安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

公明党大会「石破茂総裁の来賓挨拶」について 6539

未分類 / 2024年9月30日

昨日の横浜駅西口での街頭演説会。三浦信祐県代表がマイクを握りました。マスコミも、先の党大会で参議院2期目、50歳の若手ながら選対委員長に抜擢と注目。体に気を付けて、党創立者の期待に応える活躍を願っています。

党大会では石破茂自民党総裁が来賓あいさつ。公明新聞が要旨を掲載。共同通信が大部分をYouTubeにアップ。( https://x.gd/uHJLv  22分頃から約15分間)頑張っていかねばと思いました。

「能登半島では元日の地震後、ようやく少し立ち直れるかなと思った時に豪雨災害があり、苦難の中にいる方が大勢いる。自民党総裁選後の報道で「なんで政治は分かってくれないんだ」との悲痛な叫びを聞いた。一番つらい思い、悲しい思いをする方々に、政治は、自公政権はきちんと分かってくれているという思いになっていただけるよう、全力を尽くす。公明党の力を心からお願いする。

公明党は結党60年を迎える。亡き父は鳥取県知事や参院議員を務めたが、1971年2月14日、岡山で公明党創立者の池田大作・創価学会第三代会長が御臨席の下に「中国文化祭」が開かれ、県知事として出席し、創立者と話をさせていただいた御縁がある。その後も、公明党には私の選挙区において本当にお世話になってきた。

われわれは3年3カ月の間、野党であった。つらい時、苦しい時に公明党が一緒にいてくれた。私はその時に政調会長、幹事長を務めていたが、同じ政調会長だったのが石井新代表だ。公明党にご指導いただき、自民党の今日があることは片時も忘れてはならない。

東日本大震災が起きた時も野党だったが、あの時ほど自公が政権を失って申し訳ないと思ったことはない。困っている人、悲しむ人たちのそばにいる自公政権でありたい。

全国各地で公明党の皆さまが、地域のために一軒一軒歩き、いろんな声を集約し政策に生かしてこられた。農業や漁業など地方の伸びしろを最大限に生かしたい。過密の東京の脆弱性も解消し、地方も都市も幸せになれる政策を公明党の知恵をいただき実行していく。

大衆の中に生き、大衆の中で死んでいく。自民党はともすれば、そういうことを忘れることがあるかもしれない。この精神に学びながら、自公政権があってよかったと国民に実感していただきたい。」

また、「どちらか一方が得をして、どちらかが損をする。そんな関係は長続きしない」「公明党の皆様がすべて勝利するために自民党総裁として全力を尽くす」との言葉も。

新たな出発。頑張ります。

「大衆直結」について 6538

未分類 / 2024年9月29日

昨日、第15回公明党全国大会開催。誰もが「余人をもって代えがたい」とする山口那津男前代表から、(何度も応援に入って頂いている)頭脳明晰、すばらしい人格者の石井啓一新代表へ。新たな時代の幕開け。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「連立政権で公明党が果たしてきた役割を、坂東眞理子・昭和女子大学総長は「国民感覚からズレることなく政権運営ができるのは公明党がいるおかげだ」と語る。こうした声に応え、公明党は引き続き連立政権の中で「大衆直結」の政治を貫き、生活者目線からの政策立案、実現に挑む。

15年ぶりの新代表誕生に注目が集まる。公明党代表には「首相に様々な政策や政権運営について直言し、軌道修正を図ることができる」(19日付「読売」)との期待も。27日には自民党も新総裁が決まり、連立政権は新たなスタート。公明党に対する評価を糧に、改めて政治の安定と改革に尽力する決意を固め合いたい。」

お二人の共通点は東大卒。デキが違います。

新代表のもと、しっかり団結して、新たな公明党の歴史を開いて参ります。

山口代表、大変お世話になりました!お疲れさまでした!ありがとうございました!(写真は昨年春撮影)

「新総裁に期待すること」について 6537

未分類 / 2024年9月28日

昨日、自民党・石破茂新総裁が誕生。直後の「自由闊達な議論ができ、公平公正に」との挨拶。私の尊敬する会社時代の上司も「公平公正だからこそ人は頑張れる」としながら組織をまとめていました。団結の基本かと思います。反対に議論もできない、不公平や客観性の欠如は、組織の力を削ぎ、分断、衰退を煽ることに。総裁選終了後、石破総裁は公明党本部を訪れ、山口代表、石井幹事長を表敬。自公結束が確認されました。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「軍需工場がたびたび空襲を受けた東京都武蔵野市の市立歴史館で、B29をテーマにした企画展が開かれている。目玉は米国立公文書館で発掘した1944年の映像資料だ。ボーイング社の製造工場を紹介する軍の宣伝動画なのだが、あぜんとするのがその圧倒的物量だ。

たっぷり積み上がったアルミニウム材に、誰でも取り扱えるよう工夫された工具類。主婦らも加わった大勢の作業員が、続々と機体を組み上げてゆく。プロパガンダ映像であることを差し引いても、スクリーンからは豊かな国力があふれ出ていた。家庭からこまごま金属片を供出させてどうにかなる格差では到底なかった。

NHKドラマ「虎に翼」で先日、総力戦研究所の話題が出ていた。太平洋戦争の直前、各界の優秀な若手を集めて組織された首相直轄の研究機関である。英才たちがはじき出した対米戦のシミュレーション結果は「日本必敗」。長期戦に耐えうる資源を欠くのは明らかだった。だが政府は黙殺し、この国は坂を転げ落ちた。

企画展の床にはB29の尾翼が実寸大で描かれている。原爆を含め大戦末期だけで数十万人の命を奪った巨体を思い知る。不都合な真実から、指導者はしばしば目を背ける。新聞が追従した歴史とともに苦く残る教訓であろう。我こそ日本の新リーダーたらん。相次ぐ名乗りに目を凝らしつつ、惨禍を繰り返すまいと誓う夏だ。」

周辺環境が厳しさを増す中、誕生したリーダー。

個人的には、感情抜きの国益第一、冷静な対話を通じた平和国家としてのかじ取りを願ってます。

減災対策「事前復興」について 6536

未分類 / 2024年9月27日

昨日は減災対策推進特別委員会。東京都立大学名誉教授の中林一樹先生を参考人として招致し、「首都直下型地震等に対して、横浜市が取り組むべき事前復興について」と題してご講演頂きました。本委員会の今年度のテーマは「都市直下地震等に対して横浜市が取り組むべき事前復興について」。下記はメモです。

災害をきっかけに創造的な都市づくりを考えておくべき。被災した後に考えるのは遅い。泥縄的になってしまう。

2013年「大規模災害復興法」が制定された。大規模災害を受けた市町村が、土地利用の再編などによる円滑かつ迅速な復興を図るため、政府の復興基本方針等に即し、復興計画の策定ができるとされている。

一方、大規模災害を受けた都道府県(政令市を含む)が、復興基本方針に即し、都道府県復興方針を定めることができるとなっている。

政令市は都道府県+市町村の役割を担う。大変な役割であり、事前の準備が重要。

災害復興には2つの復興がある。すべての被災者に公平公正に支援し、ひとりひとりの復興を行う「被災者復興」(居住者、事業者)と、解決すべき課題にある被災地を選定し、そこに集中的に資源を投じる「被災地復興」(市街地、コミュニティ)。

復旧で元に戻すという考え方ではなく、人口減少時代に入る社会において、どのような復興を行うか。今から考えておくべき課題だ。

被災地復興には2つある。「原地復興」と「移転復興」。

多くの被災地復興は、被災元の市街地に内在していた課題を解決することにより、安全、快適、利便な市街地に復興する「原地復興」に取り組む。100年前の関東大震災も阪神淡路もこの方法だった。

しかし、東日本大震災は、現地では安全性の改善が困難なケース。移転することで再度被害を回避する「移転復興」を政府は進めた。

◎復興を事前に準備するための計画はつくれるが、事前復興計画は作れない。

◎「事前復興」を考える際、横浜における「移転復興」をどう考えるか。自治体はどのような準備をすべきか。事前復興計画を策定した和歌山県和歌山市も同県湯浅町も計画を議決していない。検討段階で市民、事業者等の利害が絡む。

都市部において移転先の確保の考え方はどうか。

東京都は、都市復興を含む地区計画を進められているのか。

神戸市の松本地区の例。被災地を市が事業地として先行取得し、減歩率9%で街づくりを成功させた。

いざというとき、国がどういう方針を出すか?東日本の時は「高台へ」との方針を出した。街を作った。でも人は戻ってこない。東京横浜の時には、国はどんな方針が出るか?

横浜市が対峙する事前復興の5大被災。

木造密集市街地での地震災害

急傾斜地。宅地造成地の崩壊被害。

液状化による宅地被災

臨海地域での津波被害

洪水想定地域での復眼的復興

能登半島地震の教訓。1次避難は大変だが人は町にとどまっている。2次避難となると町から人がいなくなる。人がいないと復興が遅くなる。モノでなく、人と金が大事。寄添いができない。行政もボランティアもいけない状況がある。いかに1次避難から仮住まいまでについて、いかに事前準備をしておくかがとても重要。被災者にはスマホで情報はとどけることを共有する。つながること。

東京の事前復興も、25年を経て「準備する事前復興」から「実践する事前復興」への展開を図ろうとしている。具体的な「実践する事前復興」とは何か。被災地においては地籍調査の実施、都市整備は事前復興、都市復興を含めた地区計画を作る。被災者は、地震保険への加入、自宅の建替え・耐震化推進、事業所の建替え・耐震化。

関東大震災当時、東京、横浜について、後藤新平は将来を見据えて近代都市づくりをしていた。彼には、復興で目指す東京、横浜の都市像(復興ビジョン)が描かれていた。偶然の事前復興。

将来の社会像を想定しながらの事前復興の重要性。勉強になりました。

認知症診断まで「平均16.2カ月」について 6535

未分類 / 2024年9月26日

昨日は団会議、本会議、決算特別委員会、断続的な会議等。その後、認知症関係者の集まり「あざみ野オレンジバル」へと思っていましたが、間に合いませんでした。また来月伺います。早期発見が極めて重要な認知症。先日、太陽生命が「認知症診断までのかかった時間」の調査結果を公表。共同通信が伝えていました。

「同居する家族が「今思うと、あの頃から認知症だったかもしれない」と感じた時期から、医療機関で認知症と診断されるまでに平均で16・2カ月かかっていることが19日、太陽生命保険の調査で分かった。調査結果にコメントを寄せた日本認知症予防学会の浦上克哉代表理事(鳥取大教授)は「専門医の立場から見ると遅い」とし、早期対応を呼びかけている。

調査は21日の「世界アルツハイマーデー」に合わせて、7月30日から8月2日にネットで実施。過去5年以内に認知症と診断された家族と6カ月以上の同居経験がある30~70代の男女計千人が回答した。

認知症を疑った症状を複数回答で尋ねたところ「物忘れ」が最多。次いで「金銭や薬の管理ができなくなった」と「記憶が曖昧になる」だった。

「医療機関に受診させようと思ってから、実際に受診させるまでにかかった期間」は平均11・6カ月だった。浦上氏は、典型的な認知症は「3~5年前から兆候が見られる」とし、軽度認知障害は「適切な対策で正常な認知機能に回復する可能性がある」と指摘した。」

横浜市は、市内にお住まいの50歳以上の方を対象に、市内165ヶ所の医療機関で「もの忘れ検診(認知症の簡易検査)」を無料で実施しています。 HP https://x.gd/fw9jQ

本人が、まわりが、少しでも「気になる」と感じたら、できるだけ早めの検診を、と思います。

読めない「名前」について 6534

未分類 / 2024年9月25日

昨日の江田駅前での街頭演説。目の前を通る小学生から「おはようございます!」との元気なあいさつと共に、「ぎょうだ?ギョーザ?」等々。何度か書いてますが、私は「ぎょうた」。濁らない。名前が「ともひと」。これまた読めない。私の人生、恐らく、人一倍、自分の名前の説明をしてきたと思います。

先日。公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「小説家の開高健は小学生のころ、本名であるその名で苦い経験をした。学年が変わるたび、新しい担任の先生が出席簿を読めなかったという。いちいち立ち上がって名乗ることが「内気な私にはイヤでイヤでならなかった」と随筆に書いている。

同じような思いになる人は減るだろうか。政府は先週、戸籍に氏名の読み仮名を記載する改正戸籍法を来年5月に施行すると決めた。今後生まれる子の名前には「文字の読み方として一般に認められているもの」が求められる。いわゆる「キラキラネーム」も変化していくに違いない。

難しい読み方が数多くある氏名に対し、愛称や通称といったものは、人物に限らず、その特徴を分かりやすく周囲に伝えてくれる。公明党はこれまで、「福祉の党」や「平和の党」という呼び方でも語られてきた。

かつては見向きもされなかった「大衆福祉」を政治の主流に押し上げ、児童手当の創設・拡充や、がん対策などを進めてきた。人間の安全保障に基づいた対話外交や、地雷除去支援に尽力してきたのも公明党だ。

何を実現したのか。何に取り組むのか。「福祉」や「平和」の異名には、積み重ねた実績と、歩み続ける党の姿勢が凝縮されている。」

今日も頑張ります。

「不断の努力と純度の高い情熱」について 6533

未分類 / 2024年9月24日

昨日は地元の会合に伺った後、たまプラーザ駅前で開催した「ボイスアクション2024」。青年党員の皆さんと政策アンケート。街の声を伺いました。ありがとうございました!

昨日、ソフトバンクがリーグ優勝。先発勝利投手は石川柊太。頑張ってます。それにしても、大谷翔平選手が止まりません。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「肩と肘と手首に固定した太くて長いバネ。腕を伸ばすと「ギチギチ」と音を立てる、架空のこのトレーニング器具は名前を「大リーグボール養成ギプス」という。主人公のライバルの花形満は、体力で大リーガーに及ばない日本人を強化するには理想的な方法と評した。

野球漫画の金字塔「巨人の星」は奇想天外なアイデアに満ちた作品だ。主人公が投げたボールが打者の手前で突如消えたり、バットをするりとよけたりする。想像の羽を思い切り広げたこの傑作も、クライマックスはセ・リーグの優勝争い。自由な空想でさえ届かなかった夢の大舞台で、大谷翔平選手が歴史を塗り替えた。

メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」の偉業達成に日本中がわいた。しかも同じ試合で両方の数字がさらに伸び、記録は通過点だったと知る。「自分が一番びっくりしている」は当人の直後の言葉。本塁打王争いも独走中で、2年連続のタイトル獲得に期待が高まる。ライバルに体力でひけをとらない、頂の活躍に驚く。

「人間は一生のうちで一度、何かにうちこめるときがある」。巨人の星の作画を担当した川崎のぼるさんは後年こうふり返った。大谷選手は不断の努力と純度の高い情熱で、思い定めた道を力強く歩む。念願のプレーオフへの進出も決まった。暗いニュースにしめりがちな心を、その一振りが明るくしてくれる日々が続く。」

「不断の努力と純度の高い情熱」。いい表現だなあと思いつつ、「政治を良くしたい」と集った昨日の青年達にも感じました。

様々な道の「一角の人」。

共通するのは、横を見るより、前を見て生きている。

その方が人生は豊かになる。そう感じます。

伏線と布石について 6532

未分類 / 2024年9月23日

昨日は終日区内の会合へ。帰宅後、録画しておいたNHKの大河ドラマ「光る君へ」。一条天皇の中宮・彰子がついに懐妊。出産が近づくにつれて不安を抱える彰子に、頼りにされるまひろ(吉高由里子)は他の女房らに嫉妬される。できる人は嫉まれる。人の有様は今も1000年前もあまり変わらないようです。

公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「大河ドラマ「光る君へ」で源氏物語の執筆が始まり、第34話が反響を呼んだ。主人公のまひろは、光源氏と若紫が初めて出会う場面を描くが、その“伏線”が第1話にあった。

藤原道長から贈られた扇を手にしたまひろは、自分たちが幼き日に出会った記憶から、このシーンを着想したというドラマの設定。第1話のエピソードからロングパスでつながった見事な展開である。

後の出来事を示唆する「伏線」と似た言葉に「布石」がある。元々は囲碁用語で先々の戦いを見据えて序盤に配置する石のことだが、伏線のように結論が決まっているわけではない。だからこそ後々、極めて重要な意味を持ってくる。

囲碁のオリンピックといわれる「応氏杯世界選手権」で一力遼棋士が優勝した。主要国際大会で日本勢として19年ぶりの快挙。世界一をめざしてきた強い意志と尋常ならざる努力が、まさに布石となって結実したといえよう。

政治にも現下の課題とともに将来を見据えた政策が求められる。今、進められている少子化対策も、児童手当の創設・拡充や教育の無償化など公明党の取り組みが、その布石になった。ニーズを的確につかみ、政策推進する公明党の先見性を大いに訴えたい。」

今日も頑張ります。

「投票は銃弾より強い」について 6531

未分類 / 2024年9月22日

昨日、ある方との対話で「米国の歴史は分断の歴史」についてのやり取りがありました。「差別の拡大と社会の分断は比例する」とありますが、そもそも差別を乗り越えるために建国された国が米国だったのでは、とも思います。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「誰かが私を殺したいと思えば殺すだろう。「鉄の鎧(よろい)を着て、ボディーガードに守られていたとしても同じだ」。1865年に凶弾に倒れたリンカーンは生前、自らの警護の話題になると、よくこう語っていたという。いざ暗殺を実行する手段は無数にあるのだから、と。

周囲が警備を固めようとすることに不平を述べたり、警備兵にそばに来ないよう言ったり。「私が何も恐れていないのだと、人々が知っていることが大切なのだ」。慎重に行動するよう求める側近に、理由を説いたそうだ。米歴史学者の手になる伝記に教わった(スティーブン・B・オーツ著「何人にも悪意を抱かず」)。

結果的に米大統領最初の暗殺犠牲者となったリンカーンである。以来たびたび頭をもたげてきた悪意が、またも米社会を揺るがした。トランプ氏への再びの暗殺未遂である。この短期間に続けざまとは。容疑者は同氏に不満があったと伝わる。暴力では主張を通せない。当たり前のことが簡単に踏みにじられる流れを憂う。

加えて気がかりなのが、トランプ氏が事件を政権批判に利用する動きを見せていることだ。安易に憎悪をあおり立てる手口に、こちらが驚かなくなったことに驚く。「投票は銃弾より強い」とは、リンカーンが残した金言である。分断が民主主義の土台をむしばむ中、米国はその理念に立ち戻れるのか。大きな岐路だろう。」

「この先、AIやロボットによる情報革新が進み、生産性が高い社会が現出するなかで、情報革新から取り残された人の不満や被害者意識が強大化し、トランプ大統領よりも過激な発言をするリーダーを待望する可能性がある」との指摘も。(2020年経団連・アメリカ委員会)

以前、朝日新聞のインタビューで、民主主義の崩壊事例を研究する米ハーバード大教授のスティーブン・レビツキー氏は、「民主主義を支えるにはルール(憲法)や審判(裁判所)に加え、「規範(norms)」が必要だと指摘」。

モラルや常識などの言葉もありますが、それを実現するための話となると悲観的な話をよく耳にします。

そうした点からも、ガンジーやキングなどは、自身も信仰を保ちながら、政治における宗教、信仰の必要性を主張していました。

そもそも、政教分離の原則は、国家による宗教への弾圧などを禁じたもので、個人や団体による政治へのかかわりを禁じたものではありません。日本の憲法でもそうなっており、歴代の法の番人(内閣法制局長官)が説明しています。

信仰の有無は別にしても、政治の原点に「人間の尊厳」を据えることができるかどうか。

人としての当たり前が問われているように思います。

続く予想外と「逆走」について 6530

未分類 / 2024年9月21日

昨日、JR東神奈川駅で乗り換え。ホームのそば屋「日栄軒」で安定の一杯。他方、自然現象は予想外が続きます。昨日、県庁に向かって歩いていると季節外れの灼熱の太陽。打合せを終えてスマホを見ると、上海にある台風が大きく進路を変えて日本直撃とか。

予想外と言えば、高速道路での車の逆走が後を絶たちません。自分の目の前に来るとなると恐怖です。先日、公明新聞が「相次ぐ高速道路の逆走」と題し、逆走の現状と今後の対策について解説していました。

「国交省によると、高速道路での逆走件数は毎年200件程度で推移しており、2日に1回のペースで発生。このうち、約2割が安全に回避できず事故につながっている。

高速道路での逆走は、車両同士の正面衝突になりがちで、死者が出る割合が高い。その割合は、高速道路での事故全体における割合と比べて、約38倍になる。

逆走の原因で最も多いのが勘違いなどの「過失」で、約4割に上る。警察が停車させても運転手が逆走を認識していない、認知症が疑われる例も3割を占める。

逆走を起こした運転手を年齢別に見ると、65歳以上が約7割に及んでいる。社会全体の高齢化で、逆走は今後さらに増えかねない状況。

高速道路は一方通行が常識だが、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)によると、本線への合流地点で行き先を間違えて逆走する場合や、目的の出口を通り過ぎて本線上で慌ててUターン・逆走する場合が多い。

国交省と高速道路各社はこれまで、高速道の出口や本線との合流部を中心に「進入禁止」を示す看板や路面標示などで注意喚起してきた。

近年はセンサーやレーダーで逆走を検知した際に路側帯の電光掲示で警告する対策も取り入れているが、運転手本人に伝わらないケースがある。」

気をつけようもありませんが、気を付けます。