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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

日経平均「史上最高値」について 6322

未分類 / 2024年2月26日

0.4昨日は地元での打合せの後、ご挨拶まわり等。日本の株価が過去最高とのこと。しかし、今回超えたのは私が学生だった30年以上前の記録。異常な中での「過去最高」だったわけですが、その後に世界経済は大きく成長。2002年と2022年の世界のGDPを比較すると、G7は2倍の経済成長であるのに対しBRICSは9倍。世界のGDP占有率はG7が65%が44%に減少したのに対し、BRICSは9%が26%になっています。勢いが違う。まだまだ拡大しています。

「日本はどうか」となるわけですが、20年前とほとんど変わっていない。過去の数値より上がっていないことも問題ですが、世界から取り残されているという事こそが問題。内向きで、あまり外を見ない島国が、「過去最高」と喜ぶにはまだ早い気がします。

一昨日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「独創的な楽曲を数多く生み出したデビッド・ボウイは、冷戦を象徴する壁の近くでコンサートを開いたことがある。歌った曲は「ヒーローズ」。頭上で銃声が響く中、壁際でキスをする2人を歌った曲だ。「僕たちはヒーローになれる」。恋人たちの祈りを詞に乗せた。

壁の向こう側の東ドイツではこのとき、ボウイの歌を聴こうとたくさんの市民が集まっていたという。ベルリンの壁がハンマーで打ち砕かれたのはその2年後の1989年。世界が激しく動揺した年だ。中国では民主化を求める学生が、天安門広場で武力によって弾圧された。若者たちの希望と絶望のニュースが交差した。

海の向こうのそんな激動を横目に日本は同じ年、手を伸ばせばいまにも天に届きそうな高揚感の中にあった。不動産が値上がりし、「東京23区の土地でアメリカ全土が買える」とまで言われた時代。株価も天井知らずの勢いで上昇した。だがバブルのうたげは久しからず。はじめは静かに、やがて音を立てて崩れていった。

日経平均がきのう、89年12月につけた史上最高値を終値で超えた。株高は吉報だが、経済の実情は往時と異なる。10年あまり前に規模で中国に抜かれ、ドイツにも去年逆転された。むしろ願うのは、株価に見合う豊かさを実感できる世の中。新たな価値を創造する挑戦が、それを可能にする。見えない壁を打ち崩しながら。」

「願うのは、株価に見合う豊かさを実感できる世の中」とは、その通りだと思いました。

脳科学者から「不安心理が強い」とされる島国・日本。

ロシア・ウクライナの報道なども含め、現実を直視できず、客観性の乏しい情報に日本は振り回されているのでは、と指摘されるのも「なるほど」と感じることがあります。

 教養とは「国語と算数の合わせ技」とした言葉がありますが、気合の入った言葉も、数字の裏付けがあってこそというもの。

客観的かつ的確な判断があればこそ、次への前進につながるものと思います。