉が肉市場の50%超を占めるとの予測もある。低カロリーで生活習慣病リスクの低減も期待される肉や卵の代替食。動物性たんぱく質とバランス良く組み合わせた食事が広がれば、1億人の健康増進につながる。

(中略)

肉や魚、卵といった動物性たんぱく質の代わりに、大豆やエンドウ豆などの植物性たんぱく質を原材料にする「代替食」が広がっている。大豆を原料にした代替肉は「植物肉」や「大豆ミート」などと呼ばれ、店頭で見かける機会も増えた。

代替食に注目が集まる背景は、地球温暖化だけでない。世界で「胃袋」が広がり続け、畜産物や飼料の奪い合いが激しくなることの懸念もある。

日本の人口が1億人を割り込む2050年代。国連によると、世界の人口は100億人に達する見通し。農林水産省は、畜産物の需要が50年に世界全体で10年比1.8倍に拡大すると試算する。

(中略)

管理栄養士の大山加奈恵さんに報告すると「代替食だけでは脂質不足になる場合もある。動物由来の料理とバランス良く食べることが大切だ」と助言を受けた。メリットとしては「代替食はカロリーが低い。糖尿病など生活習慣病リスクを低減させる可能性がある」という。

アンケートで「日常的に食べたい」との回答は、積極派も含めて34%にとどまった。ただ、食べた経験のある人が、回答者の約8割を占めた。現在は食事経験の有無で、代替食への向き合い方に温度差もみられる。

代替食への理解が進み、主菜の選択肢に代替食をうまく取り入れる人が増えていけば、「1億総健康社会」も夢ではない。」

いい話もあれば、不安がよぎる話も。

私のような消費者にとっては、中身がよく見える仕組みが大事です。

横浜市「学校体育館へのエアコン設置」について 6593

未分類 / 2024年11月23日

昨日は田奈駅前での街頭演説の後、市民相談対応、学校体育館へのエアコン設置関連の打合せ等。授業、スポーツ、地域イベント等の他、避難所として活用される学校体育館。災害対策の観点からも早急な対応が求められるエアコン設置。国で先頭に立ち取り組む佐々木さやか参議院議員と連携し、政府と市の関係者と共に事業加速化の検討を進めています。

公明党市議団として、これまで学校体育館へのエアコン設置への視察、質問を重ね、強力に推進。昨年度からの10年計画で約500校ある横浜市立学校での設置を実施中。それ以前のモデル設置を含め、現在約2割の設置が完了。只、昨今の災害や気候変動の状況を考慮しますと、一刻も早い設置完了が望まれます。

現在、国との連携を強化し、事業を加速させ、10年計画を前倒しし、今後5年間で完成させるべく動いています。国の補助も活用しながら進めている事業ですが、総額200億円超かかる予算もさることながら、家庭用エアコンとは異なるため、事業手法の課題も。設計施工等の観点からも、リースでできれば早く設置できるものの、将来世代への資産形成できない等の理由から、建設国債が使えないなどの壁もあります。それ以外での特別交付税の活用など、様々な検討を進めています。

只、新しいこと、いい仕事をしようとすると、課題があって当たり前。

それを乗り越えたところに自他共の喜びがあると思います。

全校への早期設置完了に向け、取り組みを進めます。

横浜市「10大ニュース」募集について6592

未分類 / 2024年11月22日

昨日は市民相談対応の後、リモート会議、会合等。昨日、横浜市は今年の10大ニュースを募集すると記者発表しました。それにしても、1年が経つのは早いです。

横浜市内で起こった出来事や市政ニュースなどの中から、市民の投票により、 2024年の横浜10大ニュースを決定。また、投票いただいた方の中から、抽選でプレゼントが当たるとしています。横浜の名物、グッズ、チケットなど結構な種類があります。下記のHPから確認できます。

また、29件の候補となるニュースもHPに記されていますが、個人的に、今年は26年ぶりの「横浜ベイスターズ・日本一」かなと思います。

よろしければどうぞ。

■ 投票資格 市内在住の方(投票はお一人1回に限ります。)

■ 投票方法

・横浜市ウェブサイトで投票

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/kocho/10_news/202410news.html

・専用ハガキで投票(チラシに付いているハガキを切り取って投票できます。)

チラシは、市役所市民情報センター、区役所広報相談係、行政サービスコーナー、地区センター、図書館、鉄道駅等で順次配布。

■ 投票期間 令和6年 11 月 21 日(木)~12 月 12 日(木)

「想像力は人間にしかない」について 6591

未分類 / 2024年11月21日

昨日、ある専業主婦の方から「年収の壁、なぜ178万円にするといいのですか?」とのご質問。いいかどうかは立場によって異なりますが、より良くなるよう期待しています。現在の壁は変えた方がいいとは思いますが、現在の手取りが増えるということは、将来の社会保障が減るということでもあります。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「想像力は人間にしかない」。JT生命誌研究館の中村桂子名誉館長は著書『人類はどこで間違えたのか』(中公新書ラクレ)にそう記している。その能力をどう生かすか。そこに人の真価が現れる。

「人生は基本、自己責任じゃないかな。だから社会保障は必要最低限で構わないと思うよ」。先日、通りすがりにそんな声を耳にした。声の主は20代前半の青年。どうやら友人に持論を語っていたらしい。「自分が社会保障なしでは生活できない立場だったら」。そんな想像をしたことは恐らくないのだろう。

今の彼は何不自由ないのかもしれない。だが、この先はどうか。交通事故に遭ったり、職を失ったりするかもしれない。がんを患うかもしれないし、介護を受ける身になるかもしれない。それは決して人ごとではないと想像に難くない。

人生100年時代。誰しも人の助けが必要になるときは必ずある。生まれてから死ぬまで全てを自己責任では通せない。だからこそ誰もが安心して暮らせる社会保障が不可欠なのだ。

何げなく考えた。けがや病気、失業、介護といった問題を国民の自己責任に転嫁するような政治家が、もし権力を手にしたとしたら……。想像してゾッとした。」

15年前の政権交代の時などもそうでしたが、「明日にでも年金がなくなる」などと報じられていたものの、今もしっかり年金は運用され、支給されています。個人的には、資産形成のための一番有利な金融商品だと思っていますが、あの時の報道はなんだったのかと思います。不安を増長させ、興味をひきつけるため、裏付けの乏しいデマを流し、社会を不安に陥れた報道機関などは、どこが何を伝えたのかを明らかにしていくべきではないかと思います。同じ過ちを繰り返す。報道の自由とは、ウソやデマを許すものではないと思います。

テレビやネットなど、様々な情報媒体がありますが、そこへの信用が大変乏しい社会にあって、自ら見極め、決めていく力が求められていると思います。