安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「ドライブ・マイ・カー」について 5563

未分類 / 2022年1月31日

IMG_0370 (1 (4)我が家のポスターを三浦のぶひろ議員と山口代表の連記に貼り替えました。夏の勝利に向けて動きが続きます。

埼玉県で発生した立てこもり事件。医師が猟銃で打たれ死亡。犯人は「母が死んでしまい、この先いいことがないと思った。自殺しようと考え、自分1人だけではなく医師やクリニックの人を殺そうと思った」と供述。訪問看護師の約半数が現場で暴力を経験。米国では2人で訪問し、うち1人は警察官か警備員とのことです。他方、12月に大阪市北区の心療内科で起きた放火殺人事件。25人が死亡。

以前、精神科医の片田珠美氏が新聞への寄稿で、復讐願望が強いと、「一人で死んでたまるか」という心境になりやすく、できるだけ多くの人々を巻き添えにして、拡大自殺を図ろうとする。このような復讐願望の根底には、自分の人生がうまくいかないのは「他人のせい」「社会のせい」と考える他責的傾向が潜んでいることが多い。当然「自分だけが割を食っている」という被害者意識も強い。

他責的傾向と被害者意識が強いと「なぜ自分だけがこんな目にあわなければならないんだ」と考えやすい。だから多くの人々の命を奪う無差別大量殺人であったも、本人の思考回路の中では、正当化されてしまう。

被害者意識が強く、他人のせいと考える人が増えており、今回の事件の模倣犯が出るのではないかと危惧している。」と指摘されていました。

まだ見ていないのですが、最近話題の映画「ドライブ・マイ・カー」は「拡大自殺」を描写しているとか。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「昨年のカンヌ映画祭に続き米国で数々の批評家賞を受賞、3月に決まる米アカデミー賞でも有力候補という。濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」を遅ればせながら映画館で見た。劇中劇の形で主人公の心情を代弁する舞台「ワーニャ伯父さん」の台詞(せりふ)が心にしみた。

「泡と消えた人生!」「ああ、気が狂いそうだ……」「母さん、ぼくはもうダメです」。チェーホフの名戯曲には、人生を棒に振った中年男の悔恨と絶望の嘆きがあふれている。ヤケを起こして正気をなくし、ついには拳銃を振り回す――。いつしかその姿はスクリーンを抜け出し、現代の光景と二重写しになって見えた。

「人生を終わらせてほしい」「死刑にしてくれ」。昨年来、いくたび同様の叫びを聞いたことか。無関係な人々を巻き込んで、自分のみならず他人の人生をも終わらせようとするおぞましい犯罪。許せない、とただ憤っても「拡大自殺」と今風の言葉でくくってみても、彼らが抱える闇を理解したことにはならないだろう。

せめて絶望という病に寄り添う言葉はないものか。ワーニャには心優しい姪(めい)が語りかける。「生きていきましょう。長い長い日々を、長い夜を生き抜きましょう」(浦雅春訳)。映画の主人公には悲しみを潜(くぐ)った人との交感がある。もちろん人生は映画のようにいくまい。それでも、と寒空の下ドラマの余韻に身を沈めた。」

人の命は今の一生で終わるのかどうか。宿命を変えることができるのか。「生老病死」など自分に力ではどうしようもない宿命にさいななまれる人生。

人は生まれながらに違いがあり、生きていく中で現れる違いもある。自分らしくと言われても、「なぜ自分だけが」と思う心。

乗り越える力、宿命を変える力、外でなく自分見つめ変革させる力。そして、寄り添う力。

それが信仰の力かと思います。

横浜市「環境課題マッチング会」について 5562

未分類 / 2022年1月30日

IMG_0370 (1 (4)昨日は朝から晩までオンライン。会議、会合、環境イベント、政治学習会の計4本。オミクロンの拡大が深刻です。

そのうちの一つ。横浜市が2050年までの脱炭素化「Zero Carbon Yokohama」の実現と SDGsの推進に向け、若者の視点を取り入れるため「企業等×学生の環境課題解決マッチング会」を開催。私は温暖化対策・環境創造・資源循環委員会に所属。勉強のため参加しました。

参加企業が提示した環境課題に対し、6つの市内大学生チームが、事前のヒアリング 等調査・研究をした上で具体的な解決策を提案。 提案された解決策は、実現可能性などを総合的に審査員が評価。また、大学生からの解決策提案と共に、高校生からの環境発表も行われました。

Z世代の具体的な提案、積極的な姿。それこそ、彼ら彼女らが、どんどん活躍できる環境を作らなくてはと感じました。

企業が提示した環境課題テーマ。例えば、IKEA港北は「サステナビリティー(持続可能性)をいかに消費者の方に身近に感じていただき、日常生活の中で意識をしていただけるか? 特にサステナブルで健康的な生活を送る為にどのような意識が必要なのか」。

株式会社 Looopは「企業の経営者や幹部に対して、収益拡大(コスト削減含む)と同時に脱炭素経営の必要性を理解させることができるのか? 」を提示。これは市にしてみますと、横浜市民の脱炭素への行動変容をどう促すかにも通じる課題。

その他、株式会社大川印刷、株式会社横浜八景島からも課題が提示され、学生たちから解決策が提案されました。

問題はここからどうするか。イベントは「手段」。「目的」は脱炭素。

これに限らず、あらゆる場面で「手段」が「目的」と化した場合に、それが達成されることはありません。

大事なことは、具体的な行動。「一歩を踏み出す勇気の後に歴史がある」。そう思います。

料理家から見た「豊かさの原動力」について 5560

未分類 / 2022年1月29日

IMG_0370 (1 (2)昨日は葬儀参列の後、市会で断続的な打ち合わせ。その間、横浜市の来年度予算案の発表会見が行われました。来週から予算議会が始まります。

先日、日経新聞の連載「成長の未来図」に、料理研究家・土井善晴氏のインタビューが掲載されていました。「豊かさの原動力、家庭に」との見出し。とても大事な内容だと思いました。

「経済成長が鈍り、従来の発展モデルが再考を迫られている。料理研究家の土井善晴氏は未来を切り開くヒントが家庭や生活の中にあると語る。食の領域を超えて幅広く研究者と交流する土井氏にこれからの社会のあり方を聞いた。

――豊かさを手に入れるには何が必要ですか。

「いまは色々なことが行き詰まっている。プロの料理界は進化しすぎ最先端のガストロノミー(美食)は分子料理といった化学の世界まで行ってしまった。音楽家も演奏技術の追求が極限に達して壁にぶち当たっている。同じように経済は合理性を過剰に追求してきた結果、地球温暖化や環境汚染が深刻になっている。自然や社会に様々なひずみが生まれてしまっている」

「経済の多くは家の外にあるものでまわっている。しかし私たちが根源的な豊かさを感じられるような、まだ発見されていないものは家庭や生活の中にある。誰だって幸せな家庭を築きたいと思っている。それを満たすものこそが次の経済の原動力になると思う」

――家庭では多くの女性が仕事と日々の生活の両立に悩んでいます。

「女性だけが家事を押しつけられるのはおかしい。大昔には男は狩りに行き女は家を守った。今は女性も外で一生懸命仕事をしている。状況を変えるには男も子供も料理をしてみてはどうか。私が提唱している『一汁一菜』(ごはんと味噌汁)という献立は何にも難しくない。時間や心に余裕があるとき魚を煮たり肉を焼いたりすればいい」

「料理は単に栄養を得るものではない。料理は利他性だ。料理を作ることは愛すること、作ってもらうことは愛されることだ。料理があることで家族が生まれる。そのときの家族は誰であってもよい。家のごはんが食べられない子供もいる。自分で料理を作って友達と食べれば、そこにも新しい家族が生まれる」

――経済には文化の土台が必要と主張しています。

「経済が弱くなっているのは文化の土台が弱くなっているからではないか。今までの日本は均一な商品を大量に生産してきた。多様性を重んじようといっても結局は均一的な方向に向かってしまう。そういった社会では文化は置き去りにされてしまう」

「家庭には多様性がある。それぞれの家にそれぞれのお雑煮があるように、家庭の中に文化がある。ヨーロッパを旅すると我々は豊かな文化に憧れを抱く。彼らには日々の生活を大切にする土台があるからだ。こうした生活の土台がなければ文化は次の世代に引き継がれていかない」

どの世界でも、「ひとかどの人」というのは人を納得させる力があることを感じます。

「カンニング」について 5559

未分類 / 2022年1月28日

IMG_0370 (3昨日は市会で断続的な打ち合わせの後、自民党主催の虐待を受ける大学生の生活保護制度適用に関する勉強会に参加。その後、お世話になった大先輩・手塚静江元議員の通夜に参列。

「そんな暇があるなら、○○できるだろ」「そんな根性あるなら、○○するなんて、なんてことないだろ」等々、他人の評価は簡単でも、本人にとっては大変なことがあります。このケースはどうだったのかわかりませんが。

大学入学共通テストの問題が試験中に撮影されて外部に送られた問題。19歳の女子大学生が香川県内の警察署に出頭し、関与を認めたことが分かりました。スマートフォンを上着の袖に隠して撮影したとの供述。警視庁が詳しいいきさつを調べているそうです。

日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「中国の官吏登用試験「科挙」は、6世紀末に始まり、一時の中断をはさんで、20世紀初頭まで1300年も続いた。食料や布団を会場に持ち込み、泊まりがけで論語などの古典計62万字の知識を問う壮絶な一戦である。最終段階で、皇帝が臨席した時代もあったようだ。

合格すれば高位の役人の地位が約束され、教養人として尊敬を集めた。歴史家は「学識ある者が政治を行う文治主義が定着した」と制度を評価する。科挙はほぼ全ての男性が受験でき、その分、競争も激しかったらしい。不正の小道具として、細かい字がみっしり書かれた下着や指先ほどの豆本が今に伝わり、哀れを誘う。

21世紀、カンニングはデジタルの世界で繰り広げられるようだ。大学入学共通テストの問題の一部が、試験中に何かの機器で撮影されネット経由で流出。受け取った学生が解答を返信していたという。警視庁が解明へ動き出した。それにしても周囲が鉛筆を手に集中する中での不審な挙動、誰も気付かなかったのだろうか。

11年前、京都大の問題を試験中にネットへ投稿、答えを得た予備校生が逮捕された。携帯電話をももに挟み、隠れて入力したと聞く。そんな技を磨くくらいなら、と科挙の不正ツールを知った時と同じ、うら悲しさを覚えたものだ。焦りが勉学ではなく、あらぬ方への努力に向かう。昔も今も人を惑わす試験の魔物である。」

デジタルの悪用。大人の世界もそうですが、やめた方がいいと思います。

「こども家庭庁」の議論について 5558

未分類 / 2022年1月27日

IMG_0370 1 (((((「これって、本当ですか?」地元の保育士の方からメールが届きました。その方の友人が首相官邸ホームページ内を検索していると、「『子どもへの方針』2.大人や行政が主体となって家庭、学校、地域で取り組むべきことについて」との内容に関し、「子どもを厳しく『飼い馴らす』必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう」などの記述があったとのこと。「本当かな?」と思い確認すると、平成12年7月7日(金)教育改革国民会議第1分科会(第4回)の資料で、「一人一人が取り組む人間性教育の具体策」についての委員発言の概要にありました。世の中、様々な意見がありますが、自由とはいえ「日本の首相官邸のHPに相応しくない」旨のお声をいただきました。

今国会では「こども家庭庁」の議論が行われますが、先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「家庭」という言葉は江戸時代から使われていたらしい。飛田良文さんの「明治生まれの日本語」によれば、天明年間(18世紀末)には「家庭指南」なる書があったという。もっとも、現在とはニュアンスが違い「厳父が子女に示す教訓の意味を濃厚にふくんでいる」。

そういえば、古くは家庭教育を「庭訓(ていきん)」と言った。いかめしい雰囲気の「家庭」が、往時の武家社会などでは普通だったに違いない。それが明治の世になり、英語のhomeの訳語として広まってゆく。こちらは元来、ゆったりくつろげる場所を指すから苦しい訳である。イメージがずれたまま、1世紀以上がたつわけだ。

「こども家庭庁」創設のための法案が、今国会に提出される。かねて「こども庁」と呼ばれてきたのに、昨年末、与党との調整で「家庭」の2文字が入った。子ども政策に家庭への目配りは必須だが、親ばかりに責任を求める発想につながらぬか気になるところだ。虐待に苦しむ子にとっては、不幸にも家庭に救いはない。

にわかに「家庭」を掲げたのは、保守派の要望にも応えたからだとされる。もしかすると、そうした意識には「庭訓」の昔への郷愁でも潜んでいるのだろうか。ちなみに「明治生まれの日本語」によると、随筆家の小島烏水は普及してきた「家庭」という語を「せせこましい」などと退け、あえて「ホーム」と記している。」

様々な議論があるかと思いますが、現状認識も、施策を作るにしても、「子どもたちのために」「子どもたちの声を聞きながら」は大事だと思います。

公明党は昨年5月、当時の菅義偉首相に提出した「骨太の方針」などに関する提言の中で、省庁の縦割りをなくし、子どもと家庭を総合的に支えていく必要性を訴え、こども家庭庁の創設を提案、先の衆院選重点政策でも創設を求めてきました。

「子どもの幸せを最優先する社会の実現」に向け、施策の拡充に注力して参ります。

「事実誤認」と「ウソ」について 5557

未分類 / 2022年1月26日

IMG_0370 1 ()昨日は市会等での断続的な打ち合わせ。コロナの感染拡大で、青葉区はもとより横浜市内全域で保育施設の休所が急増しています。人手不足で医療・介護関係のシフトが組めないとの声。子どもを預ける先がない方々など影響が広がっています。感染者が出た場合、「休所でなく、部分休所の基準を見直せないか」「保育所関係者への3回目接種を前倒しできないか。子どもを見守る人がいなければ、医療も介護も救えない」「濃厚接触者の待機期間の見直しを」等々。当局に現場の声を届け、対策を求めています。

ところで、先日、「事実誤認」に関する気になる記事を目にしました。

辞書で確認しますと、「事実誤認」とは「事実を誤って認識すること、物事を間違えて実際とは異なる内容と理解することなどを意味する表現」のこと。間違いは誰にでもあると思いますが、間違えたと分かれば、訂正するなりするのが常識。とはいえ、世の中には「厚顔無恥」(あつかましく、恥を恥と思わないこと。 つらの皮があつく、恥を知らないこと)と言いますか、間違いをバラまいたまま、「ウソ」を本当のことのようにして、訂正すらしない困り者もいます。

公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「先の衆院選で掲げた公約実現に奔走する公明党に対し、事実誤認に基づく批判には厳然と打ち返すことが大切だ。

昨年12月14日の朝。北斗子は大阪の壮年支持者からLINE連絡をいただいた。「今朝の民放ラジオ番組で、(18歳以下への)10万円の現金給付は自民党の主張であり、公明党がクーポンにこだわって混乱させていると放送していました」と指摘。事実は逆であり、あまりにもひどい誤報なので、「同じ時間帯で訂正するよう公明党として抗議してもらえませんか」との内容だった。

壮年個人としては番組宛てにメールで抗議したという。北斗子は早速、ネットアプリで放送を聴いた上で、党大阪府本部の石川ひろたか代表(参院議員)に壮年の訴えを伝えた。

対応は電光石火だった。その日のうちに府本部の担当者が、放送局側に電話で連絡を取り、放送内容が事実誤認であり、訂正してもらうよう要請。放送局側も放送内容を確認した上で、正式に事実誤認を認め、翌日の同番組内で訂正と謝罪を行った。長年続く人気番組であり、リスナーも多い。壮年の訴えがなければ、誤認情報と公明党の悪印象だけが流布されたままだったろう。

公明党の真価を地道に語り、理解者を拡大するしかない。勇気ある対話に挑みたい。」

この話は訂正・謝罪で落ち着きましたが、ひとたび「ウソ」だ、「悪」だと分かったならば、それを放置して動かなければ、「ウソ」が「事実」となり、大変なことになります。

世の中には、デマを餌に生きる輩がいます。許してはならないと思います。

「地域交通問題」について 5556

未分類 / 2022年1月25日

IMG_0370 1 (((((昨日は青葉台駅前の街頭演説の後、市会で各種打ち合わせ、県本部での会議。駅頭では、横浜市の3回目のワクチン接種、区内の無料PCR検査場所などについてお伝えしました。

公明党横浜市会議員団として、課題解決に向けて注力しているひとつに「地域交通」問題があります。これまで公明党として毎定例会ごとに何度も議会で取り上げていますが、乗り越えるべきは「コスト」「規制」「既得権」。大事なことは市民生活を豊かにするため、いかに折り合いをつけていくか。コロナ禍で電車・バスの利用が減り、減便・廃線に直面する昨今。通勤通学が不便になるだけでなく、高齢化の進展は、免許返納による「日常の足」を失う高齢者が増加することを意味します。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「〈人間は考える葦である〉の言葉で有名なフランスの思想家パスカルは1662年、パリ市内で乗合馬車を運行し、公共交通機関を創業する。経路と時刻を決めて走る馬車は、現在の路線バスの起源となる。

当時、馬車は一般市民にとって縁遠いものだったが、パスカルは、安価な運賃で誰もが利用できる新たな交通サービスを構想した。事業は好評を博し、収益は貧窮層の救済に充てられたという。

今も昔も、地域交通インフラの整備は日常生活に大きな影響を与える。人口減少が著しい地方では公共交通の存続が難しく、鉄道やバスの減便、路線の廃止が相次ぐ。運転免許証を自主返納した後、高齢者が“生活の足”をどう確保するかも深刻な課題だ。

地方で暮らす高齢者らにとって、通院、買い物、交友活動など生活にクルマは欠かせない必需品。デマンドタクシーの運行や自動運転車両、低速電気自動車(グリーンスローモビリティ)の活用、次世代移動サービス「MaaS(マース)」の試行など、新しい移動手段の導入に一段と力を注がねばならない。

誰一人取り残さない持続可能な地域社会の構築へ創意工夫を凝らす時である。パスカルは記す。人間が〈立ち上がらなければならないのはそこからであって……だからよく考えることを努めよう〉(『パンセ』)と。」

横浜市は今年度予算で、地域交通問題を第一に取り上げ、取り組みを進めてきました。来年度は本格的な動きが求められます。

大事なこと「何を言ったかでなく、何をやったか!」。

まもなく、来年度予算の議論が始まります。

「ドカベン」について 5555

未分類 / 2022年1月24日

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昨日は市会から朝の座談会リモート参加、来年度予算関連の準備等。早めにブログを書き終えたところで、市役所内のラーメン店へ。調子に乗って「葱めし」を追加して食べ過ぎました。

私が小学生の時(40年以上前の話ですが)、週刊少年チャンピオン、ジャンプ、マガジンなどは大体150円程度だったと思います。友達とそれぞれ買ってまわし読み。当時、連載が始まったばかりの「キン肉マン」「こちら葛飾区公園前派出所」などと共に人気だったのが「ドカベン」。明訓高校が甲子園で活躍していたころまで見ていましたが、その後に主人公の山田太郎がプロで活躍するまで続くとは思ってもみませんでした。因みに、山田太郎は横浜市出身。明訓高校は横浜にある私立高校。架空の学校ですが。

ドカベン、あぶさん、野球狂の詩の生みの親、水島新司さんが今月亡くなりました。享年82歳。

日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「優れたキャラクターが登場する漫画はね、時代を超えるんです」。かなり前のことだが、水島新司さんに話をうかがったことがある。人気漫画が長く読み継がれる理由をお聞きした。おととい届いた訃報で、電話越しの熱っぽく、優しい口調が耳の奥によみがえった。

言葉の通り、水島作品の登場人物はみな個性の塊である。それでいて試合の描写はリアルだった。代表作「ドカベン」の連載開始は1972年。今よりずっと多い野球少年の心をつかんだのは当然だろう。そこかしこの空き地や校庭で、自称「山田太郎」や「殿馬一人」が走り回っていた。以来、連載は半世紀近くに及ぶ。

自身も野球に夢中だった。地元の新潟で高校野球をやりたかったが、家業を手伝わねばならず進学を断念した。その後両親の反対を押し切って漫画の道へ。己の才能を信じて夢の舞台に向かっていく歩みは、一流のプロ野球選手と重なるようでもある。もちろん人知れず素振りを繰り返した下積み時代もあったに違いない。

「いくら書いても飽きない」と口にしていたが、一昨年暮れに突然、漫画家らしからぬ「引退」を宣言してファンを驚かせた。当時81歳。胸中では書き抜いたという達成感と、創作への未練が交錯していたのではないか。それから1年後の悲報である。満員のスタジアムを後にする背中に向け、惜しみない拍手を送りたい。」

今日、ブログが5555回目。「背番号5、誰だったかな?」と思えば岩鬼正美でした。

わかる方にはわかる「花は桜木、男は岩鬼」。

ご冥福をお祈りします。

新型コロナ「保健所介さず自宅療養可能」について 5554

未分類 / 2022年1月23日

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昨朝、私の前任者で青葉区選出の公明党元横浜市会議員・手塚静江さんがお亡くなりになりました。享年75歳。横浜のために、働き、尽くしてきた先輩。後に続いて参ります。ご冥福をお祈りします。

昨夕、横浜市消防局から災害発生メール着信。青葉消防団、我が班の守備範囲。即現場へ。消防、警察の皆さんも全力対応。彼らが働く姿を見ると背筋が伸びます。災害も様々ですが、特に火の元にはお気を付けください。

一方、コロナの感染拡大が続いています。12月に専門家の皆さんが予想されていた通り。ピークは2月とのことでした。発熱など風邪のような症状で「コロナかな?」と思ったら、かかりつけ医に電話するか、横浜市の感染症コールセンターにご相談ください。045-550-5530(24時間対応)

神奈川県は、コロナ患者の急増による医療機関や保健所の負担を減らす必要があるとして、無料のPCR検査などで陽性が確認された場合、本人がオンラインで届け出れば医療機関や保健所を介さずに自宅で療養できるようにする新たな仕組みを始めたと昨日のNHKニュースが報じていました。賛否あるかと思いますが、感染状況や主な症状等を総合的に勘案した判断だと思います。とはいえ、様々心配なこともあると思いますので、まずはコールセンターにご相談されることをお勧めします

「神奈川県では、21日に発表された感染者が3412人と過去最多となり、発熱患者を受け入れる医療機関や保健所の業務がひっ迫しています。

こうした中、21日夜、県の感染症対策協議会が開かれ、今後、無料のPCR検査や抗原検査キットなど医療機関以外の検査で陽性が確認された場合、本人が希望すれば、医療機関や保健所を介さずに自宅などで療養できるようにすることを決めました。来週中にも運用を始めるということです。

県が整備するシステムに本人がオンラインで届け出る方式で、勤務先などに提出するための証明書も発行できるようにするということです。

オミクロン株では、基礎疾患がない若い世代は重症化する人が少なく、無症状の人も多いことから導入を決めたということで、容体が悪化した場合は、県の相談窓口などに連絡するよう求めます。

また、保健所による濃厚接触者の調査を高齢者施設や保育園などに限定することもあわせて決めました。

黒岩知事は、「感染が爆発的に増えているのでこれまでとは違った発想で医療提供体制を維持するための取り組みを進めていきたい」と話していました。」

芸能界など有名な方の感染報道が続いています。感染力の強いオミクロン。どなたにも感染する可能性があります。

私もそうですが、改めて「感染予防を」お願いします。

「仕事ストレスの発散法」について 5553

未分類 / 2022年1月22日

IMG_0370 1 (((「雪、大丈夫か?」。京都に大雪。清水寺の門前街で代々土産物を営む高校の同級生に電話。「雪は大丈夫やけど、オミクロンはあかんわ」とのこと。年末から正月3が日は結構な人出だったそうですが、それ以降は客足がバッタリ。まもなく始まる中国の「春節」に期待していたものの、訪日客は絶望的。「近所の土産物屋もお茶屋もみんな同じやし、頑張るわ」と言ってました。

昨日は地元企業のご相談対応、ご挨拶回りの後、市会での断続的な打合せ等。感染拡大で、昨日から横浜市もまん延防止措置重点措置が取られています。やむないことではありますが、キャンセル対応で飲食店とその関係業種などは大変な状況。ストレス発散も兼ねてお店を利用しようとしていた方々にとっても、あきらめるしかない状況です。

先日、日経新聞が「仕事ストレスの発散法、世代で差」と題した記事がありました。

「仕事のストレスを発散する方法を、働く16~60歳に尋ねたところ、世代ごとに違いがあったことが9日、民間調査で分かった。51~60歳の「バブル期世代」は旅行、「Z世代」と呼ばれる16~25歳は食事がそれぞれ最も多かった。

人材総合サービス会社「スタッフサービス・ホールディングス」がインターネットで実施。41~50歳の「就職氷河期世代」、26~40歳の「ミレニアル世代」でもそれぞれ男女500人ずつ計4千人に聞いた。

ストレス発散法を複数回答で質問。「飲酒」と回答した男性は氷河期で1位、バブル期で2位だったが、Z世代やミレニアル世代では上位5番に入らなかった。」

世代によってもそうですし、人それぞれにストレス発散の方法があるかと思いますが、いつもの手段が取れなければ、変えるしかありません。

変化への対応力が試されている。ここでもそうしたことを感じます。