安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

横浜市「未就園児の一時預かり」「定期預かり」拡充について 5957

未分類 / 2023年2月28日

2.8昨日はご挨拶まわり、法務局、県庁の後、青葉台駅前での街頭演説。通りがかったご近所さんが写真を撮ってくださいました。

演説では、来年度予算案に盛り込まれた事業について紹介。その一つが、未就園児の一時預かりの拡充と無料券配布、そして保育所空き定員を活用した定期預かりの場の創出。孤立しがちな子育て中の保護者を支える大事な事業。当事者から様々なお声を頂き、これまで会派一丸となって取り組み、私自身も本会議やこども青少年・教育常任委員会の委員として訴え、カタチになりました。

今月、2月17日の本会議予算関連質疑でも、党を代表して取り上げました。市長答弁を含め、ご報告します。

(質問)次に幼児教育・保育について伺います。

我が党が進める「子育て応援トータルプラン」を核とした国の子育て支援策と並行して、子育て支援を最重要課題とする今回の予算案を評価しています。

特に、保育所や幼稚園に通っていないお子さん、いわゆる未就園児が多い低年齢児の家庭での育児は孤立しがちで、大きな負担がかかるため、前向きに育児に取り組むためにも、リフレッシュする機会はとても重要で、これまでも様々な機会に申し入れを行ってきました。

そこで、〇一時預かりの受入拡充及び無料券配付の目的について 市長に伺います

《市長答弁》一時預かりは、保護者が用事を済ませたい時やリフレッシュしたい時のほか、短時間就労などの様々なニーズに対して有効であるため、保育所等への補助を拡大して、受入枠を増やします。

また、無料券の配付は、多くの保護者の方に一時預かりを実際に体験していただき、気兼ねなく預けられることを知ってもらう目的で、育児負担の軽減につながることを期待しています。

(質問)保育所等の状況を見れば、利用申請者数が毎年増加する中で、認可保育所や小規模保育事業などの施設整備を行い、令和4年4月の待機児童数は11人まで減少しました。

一方で、市内の認可保育所および幼保連携型認定こども園、906園のうち、半数を超える482園で3,387人の定員割れ園が生じています。施設を運営する事業者からも、利用される児童が少なくなってきて、将来の運営に不安を感じているという声も伺っています。

そこで、〇保育所等の空き定員への対策について 市長に伺います

《市長答弁》1歳児、2歳児は保育ニーズが依然として高い一方で、0歳児や3歳児以上では、地域によっては利用が減少し、空き定員が生じています。このため、令和5年度から、比較的余裕のある0歳児の定員を1歳児に振り替える場合に、新たに補助を行います。また、減少する園児数に応じた定員変更を行うことで、必要な給付費が受けられるよう支援しています。

(質問)令和3年に厚生労働省で開催された検討会では、未就学児童への良質な保育の提供に重要な役割を果たす保育所を地域社会のためにどう維持していくか、子育て家庭の孤立化が懸念されるなか、保育所が地域の子育て家庭への支援や多様な保育ニーズへの対応を担う役割などについて議論がなされました。

こうした流れを受け、我が党のリードで検討を進め、国では令和5年度に「保育所等の空き定員等を活用した未就園児の定期的な預かり事業」をモデル実施していくことになりました。

ほぼ時を同じくして、昨年9月のこども青少年・教育委員会で、私からこのモデル事業を本市で取り入れ、市の子育て支援を充実させるべきと要望し、今回、本市においても国の採択後に実施予定ということで、必要な予算が計上されました。未就園児への支援の充実は、保護者の孤立を防ぐ観点からも極めて重要です。

そこで、〇保育所等の空き定員等を活用した未就園児の定期的な預かりモデル事業のような取組を市内全域に広げ、保護者の孤立を防ぎ、子育て支援に繋げるべきと考えますが、市長の見解を伺います。

《市長答弁》モデル事業に採択された際には、保育所等での未就園児の定期的な預かりや、要支援家庭への適切な支援について、課題と効果を検証していく予定です。モデル事業の検証結果や、これまで保育所等で実施してきた園庭開放などの地域子育て支援の取組などを踏まえて、保育所等を活用した子育て支援の充実について検討していきます。」

引き続き、事業の充実を目指し、取り組みを進めます。

マック「人権対応、国際標準に」について 5956

未分類 / 2023年2月27日

.4昨日は終日ご挨拶まわり。夕方から野球、サッカー関係の集まりへ。人が限界に挑戦する姿。目標に向かって全力を尽くす姿に感動を覚えます。

このところ、青葉区内でも様々な場面で、外国人の皆さんの活躍がさらに増えてきているように感じます。

先日、日経新聞が「人権対応、国際標準に」と題し、日本マクドナルド取締役の宮下建治氏へのインタビューを掲載していました。マックでは、昔からビックマックです。

「当社では「人権デューデリジェンス(調査)」に力を入れている。調査対象は直接の取引先約150社と、各社の業務委託先だ。外部の監査会社が年1回程度、訪問する。

調べる内容は人権や労働環境など幅広く、そのうちの1つが技能実習生の雇用だ。本人だけでなく(受け入れ窓口である)監理団体、出身国の送り出し機関などにインタビューする。

監査で最も難しいのは、国際規範と日本や送り出し国の法制度にギャップがある点だ。例えば国際労働機関(ILO)の民間職業仲介事業所条約は「労働者から手数料または経費を徴収してはならない」と規定している。

一方、アジアの大半の国・地域はILOの条約を批准しておらず、ベトナム政府などは手数料徴収を法律で認めている。実際に多くの実習生が高額の手数料を負担している。

日本は少子高齢化が先進国で最も進んでおり、移住労働者に頼らなくては経済が成り立たない。劣悪な労働環境を放置すれば外国人材が来なくなり、商品も提供できない。企業が率先して労働者の人権保護に努めることが求められている。」

マックで働く外国人の方を、私はまだ見たことがないのですが、環境の整備を進められているということかと思います。

いずれにしましても、あらゆる場面において、外国人の皆さんの活躍なしに、今や日本の社会は持たないことを深く認識する必要があると思います。

「日本に来てよかった」と感じて頂けるようにしていかなねばと思います。

「原点を呼び覚ます」について 5955

未分類 / 2023年2月26日

20230225表彰式サッカーU12 3昨日はご挨拶まわりの後、青葉区少年少女サッカー大会決勝へ。サッカー協会顧問として表彰式に立ちました。その後、みどりアートパークでの時局講演会。河西宏一衆議院議員に応援で駆けつけて頂きました。

昨日の表彰式でのご挨拶は、勇気を持つこと、挑戦することの大切さを小学6年生を中心とした皆に伝えました。

先日、日経新聞コラム「サッカー人として」に元日本代表、ポルトガル・オリベイレンセへ移籍した三浦知良選手が、「ポルトガルが原点を呼び覚ましてくれる」と題して寄稿されていました。

「ポルトガルから、こんにちは。我ながら、大変なところへ来たもんだなと思います。

2月から加わったオリベイレンセは2部で6位と好調。同僚には若い選手が多く、でかくて速く、コンタクトも激しい。練習でもまれる僕の写真を日本の友人たちに送ったら、「がたいが全然違いますね。大変ですね」と一様に返ってきた。

20代、いや、代表クラスの選手が飛び込んでも簡単じゃないかもしれない。僕の今の力でそこでやっていくとなると掛け値なしに大変。挑戦してどうなるの、と思われるだろうか。

でも、「苦労」というものを僕はもう一回味わいたいと思っている。ここから成長したければ、今回のような環境に来るべきなんだ。所属先の選択肢のなかでポルトガル行きが一番大変なのは目に見えていた。そこにあえて身を置き、自分がどんな精神状態になり、どんな思いでピッチに向かうことになるのか、もう一度経験したかった。目をそらすのは逃げだと思った。

サッカー人として生きていくなら、人間として一番成長できるのはおそらく、一番苦労する道なんだ。僕は恵まれているよ、苦労ができるんだから。「大変ですね」と僕を気遣う日本の仲間たちは「でも、羨ましい」と判で押したように続ける。

挑戦に足を踏み入れるたびに、単身でブラジルに渡った15歳の頃を思い出す。いや、選手として生きている限り、いつだってあの駆け出しの自分に戻っている気がする。成功したいと踏み出した時点で成功は始まっているよと、かけられた言葉もよみがえってくる。

活躍できるだろうか、できないかな。批判と称賛、どちらが待っているかな。不安と期待がない交ぜの渦中にいられるのは幸せなことだ。そんな感情とは無縁になりかねない年齢であるにもかかわらずね。

「成功」との言葉が意味するものは、FWであれば「定位置をつかみ得点して勝利をもたらす」だろうか。それでいえばもし1分しか出場できずに終わったら、失敗だとみなされるのかもしれない。だとしても、何か得るものを手に帰れるのならば必ず先々で生きてくる。選手として生きる僕の前に、失敗も何もない。

でも、必ず試合に出て帰ります。40年前と同じようにそう思える自分がいる。」

「人間として一番成長できるのはおそらく、一番苦労する道なんだ」。

努力の天才、カズさんだなと思いました。

「小児医療費助成は公明党」について 5954

未分類 / 2023年2月25日

3昨日の予算特別委員会。公明党からは消防局関係に福島直子議員(中区)、文化観光局関係に竹野内猛議員(金沢区)が質問に立ちました。

今週発行のタウンニュースに、横浜市における小児医療助成制度の歴史と、私どもの取り組みについて市政報告を掲載しました。ご紹介します。

「横浜市では現在、中学3年生まで医療機関を受診した際の保険診療自己負担額を助成する「小児医療費助成」を実施しています。この制度は私たち公明党横浜市会議員団が粘り強く取り組み、導入されました。
その歴史は、1992年の横浜市会において公明党市議団が「3歳未満児の医科医療費無料化を横浜市においても実施すべきである」と主張したことから始まります。当初は厳しい反応もありましたが、94年には条例が提案され、翌95年1月から0歳児を対象に制度の導入が実現しました。
そして現在に至るまで、時の市長と喧々諤々の議論を行い、関係当局への厳しい折衝を積み重ね、着実に少しずつ制度を拡充してきた経緯があります。現在は所得制限や一部負担金はあるものの、中学3年生までが助成対象となっています。そしてついに、今年8月には所得制限や一部負担金も撤廃され、全額助成となる見込みです。
今後は対象年齢の18歳まで引き上げを目指し、全力で取り組んで参ります。」
引き続き、取り組みを進めます。

ロシアのウクライナ侵略1年について 5953

未分類 / 2023年2月24日

20230223麻生文化センター時局昨日は青葉区冬季少年少女サッカー大会や地元の会合等。夜は山口那津男代表も参加された時局講演会へ。

映像を見て唖然としたあの日。ロシアのウクライナ侵略から今日で1年。先日、山口代表が公明党としての考えを示しました。

・ロシアが一方的にウクライナを侵略し、国際法に違反して罪のない多くの民の生命を奪い、傷つけ、両国の兵士のみならず、一般市民の犠牲も数多く出ていることは誠に許しがたいことだ。

・ロシアのプーチン大統領は、米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を一方的に主張し、核兵器の使用をほのめかして威嚇している。昨年1月に発表した核保有5カ国による共同声明と全く矛盾するものであり、断じて許すことはできない。

・ロシアは国連安全保障理事会の常任理事国でありながら、国連憲章や国際法に違反する行動を続けている。安保理決議で拒否権を行使し、安保理が本来の役割を果たせない状態に陥らせている責任も厳しく問われなければならない。

・(国連の役割について)まもなく国連総会の緊急特別会合が開かれ、ウクライナ問題について厳しい議論がなされる。緊急特別会合が安保理に代わって国連憲章や国際法に基づく姿を明確にすることを期待したい。

・(日本が果たすべき役割について)国際秩序を取り戻すため、G7(先進7カ国)が役割を果たせるよう議長国の日本が取り組みをリードしていく必要がある。今年、日本は国連安保理の非常任理事国だ。機能まひの安保理を変えられるよう改革を進めるべきだ。

・(ウクライナ支援について)ウクライナを人道的な立場で支援し、ウクライナ避難民への日本の支援を継続・強化することが重要だ。公明党は、議員ネットワークを生かし、日本に避難している人々に寄り添って支援を継続していきたい。」

横浜で出来る友好交流、人道支援を進めて参ります。

 

「がんの壁」を越えようについて 5952

未分類 / 2023年2月23日

.4昨日は奈良山公園でのラジオ体操に参加した後、ご挨拶まわり等。青葉区民の平均寿命は全国トップクラス。男性長寿日本一の街。その喫煙率は全国平均の半分以下。健康を気遣う皆さんが多いです。

先日、日経新聞コラム「がん社会を診る」に、東京大学の中川恵一特任教授が「「がんの壁」を越えよう」と題して寄稿されていました。

「日本は移民などの受け入れを抑えながら国家を維持してきました。しかし、社会の成熟は少子化をもたらしますから、高齢者が社会を支えていかなければなりません。

がんは細胞の老化といえる病気ですから、働くがん患者が増えることは必然。私たちは「がん社会」を生きることになります。

現在、わが国の高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者の割合)は世界最高の29%で、2位のイタリアを5ポイントも上まわります。総人口が減るなかで、高齢者の人口は約3600万人と過去最多を記録しています。

高齢者の就業率は25%に達しています。特に65~69歳では10年連続で上昇し、50%を超えました。総就労人口に占める高齢者の割合も世界トップ級の13.5%で、ドイツ(2%)やフランス(1%)とは比べものになりません。

今後、日本人はさらに長く働くことになると思います。50年前と比べて、平均寿命は男女とも12年以上も延びていますが、定年は再雇用などを含めても55歳から10年の延びにとどまります。年金の支給開始年齢は50年前すでに60歳でしたが、今も65歳への移行途上です。

このままではわが国の年金制度の破綻は目に見えており、支給開始年齢の70歳への引き上げは避けられないと思います。私たちは70歳あるいはそれ以上まで働くことになりそうです。

本紙が2019年秋に実施した世論調査でも、60歳代の54%が70歳以上まで働くつもりだと答えています。18年秋の調査に比べて9ポイントも増えています。「人生100年時代」を迎え、高齢者を中心に就労意識が大きく変わっていることが分かります。高齢者が長く働き続ける制度づくりが求められるでしょう。

75歳、80歳まで仕事を続け、その後も社会との絆を保ちながら健やかに暮らす、そんな時代が来ると思います。「老後」が死語になるともいえるでしょう。

実際、日本人女性の半数以上が、男性でも4人に1人が90歳まで生きています。100歳以上の高齢者の数は52年連続して増加し、22年に9万人を突破しました。

ただし、百寿者の9割近くが女性です。そこで、男性諸氏に呼びかけたいと思います。一定の生産性を保ったまま90歳を迎え、さらに、100歳をめざそうではありませんか。

そのためには80歳までにがんで命を落とさないことが大切。60~74歳の男性、35~74歳の女性では、がんが死因の4割を超えています。まさに「がんの壁」です。超高齢社会のフロントランナーとしてこの壁を乗り越えていきましょう。」

「80歳までにがんで命を落とさないことが大切」とはひとつの目安だなと思いました。

「心理的安全性」について 5951

未分類 / 2023年2月22日

2昨日は決算特別委員会。市民局関係に久保和弘議員(瀬谷区)、資源循環局関係に竹野内猛議員(金沢区)が登壇。私は午後からは委員長席で進行役を務めました。

各委員が現場の声を受け止め、真剣な準備を重ね、言葉で伝える委員会。活発な議論が続きました。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が「心理的安全性」という言葉について記していました。

「心理的安全性」という言葉をよく目にする。組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことである。高いと自身の能力を発揮しやすく、チーム全体のパフォーマンスの向上や成長、組織全体の利益にもつながる。

その正反対の関係にあるのがハラスメントだ。パワハラが最も多く、過去3年間で一度でも経験した人は31・4%。そうした職場の特徴として「上司と部下のコミュニケーションが少ない/ない」が多くなっている(厚生労働省)

職場やチームにおいて心理的安全性を高くしていくには、使う言葉を変えることが効果的だという(『心理的安全性をつくる言葉55』原田将嗣著、石井遼介監修)

名前を添えてあいさつをする、感謝を伝える際は具体的な理由も付ける、実現不可能なアイデアにも「無理だ」と突き放さず、「その視点はなかったね」などである。何といっても“話しやすさ”こそが大切なのだという。

職場も友人・知人との関係においても言葉は大切である。言葉に「信念や誠実さがあるか、ないかは不思議と伝わる」(『座右の書「貞観政要」』出口治明著)と。」

「心理的安全性」、高めていきたいです。

横浜市「中学校給食」について 5950

未分類 / 2023年2月21日

.3昨日はたまプラーザ駅前での街頭演説の後、市民相談対応、ご挨拶まわり。昨日も伺った先で「中学校の給食、助かってます。頑張ってください」とお喜びの声を頂きました。

横浜市立中学校給食について、12月の基本計画特別委員会での質疑でも取り上げました。ご紹介します。

「(質問)中学校給食についてですが、我が党として長年尽力してきました。学校の敷地、整備コスト、配膳時間等々、現実を直視し、2016年度から始まった「ハマ弁」を進化させて、前市長時代の昨年度から学校給食法に基づく「給食」に位置付けられました。中学校給食実現を待ちわびた多くの生徒、保護者の皆様からお喜びの声を頂いています。

そして、山中市長が、中期計画において、デリバリー型給食を全員に供給できる体制を確保する」という明確な指標を設定されたことは、我が党の主張の延長線上となる、大きな前進と受けとめています。一部からは、実現可能性をまったく考慮せず、「デリバリー型給食をやめるべき」との主張も聞こえてきますが、本市の実情を踏まえると、「デリバリー型給食をやめることは、すなわち全員喫食を諦める」ことです。そしてせっかくスタートした給食をやめることになります。私はそれが市民の大多数の声だとは思えません。

山中市長には、「すべての生徒に栄養バランスのとれた給食を提供する」という本来の目的を見失うことなく、デリバリー型給食の更なる改善、発展に取り組んでいただきたいと思います。もちろん、様々なご意見もあるところですし、これからも議論すべきことは議論して、一歩ずつ、中学校給食をより良いものにしていきたいと考えます。

そこで、全ての生徒が満足できる中学校給食の実現に向けた意気込みを、市長に伺います。

(市長答弁)栄養バランスの整った給食を全ての生徒に届けること、これが市民の皆様からの長年の要請であり、これに応えることが市の責務だという思いであります。

本市のデリバリー給食は、成長期の子どもたちが、栄養をしっかりとれることを一番大事にしながら、食を通じて、いろんな世界に触れて学んでもらえるということを大切にしております。

国産、地場産の食材、また旬の食材を生かした季節を感じられる献立、生徒考案のメニュー、その他行事食、まさに食育を実践するにふさわしい、そういったものが本市のデリバリー給食であります。もちろん、委員がおっしゃられるように実現可能性を踏まえなければいけません。実現可能性を踏まえた上で公的な学校、パブリックですので、同じものを提供する。違うものを届ける、ある中学校はこういう給食、別の中学校は別の給食、ということはあり得ないと思います。同じものを届ける、そして同じものを早く届ける、同時期に開始する、そしてこれを最も早く届ける、こういったことで市の責務を果たせると考えております。

全ての生徒が満足できる「新しい横浜の中学校給食」の実現に向けて、全力を挙げて着実に進めてまいります。」

令和8年度からの全員喫食開始に向け、取り組みを進めます。

「梅」と「気球」について 5949

未分類 / 2023年2月20日

.9昨日は消防団活動の後、ご挨拶まわり。嶮山公園では防災祭り。梅の花もきれいな一日でした。

国境を越える気球が問題になっています。私も「なんだあれは?」と思ったことがありますが、恐らく問題の気球だったのだと思います。日本でも2019年から確認されているそうです。

日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「春は名のみの寒風に負けじと、梅の花があちらこちらでほのかな香りを放っている。皇居・東御苑の一角にある「梅林坂」でも、明るく華やかな白梅と、ぎゅっと濃密なピンクの紅梅が目下競演中だ。訪日客だろうか、外国人のグループがさかんにカメラに収めていた。

梅は中国が原産だ。愛(め)でる風習も含めて中国から伝わったといわれる。清朝期に出版された園芸書「秘伝花鏡」には、梅の香りを保存する方法が紹介されている。開きかけのつぼみを冬の間に切り取り、蝋(ろう)漬けにしておく。夏になってからお湯でそれを戻せば、鮮やかに花がほころび芳香が立つ。なんとも優雅ではないか。

古来日本をはじめ世界に豊かな文化を送り出してきた中国だ。なのに近ごろはあつれきが目立つ。騒ぎになっている気球もそのひとつか。ローテクな飛行機器とはいえ、撮影や通信傍受といったスパイ機能が疑われている。北米では戦闘機がミサイルで撃ち落とした。日本も急きょ、撃墜を視野に武器使用基準を見直した。

安全保障上のリスクに備えるのは当然だ。一方で民間気球が想定外に迷走する例もあるようだ。無用のエスカレートを避ける知恵が要る。物事のうまいぐあいをいう「塩梅(あんばい)」は中国由来の言葉で、古典「書経」では政治課題を適切に処理できる有能な人物をも指した。あちらの国にもこちら側の国々にも、まだいるだろう。」

気温は上がって欲しいですが、気球の話にまつわる熱は下がって欲しいところ。

生きる目的は何か。国が目指すものは何なのか。

惨めなほどの「こどものケンカ」。

翻って、「選ばれた」大人たちのお陰で、世界中がどれだけ迷惑していることか。物価高騰もハンパない。

ロシア・ウクライナの話もそうですが、「こども達に迷惑をかけるな」と言いたいです。

「孤独」と「忍耐強さ」について 5948

未分類 / 2023年2月19日

.8昨日はご挨拶まわりの後、青葉台駅前での街頭演説。その後、新横浜で行われた自民党の三谷英弘衆議院議員の会合へ。小泉進次郎議員もご登壇。大盛会でした。

昨年はサッカーW杯で世界が熱狂し、今年は野球のWBCでの盛り上がりが期待されます。ダルビッシュ投手、大谷選手と共に注目されているのが”令和の怪物”ロッテの佐々木朗希投手。

先日、日経新聞が「「孤高」の朗希、世界への一歩」と題して掲載していました。

「吉井監督が言う。「人にあれこれいわれるのがあまり好きじゃないような感じがする」。投手コーチとして1年目から見守ってきた吉井監督によると、自己主張は強くないけれども、自分だけの領域を持っている。自己の将来像を見据え、中長期的な段取りをつけている。その将来像には世界への挑戦が含まれるかもしれない。

入団したときから「自分」を持っていた。1年目は2軍戦でも投げず、体づくりにあてた。首脳陣の方針もあったが、投手が投げずに我慢するのは難しいこと。本人の強靱(きょうじん)な意思を抜きにしてはできないことだった。

「投げないドラフト1位」に対する批判的な声はこんな風に受け流した。「もちろん結果は出さなきゃいけないけれども、そっち(批判的な意見への対応)に集中するのも無駄。自分のやるべきタイミングとか、出番があると思うので、そのときまで、コツコツ続けようと思っていた」。底知れない忍耐強さが、完全試合をやってのけた3年目の開花につながった。

以前、マウンド上での孤独について尋ねたとき「自分一人」の怖さを否定はしなかった。「でも、孤独はみんながみんな経験できるものではないし、それに打ち勝ったとき、また打ち勝った人が世界で結果を残せたりする。孤独の時間は(成長に)必要な時間だと思うので、しっかり向き合いたい」。孤独に鍛えられて今、世界へ踏み出す。」

 底知れない忍耐力。苦しみをバネにする力。一流の条件かと思いました。