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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

横浜市「屋外での受動喫煙対策」について 5267

未分類 / 2021年4月10日

IMG_0379 2 (2昨日は議会運営関連の委員会、団会議、各種打合せ等々。車で市役所へ向かう途中、前の車の運転席から腕が伸びる。その指にはたばこが挟まれ「ピンピン」と灰を落とす。何度か出入りの後、あろうことか車外に「ポイッ」と捨てました。「未だにこういうのがいるのか」と呆れたわけですが、マナーを守って喫煙する人にとっても迷惑な話だろうと思います。

先月の予算委員会において、屋外における受動喫煙対策について取り上げました。以前ご紹介しました、青葉区内の公園での出来事。子どもたちの前でタバコを吸う人がいて、受動喫煙への配慮を求めても、「禁煙ではないだろう」ということで聞き入れてもらえなかったとを例にあげました。

「受動喫煙対策について伺います。

改正健康増進法の施行により、多くの施設が禁煙となり、屋内の受動喫煙対策が進んできた一方、屋外における明確な規制はありません。

ただし、すべての人は喫煙時に周囲に受動喫煙が生じないよう配慮しなければならないとされており、多くの方が理解し、対応されています。国は具体例として、できるだけ周囲に人がいない場所での喫煙や子どもの周りでの喫煙を特に控えることをあげていますが、受動喫煙を防ぐには、配慮を徹底する必要があります。

そこで、

(1)喫煙時の配慮を徹底するため現在どのように対応しているか城副市長に伺います

<答弁>広報よこはまや公共交通機関での車内広告などを通じまして、喫煙時には周囲の状況にご配慮いただくよう、市民の皆様へ広く周知をしております。また、特に子どもは受動喫煙による健康への影響が大きいため、公園等において、喫煙する方に向けたポスターを掲示するなどにより、子どもの近くで喫煙しないよう、配慮を呼びかけております。

公園等の啓発ポスター掲示には大きな意味があります。しかし、一部、マナーを守らない方がいるのが実情です。引き続き、公園を始め屋外での受動喫煙対策が必要だと考えます。

そこで、(2)令和3年度の取組について城副市長に伺います。

<答弁>引き続き公園等での対応を進めるとともに、学校や保育所の周囲でも啓発を行うなど、子どもを受動喫煙から守る取組を進めてまいります。また、店舗等が設置をしている屋外の喫煙スペースについて、受動喫煙が懸念される場合、場所の移動をお願いするなどの取組も進めてまいります。

現行法の枠組みの中で、精一杯対応されていますが、配慮を求めるだけでは限界があると思います。

本市のような大都市では、屋外でも人が密集し、配慮だけでは実態に即していません。例えば、店の外に設置された喫煙所から歩道に煙が流れるのを何とかしたくても、現状では、店に配慮をお願いするしかありません。地元の公園では、ポスターの近くで喫煙する方もいます。子どもが近くにいるのでやめてほしいと伝えても聞く耳を持ちません。

今こそ、子ども第一、健康第一の視点に立ち、公園での禁煙の検討など、踏み込んだ考え方が必要です。

そこで、(3)一歩進んだ屋外の喫煙対策が必要と考えますが、市長の考えを伺います。

<答弁>公園のような子どもが多く利用する場所での喫煙対策については、課題と認識しています。受動喫煙から子どもたちを守るために、今後どのような対応が必要か、しっかりとした議論が重要と考えます。引き続き、市民の皆様の健康を守り、皆様が気持ちよく過ごせるように取組を進めていきます。

マナー啓発の取組も重要ですが、受動喫煙への関心の高まりを考えると、公園など子どもが多く集まる屋外の禁煙化など、さらなる取組が必要と考えます。ぜひ検討を進めていただくことをお願いします。」

引き続き、受動喫煙対策を進めて参ります。