安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「冷蔵庫はテレビに勝てるか」について 5670

未分類 / 2022年5月17日

IMG_0370 ( ((2昨日は今月末に行われる「財政ビジョン特別委員会」の準備。物価高騰が日本に暗い影を落としていますが、その原因となっているウクライナ危機。まだ終わりの見えない日々ですが、先日、日経新聞コラム「大機小機」が「冷蔵庫はテレビに勝てるか」と題して記していました。

「テレビと冷蔵庫の戦い」なのだという。ロシアの民意をめぐるたとえだ。テレビは国営放送が垂れ流す官製プロパガンダを象徴する。冷蔵庫は、人々の生活実感を表す。

冷蔵庫がいっぱいのうちは人々は、テレビの言うことを信じるが、冷蔵庫の中身が乏しくなれば、官製情報を疑い始めるというのだ。

ロシアの独立系世論調査機関の4月下旬の調査では、ウクライナ侵攻を支持する人は74%で前月比7ポイント減。まだテレビが優勢のようだ。

だが、西側による制裁が強まり、長引けばどうだろう。モスクワ市長は、西側企業の撤退で同市は20万人の雇用を失うとみている。生活必需品の不足や値上がりが顕著になれば、冷蔵庫が巻き返す場面も出てきそうだ。

テレビ対冷蔵庫の構図は、やはり言論統制が厳しい中国にもあてはまりそうだ。ロックダウン(都市封鎖)された上海の住民が、SNS(交流サイト)に、空っぽの冷蔵庫の画像をあげていた。

上海市のトップ、李強共産党委員会書記が視察先で住民の抗議を受ける動画や、団地の住民が一斉に鍋をたたいて封鎖に抗議する音声など、政権批判ともとれる投稿が、検閲をかいくぐって拡散した。

感染症対策の第一人者とされる鍾南山医師は先月、学術誌への寄稿で、ゼロコロナ政策を「長期的に続けることはできない」と指摘した。ネット上の転載は、当局が片っ端から消しているようだ。

重症化率が低いオミクロン型が主流になり「ウィズコロナ」が世界の潮流になる中、なぜ中国はゼロコロナに固執するのか。秋の党大会でトップ3選を目指す習近平(シー・ジンピン)国家主席の業績と見なされていて、変えられない、との見方がある。

思えば、北京冬季五輪開幕式当日の2月4日に会談した習主席とプーチン・ロシア大統領は、共同声明で「民主主義保護の名目で他国に内政干渉している」と、西側を強く非難していた。民主主義が悪い、とでも言わんばかりに。

民主主義にも山ほど欠陥はあるが、民意をないがしろにし、独裁者の面子(メンツ)のために多くの人の命が失われたり、理不尽な都市封鎖で自由を奪われたりする体制よりは、はるかにマシだ。

ここは旗色を鮮明にしておきたい。がんばれ冷蔵庫。そしてSNSも。」

自由には義務が伴いますが、自由と放縦を間違え、他人に迷惑をかける、勝手気ままな振る舞いさえも抑制できないような民主主義は問題だと思います。

他国がどうあれ、それはその国が決めることですが、本文が指摘している通り、欠陥はあっても民主主義を追求することが、長い人類の歴史が作り上げてきた、「生活者の幸せ」のための知恵ではないかと思います。

そこにこそ確たる哲学が必要であることは、キング、ガンジー、マンデラなど、「人権の闘士」とされる歴史の人物が示してきたことでもあります。