安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「超ド級」について 4986

未分類 / 2020年7月2日

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昨日は交通局関連の常任委員会。まだ原因調査中ですが、一昨日の港北区での道路陥没にかかる交通渋滞、地下鉄3号線延伸への影響について。また、バス・地下鉄の消毒等について質問。コロナ禍における安全対策を議論しました。

梅雨本番。昨夜は青葉区でも大雨警報が発令され、各地での雨による水害が懸念されます。2年前の「西日本豪雨」は、6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨で大変な被害をもたらしました。

一方、中国南部の広州市や東莞市などの地域では、6月30日の時点で、6月上旬から28日間大雨が続き、1216万人が被災。78人が死亡・行方不明の事態になっているとのこと。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「派手な洋画の予告編などで「超ド級大作」なんてフレーズをよく目にしたものだ。これまでになくすごい、というニュアンスが伝わってくる。どんな由来なのだろうか。調べてみると、昔の軍艦にちなんでいた。1906年に就役した英国海軍のドレッドノートである。

「勇敢な」という意味の命名で、大きさ、戦闘能力、速さとも従来型よりはるかに勝った。同クラスは略してド級と呼ばれ、類似の艦が相次ぎ建造されている。それを上回る仕様が「超ド級」、転じて例がないケタ外れのものという意味になったらしい。ドには中国や西洋の飛び道具、石弓を示す「弩」を当てたりもする。

威力や命中精度、飛距離などを考え合わせるなら、迎撃ミサイルシステムの「イージス・アショア」は、文字通り現代の「弩級」の防衛装備の一翼を担ったかもしれない。安全上の問題で、このほど防衛相から突然に配備停止が表明された。代替策が模索される中、自民党内では弩級を超える案の検討も始まる気配である。

日本に向け発射されたミサイルを上空で打ち落とすという当初の計画より進み、相手が手を出すより前に拠点をたたくという敵基地攻撃能力の保有である。憲法や専守防衛の理念との整合や技術的な可能性などハードルは多そうだ。戦後75年、東アジアの緊迫の度は日々高まる。超ド級の安保政策の転機となるのだろうか。」

防衛の話も気になりますが、話し合いもできない、人間の力では抗うことのできない、「超ド級」の自然災害の方が心配です。