公明新聞「2万号」と「党訪中の延期」「処理水海洋放出」について 6143
昨日、公明新聞発行2万号を迎えました。1962年(昭和37年)からスタート。山口代表が声を寄せました。途中からです。
「1万号から2万号へと歩みを進めた公明新聞は、いわば政権与党の機関紙としての役割を担うことが多くなりました。野党に比べ与党は、党幹部の発言をはじめ政策や活動に対するマスコミの扱いが格段に大きくなり、国民の注目度も高くなります。また野党から激しい批判を受けることもしばしばです。その中にあって公明新聞は、政府・与党の取り組みに対する国民の正確な理解を促す報道に努め、時には政府の対応を厳しく指摘することにより、公明党の存在感を浮き彫りにしています。
その上で何より重要なのは、野党か与党であるかを問わず、庶民・大衆の願望や期待すなわち“衆望”を担って誕生したのが公明党であり、その機関紙が公明新聞であるという一点です。少子高齢化や経済再生、安全保障、地球温暖化など、いくつもの難題に直面する中、〈生命・生活・生存〉を最大に尊重する人間主義を貫く公明党の機関紙として、日本が進むべき方向を示す「オピニオンリーダー」の役割を今後も果たしていく決意です。
きょうよりは創刊3万号をめざし、紙面の一層の充実・向上に努めてまいります。さらなるご支援、ご愛読を、心からお願い申し上げます。」
昨日の一面見出しは「日中発展へ対話に努力」。昨日の記者会見では、「党訪中の延期」「原発処理水の海洋初出」等について党の考えを示しました。
【党訪中の延期】
一、中国側から「当面の日中関係の状況に鑑み、適切なタイミングではない」と伝えられた。中国側の検討の結果を受け止めたい。
一、28日には中国の汪文斌副報道局長から「公明党は長期にわたり中日友好を堅持してきた。中国は公明党との交流や対話を非常に重視する。共に中日関係の改善と発展のために積極的な努力をしたい」との発言もあった。中国との対話を通じて公明党の評価を生かしていきたい。
一、(次回の党訪中への意気込みについて)今年は日中平和友好条約締結45周年の大きな節目であり、この条約は日中関係の原点だ。お互いが脅威にならず、覇権を求めないという日中関係の原点を共有し、これからの日中関係や、日中が国際社会に果たす役割について再認識したい。大局的な観点からの対話を望んでいる。
【処理水の海洋放出】
一、(中国側の反応について)度を越した行動は早く自制し、中国国民の不安をどう収めていくか。科学的根拠に基づいて正しい理解を広げることに双方努力すべきだ。
一、(中国による日本産水産物輸入の全面停止への対応について)モニタリング(海水に含まれる放射性物質の分析)が始まった。その結果を日本語や英語のみならず、他の言語でも分かりやすく伝えることも一つの手法だ。
一、日本が行うモニタリングはIAEA(国際原子力機関)がレビューしている。国際的監視を受け入れている実態をよく説明し、対話によって両国の認識の開きを埋めていくことが、争いを防ぐことにつながるのではないか。日本政府の積極的な努力を期待したい。」
私は私の現場で、3万号目指し、頑張ります!