安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「台湾ウイーク in 横浜」について 5500

未分類 / 2021年11月30日

IMG_0370 3昨日から「台湾ウイーク in 横浜」が横浜市役所アトリウムで始まりました。(12月2日まで)  台北市は横浜市のパートナー都市。コロナの影響が続く中、横浜で台湾気分を味わうイベント。ご都合よろしければどうぞ。

他方、台湾に限らず、コロナの影響で格差拡大が懸念されています。

先日、日経新聞が「格差拡大、二極化進む台湾人」と題して記していました。

「半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)。独走する技術で業績は近年、急拡大し、中堅クラスともなれば年収数千万円の社員もザラとなった。部門長クラスなら、優に1億円を超える人もいる。TSMCが過去1年間、賞与とは別に社員に支払った特別報酬は平均で約560万円。本社近くでは高級マンションが飛ぶように売れる。

街を走る高級車が非常に目立つ一方、台湾の初任給はいまだ月10万円程度。パートタイムの時給は500~600円ほど。平均年収は200万円前後にとどまり、庶民の足はもっぱらスクーターだ。

IMG_0370 4直近の2020年の調査によると、台湾の上位20%と下位20%の1世帯当たりの可処分所得平均額の差は6.13倍。3年連続で上昇し、格差は広がるばかり。二極化が進み、どんな台湾人と付き合うかで台湾の印象もがらりと変わる。時の流れは早い。」

時代も社会も止まることのない変化の連続。政治がすべてではありませんが、その役割は大きいです。

自分の人生も変化していないようで、毎日劇的に変化しているのが人間。

いいことも、悩ましいことも、色々あります。

SNSで高くなる「バカの壁」について 5499

未分類 / 2021年11月29日

IMG_0370 1 4先日、「バカの壁」「超バカの壁」を再読しました。いずれも養老孟司氏のベストセラー。「バカの壁」とは、人が何かを理解しようとする時にぶつかる限界のこと。 「話せばわかる」と思っても通じない。また、「人は知りたくないことに耳を貸さず情報を遮断すること」ともあります。

読むきっかけはYouTubeの「ホリエモンチャネル」で見た養老孟司さんとの対談。「SNSの普及でますます高くなる「バカの壁」」とのテーマ。見ていて「また読もう」という気になりました。中には次のような趣旨のやり取りがありました。

「小学校の時など、勉強を理解できていないのに、出来ているかのようなふりをする人がいる。(私のことかと思います、、、)

わからないまま大人になり、その人がSNSで誰ともつながるようになった。

普段まわりにはいないが、ネット上だと会う。本気で理解していない人がいる。

わかっていることの意味が分かっていない人がいる。

わかってないで発信する人がいたりしている人がいる、という共通認識が(世の中に)まだない。

SNSで発信したことに寄り添って欲しいと思ってる。

根本的に自分の意見にみんなが寄り添ってくれなきゃいやだ、というものがあって、正解を求めているというよりは、自分の意見が正解、自分の言っていることが正解、であって欲しいと思っている。

自分の視界で見えている範囲しか見えてない。

そうした人の殆どは、自分の意見と同じような人の意見しか見ていない。」

様々な声のあるホリエモンチャンネルですが、「なるほどな」と思いました。一般論ですが、自分のことが絶対正しいと思い込むナルシストは、言い訳上手で超ビビり。自分の周りだけをキレイにするので、そのうち人は離れていく。高い「バカの壁」があるのかも知れません。

いずれにせよ、動画でも、本でも、インプットなしにアウトプットはない。どうせインプットするなら、質のいいものをと思います。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「読売新聞社が実施した読書に関するアンケートで、紙の本と電子書籍で記憶に残りやすいのはどちらか聞いたところ、「紙の本」が74%、「同じくらい」が20%、「電子書籍」は2%にとどまった。

同時に、学校でのデジタル端末の活用について聞いたところ、「紙を中心にして、デジタルを補助的に使う」は37%、「(紙とデジタルを)同じくらい使う」が37%と並び、「デジタル中心」は23%だった。

しかし、文部科学省の有識者会議は昨年、今後はデジタル教科書を中心としていくと提案している。確かにデジタル教科書は、拡大表示、読み上げなど利点があり、それを必要とする子どもたちのため公明党が推進してきた。一方で、通信環境の確保や書く時間の減少などの心配から中心的な活用をためらう自治体もある。

公明党の佐々木さやか参院議員は、昨年11月の文科委員会で、「紙の教科書の良さの再認識を」と“紙かデジタルか”に偏らない活用を訴えた。これを受けて文科省は今年6月、それぞれの良さを適切に組み合わせるよう検討すべき、とする報告書を公表した。

佐々木議員の質問は、子どもの読書離れ、活字離れを憂えた教育に携わる支持者からの相談がきっかけだった。公明党は、これからも、大衆の声をエネルギーに進んでいく。」

新聞ですと、10年後に残っている全国紙は読売と日経くらいとされる昨今。

いい仕事をして社会に貢献して欲しいと思います。

白鵬「伝統と多様性」について 5498

未分類 / 2021年11月28日

IMG_0370 5新たな変異ウイルス確認。今も第6波の懸念は燻っていますが、過去にSARS、MARS、新型インフルエンザなど、世界で流行しても影響を食い止めた日本。今、横浜市でも検査能力、医療体制の拡充に力を注いでいます。感染対策、水際対策の徹底をと思います。

プロ野球・日本シリーズは、壮絶な戦いを制したヤクルトスワローズが20年ぶりの優勝。一方、大相撲は千秋楽を前に横綱・照ノ富士が優勝。強いです。いいのかどうかわかりませんが、モンゴル出身力士が日本人力士より日本人らしいものを感じることがあります。

先日、日経新聞コラム「春秋」が元横綱・白鵬について記していました。

「175センチ、68キロ。モンゴルからの少年に親方は「食べて、寝ていればいいから」と命じたという。牛乳も毎日、数リットル飲ませた。3カ月後、体重は80キロに。そこから猛稽古が始まった。大相撲で史上最多45回の優勝を誇り、先ごろ引退した元横綱白鵬の21年前の姿である。

食に関する取材に以前「私は母国にないお米のおかげで体を大きくできた」と語っている。モンゴルと交流する北海道滝川市をたびたび訪れて、192センチ、155キロの体で田植えを経験した。豊かな恵みを生む第二の祖国と人々への思いからか、東日本大震災の被災地で土俵入りを披露したほか、寄付活動にも力を注いだ。

しかし、14年の間、角界の頂点で日本古来の格闘技を支えた超人も、現役末期には、肉体の限界と理想のはざまで苦しんでいたとみえる。取組では危険なかち上げや張り手の多用が批判され続けた。本人は引退会見で「けがで理想の相撲が取れなくなった」と明かす一方「鬼になって勝ちにいくのが横綱相撲」とも述べた。

「人に優しく自分に厳しく、義理と人情を持った力士を育てたい」。師匠としての目標という。こんな言葉がサラリと出るあたりに入門以来の異国での精進がしのばれる。「伝統と多様性」。2つの対立や調和は今後、日本社会の様々な分野で議論となるはずだ。記録に彩られた元横綱の今後の歩みも大いに参考にしたい。」

スポーツに限らず、日本の様々な分野で活躍する外国からの皆さん。

「伝統と多様性」の調和。日本の未来をつくる、なくてはならない力だと思います。

トンカツに「キャベツ」の理由について 5497

未分類 / 2021年11月27日

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昨日は紙類の回収リサイクルで地域を支える企業のお声を伺った後、神奈川県宅地建物取引業協会の皆様との政策懇談会。現場には課題があり、声があります。大事なことは「市民生活にとってどうなのか」。遠いどこかで考える前に、現場に立って、声を聞くことが大変重要だと思います。

ランチ時、たまに市役所近くのとんかつチェーン「さくら」に行きます。このお店はキャベツが真ん中。いつもお代わりします。

先日、日経新聞「なるどルーツ調査隊」が「トンカツの付け合わせ、なぜキャベツ?」と題して記していました。考えてもみませんでした。

「すしや天ぷらと並んで日本食の代表格ともいえるトンカツ。付け合わせといえば生のキャベツが定番だ。だが最初から生キャベツだったわけではない。ルーツを探ると、日本の食文化の懐の深さが見えてきた。

トンカツを定義するなら「豚肉にパン粉などの衣をつけて油で揚げたもの」だろうか。この調理法を編み出した店は定説がある。1895(明治28)年に東京・銀座で創業した煉瓦(れんが)亭だ。

「トンカツのルーツといわれるポークカツレツは、試行錯誤の末、生まれたんです」。創業者のひ孫で4代目の木田浩一朗さんが教えてくれた。創業時からのメニューではなく、当初は子牛肉に乾燥パン粉をまぶして油で揚げ焼きにした「コートレット」だった。ポークカツレツが生まれたのは4年後だ。その間、何があったのか。

「外国人居留地の廃止と世界情勢の変化」と木田さんは語る。日清戦争などで情勢が緊迫し、軍隊優先の牛肉は価格が高騰。99年に築地にあった居留地がなくなり、外国人好みの味が日本人には「しつこい」といわれるようになった。

対策を迫られた初代の木田元次郎さんが思いついたのが、天ぷらの応用だ。ビーフをポークに変え、天ぷら鍋で揚げた。毎日パンを仕入れ、調理直前におろし金ですった。カツレツは人気メニューとなった。

では付け合わせにキャベツを添えたのはいつ、どの店だったのか。木田さんに尋ねると「それも初代が考案したもの」だという。

時は1904~05年の日露戦争。若いコックが兵役に取られ、店は人手不足に陥った。少しでも省力化できないか。目を付けたのがそれまではゆでて提供していたキャベツだった。生で食べられ、あらかじめ切っておける。ざく切りにして添えたところ「さっぱりする」と大受け。評判は他店にも伝わり、生キャベツが定番化していった。

日本には古来、生食文化があった。和食文化学会会長で国士舘大学名誉教授の原田信男さんによると、魏志倭人伝に「倭の地は温暖にして、冬も夏も生菜を食らう」との記述がある。生菜が何を指すのか定かではないが原田さんは「食べ物を生で食べる文化は世界的にも珍しい」と指摘する。

ただ、生野菜を食べる習慣はまだ一般的ではなかった。1925(大正14)年にマヨネーズの製造を始めたキユーピーによると、当時の広告には「魚肉や野菜のゆでたの」に用いるとあった。32年の広告には「新鮮な野菜サラダを召上れ」とあり、この頃にはサラダが広がり始めていたとうかがえる。付け合わせの生キャベツがサラダ普及に一役買ったのかもしれない。」

生野菜を食べるようになったのは約100年前からということなのかも知れません。

その昔、マレーシアに留学していた時、マレー人から「肉、魚、野菜と生食に抵抗のない珍しい民族だ」と言われました。その友人は日本語を勉強していたのですが、「納豆を食べたら日本の勉強になるよ」といって紹介したら、涙を浮かべながら食べていたのを思い出します。

今や日本食は「世界のヘルシーフード」。サンマなど需要の拡大で食べられなくなるのは困りますが、世界の多くの人々に日本の食文化が広がって、人と人を繋いでいけばと思います。

外国人就労「無期限」について 5496

未分類 / 2021年11月26日

IMG_0371 7昨朝、神奈川県建設業協会の皆様から、コロナによる先行き不安の中、予算、人材の確保等に関するご要望を頂きました。欧米では急激な景気回復による物価高騰、人材難が報道されていますが、これまで以上に外国人を含めた人材確保が難しくなることが予想されます。

他方、特別養護老人ホームの現場に勤める妻が「先月インドネシアに帰国した実習生が、来春戻ってくることになった。とても助かる」と話していました。外国籍の方の就労については、まだハードルはあるものの、段々と下がってきていることを感じます。

日本社会の様々な分野で「なくてはらない」存在となっている外国籍の皆さん。私自身、横浜市会において、外国籍の方々が横浜で安心して暮らすことができるよう議会質問を積み重ね、現場の環境整備を続けています。

このほど、国から「特定技能」の方々の在留期限を撤廃する方向性が示されました。これは大きな動きです。

日経新聞に「外国人就労「無期限」に入管庁検討 熟練者対象、農業など全分野 受け入れ拡大へ転換」と題し、まとめていました。

「出入国在留管理庁が人手不足の深刻な業種14分野で定めている外国人の在留資格「特定技能」について、2022年度にも事実上、在留期限をなくす方向で調整していることが17日、入管関係者への取材で分かった。熟練した技能があれば在留資格を何度でも更新可能で、家族の帯同も認める。これまでの対象は建設など2分野だけだったが、農業・製造・サービスなど様々な業種に広げる。

別の長期就労制度を設けている「介護」を含め、特定技能の対象業種14分野すべてで「無期限」の労働環境が整う。専門職や技術者らに限ってきた永住への道を労働者に幅広く開く外国人受け入れの転換点となる。

現在、資格認定の前提となる技能試験のあり方などを同庁や関係省庁が検討している。今後、首相官邸や与党と調整し、22年3月に正式決定して省令や告示を改定する流れを想定している。

特定技能は人材確保が困難な業種で即戦力となる外国人を対象に19年4月に設けられた。

実務経験を持ち特別な教育・訓練が不要な人は最長5年の「1号」を、現場の統括役となれる練度を試験で確認できれば「2号」を取得できる。更新可能で家族も滞在資格が得られ、在留10年で永住権取得が可能になる。

入管庁などは、2号の対象に11分野を追加し、計13分野にする方向で調整している。介護は追加しないが、既に日本の介護福祉士の資格を取れば在留延長などが可能となっている。

ただ、自民党の保守派などの間では、外国人の長期就労や永住の拡大は「事実上の移民受け入れにつながりかねない」として慎重論が根強い。結論まで曲折を経る可能性もある。

特定技能の制度導入時、入管庁は23年度までに34万5千人の労働者が不足するとみていた。足元では特定技能の取得者は月3千人程度で推移している。就労期限がなくなれば計算上、20年代後半に30万人規模になる。

かねて国は外国人の長期就労や永住に慎重な姿勢を取ってきた。

厚生労働省によると、20年10月末時点で国内の外国人労働者は172万人。在留期間が最長5年の技能実習(約40万人)や留学生(約30万人)など期限付きの在留資格が多く、長期就労は主に大学卒業以上が対象の「技術・人文知識・国際業務」(約28万人)などに限られる。

「農業」「産業機械製造業」「外食業」など14分野で認められている特定技能も、長期就労できるのは人手不足が慢性化している「建設」「造船・舶用工業」の2分野にとどまる。

新型コロナウイルスの水際対策の影響もあり、特定技能の資格で働くのは8月末時点で約3万5千人。日本商工会議所は20年12月、「外国人材への期待と関心は高い」と対象分野追加などを要望していた。

日本国際交流センターの毛受敏浩執行理事は「現業の外国人に広く永住への道を開くのは入管政策の大きな転換だ」と指摘する。」

外国籍の方に就労については、国内にはまだ賛否がありますが、目の前の現実を見れば「いて頂かなくてはならない存在」だと思います。

「なくしやすいもの」について 5495

未分類 / 2021年11月25日

IMG_0370 1 3昨日は市が尾駅前での街頭演説の後、地元企業での懇談。市役所に移動し各種打ち合わせ等。

時々「あっ、ない!」とあせるのが車のキー。スマホはtile(探し物トラッカー)を使っています。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「帰宅し、かばんからタブレット端末を出そうとした。ない。支局に忘れたのか。翌朝、出勤して探す。ない。焦ったが、ネットで探せることを思い出す。やってみた。パソコン画面の地図に端末の位置が表示され、支局にあると分かった。かばんの、いつもは使わないポケットにあった。

パソコンの操作で端末から音を出せる。連絡を請うメッセージと電話番号を端末に表示できる。スマホをなくしたときも同様に探せる。事前設定が必要だが、助かる機能だ。

スマホよりも大切で、なくしやすいもの。それは自信だ。失敗などで自信をなくしたとき、どうすればいいだろう。

松下幸之助は著書『人生談義』(PHP研究所)で述べた。百の事を行って一つしか成功しなかったとき。自信をなくして、もう試みなくなれば「まさに失敗ですわ」。「一つでも事が成っているということは、他の九十九にも成る可能性があるということですね。そう考えれば勇気が出てきましょう」「よい面を見て自信を持つか、悪い面を見て自信をなくすか、それによって人生は大きく変わってくるのでは」

スマホを探せるのは人工衛星と電波でつながっているからだ。人は人と心でつながることができる。良い面を見て励まし合えば勇気と自信が出る。焦らず、百一、百二と挑戦しよう。」

「なくしやすいもの」と言えば「信用」もあるかと思います。

政治に限りませんが、「言行不一致」は困りもの。

言葉だけで、行動しない。これは信用ないです。

「一律10万円」の意味と一通のメールについて 5494

未分類 / 2021年11月24日

IMG_0370 3昨日午後、市庁舎のアトリウムで第40回全国中学生人権作文コンテスト横浜市大会の最優秀賞・優秀賞の表彰式が行われました。次代を担う中学生が、人権問題に関する作文を書くことを通し、人権尊重の重要性について理解を深め、豊かな人権感覚を身につけることを目的に法務省が開催。子どもたちの健やかな成長への取組みは、社会の未来にとって大変重要です。

ところで、マスコミの世論調査は、各社の聞き方によって、その結果が大きく左右されます。「“10万円給付” 6割近くが「支持しない」と回答 ANNの世論調査で」との見出しを目にしました。「ホンマかいな?」と思いますが、現場で聞く声は全く異なります。

大衆政党・公明党が進める政策に対して、いつも批判はつきもの。いつの時代も庶民が力をつけることを良く思わない者がいます。大混乱すると言われていた「軽減税率」も、予想された混乱もなく、売る側、買う側からお喜びの声。導入後に批判的な話は聞いたことがありません。コロナ危機あって配られた昨年の「一律10万円給付」も散々な報道がありましたが、結果的には「税金が返ってきた」と大変多くの皆さんが喜ばれていました。

政府が給付に向け準備を進める中、ご支援頂いている地元のご婦人からお声を頂きました。ご友人からメールが届いたとのこと。「未来応援給付」は社会に分断を作らず、未来を託す子どもたちへの支援。これが「現場の声だ」と感じました。

「○○ちゃんに謝りたくてね、長くなるけどごめんね。

いつもコテンパに公明党の事を言ってるのに平気な顔で頼んでくる〇〇ちゃんにひどい言葉ばっかりだったよね。

今回、子供の一律10万円が所得制限ができて高3の娘のまわりにも怒ったり、喜んだり、いろんな感想があります。

ママ友のランチでも、このことに怒って話す人なんとも思ってない人で、あっ、この家庭はどれくらい所得があるか分かって嫌な空気になります。

大人はまだいいです。

聞いてる?学校でも同じようなことがあってうちの子嫌な思いをしたのよ。もう投票権もあって意思がある年代だよね。

文句言ってる子の家庭はお金持ち、喜んでるこの家はそれ以外、みたいな微妙な空気があるんだって。文句言ってる子は嫌味だよねと言われたり。

また、あのお家はもらう対象なんだって怒って余計なこと言っちゃったとか子供の中に差別を生む原因になっているんだよね

(他党は)その辺りが見えてない。そこまで民衆目線じゃない。

○○ちゃんがいつも公明党は庶民のために考える党なんだよーって言ってくれてたけど、今回、最後までその目線で子供に差別をしてはいけないって言って深い目線で考えてたのは公明党だけだったと思う。本当にすごいと思ったよ。

(他党は)浅はかだよ。なんであんな党に入れたかと思うと腹立たしくなるよ

今までコテンパに行ってごめんね、次は絶対に応援するからね」

お金云々でなく、本当に子どもの幸せを願う、真っすぐな親の気持ちが伝わってきました。

今回の10万円「未来応援給付」や「困窮者給付」について対象外だと反対する方もいるかと思います。只、マスコミがどう操作しようとも、この政策は総選挙で示された民意。欧米では当たり前の現金給付。

日本ではマイナンバーカードの普及未達、個人の所得の捕捉や銀行口座の政府管理が未完の中、目の前で困っている人を救う対案もなく、いつ成果が出るかもわからない経済政策を待つ中、決算剰余金を財源として活用するとの裏付けをもって進めています。

とにかく部数、視聴率を得ることを目的にしているのかわかりませんが、ペンの力で捻じ曲げようとするのはどうかと思います。批判することがマスコミだと思っているのなら間違いだと思います。

税を返すことについて、困っている人に「恵んであげる」かのようなやり方は間違い。

そうした考え方は、頂いたメールのように、子どもの世界の中に分断を作ることになります。

日本をどのような未来にしたいのか。次の世代に何を残すのか。大人の役割とは何なのか。

上から目線でやるものではないですし、商売のために子どもを犠牲にするような、大人のエゴ、利己主義は社会の敵だと思います。

社会に分断を作らない、機会の均等を目指す。そして、厚い中間層を作るとの意思と行動は間違がっていないと思います。

「田園都市」について 5493

未分類 / 2021年11月23日

IMG_0370 6昨日は市民相談対応、日体大関係者との打ち合わせの後、新横浜プリンスで行われた小島健一県会議員の議長就任報告会。「旗幟鮮明」の人。尊敬する小島さん。益々のご活躍を願ってます。その後、地元の会合へ。

土日で頂いた市民相談は多種多様。道路、介護、学校施設、生活支援等。豊かな緑と整然とした街並みで「選ばれる街・青葉区」とは言われますが、現場には声があり、変化の中で生まれる課題があります。

昨日の日経新聞コラム「春秋」が田園都市について記していました。

「都会の生活はすべて闘争なり――。「田園都市と日本人」という本の一節だ。著者は内務省地方局有志。明治の末に出版され、1980年に講談社から復刊された。西洋の都市の裏面、海外で提唱され始めていた田園都市論、日本での可能性などを広く取り上げている。

復刊本の解説で、大平正芳首相などのブレーンを務めた政治学者の香山健一氏はこう記す。「二十一世紀への日本の国家目標は軍事大国でも海外膨張でもなく、自然と人工の調和、あたたかい人間関係、豊かで自由で多様な文化を持つ日本型田園都市国家だ」。自然と共存してきた日本は世界の先導役になれるとも説いた。

IMG_0370 3渋沢栄一らによる東京の田園調布開発、大平内閣の地域振興策など折にふれ浮上する田園都市というキーワード。都市と農村の結婚をうたい緑地の充実を生む一方、負の歴史も抱える。仕事の場に乏しい郊外はベッドタウンとなり、長時間通勤を招いた。便利な道路の整備が消費や人口の流出を後押ししたとの見方もある。

頭に「デジタル」を冠し今また田園都市が政策に掲げられた。耳に心地よい旗印ほど警戒が要る。大手システム会社、通称ITゼネコンへの丸投げや機器のばらまきで終わらないか。地方から若者が逃げ出しているとしたら原因は不便さか不自由さか。田園都市の4文字に先人が込めた思いや理念を胸に議論をしてほしい。」

 東急田園都市線沿線にある青葉区。時と共に、街も、人も変化。「自分は変わらない」というのは困りものですが、変化に対応、適用するには「何のため」「誰のため」が大事。明確にしながら進めて行かねばと思います。

横浜市「ゲーム障害・ネット依存の実態調査」結果について 5492

未分類 / 2021年11月22日

IMG_0370 1 3昨日、青葉区サッカー協会主催する少年少女カテゴリの試合の現場へ。少年少女の健やかな育成は、明るい社会と未来を創る取り組み。それを支える多くの皆さん。「誰かを待つのでなく、自分が動く」。子どもたちも見ている、みなぎるボランティア精神。次の世代へ引き継がれると思います。

先週末、横浜市学校保健審議会ゲーム障害に関する部会から「横浜市立小中学校児童生徒に対するゲーム障害・ネット依存に関する実態調査」の結果を分析し、考察・提言をまとめた報告書が提出されました。

依存症対策については、国で公明党がリードし、横浜市会においても公明市議団が先頭に立って議会質問を重ねています。4年前には「独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター」を視察。樋口病院長、河本精神科医長か様々な依存症とその対策について学ぶ機会を得ました。その時に強く指摘されていたのが、ネット依存、ゲーム依存は社会の根幹を揺るがしかねない大変大きな問題とのことでした。

横浜市教育委員会では、今回の提言を踏まえてプロジェクトチームを立ち上げ、検討を進めるとしています。

下記は調査内容と提言です。

調査は令和2年 10 月に実施。横浜市立学校の小学生及び中学生のゲーム障害及びインターネット依存の実態及び課題を把握するとともに、対策を検討することを目的に、小学校4年生から中学校3年生までの児童生徒を対象に実施されました。 (4,164 名が回答 回収率31.4%)

主な調査結果

【基本情報】

・小学校6年生で約4割、中学校3年生で約8割が自分用のスマートフォンを所持

・情報通信機器のフィルタリング状況について「フィルタリングをしていない」「分からない」が約3割

・オンラインゲームの使用機器は、学年の進行とともにスマートフォンに移行

・インターネット利用時の使用機器は、中学校では据え置き型ゲーム機を除き、スマートフォンに集約される傾向

【ゲーム依存傾向】

・オンラインゲームをしたことがあると回答した児童生徒のうち 12.6%が該当(当該調査の全回答者に占める割合は8.9%)

・ゲーム依存傾向は、女子と比較すると男子の割合が高く、また、男子の小学校4年生及び5年生で割合が高い。

・抑うつ症状がある児童生徒は、抑うつ症状がない児童生徒に比べ、ゲーム依存傾向の割合が3.27倍

【ネット依存傾向】

・動画サイト、SNSを利用したことがあると回答した児童生徒のうち 10.0%が該当(当該調査の全回答者に占める割合は9.4%)

・ネット依存傾向は、男子、女子ともに中学校2年生の割合が最も高い。

・抑うつ症状がある児童生徒は、抑うつ症状がない児童生徒に比べ、ネット依存傾向の割合が4.65倍

主な考察

・スマートフォンの所持率が非常に高い。スマートフォンを持っていること自体を議論するよりも、
その使用方法や内容に着目する必要がある。

・児童生徒が安心して保護者と関わることができ、家庭の中で安心して過ごせるようにすることが
ゲーム、ネット依存傾向の予防につながる。

・学校、保護者が、児童生徒のアクセスするコンテンツの内容について把握し、依存等への予防について互いに話し合い、対策を講じていくことが大切である。

・学校、家庭では、児童生徒の依存傾向を早期に発見できるよう意識を高める必要がある。

・依存傾向と心身の健康との関わりが見られる中、その背景と原因は、発達状況や生活環境など人によって様々である。依存傾向を予防したり、早期に発見、対応したりできるよう、児童生徒の育成に関わる機関が連携し、個々の状況に応じて対応していくことが大切である。また、児童生徒自身や保護者がいつでも相談できる環境を整えていくことが重要である。

部会としての提言

【提言1】児童生徒のゲーム、インターネット利用の実態、心身の健康への影響や予防のための具体的な取組について保護者、学校等の理解を深める。

【提言2】発達の段階に応じたルールづくりや家庭での話し合いを推進する。

【提言3】学校で発達の段階に応じたゲーム障害・ネット依存に関わる予防に向けた教育を計画的に行う。

【提言4】学校と家庭との連携を深め、依存傾向の早期発見に努める。

【提言5】各関係機関での連携を強化し、児童生徒、保護者がいつでも相談できる環境づくりを推進する。

【ゲーム依存傾向・ネット依存傾向共通】

・平日及び休日の就寝時刻並びに平日の起床時間が遅く、習い事、塾、部活動をしないほどゲーム依存傾向又はネット依存傾向が認められた。

・両方又はどちらか一方の依存傾向のある児童生徒は、「家ではホッとできる」、「親にはいろいろ相談できる」、「学校は楽しい」、「何でも話せる現実の友達がいる」に対し、否定的に答える者が多い。また、小学生、中学生ともに、生活習慣の悪化(睡眠習慣、運動習慣)と深い関連が見られた。」

私自身、自戒の念を込めて申しますと、子どもの問題は、親の責任だと思います。

プロの条件「新庄さんは分かってる」について 5491

未分類 / 2021年11月21日

IMG_0370 5スポーツの秋。昨日はプロ野球・日本シリーズ開幕。オリックスの劇的なサヨナラ勝利。そして、Jリーグも最終版。ただ昨日、横浜FCがヴィッセル神戸に敗れ、J2降格決定。昨シーズンとは打って変わって、シーズン当初から思うようにいかず、開幕13試合勝ちなし。途中、監督交代。残念ですが、力をつけてまたJ1戻って欲しいです。

先日、日経新聞コラム「サッカー人として」に元日本代表・横浜FCの三浦知良選手が、「新庄さんは分かってる」と題して寄稿されていました。

「いままでの監督像というものから、日本ハムの新庄剛志監督は明らかに外れている。まず見た目からして違う。練習風景は野球の一流選手が遊びに来て教えているみたいで、監督っぽくない。「監督はかくあるべし」という固定観念が崩れていきそうで、楽しくなる。

就任会見にしても僕はカッコよかったと思う。自分に似合うものを心得ている着こなしで、個性が出ている。だからサマになる。「つかみ」で人を引き込めるから、発言も聞く人の耳にスッと入るんじゃないかな。それも一つの資質。指示をする人への拒否反応が最初にくると、言うことの中身は正しくても、説得力は半減していくものだから。

上に立つ人というのはとかくお堅いイメージになりがちだけど、「監督だからお手本に」との通念も薄れていくのかもしれないね。

もちろん勝負事だから、勝たねばならない。一方で「人を楽しませているか」がプロの条件としてあり、ひょっとしたら新庄さんの場合、そちらばかりが頭にあるのかも。日本ハムに選手で加わった当時、優勝するとは一言も言わなかったと聞く。その代わりに「札幌ドームを満員にしたい」と。僕がブラジルから帰ってきたころに「国立競技場を満員にしたい」と宣言したのと似たものを感じる。

ピッチ入場を待ち構えるカメラマン。つんざくヤジ。人だらけの会場、声援。その熱でこちらも燃える。J1で楽しめたはずのそれらを横浜FCはこの2年間、味わい損ねている。パンデミック(感染症の大流行)で学ばされたのは、プロの日々はお客さんが入らないと味気ないということ。

だから自分なりに少しでも、みんなの印象に残る言葉、行動に考えを巡らす。発言がマスコミに喜ばれれば読む人ができ、読む人の幾ばくかは会場にいってみようとなる。場が生まれ、心を動かすゲームの序幕となり、そこまできて楽しみというものは完成する。

おそらく新庄さんも、自分が登場した放送の視聴率や、何人が目にしたのかの数字を気にかけているはず。楽しませる仕組みを分かったうえで、やっている。日本人っぽくない? いや、大リーグにもああいう監督はいないでしょう。比べる対象のない人。そこがいいんだ。唯一、という存在感がね。」

今年の横浜FC。リーグ後半にそれなりの残留争いができていたことを思うと、それまで取れなくてはならない試合を、取りこぼしたことが悔やまれます。「プロはしっかり勝つこと。ボールを奪うこと。」とは監督の言葉。

プロになること自体が大変なことですが、プロとして続けていくことがいかに難しいか。

どの道にも通じるものがあると思います。