勝負に生きる者の「鉄則」について 4437
今日は大みそか。年を重ねるごとに1年が短く感じます。「こういうものなんだろうな」と思いつつ、昨日は市民相談対応、書類整理、大掃除。NHK-BS1「ナイキを育て男たち」を見ました。ナイキの創業者フィル・ナイト氏。自伝『SHOE DOG』が日本でベストセラー。40年以上前、ナイキが存続の危機に立たされるたびに、日本の企業が助けてくれたことを赤裸々に書かれているそうです。失うものが何もなかった時代に、リスクに挑み続けた男たちの姿。世界的企業の創業秘話とそれを支えた日商岩井の日本人商社マン。番組の最後にナイト氏は、「学生の時は優秀なのに 社会に出ると リスクをとることを怖がり 失敗を恐れる」「日本には今も素晴らしいビジネスマンやリスクテイカーがいます」とした上で最後に、「”最後まで挑み続けろ”」。あらゆる世界に通用する「鉄則」なのだろうと思います。
先日、コラム「名字の言」が記していました。
「明年は世界中から日本にファンが押し寄せるだろう。全国12会場で48試合が行われるラグビーワールドカップ(9月20日~11月2日)である。
史上初の大会3連覇に挑むのは「オールブラックス」の愛称で親しまれるニュージーランド。この7年間の勝率は約9割と圧倒的だ。試合に負ければニュースになるほどで、世界ランキングはもちろん第1位。
強さの理由について、キャプテンとして2連覇をけん引したリッチー・マコウ氏は「現状に満足しないこと」を挙げる。“去年できたから今年もできるだろう”ではなく“さらに良くすることができるのではないか”と、工夫と努力を怠らない。“もっと強くなりたい”と「つねに上を、つねに前を目指しています」(齋藤龍太郎『オールブラックス・プライド』東邦出版)。
スポーツであれ、ビジネスであれ、トップにいる者は徹底的に研究され、すぐに差を詰められる。停滞は即、明日の没落を意味する。ゆえに「勝ち続ける」には「新しくなり続ける」しかない。勝負に生きる者の鉄則だ。」
今年も一年、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします!