安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

青葉区 コロナ禍の災害対策について 5016

未分類 / 2020年8月1日

IMG_0948 (2)昨日、青葉区役所で災害対策打ち合わせ。青葉区のマスコットキャラクター「なしかちゃん」もマスク着用。コロナ禍にあって災害が発生した場合、いかにして区民の安全を守るか。避難場所の拡充、避難所機能の充実、避難を促す広報のあり方等について議論しました。

31万人が住む青葉区。その多くを収容できる施設はなく、自宅での備蓄などの備えと共に、自宅や友人宅などへの「分散避難」の準備が求められています。また、コロナ禍における避難所運営は従来の想定を大きく変えており、区役所では現場の状況を考慮しながら、柔軟な対応を検討していました。

来週には青葉区役所にて地域の代表が参加する、コロナを踏まえた、地域防災拠点の開設・運営のポイントについての研修会が行われます。

青葉区におけて小中学校を中心に設置されている地域防災拠点は41ヶ所。そのうち、昨年の台風19号で開設した避難所は9ヵ所。今年に入り、コロナ禍の7月、大雨の際に開設した拠点は18ヶ所。

台風などの風水害時に開設される区内避難所は次の通り

鶴見川:鴨志田緑小、鉄小、みたけ台中、市ヶ尾小、谷本小、東市ヶ尾小

早渕川:荏田小(都筑区)、山内地区センター、山内小、山内中、あざみ野中

恩田川:田奈小、さつきが丘小

奈良川:奈良の丘小、奈良中、あかね台中、奈良小

黒須田川:黒須田小

今後、感染対策のため受け入れ人数が半分程度となる想定もあり、受け入れ能力不足を想定した「補助施設」8ヵ所(中学校4校、高校3校、日体大)も準備済み。運営の問題がありますので、増やせばいいというものではありませんが、できる限路の対策を進めています。

また、特別養護老人ホームなどの福祉施設にご協力頂いている「福祉避難所」は、区内32ヶ所。コロナ対策を含めた受入れ・運営マニュアル、備蓄の確保ができています。

課題は備蓄品を置いておく「スペース」。間仕切り、テントなど区としての備蓄とともに、有事に物資を供給してもらえるようメーカーなどとの協定は行われていますが、バランスが難しくなっています。

コロナ禍の災害対策。区民にお願いすること。行政が進めること。まだまだやるべきことがあります。