安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「改正ストーカー規制法」について 5382

未分類 / 2021年8月4日

IMG_0373昨日伺った市民相談。「つきまとい、というか、ストーカーです」とのこと。退社後に職場の同僚がつけてくる。自宅近くに立ってるなど明らかにおかしい。早速、警察の生活安全課に相談。的確な対応策が示される。それらを実践していくことに。年に一度はこの手のご相談を頂きます。先の国会でストーカー規制法が改正されましたが、見えにくいところで被害が及んでいます。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が記していました。

「古代ポリネシアの人々は定期的に航海していた痕跡があるという。航法は不明だが、星や月、太陽の位置、海面の泡、海藻などと舟の相対的な動きを観察し、「舟の速さ、方向、移動距離を推定」(『ナビゲーション「位置情報」が世界を変える』、集英社)したようだ。

一方、人工衛星から受信した電波を利用し自らの位置を割り出す全地球測位システム(GPS)を活用できる現代。至便性を獲得した半面、科学技術の悪用という難題も起きている。

先の国会で成立した改正ストーカー規制法。その柱はGPSにより相手の位置情報を取得したり、相手の所有物に無断でGPS機器を取り付けたりする行為を規制対象に加えたことだ。

起点は昨年7月の最高裁判決。GPSを相手の車に無断で取り付け遠隔監視する行為が同法の規定にないため見張りに当たらないと判断。離れた場所からの位置情報を得る行為は処罰対象とならないとしたのだ。

公明党はいち早く「時代に合った法改正を」と始動。わが党が設置を提案した警察庁の有識者検討会や被害者の声などを元に継続して協議、同法の不備是正を一年を待たず勝ち取った。」

大きな前進。只、現場では「まだまだ足りない」との声も。悪質、陰湿、執拗なストーカーにより、人生を壊されたとのご相談を頂いてきました。

「こういう者を生まない社会をつくるべきだ」との言葉は、「永遠の真理」ではありますが、そのためには人が孤立する、分断する社会では事態は悪化するばかりかと思います。人も組織も「自分さ良ければいい」とする中では難しのかも知れません。

人と「かかわる」「寄り添う」「対話する」。安心して日々を送ることのできる社会。

人と「つながる」ことが人間の基本なのではないかと思います。