安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

「環境を破壊し増殖」のツケについて 4944

未分類 / 2020年5月21日

IMG_0949横浜市役所の引っ越し準備が最終段階に。約60年利用された関内駅前の現庁舎から桜木町駅前の新市庁舎へ。来週月曜日から新たな場所での業務が始まります。

昨日、横浜市が「ひとり親世帯等へ臨時特別給付金」を発表しました。児童扶養手当受給世帯を対象に1世帯2万円。頂いた声を届けてきました。うれしい話です。

ところで、コロナ対策が注目されるここ数か月ですが、それ以外の病気も病院等で対処されています。

先日、日経新聞「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「環境を破壊し増殖」のツケ」と題して寄稿されていました。

「がんと人類は、周囲の環境を破壊しながら増殖を続ける点で似ています。がん細胞は患者の栄養分を横取りしながら増殖を続け、患部が手狭になると、別の臓器に転移しながら、ひたすらその数を増やしていきます。

IMG_0952人類も増えつづけています。わが国は少子化に悩んでいますが、世界的には人口爆発が進んでおり、現在の世界人口は77億人を超えています。私が生まれた1960年には約30億人でしたから、この60年で2.5倍以上に増えたことになります。

世界の人口増加は長い間、きわめて緩やかなものでした。しかし、18世紀の産業革命以降に増加のペースが加速しました。そして、20世紀に入ると人口は爆発的に増え始めました。国連の推定では19世紀末におよそ16億人だった世界の人口は20世紀半ばの50年におよそ25億人となり、20世紀末にはおよそ60億人にまで急増、特に第2次世界大戦後の増加が顕著です。そして、今世紀中に100億人を突破するとの予測もあります。

人口減少が問題となっている日本でも、東京圏の人口は増え続けており、日本人の3割近くがここに密集して生活しています。

こうした人口爆発と都市での人口密集、さらには急速に進んだグローバリゼーションによる地球規模の人の移動が、今回のコロナウイルスのまん延の背景にあることは明らかでしょう。

がんは自分が生まれた患者の体の中でしか生きられない存在ですが、自分の増殖のために患者の栄養を奪いつくしてしまいます。末期のがん患者が痩せるのはこのためで、がんによる死亡は、栄養失調とそれに伴う炎症が原因だといえます。

IMG_0953人間も化石燃料を消費しながら人口を爆発的に増やし、母なる大地である地球の環境を悪化させています。

新型コロナウイルスの感染源はコウモリと考えられています。環境変化で、野生動物が本来の居場所を失い、人間との距離が近くなったことも動物からヒトへの感染ルートができる一因だと思います。

今回のパンデミックが終息しても、現代文明の急所を別のウイルスが狙う可能性もあります。感染症との長い闘いを覚悟する必要があるかもしれません。」

まだ見ぬコロナ後の世界。多くの識者がこの先の社会環境を予想する中、求められるものは「協調」ではないかとしています。これまでの社会のありようと、コロナ禍の現状。私もそのように感じます。「協調」の反対語は「排他」。

様々な話がありますが、間違いのないことは、人は必ず死を迎えるということ。どうせ生きるなら、ケチで「利己的」なものより、世のためにも、人に喜ばれる「利他的」である方が価値的ではないかなと思います。

「魚」の今について 4943

未分類 / 2020年5月20日

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全国の学生さんから公明党が頂いていた声がカタチになりました。昨日、政府はコロナの影響で経済的に困窮する学生に最大20万円を給付する支援策を決定。アルバイト先で働くことができなくなって収入が減り、学業の継続が難しくなった大学生や大学院生ら約43万人が対象。予算は530億円程度とのこと。うれしい話です。

自粛が続く中、魚を買って食べることが増えました。先日はブリを焼いてみましたが、コンロの魚焼きグリルを使うだけなので腕はいらない。素材で決まるので文句は言われない。数か月前から記事では目にしていましたが、結構いいモノが安くなっているような気がします。ただ、安くなっているからと喜んでもいられません。

先日、日経新聞コラム「春秋」が、魚の今について記していました。

「スーパーに手ごろな値で刺し身用のブリが並んでいた。さっそく買って、冬場のよりも白みがかった一切れを口にする。上品な脂がほどよく乗り、おいしい。きのうの本紙にも「夏ブリ異例の漁獲好調」との記事があった。千葉県など太平洋側でよくとれているようだ。

時ならぬ豊漁のめぐみに加えて、近ごろは、これまで値が張って手を出しにくかった魚介類も求めやすくなり、鮮魚の売り場は華やかさを増した感がある。新型のコロナウイルスの感染拡大で多人数の宴会が取りやめられ、さらには飲食店からの引き合いも減って、地域のありふれた店舗にしたたり落ちてきたのであろう。

マダイは1サクが400円前後、煮付けにも刺し身にもできるキンメダイが1尾1000円ほど。ホンマグロだって背伸びすれば買えそうだ。漁業関係者は安値ゆえの苦境にあるに違いない。ならば、不漁で去年はなかなかお目にかかれなかったサンマやイカの分まで食べ、激減した需要を微力ながら下支えしたいものだ。

政府が東京都や大阪府などを除き、緊急事態宣言の解除を表明する。日常が着実に取り戻せれば、高級な魚介も本来行くべき場所へおさまるのだろう。解除後も密閉、密集、密接を避ける暮らしは続く。でも、少しだけ密になった魚さんたちとの仲は、このままにしたい気もする。疎遠になるのはちょっと寂しい。」

魚だけでなく、野菜も大変。今できることは、食べること。いただきたいと思います。

昨日のマスコミについて 4942

未分類 / 2020年5月19日

IMG_5021昨日、ツイッターに「ダルビッシュ有が早大に負けた巨人阿部2軍の「罰走」に激怒しているワケ」と題したPRESIDENT Onlineのツイートがありました。それに対し、ダルビッシュ投手は「話も聞いてないのに激怒とか嘘書かれんのは困る」とツイート。いつもながらに冷静な対応。

PRESIDENTにはいい記事が多く、昔から愛読していますが、様々な作り手がいる中、こうしたことがあるのは残念です。

Wikipediaによりますと、「報道(英: report)とは、ニュース・出来事・事件・事故などを取材し、記事・番組・本を作成して広く公表・伝達する行為であり、言論活動のひとつである」。

取材しないで書くことを何というか。「デマ」とは「嘘や噂、流言など」。「流言」とは「根拠の無いうわさ。デマ」とのこと。

他方、昨朝の日経新聞「私の履歴書」。先日ご紹介しましたが、今月は女優の岸恵子さん。昨日は「岸惠子(17)挙式シャンパン300本 お祭り騒ぎ 新婚旅行先で盲腸 心ない仕打ち」との見出し。連日、翌朝の掲載が待ち遠しくなる内容ですが、昨日は「あー、悪いマスコミは昔からこうなんだよなあ」と感じる一文でした。

岸さんはフランスの映画監督と結婚。新婚旅行の途中、盲腸を手術することに。そこで起きた事件。

「その日は5月8日。フランスの戦勝記念日で全国の病院は閉鎖。パリに次ぐ大都市のリヨンまで行き、非常勤医師が手早く手術をしてくれた。不幸中の幸いは彼が執刀の名医だったこと。私は丘の上にある尼僧院の病室に寝かされ、麻酔が効き、ベッドにぐっちゃりと伸びていた。意識が戻っていない私は騒然とした病室の雰囲気に何かが起きたのだとぼんやり感じた。

IMG_5303 (2)それはとんでもないことだった。1、2分間ほど席を外した看護師でもある尼僧が病室に戻った時、若い男がベッドにのしかかり、手術直後の私の額に乗せてあった氷嚢を外してフラッシュを焚き、写真を撮っていたのだ。尼僧に続いて夫や執刀医も後を追ったが、若いパパラッチはすばしこく逃げ切ったという。

間もなく日本の新聞に私がベッドにぐったりと寝ている惨めな写真が載った。「これが岸惠子のフランス到着後の姿である」。意地悪なコメントにあぜんとした。

パリに住む高田美(よし)という女性カメラマンが結婚式の一部始終を撮り、日本に送っていた。その他多くのフランス人カメラマンが送った写真は華やかな花火の下、たき火を囲む友人たちの真ん中にいる夫と私の姿だった。

マスコミはそれら幸せな私よりも、萎えきってベッドに横たわる私を選んだのだ。

(何たること!)

でもこんな些事(さじ)で私の日本を恨みはしないとも思った。」

ひどい話です。良いマスコミもいれば、悪いマスコミもいる。その評価は、見る側によって異なるのかと思いますが、私としては、正義も、悪も、喜びも、悲しみも、真実を、事実を取材し、事実の切り抜きでなく、網羅性をもって報じてもらいたいと思っています。

これまでも様々ありましたが、「相手は公人だから何をしてもいい」などという利己的な話は許されないと思います。「報道の萎縮」を恐れるような話もありますが、それ以上に「二度と人権を侵害しない」ようにするにはどうしたらいいか、「二度とデマを流させない」ようにするにはどうしたらいいか、の方が先だと思います。

「言論の自由」はあっても、「自由」と「放縦」は異なります。「自由」には責任が伴います。

法で厳しく裁くなど、他の先進国を真似した方がいいと思います。

「コロナが呼ぶ資本主義の分岐点」について 4941

未分類 / 2020年5月18日

IMG_5021ポスティング・フリーペーパー「あおばタイムズ」5月号が発行されました。「国の予算を横浜に展開! 新型コロナウイルス感染症に伴うおもな支援策」を掲載させて頂きました。お喜びの声を頂いています。行政含め、更なる広報が必要だと思います。

先日、日経新聞「十字路」に「コロナが呼ぶ資本主義の分岐点」と題して、UBS証券の朔慶典上席執行役員が寄稿されていました。

「新型コロナウイルスの広がりが我々の社会や思考に与える影響について、長い目線で大局的に5つ整理してみた。

(1)まず人も企業も一人では生きられない点だ。仕事、教育、日々の生活など人間の社会的な営みは、ほぼすべて他者とのつながりの中で成立している。(2)そして本当に大切なもの、必要なものの選別だ。行動の自由やモノ・サービスの供給が制限され、人は何を選ぶのか突きつけられた。

(3)社会では安全、安心への関心が高くなっている。経済的リターンと安全、安心のバランスやリスクに対する考え方も変わるだろう。(4)社会のICT(情報通信技術)化も加速する。「リモート」の利便性を世界中の人々が体験し住み方、働き方、生き方が変わるだろう。多様性の定義も深化する。(5)その一方でリアルへの渇望がつのっている。隔離、不自由を経験して実体験や人と人の触れ合いの大切さが再認識された。

IMG_5020では、これからの金融はどうなるのか。今の資本主義の根底にある「新自由主義的価値観」が再点検されると思える。資本主義は、1970年代のスタグフレーション(景気後退下でのインフレ)から脱却する中で自由と権利、自己責任、小さな政府、市場原理主義を掲げ、供給側に重きを置いてきた。グローバル化を前提としたバリューチェーンの最適化、資本の利益の最大化を正義としてまい進してきた。

一方で格差は広がり、自然資本や社会の共通資本、ステークホルダーなどの重要性はあまり顧みられなかった。その反省から注目されているSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・企業統治)は今後さらに重要となる。「我」ではなく「我々」の未来のために相利共生できるか。我々は共存共栄型の資本主義が成り立つか否かの分岐点にいる。」

IMG_5303大変重要な視点だなと思いました。これまで抱えてきた「危機」を、「チャンス」に転換する時のように感じます。

 

「無益な作業が組織全体で増殖していく愚かしさ」について 4940

未分類 / 2020年5月17日

IMG_1043 (1)ギョウザを焼きました。昔、友達から「共食い」と言われました。冷凍ギョウザですが、今はものすごく便利で、水も油もいらない。味はさすがに手作りにはかないませんが、かかる時間や手間を考えると、「これでいいや」と思ってしまいます。しかし、食べるだけなら「手作り」の方がいいです。往々にして、人は自分の都合に合わせて考えがち。私などは典型ですが。

「こんな簡単な手続きに、なぜ時間がかかるのか?」「そもそも、何を目的にしている書類なのか?」等々、手続きに手間や時間がかかることについて、コロナ禍での話だけでなく、また行政窓口のみならず、通常の仕事や生活の中でも感じることがあります。

もちろん不満を感じる側に知識や経験が足りないことも少なくありませんが、そこには必ず「目的」があります。

お客様のためなのか、不便をかけても守るべきルールがあるのか、上司への説明のためなのか、等々。

先日、日経新聞コラム「春秋」が記していました。

「われわれの文明は、印刷された書式の魔力にとらわれている」。「マネジメントの発明者」といわれるピーター・ドラッカー氏は、主著の「現代の経営」(上田惇生(あつお)訳)でこう書いている。文書の定型な書き方を規範とみなし、柔軟さがうせる様子を批判したものだ。

よくある間違いは、報告や手続きを上からの管理の道具に使うことだとも指摘している。工場長は自らの仕事には必要のない情報も集めて本社に知らせるようになる。現場の社員が報告書の作成に時間をとられ、本来の仕事がおろそかになった保険会社の例も挙げている。無益な作業が組織全体で増殖していく愚かしさだ。

緊急経済対策に盛られた給付金や助成金も、厳正な管理をめざすあまり、手続きがいたずらに煩雑になっていないか。極め付きは従業員に休業手当を支払う企業への雇用調整助成金だ。書類に記載する項目が73もあった。減らした後も38にのぼる。経営者は申請に費やす時間を新規事業の思案にでも使いたいところだろう。

手続きが「アマゾンのジャングル」のようにはびこっていた組織が、窒息しそうな状況を打開した例をドラッカー氏は紹介している。あらゆる報告を2カ月廃止し、どうしても必要なものだけ復活させることにした。すると報告の4分の3は不要だったという。「現代の経営」は刊行から60年以上たつ。今なお示唆に富む。」

国の仕組みは、国会で考えて頂くしかありませんが、わが街のことは、「誰のため」「何のため」なのかのを考えながら、「市民のために」、必要に応じてより良くしていかねばなりません。

そうしたころから、まだまだやるべきことはありますが、これまでも現場の声を大事にしてきたつもりですし、改善につなげてきたと思っています。

いずれにしましても、目的の確認と明確化が大事だと思います。

改善進む「緊急小口資金の貸付」について 4939

未分類 / 2020年5月16日

IMG_0949昨日、横浜市会本会議で各種補正予算を議決し臨時会閉会。迅速な執行で、徹底したコロナ対策を進めていかねばなりません。

先日ご報告しました「緊急小口資金の貸付制度」。「申請から入金まで時間がかかりすぎる」との話。県社協でも人員を増やし始めているとのことで、流れが速くなってきたようです。(先月から県会議員が頑張ってくれてます)申請から着金まで2週間程度に。

そもそもですが、生活福祉資金として低所得世帯の自立支援を目的に、市町村の社会福祉協議会で行われている「緊急小口資金の貸付制度」。青葉区には青葉区社会福祉協議会があります。

厚労省がお金を出し、都道府県が実施主体となり、市町村が窓口となる制度。3.11の時もそうですが、自然災害の被災者の生活費支援などのため、国が特例を定めて間口を広げることも多く、今回のコロナ禍におけるメニュー拡大もそのひとつ。「緊急小口資金(特例給付)」や「総合支援資金(特例給付)」が夫々無利子・無担保で行われています。

この支援メニューを使うには、まず窓口での受付からスタート。横浜市でも、通常の「社協での窓口受付」に加え、「郵送受付」を追加。それでも足りないため、国が「労働金庫での受付」を追加して現在に至ります。

入口は増えても、その先の処理能力が一緒に増えていなければ、その先で処理が詰まってしまうことは道理です。

市町村での受付後は、各都道府県の社会福祉協議会で審査。そして、県社協から銀行経由で申請者に振り込むという作業。

そもそも通常の扱い件数が少ないため、県社会福祉協議会は元々少ない人員で運営されており、審査人員も少ない。

また、振り込み作業をする銀行は、人員増強でなく、コロナ対策のため、反対に縮小。通常以上に振り込み作業に時間がかかる。

3月末に受付された案件が、(受付時に発見できなかった不備があったのかも知れませんが)GW前にも振り込まれていないとの事案もあったと伺っています。

何事も、入り口と出口はセットで考えないとうまくいきません。そうでないと、トイレのない家を建てるようなもののように感じます。

コロナがいつ終息するかもわからない中、いつになったら仕事や生活が戻るのかもわからない状況下において、今日明日の生活に困っている人へお金を貸し付けるため、「本当に返せるのか」を確認するための審査をするわけですから、簡単な話ではありません。

処理速度を上げるために、手続きを飛ばして問題に至った場合、誰が責任を取るのかもはっきりしない中において、失敗は許されない。「無謬性」を基本とする公の人々が、自らの責任で危ない橋を渡ることはありません。

「こんなときなのに」「民間の会社なら客のためになんとかするだろ」等の言葉も頂きましたが、それはできることでなく、仕組みを作る段階から責任の所在を明確にしておく必要があります。

そもそも、「緊急小口資金の貸付制度」に「特例給付」を追加することが適当なのかどうか。

先日、日経新聞に「最大20万円、社協の貸し付けに申請殺到 対応に遅れも」と題した記事がありました。その記事の最後に、関東学院大学の山田秀昭客員教授(社会福祉学)がコメントされていました。

「特例での対応が繰り返され、緊急時に現金支援をする制度が定まっていないのは課題だ。いざというときに迅速に対応するには、行政と社協が連携して事前に仕組みを整備しておくことが必要になる」と指摘している。」

最後の山田先生の指摘は重要だと思います。こうした事態に「貸付」対応というのは緊急対応が難しい。従来から行われている社協の「緊急小口資金の貸付制度」は、依頼者に寄り添って「伴走型」で乗り越えることがそもそもの目的。

この仕組みに「特例」を載せて、同じように処理しようとすることに無理があるのかも知れません。お金の回収=公平性は当然ですが、今回のコロナ対応は「緊急事態」対応であり、伴走しながら、相談しながら乗り越えていくというものではないからです。

そう考えると、現在のような、先の見えない社会状況を想定して、緊急時の「簡易な貸付」「給付」を準備しておく必要があるのではないか。教授の指摘からも、そんなことを感じます。

次へ向けて改善をと思います。

「ソーシャル・ディスタンシング」から「フィジカル・ディスタンシング」へ 4938

未分類 / 2020年5月15日

IMG_0952今朝、プラの日で玄関を出ると、うちの芍薬(シャクヤク)が満開まであと一歩。5月の花。古くから鎮痛剤などに用いられてきた生薬らしいです。花言葉は「恥じらい」「はにかみ」とか。私にはかけらもありませんが、数年前に地元の祭りで「この根っこ、埋めといたら花が咲くから」と言われ、やってみたら本当に何もしないできれいに咲きます。いい季節。

本日は臨時会最終日。来週、横浜市役所は、約60年利用した関内駅前の旧庁舎から、桜木町駅前の新市庁舎へ引っ越しをします。昨日は距離をとりつつ準備。一部地域の非常事態宣言が解除とのことですが、コロナとの付き合いは長く続きそうです。

「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)」から「フィジカル・ディスタンシング(身体的距離の確保)」へ。

先日、「危機の時代を生きる」と題し、千葉大学の近藤克則教授が、社会疫学の観点から、コロナウイルスとの“長期戦”において必要な視点などについて、聖教新聞のインタビューに答えられていました。抜粋です。

「私たちの生活は、ウイルスとの“共存”を想定した段階に移行しつつあるともいえます。

今までは、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、とにかく外出を控え、人との交流を極力減らす対策が取られてきました。しかし、長期化していくこれからは、「どうすればウイルスに感染しないか」という視点は変わらずに持ちつつも「いかに自分の健康を維持できるか」という視点を持つことが大切になってきます。

私の専門である社会疫学は、病気を生み出す社会的要因を調べ、どのように予防するかを研究する学問です。その観点から、外出や人との交流が制限された状態が続くと、健康に悪影響を及ぼす可能性が高まると分かってきました。なかでも、高齢者は注意が必要です。

実際、私が代表を務める日本老年学的評価研究(JAGES)プロジェクトの研究によれば、外出や人との交流が少ない高齢者は、そうでない場合に比べ、うつや認知症、糖尿病などを発症する可能性が高いという結果が出ています。

また最近、世界保健機関(WHO)は、感染防止のために人との間隔を取るという意味の「ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)」という言葉を、「フィジカル・ディスタンシング(身体的距離の確保)」に言い換えるようになりました。ソーシャルには社交などの意味があるため、「他人と疎遠になる」という誤ったイメージを連想させる恐れがあると判断したからです。

ウイルスの感染防止対策が長期化する中で、ストレスや孤独を感じやすくなっている今こそ、身体的距離を保ちながらも、人とつながり、健康を維持することが大切になってくるでしょう。」

「社会疫学では、人と人との交流や社会参加、助け合いの規範の度合いを「ソーシャル・キャピタル」と定義します。人と人とのつながりや結束を社会的資源とする考え方です。

健康格差を是正するためには、行政による経済的なサポートも必要ですが、地域におけるソーシャル・キャピタルを豊かにすることも有効だと考えられています。人とのつながりが多ければ、励まし合ったり、悩みを相談したり、有益な情報を共有する機会も多くなり、その結果、健康の促進につながるからです。

コロナ禍における健康格差の問題は深刻ですが、こうした危機的な事態だからこそ、地域のソーシャル・キャピタルの力が問われてくるのではないでしょうか。

2011年に東日本大震災が起こった際、被災地では「助け合い」の精神が育まれ、ソーシャル・キャピタルが豊かになったといわれています。今回の感染拡大も同様に、私たち一人一人が励まし合い、協力し合うことでソーシャル・キャピタルの力を発揮して、困難を乗り越えることができると思います。日本社会には、その“ポテンシャル(潜在能力)”があると信じています。」

大変重要な指摘。昨日も同僚議員が「ソーシャルディスタンス、フィジカルディスタンスが大事だ!」と強く訴えていました。

ネガティブなマスコミ情報やネット情報が多い中ではありますが、日本人の力を信じて、自信をもって進んでいきたいです。

横浜市「新型コロナに対する主な対応」について 4937

未分類 / 2020年5月14日

IMG_1034コロナ禍の社会の基盤を支える「エッセンシャル・ワーカー」は医療・介護・保育などの多岐にわたりますが、ゴミ収集もそのひとつ。昨夜のNHK「ニュースウォッチ9」でも自粛でごみが増加する中、ゴミからの感染リスクを取り上げていましたが、地元の民間収集企業から「特に病院でのごみ収集はリスクが高く、従業員が行きたくないと言っている」「毎回、感染防止のため手袋、マスクを交換していて費用がかかっている。病院と交渉しているがうまくいかない。行政支援を考えてもらえないか」といった声を頂いています。何か対応できないか検討中です。

昨日は健康福祉・医療委員会。コロナ対策の補正予算案を中心に議論。目の前の対策と共に、第二波、第三波を想定した議論も。市民生活の安全安心のため、取組みを進めます。

IMG_5019 (2)昨日午後、「新型コロナウイルス感染症に対する横浜市の主な対応」について林市長から記者発表が行われました。

1.市内の感染状況について(5月12日時点)

陽性患者の発生件数:457人(退院等:165人 うち感染経路が不明な方:159人) 入院中93名(重症16名 中等症33名 軽症42名 無症状2名) 宿泊療養33名 自宅療養等137名 退院等165名 死亡29名 合計457名

2.感染症対策物資の調達と寄附受入の状況について

新型コロナウイルス対策本部内の物資チームが感染症対策物資の調達を進め、マスク882万枚、N95マスク5万1千枚、アイソレーションガウン50万着、フェイスシールド4万個を確保。これらの物資は、これ以降、医療機関、児童福祉施設、社会福祉施設、教育関係施設に順次、配付します。引き続き、物資の調達を計画的に進める。

3. 特別定額給付金について
5月12日から特別定額給付金のオンライン申請が始まり、申請数は40,186件。5月18日には定額給付金の専用コールセンターを設置し、問合せにきめ細かく対応。

オンライン申請(マイナンバーカードを持つ世帯主)5月12日:申請受付開始 振込開始:5月下旬見込み

郵送申請 5月29日頃からの申請書発送(予定) 振込開始:6月上旬見込み

IMG_50194.経営等に関する相談受付状況と融資実績について

(1)「特別経営相談窓口」の受付状況 5,246件(5月11日時点)

(2)本市独自の制度融資の実施状況 2,586件 821億4,379万円(5月8日時点)

※2月(9件)1億6,100万円  3月(788件)267億7,854万円 4月(1,608件)500億4,934万円 5月(181件)51億5,490万円

 

 

昨日の本会議について 4936

未分類 / 2020年5月13日

IMG_1034昨日の横浜市会本会議で、共産党の議員が市立学校再開の際に全児童生徒約27万人のPCR検査をしろと訴えていました。市の検査能力は1日100件程度。人材、機材、正確さ(正しい検査結果が出るのは7割程度)等、簡単な検査ではない理由を知っているはず。出来るとするなら、その根拠や現実的な具体策を示すべき。

他方、テレビではPCR詐欺とまで言われるほどのワイドショーまで出てきました。番組が医師の発言を編集し、真逆の意見を報道したとか。こうなると、「PCR増やせ!」と拳をあげて叫び続け、今になって引けなくなった人達が、無理くりPCRキャンペーンをはっているかのよう。これでは目的が人命救護ではないように感じます。

検査を増やして欲しいとの願いは誰も同じ。そうした中で、医療崩壊を防ぐために、これまでも問われて来ていることは、単純に「PCR増やせ」ではなく、検査なのか、感染者への対応なのか、従来からの病気やケガへの対応なのか、「限りある医療資源をいかに配分するか」。バランスを崩せば、救える命も救えなくなる。無理難題は一部に興味は引いても、解決にはなりません。

臨時議会開会。会期は15日まで。3蜜に配慮した配席や発言者前のシールド設置。3月の予算委員会も本会議場で行われるなど、かつてない状況が続いています。

国の補正予算を含め、各種議案の質疑が行われ、公明党からは福島直子議員(中区)が多岐にわたり質問しました。下記は林市長、鯉渕教育長の答弁メモの一部です。

早い段階から市内病院に協力を求めてきたこともあり、重症・中等症患者のための病床は現在500床。軽症者・陽性無症状者のため旧横浜市民病院200床の活用も可能とした。昨日、市内86人の感染者の内、重症・中等症の方は43人。病床の1/5も使っておらず、医療崩壊という状況にはない。(昨夜発表の市内での新たな感染者は5名。最近はこのレベルで推移している)

物資調達については、友好都市の上海市との連携でマスク130万枚の調達を行うなどしてきた。今月中旬に防護服計55万枚、マスク計627万枚などが調達できることに。迅速に医療介護関係者等に展開。積極的に取り組む。

市立学校における児童生徒支援。ICT環境整備のために今年度中にタブレット端末約27万台を調達。Wi-Fi環境のない家庭に無償でルーター貸し出し。ソフトウェアの整備、1人1台を進めるとともに、双方向オンライン授業の環境を整備する。

国が目指すV字回復に合わせ、建設債、減収補填債など活用して市内経済を回復させる、等々。

福島議員の質問項目

(1)感染拡大防止策と医療提供体制の整備

(2)旧市民病院における軽症者等受入体制整備事業

(3)市立学校におけるICT環境整備事業

(4)特別定額給付金給付事業

(5)子育て世帯への支援策

(6)生活困窮者への住居確保給付金

(7)児童虐待・DV対策広報事業

(8)資源集団回収事業者緊急支援事業

(9)新型コロナウイルス感染症対応商店街等活動支援事業

(10)新型コロナウイルス感染症対応小規模事業者等支援事業

(11)文化芸術活動緊急支援事業

(12)就職氷河期世代支援事業

マスクの今について 4935

未分類 / 2020年5月12日

IMG_5019 (2)昨日、青葉区を本拠地とする「翰林日本語学院」から、横浜市へ医療用サージカルマスクの寄贈が行われました。世界各地から日本語を学ぶ意欲のある学生を受け入れてきた同校。語学学校の関係で入手したものを、「医療関係者に」とのことでお持ちいただき、長岡校長から高坂危機管理監に手渡されました。有難い話です。

先日、日経新聞コラム「春秋」がマスクについて記していました。

「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」。昭和初期の標語である。節約を通じて国民に総力戦への協力を求めた。そんな一節が遠い過去からニュアンスを変え、よみがえったのでもなかろう。マスクの品薄や高値で、手作りのしかたを指南する動画がネット上にあふれている。

IMG_1034確かに、ひと月前まで、ドラッグストアでマスクが陳列されている光景に出くわすことはまずなかった。ところが、連休にのぞいた何軒かの店では、レジ横にずらりとサイズ別に並んでいたのである。7枚入り400円前後だった。知人も「量販店にも置いていた。焦って買っている客はいなかったけど」と教えてくれた。

需要に供給が追いついてきたのだろうか。少し前から東京のアメ横や関西の一部の商店街では、衣料品店など、もともとマスクを扱わない所が、軒先に50枚入りの箱を積んで売っていると聞く。こちらも飛ぶようにはけているのではなさそうだ。ダブつけば相場の格言「余り物に値なし」の通り、安く出回る可能性もある。

消費者には朗報だが、生産する側は操業の見通しを立てにくい。流通ルートの乱れも気になる。IT(情報技術)による徹底した在庫や販売の管理で混乱を避けた台湾に学び、ウイルス流行の2波、3波に備えを固めたいところだ。でも無理かな。アベノマスクも冬眠明けの亀の背に乗ったか、まだ東京近郊に届かないし。」

ドッグストアの棚を見ると、少しづつマスク不足が解消に向かっていることを感じます。他方、4月上旬にご報告しました、ドラッグストアになくても関内駅地下街「マリナード」の衣料品・雑貨店約10店舗で「10枚1000円」程度で売っていた件。一般的な薬局では置いてなくても、地下街にはある不思議。どういうルートなのかはわかりませんが。

その商品が、昨日は10枚600円まで下がってました。売り場も、地下街から、駅前ビルの1階まで浮上。私などには見えないところで需給が大きく変化しているのかも知れません。

いずれにしましても、こうした点でもマスク不足は解消に向かっていることを感じます。