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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

白鵬「伝統と多様性」について 5498

未分類 / 2021年11月28日

IMG_0370 5新たな変異ウイルス確認。今も第6波の懸念は燻っていますが、過去にSARS、MARS、新型インフルエンザなど、世界で流行しても影響を食い止めた日本。今、横浜市でも検査能力、医療体制の拡充に力を注いでいます。感染対策、水際対策の徹底をと思います。

プロ野球・日本シリーズは、壮絶な戦いを制したヤクルトスワローズが20年ぶりの優勝。一方、大相撲は千秋楽を前に横綱・照ノ富士が優勝。強いです。いいのかどうかわかりませんが、モンゴル出身力士が日本人力士より日本人らしいものを感じることがあります。

先日、日経新聞コラム「春秋」が元横綱・白鵬について記していました。

「175センチ、68キロ。モンゴルからの少年に親方は「食べて、寝ていればいいから」と命じたという。牛乳も毎日、数リットル飲ませた。3カ月後、体重は80キロに。そこから猛稽古が始まった。大相撲で史上最多45回の優勝を誇り、先ごろ引退した元横綱白鵬の21年前の姿である。

食に関する取材に以前「私は母国にないお米のおかげで体を大きくできた」と語っている。モンゴルと交流する北海道滝川市をたびたび訪れて、192センチ、155キロの体で田植えを経験した。豊かな恵みを生む第二の祖国と人々への思いからか、東日本大震災の被災地で土俵入りを披露したほか、寄付活動にも力を注いだ。

しかし、14年の間、角界の頂点で日本古来の格闘技を支えた超人も、現役末期には、肉体の限界と理想のはざまで苦しんでいたとみえる。取組では危険なかち上げや張り手の多用が批判され続けた。本人は引退会見で「けがで理想の相撲が取れなくなった」と明かす一方「鬼になって勝ちにいくのが横綱相撲」とも述べた。

「人に優しく自分に厳しく、義理と人情を持った力士を育てたい」。師匠としての目標という。こんな言葉がサラリと出るあたりに入門以来の異国での精進がしのばれる。「伝統と多様性」。2つの対立や調和は今後、日本社会の様々な分野で議論となるはずだ。記録に彩られた元横綱の今後の歩みも大いに参考にしたい。」

スポーツに限らず、日本の様々な分野で活躍する外国からの皆さん。

「伝統と多様性」の調和。日本の未来をつくる、なくてはならない力だと思います。