安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「高齢者とペットが穏やかに暮らすために」について 5800

未分類 / 2022年9月24日

3.0昨日、横浜市の動物愛護フェスタ、初の北部開催が実現しました。都筑区のセンター南駅前にテントが張られ、人と動物が共に生きるヨコハマを目指し、「動物を飼う上で心がけたい適正飼育」をテーマにブース出展やデモンストレーション、わんちゃんと一緒に体験コーナーなど、たくさんのメニュー。

人の災害対策はもとより、ペット防災について、ペット同行避難訓練の促進に取り組むと共に、毎年中区・山下公園で行われていきた同フェスタを、青葉区など北部方面での開催を推進してきました。

2016年12月の本会議で質問した際、当時の林市長が「市内全域で検討する」旨を答弁したところから、市が検討を開始。コロナの影響もあり、また周辺環境の制約などから青葉区での開催は困難でしたが、初の北部開催となりました。

積み重ねが大事だと思います。

先日、公明新聞コラム「いきいきシニア」に「高齢者とペットが穏やかに暮らすために」と題した記事が掲載されていました。

「高齢化が進む中、飼い主とペットの関わり方も変わっています。病気になったとき、介護が必要になったときはどうすればいいのかなど将来に備えておくことは、大事な命を預かる人間の責任です。飼い主もペットも互いに穏やかな暮らしを送るため、注意すべきポイントを環境省の資料を基に紹介します。

■飼い主の病気や入院/事前に預け先など決める

「犬の散歩で歩くから膝が痛い」「入院中の世話をどうしよう」――。ペットを飼う高齢者にとってこうした悩みは付きものですが、自分が面倒を見られなくなったときに備えることが必要です。

まずは、一時的な預け先を見つけましょう。友人など日頃から交流のある人なら安心してお願いできます。かかりつけの動物病院も探してください。一時的に預かってくれる場合も。できるだけ歩いて通える距離にある病院を選びましょう。ペットホテルやペットシッターにお願いするのも一つの選択肢です。

預け先に迷惑をかけないよう、日頃から▽ノミやダニ予防などを行ってペットを清潔にしておく▽トイレなどの基本的なしつけをしておく――ことも忘れずに。万一、自分が先に死んでしまった場合に備え、ペットを誰に託すのか、自分の遺産をペットのためにどう使ってもらうのかなども決めておきましょう。

■適度に運動させ餌も工夫/最期までみとる愛情と責任

人間同様、ペットも年を取れば体力が落ち、病気にかかりやすくなります。嗅覚も衰えてくるので、においの強いペットフードにするなど、食欲を維持する工夫が必要です。歯磨きで口の中を清潔にするとともに、適度に運動させましょう。柔らかい素材の寝床を用意し、餌を入れる皿は床よりも高い所に置いて食べやすくするなど、高齢のペットが過ごしやすい部屋作りも心掛けてください。

なお、犬や猫の老化のサインは、①目が白く濁り、耳が遠くなる②反応が鈍くなり、運動量が減る③トイレがうまく使えなくなる④段差でつまずく⑤寝ている時間が長くなる――などです。こうした変化も見逃さないでください。

ペットの介護も重要な問題です。家族と協力したり、かかりつけの動物病院などに相談したりするなど、無理なく続けられる方法を考えましょう。ペットの多くは、人間よりも早く年を取ります(※大型犬の9歳=人間の68歳)。終末期医療についても獣医師とよく話し合ってください。別れはつらく悲しいですが、最期までみとるのが飼い主の愛情と責任です。

困ったときは一人で抱え込まず、お住まいの自治体窓口などに相談してください。」

大事な指摘だと思います。

市民相談でも、「自分が先に逝った後、残されたペットはどうしたらいいか」といったお声を頂くことがあります。

手段としてお伝えしているのは、ご自身で親族も含め信頼できる方にお願いしておくこともあれば、最近では老犬ホームがありますので検討しておいたり、飼い主の死亡時にペットの世話をお願いする親族に死亡保険金が支払われる保険などの活用もお伝えしています。

引き続き、ペット関連の取り組みを進めて参ります。