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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

SNSで高くなる「バカの壁」について 5499

未分類 / 2021年11月29日

IMG_0370 1 4先日、「バカの壁」「超バカの壁」を再読しました。いずれも養老孟司氏のベストセラー。「バカの壁」とは、人が何かを理解しようとする時にぶつかる限界のこと。 「話せばわかる」と思っても通じない。また、「人は知りたくないことに耳を貸さず情報を遮断すること」ともあります。

読むきっかけはYouTubeの「ホリエモンチャネル」で見た養老孟司さんとの対談。「SNSの普及でますます高くなる「バカの壁」」とのテーマ。見ていて「また読もう」という気になりました。中には次のような趣旨のやり取りがありました。

「小学校の時など、勉強を理解できていないのに、出来ているかのようなふりをする人がいる。(私のことかと思います、、、)

わからないまま大人になり、その人がSNSで誰ともつながるようになった。

普段まわりにはいないが、ネット上だと会う。本気で理解していない人がいる。

わかっていることの意味が分かっていない人がいる。

わかってないで発信する人がいたりしている人がいる、という共通認識が(世の中に)まだない。

SNSで発信したことに寄り添って欲しいと思ってる。

根本的に自分の意見にみんなが寄り添ってくれなきゃいやだ、というものがあって、正解を求めているというよりは、自分の意見が正解、自分の言っていることが正解、であって欲しいと思っている。

自分の視界で見えている範囲しか見えてない。

そうした人の殆どは、自分の意見と同じような人の意見しか見ていない。」

様々な声のあるホリエモンチャンネルですが、「なるほどな」と思いました。一般論ですが、自分のことが絶対正しいと思い込むナルシストは、言い訳上手で超ビビり。自分の周りだけをキレイにするので、そのうち人は離れていく。高い「バカの壁」があるのかも知れません。

いずれにせよ、動画でも、本でも、インプットなしにアウトプットはない。どうせインプットするなら、質のいいものをと思います。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「読売新聞社が実施した読書に関するアンケートで、紙の本と電子書籍で記憶に残りやすいのはどちらか聞いたところ、「紙の本」が74%、「同じくらい」が20%、「電子書籍」は2%にとどまった。

同時に、学校でのデジタル端末の活用について聞いたところ、「紙を中心にして、デジタルを補助的に使う」は37%、「(紙とデジタルを)同じくらい使う」が37%と並び、「デジタル中心」は23%だった。

しかし、文部科学省の有識者会議は昨年、今後はデジタル教科書を中心としていくと提案している。確かにデジタル教科書は、拡大表示、読み上げなど利点があり、それを必要とする子どもたちのため公明党が推進してきた。一方で、通信環境の確保や書く時間の減少などの心配から中心的な活用をためらう自治体もある。

公明党の佐々木さやか参院議員は、昨年11月の文科委員会で、「紙の教科書の良さの再認識を」と“紙かデジタルか”に偏らない活用を訴えた。これを受けて文科省は今年6月、それぞれの良さを適切に組み合わせるよう検討すべき、とする報告書を公表した。

佐々木議員の質問は、子どもの読書離れ、活字離れを憂えた教育に携わる支持者からの相談がきっかけだった。公明党は、これからも、大衆の声をエネルギーに進んでいく。」

新聞ですと、10年後に残っている全国紙は読売と日経くらいとされる昨今。

いい仕事をして社会に貢献して欲しいと思います。