安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

横浜市「公園の魅力向上とドッグラン」について 4527

未分類 / 2019年3月31日

IMG_5454昨日の街頭演説。午前中に斉藤鉄夫幹事長、午後には三浦のぶひろ参議院議員がかけつけ応援演説を頂きました。また、途中には各地で行われていた桜まつりへ。曇り空ではありましたが、とても大勢の皆さんが満開の桜を楽しまれていました。

これまで、スポーツの場の確保、ドッグラン設置などのため公園の機能充実を進めてきました。先の予算委員会でも公園の魅力向上について取り上げました。動画と共にご紹介します。

「次に、地域の中での公園の魅力向上について伺います。

公園は地域において、運動や健康づくり、防災や地域のイベントなど、市民の様々なニーズに応える形で、魅力的な場所になることが重要と考えています。

 市民のニーズという点では、私の地元、青葉区では犬の登録数が市内で最も多い約1万6,000匹で、「ドッグラン」が公園に対する地域のニーズの1つではないかと感じています。

IMG_5453「ドッグラン」は民間のものもありますが、やはり緑豊かで広々とした場所で思い切り犬を遊ばせたいという声が根強いと思います。

そこで、まず、(1)横浜市の公園におけるドッグランの設置状況について、公園緑地部長に伺います。

[答弁]  現在までに、指定管理者によるものとして、新横浜公園、入船公園、本牧山頂公園、新杉田公園の4か所、地域が運営するものとして、青葉区の鴨志田公園で1か所、合計で5か所に設置されています。

ドッグランの設置を期待されている方は潜在的に多数おられるのではないかと思いますが、市内の公園にあるドッグランは多くありません。

この状況をみると、公園への「ドッグラン」を設置にあたっては、地域での合意形成など様々な課題が考えられます。

そこで、(2)ドッグランの設置に関する課題を踏まえて、どのように取り組んでいくのか、局長の考えを伺います。

[答弁] 公園のドッグラン設置にあたっては、利用者や周辺にお住まいの皆様など、地域での合意形成、公園の利用状況を踏まえた一定の面積の確保、運営のノウハウを持つ管理者の確保、などの課題があります。このため、既存のドッグランでの運営ノウハウの共有や、地域の実情を踏まえながら、指定管理者に提案を求めるなど、幅広く公民連携により取り組んでいきます。

地域の課題の一例として「ドッグラン」について伺いましたが、地域のニーズに応じて、公園の魅力が向上することで、地域の魅力そのものの向上につながることも大切だと考えています。

青葉区にある谷本公園は、多目的広場や球技場などがある公園として知られていて、指定管理者が管理していますが、そのレストハウスの活用が行われ、日中、読書やおしゃべりを楽しまれている方が見られるようになりました。

公園が地域の皆さんにとって心地良い居場所になっている光景を目の当たりし、指定管理者によって、このような公園の活用が進んでいることを喜ばしく思うとともに、今後の可能性について大きな期待を抱いています。

そこで、(3)指定管理者による公園のレストハウスの多様な活用事例について、公園緑地部長に伺います。

[答弁]  指定管理者によるレストハウスの活用事例としては、地域の皆様による写真や絵画などの展示、イベントや季節行事の会場としての活用、花の展示や園芸関係の図書の配架、子供向け玩具の貸し出し、地元農家による朝市の開催など、指定管理者の創意工夫により、公園や地域の特性に応じた活用が行われています。

 公園は地域の中にあって最も市民に身近な存在であり、谷本公園で行われているような取組が市内各地で展開され、公園が魅力的な場所になれば、それぞれの地域の魅力向上にもつながります。

そこで、(4)公園の魅力を高めていくために、どのように取り組むのか、局長に伺います。

[答弁]  これまでも、地域のニーズや公園のポテンシャルを活かした提案を積極的に求めることで、公園の魅力向上を図ってきました。

さらに、現在導入を進めているPark-PFIの活用や、こども自然公園における「Yokohama Nature Week」などの新たなイベントの実施に加え、本市と地域が連携した買物困難地域での移動販売の取組など、地域の課題やニーズに応える取組も新たに進めています。

谷本公園での事例など様々な取組も共有しながら、公園の魅力の向上に取り組みます。

公園が、散歩や外出の際に訪れた方が通り過ぎていくだけの場所ではなく、立ち寄って思い思いの時間を有意義に過ごしていただくような場所になることが、これからの公園の利用にとって大切だと思います。

その点では、さきほど申し上げました谷本公園での取組を行っていた指定管理者がこの4月から変更になると聞いておりますが、次期指定管理者にも地域の魅力向上につながる取組がしっかりと行われるよう、所管局としてきちんと引き継ぎを徹底させ、更なる指導をしていただくとともに、指定管理者制度の趣旨である民間の創意工夫による、市民サービスの向上が実現できるよう、今後とも市内外に幅広く事業者を募って選定していただくことを要望して、次の質問に移ります。」

政治家の雇い主と「羅針盤」について 4526

未分類 / 2019年3月30日

IMG_5447昨日は告示日。選挙が始まりました。区内各地で街頭演説。最後のたまプラーザ駅前には佐々木さやか参議院議員もかけつけ応援演説をして頂きました。

「政治家の雇い主」は一体誰か。「有権者」の方々です。会社はしっかり仕事をする人を雇わないと、周りが、会社が大変困ります。どのような仕事も、数字であれ、形であれ、サービスの提供であれ、結果を残すことによって給与が出ます。政治も仕事。政治の仕事はお約束の実現であり、仮に100%でなくとも、10%でも20%でも前に進めること。また、「これが問題だ!」と指摘することが仕事ではなく、指摘したことを解決することが仕事。会社でも言葉を並べて、やるべき仕事をしなければ、やはり周りも会社も困ります。

大事なことは「何を言ったかでなく、何をやったか!」だと思います。

選挙広報には「これから」のことが多く書かれていますが、政治家の雇い主の皆様には、街の「これから」とともに、「これまで」の仕事もご覧いただき、採用のご判断をいただければと思います。

先日、コラム「名字の言」が記していました。

「15世紀に始まる大航海時代は「羅針盤」抜きに語れない。これが古代中国で発明され、西欧に伝えられるまで、海の旅は文字通り「命懸け」だった。

太陽や星の位置を頼りにする航海術も、曇りや雨の日には使えない。遣唐使が海上で荒天に見舞われた時、船員たちは「上を下への大騒ぎ」だったと伝えられる。羅針盤は、未知なる世界へこぎ出す人々に安心と勇気をもたらした。

人生は、よく「航海」に例えられる。順風満帆の時もあれば、厳しい嵐の時もある。英国の詩人ポープは「理性は羅針盤で、欲望は嵐」とうたった(上田勤訳『人間論』岩波文庫)。富や名誉といった欲望の嵐に負けず、理性によって烈風をも力に変え、目指すべき岸へたどり着くのだ、と。(中略)

英知を磨くは何のため――この“心の羅針盤”を持つ限り、試練の嵐に遭っても針路を誤ることはないだろう。新時代を担いゆく若き船長たちが、理想という帆を揚げて船出する“平成最後”の春3月である。」

行田ともひと、頑張ります!

「何を言ったかでなく、何をやったか!」について 4525

未分類 / 2019年3月29日

IMG_5427今日は統一地方選挙・政令市の告示日。いよいよ始まります。

今週のタウンニュース青葉区版に、私の市政報告が掲載されました。タイトルはいつもと同じ「何を言ったかでなく、何をやったか!」。ご報告します。

「横浜市の2019年度 予算が決まりました。質疑の一部をご報告します。

入札不祥事の防止
 
3月6日、大阪市職員が工事入札の価格情報を漏洩したとして、官製談合防止法違反等の容疑で逮捕されました。大阪市以外でも直近2~3カ月に笛吹市、長岡市、西宮市で価格情報を漏洩し、最低制限価格やそれに近い価格で事業者に落札させたとして市職員が逮捕されています。本市でも03 年に工事事業者に最低制限価格に近い価格を漏洩した事件がありました。
 
一連の事件を受け、契約部署や設計部署の情報漏洩など不祥事防止につ いて質問しました。副市長は「入札制度を根本から見直し、透明性を向上させ、不祥事が起こりにくい仕組みに改善してきた」「今後は常にリスクを洗い出し、見直しを重ねる」など答弁。不正根絶に向け、対策を進めます。

谷本公園の拡充

  これまでスポーツの場、ドッグラン確保の観点から谷本公園の拡充を重ねて訴えてきました。昨年末の本会議では、林市長から「横浜環状高速道路北西線の高架下の活用について、地域の要望を受け止め、区を中心に関係各局で調整を進める」と実現に大きく前進する答弁を引き出しましたが、引き続き今月の予算委員会でも取り上げました。副市長は「高架下の活用に向け、関係区局で調整を進めており、19 年度予算案に調査費を計上した。青葉区、道路局、市民局、環境創造局がしっかりと連携し、具体化に向けた取組を進める」と答弁するなど進捗しています。今後も谷本公園の拡充に尽力して参ります。

4年間の取組
 
2期目4年間に青葉区の多くの声をカタチにしてきました。全市立学校に児童生徒用食料を備蓄、食料備蓄品に「アレルギー対策品」導入、全市立中学校の英検費用無料化、「ひとり親家庭」相談窓口拡充、全国に先駆け全市立学校の教室にエアコン設置、地域ケアプラザ充実へスタッフ増員、ペッ ト同伴の避難訓練などを実現してきました。
 
目の前の市政課題も山積しています。災害に強い強靭な青葉区をつくる、認知症疾患医療センター設置および地域ケアプラの機能充実の推進、産前産後ヘルパー事業産後 うつ対策など子育て支援 策の充実、いじめ対策/ SNS上のいじめに対する相談体制の構築などを進めなければなりません。

 「何を言ったかでなく、何をやったか!」。全力で頑張ります!」

横浜市「地域での防犯カメラの設置」について 4524

未分類 / 2019年3月28日

昨日は終日ごあいさつまわり。防犯カメラ設置のニーズが高まっています。地域の安全・安心を更に向上させるために、町内会・地域・警察・PTA・市民局・総務局・教育委員会が同じ目線に立ち協議を行い、通学路も含め防犯カメラの設置を拡充していくべきものと思いますが、補助も含めてなかなかな進まない横浜市の防犯カメラ設置事業。神奈川県と共同で進めている防犯カメラ設置事業や、国のサポートで行っている商店街向けのものはありますが、横浜市独自の事業はありません。東京都内をはじめとする周辺自治体では、市区の独自の予算で防犯カメラの整備が進められています。昨今の環境の変化をみれば、周辺自治体と比して大変遅れていると言わざるを得ません。

これまで何度も議会で取り上げてきました。昨年末の本会議では、地域の防犯活動強化の点から質問しました。質疑をご紹介します。

「地域での防犯カメラの設置について伺います。

地域の安全・安心を担う人材も高齢化が進んでおり、活動にも苦労されているケースが増えていると伺っています。

こうしたことから、地域が自主的に行う「防犯活動の支援」として、市民局では自治会町内会などに対して防犯カメラ設置への補助を行っており、「自分の自治会町内会でも防犯カメラを設置したい」といった声を多く耳にします。

そこで、(2)―ア 防犯カメラを設置したいという自治会町内会のニーズに応えるために、地域防犯カメラ設置補助制度での支援台数を増やすべきと考えますが、市長の見解を伺います。

林市長 答弁 ⇒ 現在、自治会町内会の防犯カメラ設置については、神奈川県の制度との連携によりまして、設置費用の9割の補助を実施しております。

神奈川県の制度が継続している現在のところは、この制度を最大限活用するとともに、今後も県に対して制度の継続と台数の増加を強く働きかけてまいります。

自治会町内会の中には、「全額自分たちの負担でも構わないから、防犯灯のポールや電柱に防犯カメラを設置したい」という話もありますが、防犯灯のポールに防犯カメラを設置してしまうと、台風などの際にポールが倒壊する恐れがあり難しいようです。一方で電柱については、東京電力やNTTに相談し、許可を得れば防犯カメラを設置することができるとのことですが、こうした情報が自治会町内会に周知されていないように感じています。

そこで、(2)―イ 地域防犯カメラ設置補助制度を用いずに、地域が防犯カメラを設置する際でも、区役所で相談に応じるなど積極的に後押しすることが必要と考えますが、市長の見解を伺います。

 林市長 答弁 ⇒ 防犯カメラの設置に関する区連合町内会への説明資料に、東京電力やNTTが所有する電柱にも設置できることや、設置に関わる手続きについて掲載するなど、自治会町内会へ積極的に情報提供してまいります。

また、自治会町内会から相談が寄せられた際には、引き続き区役所で丁寧に対応してまいります。

 防犯カメラの補助制度や、設置の際の市のサポートについて分かりやすく周知するなど、地域の防犯環境づくりの支援にしっかりと取り組んでいくことを要望し、次の質問に移ります。」

引き続き、防犯カメラ設置事業拡大に向け取り組みを進めます。

藤が丘駅周辺の再整備について 4523

未分類 / 2019年3月27日

IMG_5392昨日は桜咲く奈良山公園で行われているラジオ体操に伺った後、ごあいさつまわり。途中、藤が丘駅周辺へ。食事に散髪、時計の修理など何かとお世話になっています。

青葉区では今年に入り藤が丘駅周辺の新たなまちづくりに向けて、区民の皆様に「藤が丘駅周辺のミライをみんなで考えるワークショップ」の案内を出しています。これまで3回行われ、計71 名の方が参加。ハガキによるご意見を含めると、90 名の方々からご意見を頂いているとのことです。

再整備に向けては、駅前ロータリー、公園、病院など、藤が丘駅周辺の一体的な整備によって、駅周辺全体で「みどり豊かな空間の確保」や「回遊性の向上」「街並みの調和の確保」を図ることへの期待が寄せられ、駅前施設に関しては、ロータリーの機能維持とショッピングセンターの更新への期待、公園に関しては、現在の規模や、平場と斜面地が混在する多様な地形、駅前立地の維持への期待、病院に関しては、機能を維持したままの計画的な建替えへの期待が寄せられています。

一方、駅周辺全体の魅力や問題点として、買い物や移動の利便性については課題を感じている声がありました。私のところにも、ロータリー機能の一環として、送迎の車と歩行者の安全の観点から抜本的な対策をして欲しいなどのお声を頂いています。

IMG_5401今後の機能更新に期待することとしては、「ホッとする」イメージを継承した上で、他のまちと差別化できる「医療、健康」をテーマにしたまちづくりの推進や、暮らしをさらに豊かにするための「買い物や交通の利便性の向上」「子育てや高齢者支援機能の導入」「文化・芸術的機能の導入」「コミュニティの拠点の整備」「起業など新たなチャレンジのできる場づくり」への期待の声が集まっているとのこと。

地域の声を大事にしながら、より良い街にすべく取組みを進めます。

「ウオーキングと医療費削減の関係」について 4522

未分類 / 2019年3月26日

IMG_5391昨日は奈良北団地での朝のラジオ体操、ごあいさつまわり。午後からは公務。神奈川県後期高齢者医療広域連合議会で武蔵小杉へ。夜は地元に戻り会合へ。

健康長寿の街・青葉区。様々な運動に取り組まれる方が多いわけですが、ウオーキングをされている方も少なくありません。その効果について、先日、コラム「名字の言」が次のように記していました。

「1万歩は約14円の価値!?――厚生労働省が、“ウオーキングと医療費削減の関係”を調査した研究である。1日1万歩を続けた場合、年間の医療費は約5000円減るという。ウオーキングによって高血圧や糖尿病などの生活習慣病が改善できるほか、うつ病や認知症にも効果をもたらすとされる。ある研究では一日25分のウオーキングで寿命が7年延びるとも。」

横浜市には、「よこはまウオーキングポイント」事業があります。18歳以上の横浜市在住・在勤・在学の方にウォーキングを通じて楽しみながら健康づくりをしていただく事業で、歩いた歩数に応じてポイントが付与され、ポイントに応じて抽選で商品券等が当たるというもの。すでに30万人を超える方が登録され、国内のみならず、海外からも健康づくりの効果的な施策として注目されています。https://enjoy-walking.city.yokohama.lg.jp/walkingpoint/

市民の健康維持向上と医療費削減の観点から常任委員会で取り上げ議論する中、この事業が出てきました。平成26年11月から本事業がスタート。今はスマホのアプリも開発され便利になりましたが、スタートした当初は万歩計の歩数を読み取る「リーダー」を設置していただけるお店が少なく、青葉区中をお願いして回ったことを思い出します。

引き続き、青葉区民の健康増進、健康長寿のため、取り組みを進めて参ります。

がん対策「患者情報、IT管理進む韓国」について 4521

未分類 / 2019年3月25日

IMG_5332昨日はごあいさつまわり、各種打ち合わせ等。途中、少年野球チームの集まりへ。子どもが少なくなったとはいえ野球人気は健在。チームを支える皆さんに感謝です。プロ野球も告示日と同じ3月29日金曜日に開幕。今年も話題の多い野球です。

日経新聞コラム「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「患者情報、IT管理進む韓国」と題して寄稿されていました。

「現在、全国すべての病院のがん患者の情報は国が管理しています。この「全国がん登録」が始まった2016年の新規がん患者数は約99万5千人で、15年より10万人以上も増えました。これまでの統計情報が過小評価されていたことになります。

全国がん登録によって精度が高まったとはいえ、日本のがん登録では名前、住所、生年月日などによる「名寄せ」がいまだに行われています。 日本国内のがん登録は番号制ではないため、現時点では名前などの個人情報を利用せざるを得ない状況です。なお、現行のマイナンバーの利用は、社会保障、税金、災害対策に限られています。

しかし名寄せに頼っていては正確な運用は不可能です。この点、断然進んでいるのがお隣の韓国です。日本のマイナンバーにあたる「住民登録番号」が医療分野でも使われており、がん登録のほか、がん検診にも使われています。

9年前、厚生労働省の担当者や国立がん研究センターの医師らと、韓国のがん検診の実情を視察しました。ソウル近郊のある保健所を訪問しましたが、検診を受けていない住民の一覧をパソコンで簡単にリストアップしているのを見て、ビックリしました。住民登録番号をもとにした「IT管理」が進んでおり、いまだに名寄せに頼る日本とは決定的に違っていました。

ほとんどすべての情報がオンラインで管理できますから、がん検診の正確さも評価できます。例えば新規に乳がんと登録された人が受けていた検診の結果も簡単にチェックできますから、検診機関もうかうかできなくなります。

韓国も日本にならい「国民皆保険」制度を導入しています。しかし日本では、1400近くもある健保組合のほか、協会けんぽ、共済組合、国民健康保険、船員保険、後期高齢者医療制度など、多数の健康保険が存在するのに対して、韓国にはただ一つ「国民健康保険公団」があるだけで、国民の医療情報は、この公団に集約されています。

がん情報の一元的なIT管理を進めたこともあり、韓国では、日本が目標とする「がん検診受診率50%」を早々と達成しています。見習うべきは見習うという姿勢も必要だと思います。」

政治の世界では何かと揉めることがありますが、同じ人間です。国民の幸福とは何か。目的の共有できるかどうか、確認し合えるかどうかが大事なのだろうと思います。がん対策。国民の健康のために何ができるか。考えて行動する人間力が求められていると思います。

イチロー選手「どうあるか」について 4520

未分類 / 2019年3月24日

IMG_5382昨日はごあいさつまわり、語る会等。イチロー選手の引退。いくつもの感動を与えた源は、「野球が大好き」であり、常に「今日の自分と向き合い続けた」こととのこと。他人と自分を比べるよりも、昨日より今日の一歩前進を続けることに徹した日々。コラム「名字の言」が記していました。

「日本プロ野球と米大リーグで通算28年間、プレーしたマリナーズのイチロー選手が現役引退を表明。1時間20分以上に及んだ引退会見では“超一流”の言葉が光った。

大リーグ最多記録のシーズン262安打、10年連続の200安打……数々の記録を打ち立てたが、それらを「小さなことに過ぎない」と言い切ったイチロー選手。その言葉通り、どんな栄冠を得ようとも、現状に決して満足することはなかった。

一方で、試合に出られなくなった昨年5月以降から“引退試合”までの地道な鍛錬について、「ささやかな誇りを生んだ日々」であり、引退の舞台に立てた“瞬間”が、28年間で最も印象深いと語った。一日一日、一試合一試合に、執念を燃やした野球人の信念がにじみ出ていた。

何事も“あの時は良かった”と過去の栄光や成功パターンを振り返ってばかりでは、成長はないだろう。常に“今の自分はどうか”“どうあるべきか”を問い続け、地道な挑戦を重ねる中で、新たな勝利の道が開かれる。」

「少しづつの積み重ねしか、自分を超えていけない」との言葉に重みを感じました。「どう見られるか」でなく、「どうあるか」。イチロー選手をはじめ、一流とされる方によくある傾向かと思います。足元にも及びませんが、今日一日の勝利に向けて頑張ります。

バス路線の維持充実と交通まちづくりについて 4519

未分類 / 2019年3月23日

昨日はごあいさつまわり、語る会等。一昨日のブログで横浜市営地下鉄3号線の延伸について掲載し、その整備と共にバス便を含めた地域交通の課題にも触れました。

先日、日経新聞「やさしい経済学」に関西大学の宇都宮浄人教授が「 交通まちづくりと地域再生」と題した連載されていましたが、その第5回に「欧州各国、公共交通を復活」との見出しがありました。ご紹介します。

「欧州を旅行すると、小さな都市でも老若男女が街歩きを楽しみ、広場に面したカフェで憩う姿を見かけます。人口20万人程度の都市になると、バリアフリーの次世代型路面電車(LRT)が交通の軸となり、電車と歩行者だけが往来する商店街(トランジットモール)のにぎわいがあります。

こうした光景は自然にできたのではありません。第2次大戦後、欧州でも路面電車は衰退し、街中に自家用車があふれました。中心部の広場が駐車場と化した街もあります。郊外には大型商業施設が現れ、旧市街の商店の営業は行き詰まりました。日本の地方都市が抱える問題は彼の地も同じだったのです。

このような事態に対し、ドイツやフランスなどは自家用車の街中への乗り入れを規制し、公共交通を再生することで住民のライフスタイルを変えようとしました。大きな政策転換です。とはいえ、多くの住民はすでに自家用車の利便性を享受していました。鍵は住民のインセンティブへの働きかけです。

公共交通が選ばれるには定時運行で運賃も手ごろ、便利かつ快適な車両でなければいけません。多くの都市が専用走行路を持つ路面電車を基幹軸とし、バスが面的に市域をカバーするネットワークを作りました。停留所で電車からバスに乗り換えることもできます。一度は路面電車がほとんど消えたフランスでは、この30年余りの間に25の都市がLRTを新設しました。米国でも30都市が導入し、近年では中国などアジアの国も建設を進めています。

さらに、自家用車が必要な郊外の住民向けには停留所にパークアンドライド施設を整備し、そこから中心部まで公共交通を利用して行けるようにしました。中心部の駐車料金を高くして公共交通への転換を促す都市も少なくありません。

欧州連合(EU)は持続可能で交通手段のバランスが取れた交通計画の作成を各都市に求めています。公共交通の質を高めて自家用車以外の選択肢を提示し、両者のすみ分けを図ることで、郊外と中心市街地の共存を目指しています。住民の選択肢が広がることは、QOL(生活の質)を高めることになります。」

昨年末の本会議質問でも「バス路線の維持・充実」と題して取り上げました。ご紹介します。

「これからは“人生100年”の時代とも言われ、超高齢社会が進む中、身近な移動手段であるバス路線は、鉄道駅や住宅地などを結ぶ地域の基幹的な移動手段として、市民生活に必要不可欠な交通サービスです。しかし、長期的には通勤・通学等による利用者の減少に伴い、路線によっては、減便や廃止といった事態の発生が危惧されています。

 そのような中、バス路線を維持していくためには、バス事業者の経営努力だけではなく、行政としても路線バスの利用を促進する取組が必要です。

 そこで、(1)―ア 路線バスの利用促進に向けた取組について伺います。

 林市長 答弁 ⇒ 区別バス路線マップの配布など、公共交通の利用を促進するための啓発活動や、路線バスの走行環境整備、駅前広場等の整備などを進めています。

これらは、今年改定した横浜都市交通計画でも主要な施策として位置付けております。ソフト・ハードの両面から今後も積極的に取り組んでまいります。

  バス利用者を増やすためには移動のニーズとバス路線のルートがある程度合致している必要があります。

 特に郊外部の住宅地においては、免許返納後の外出支援をどのようにしていくかが、大きな課題となっています。地域から上がってくる声をしっかりと吸い上げるとともに、市全体を俯瞰して、どのような路線が必要で、どのように路線を維持していくのかを考えていくことが必要です。

そこで、(1)―イ 横浜市がイニシアチブをとって、地域の意見を把握し、バス事業者等と調整を進め、しっかりと交通対策に取り組むべきと考えますが、市長の見解を伺います。

 林市長 答弁 ⇒ これまでも、全てのバス事業者と定期的に情報交換を行い、その中で地域からの要望について話し合うなど、持続可能なバス路線網の形成に取り組んできました。

地域交通の根幹であるバス路線の維持・充実は重要と認識しております。路線再編等の改善方策について、地域とバス事業者をコーディネートしながら検討していきます。

 安全・安心な社会をつくるためには、市民の一人ひとりが声を上げることも必要ですが、行政もその声に耳を傾け、より一層力を入れて取り組んでいただくことを要望して、次の質問に移ります。」

この質問のポイントは、「地域とバス事業者をコーディネートしながら検討していきます」との答弁。民間と地域の話し合いに任せるだけでなく、横浜市が積極的にバス路線の維持拡充のコーディネーターとしての役割を果たすとの意味。これまで地域の声を議会で訴えてきた積み重ねによる初めての答弁。取り組みを進めて参ります。

ペット同行避難訓練について 4518

未分類 / 2019年3月22日

IMG_5372昨日は終日ごあいさつまわり、語る会等。途中、谷本公園サッカー場で行われた青葉区中学(新3年生)サッカー大会へ。谷本中vs奈良中の決勝はPK戦に。白熱した試合。寒い冬を超えて咲く桜のように、夏に向かって力を蓄え、それぞれの花を咲かせて欲しいと願っています。

一昨日の夜、相模大野で開催された時局講演会。母校・創価大学1期生で公明党政務調査会長の石田のりとし衆議院議員が応援にかけつけ、大いに盛り上がりました。

本番前、石田議員との会話で「ペット同行避難訓練」が話題に。我が家には犬が1匹いますが、高知市の石田宅には犬2匹、猫3匹。かなりお好きなようでしたが、いづれも不幸な境遇にあった動物たちを受け入れたとのことでした。講演の中でもペットの防災について話されていました。

横浜市では健康福祉局を中心に、各区の生活衛生課が災害時のペット対策に尽力しています。 横浜市では健康福祉局を中心に、各区の生活衛生課が災害時のペット対策に尽力しています。青葉区で地域防災訓練が行われている41カ所の地域防災拠点の内、今年度は3カ所増えて、24カ所でペット同行避難訓練が行われました。同行といっても、地域の都合もありますので、犬を連れて来れる拠点は少ないのですが、地域防災拠点にブースを設け、区役所の生活衛生課の職員から、飼い主の日頃の備えや、避難所ごとにペットを管理するためのルール作りなどについてお示しするなどしています。訓練と共に、地域の意識改革も大事な取り組みになっています。 

青葉区が行っている注意喚起は下記の通りです。

ピース2018<ペットについても災害時の備えをしましょう>

災害時にペットを守れるのは、飼い主さんだけです。また、平常時にできないことは、非常時にはよりできません。非常用の備えや、日頃からのしつけ、訓練をしておきましょう。非常時にあると便利な物品等は、『災害時のペット対策』パンフレットを参考にしてください。 <地域防災拠点におけるペット対策の支援を行っています>

生活衛生課では、各地域防災拠点にて『ペット同行避難者受け入れルール』作りなどの支援を行っています。災害発生時、地域防災拠点には続々と避難されてくる方がやってきます。この中には、ペットを飼育されている方も多くいます。しかし反対に、動物を苦手とする方やアレルギーなどの理由で動物と一緒にいられない方もいます。このため、各地域防災拠点の実情に応じたペット受け入れのルールを予め作るなど、いざというときのための準備をお願いしています。地域防災拠点の訓練において、『災害時ペット対策』について取り入れていただける意向がありましたら、生活衛生課までご相談ください。
 
問合せ先 : 青葉福祉保健センター生活衛生課 電話 045-978-2465」
 
青葉区内でペット同行避難訓練を実施している地域防災拠点はかなり増えてきました。ペットを家族の一員とされている方にとっては極めて大きな悩み。理解が深まるよう、引き続き、取り組みを進めます。