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公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

変わる「コスパ」の意味について 4989

未分類 / 2020年7月5日

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停滞する梅雨前線の影響による九州地方の豪雨。河川の氾濫や洪水、土砂崩れ。熊本県の球磨川が全域で氾濫。昨日午後5時段階で15人が心肺停止、1人が重体、行方不明11人。自然の猛威が増しています。備えをと思います。

昨日、お世話になった方の葬儀に参列。帰りに地元のコンビニに寄ると、さくらんぼの佐藤錦を発見。いつもはコーヒーを買う程度ですが、見たら食べたくなり購入。「コスパ(コストパフォーマンス)が高い」。美味しかったです。因みに、市役所に入っているセブンイレブンには、私などは見たこともない新商品が陳列されています。実験台の店舗なのか、私が知らないだけなのかわかりませんが、商品力と言いますか、「よく考えるな」と思います。

「コスパ」と言えば、「費用対効果に優れたもの」のことと思いますが、今の若者からすると、その価値判断はより厳しくなっているようです。

先日、日経新聞の学生向けサイト「U22」に、「売り上げ更新カップヌードル 若者つかむ『高コスパ』」と題した記事がありました。大変興味深いです。

「来年で発売50周年を迎える日清食品の即席カップ麺「カップヌードル」。もはや「国民食」と言っていいほどのロングセラー。これほど売れ続けているのは、常に若者の心をつかみ続けているからでしょう。千葉商科大学准教授の常見陽平さんが、U22世代にアピールするカップヌードルのマーケティングの秘密を探りました。」

日清のカップヌードルのブランド担当者の白沢さんは、「若者へのインタビューなど、調査を重ねて分かったのですが、現代の若者のキーワードは『失敗したくない』と『コスパ』です。さらに、この『コスパ』という言葉を突き詰めていくと、値段や量、味だけでなく、簡単にできること、さらには失敗しないことなどまで、そのすべてを『コスパ』という一言で表現していることがわかりました」

「もはや『コスパ』は、費用対効果だけを意味する言葉ではなくなってきているのです」。お湯を入れるだけのカップヌードルは、つくるのは極めて簡単で、ほとんど失敗のしようがない。まさに究極の高コスパ商品なのだ。実際カップヌードルはここ数年、最高売上記録を更新し続けている。」とのこと。

「コスパ」の意味は、時代と共に変わっていくようです。

この話、若者のスマホの使い方を思い浮かべると、「なるほど」と思います。私のようにがさつに扱うのでなく、丁寧に、間違いのない感じでスマートに使っているように見えます。

私が育った、テレビを叩いて直す時代は、遠い過去のようです。