安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

広島平和記念資料館訪問について 4162

未分類 / 2018年3月31日

IMG_1463 2昨日は団視察で広島原爆の惨状を後世に伝える、広島平和文化センター、平和記念資料館に伺いました。中学の修学旅行以来。人々の無念を思うと涙があふれました。日本はもとより世界中の人々が、政治家が行くべき場所だと思います。

世界平和を訴えようと広島市民の皆さんが一丸となって働きかけ、「原爆ドーム」は1996年世界遺産登録が実現。原爆や戦争の悲惨さ、平和の尊さを学ぶための場所となっています。

広島平和文化センターでは小溝泰義理事長と面談。2月3日にJICA横浜にて横浜市主催の国際平和講座の講演者として登壇され、今回広島での再会となりました。

IMG_1461横浜市では開港以来の歴史や海外諸都市・機関等とのネットワーク、これまでの国際協力の成果などを活かし、自治体外交を力強く展開して、「世界とともに成長する横浜」の実現を目指して平成27年4月に国際局を設置。私自身は、平成28年第1回定例会で「横浜市国際戦略」を採決するにあたり、議場で林市長に対し、その数か月前に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発のためのアジェンダ)をベースに、横浜市の果たすべき役割、使命につき質問。その後、平成28年に設置された「観光・創造都市・国際戦略特別委員会」の委員として、横浜市による平和講座や展示活動などの具体的施策の積極推進など、平和推進活動の充実を訴えつつ、当局の皆さんと協議を重ねてきました。

小溝氏は外務省、 国際原子力機関(IAEA)事務局長特別補佐官(ウィーン)、外務省条約局法規課法規調整官、軍縮不拡散・科学部国際原子力協力室長、在ウィーン国際機関日本国政府代表部大使、駐クウェート特命全権大使として活躍された後、現在平和原点の地・広島で平和運動の中心的役割を担われ活動されています。

面談では、公明党横浜市会議員団が推進している横浜市の「平和推進条例」(現在パブリックコメント実施中)の話と共に、北朝鮮情勢などを踏まえた国際情勢まで。「ここ1,2年が大きな変化の時」「命がけで外交をできるかどうか」「韓国はやっている」「日本の役割は大きい」「分断された社会にあって地方自治体の役割は大きい」等々、多岐にわたるお話を頂きました。

IMG_1457温厚な人柄の奥に、強靭な平和への信念を感じさせる方。勉強になりました。

空家再生プロジェクトについて 4161

未分類 / 2018年3月30日

IMG_1427昨日は空き家再生関連の団視察のため広島県尾道市の「NPO法人尾道空き家再生プロジェクト」に伺いました。大都市圏から離れた地方自治体では、何年も前から激しい人口減少とともに、現実の問題として空き家問題の対策が進められています。横浜市では2年後には人口減少が始まる見込みですが、地域によってはすでに空き家問題が着実に進んでいる現状があります。今週発表された横浜市内の路線価も二極化。大きく上昇したところもあれば、下げたところもあります。

瀬戸内海のおだやかな海と山々に囲まれた街・尾道市。 固有の町並みや建物は、そこで営まれてきた暮らしの歴史であり文化があります。その中でも特にユニークな環境をもつ山手地区を視察。現在、空洞化と高齢化が進み、空き家が数多く存在。その中には建築的価値が高いもの、不思議で個性的なもの、景観が優れているもの等さまざまな魅力をもったものも含まれていますが、残念ながら住人を失った家々の傷みは年々加速しています。尾道空き家再生プロジェクトではそれらの空き家を再生し、新たな活用を模索している状況を伺いました。

例えば、「尾道市空き家バンク」。尾道らしい坂の町や古い家に暮らしてみたいという方と、空き家をどうにかしたいと願う大家さんとをマッチングするシステム。高齢化と廃屋化の進む坂の町に定住してくれる移住者を広く募集し、地域の活性化を担う次世代のコミュニティを構築。10年間で100軒以上の空き家再生を実現。また、新たな観光コンテンツによる観光交流の拡大、宿泊者数の増加など、目に見える成果があがっていました。

IMG_1434そのきっかけは、専門家ができなかった尾道の空き家再生ではあったが、既成概念のない一人の主婦が着目したことで、NPOを立ち上げ、取り組みを開始。再生には「いろんな視点で見ることが大事」との考えに立ち、使う人、見る人によって、空き家とみることもあれば、ごみ屋敷とも見れる。そこで次のようなマッチングの仕組みを推進。

空き家 × 建築

尾道の旧市街の家々は時代劇のロケセットのように統一されたものではなく、2キロ四方の中心市街地に、家の博物館のように各時代の家々が点在。繁栄した時代を象徴する町屋や土蔵、お茶室や日本庭園のあるお屋敷や洋風建築など。そして、山あり海ありの変化の多い地形に合わせてつくられた不定形な家や眺望重視の絶景の家、増築を重ねた変形の家、希少な木造3階建ての家など、個性的な生活感あふれる尾道らしい家。そんな尾道建築の面白さや失われつつある職人技などをより多くの人に伝える。

空き家 × 環境 

地球環境のことを考えると、古い家に住み続けることは、産業廃棄物や森林伐採の減少にもつながり、重要なエコ活動になる。また、空き家が放置される要因の一つである不要な家財道具のリユース・リサイクル、廃材や古道具の再利用によって、エコ活動に貢献するだけでなく、レトロな尾道らしい町並みを残していく。二度と新築の建てられない斜面地の更地などは、畑や手づくり公園など、緑化運動にも努める。

空き家 × コミュニティ

尾道の斜面地や路地裏に点在する多くの空き家は、少子高齢化、地方都市の過疎化、中心市街地の空洞化の象徴となりつつある。いくら古い建物や景観を守っても、そこに人がいないと魅力的な町とはならない。次世代が住まなくなった空き家の里親探しや、新しい移住者への暮らしのアドバイス、空き家・空き地を使った世代間の交流、イベント企画など新しいコミュニティづくりをサポート。

IMG_1435空き家 × 観光 

尾道観光は足繁く通うか、長期滞在がおすすめ。そこで、空き家を使った短期貸家を、安く長く滞在したい方や尾道暮らしを体験したい方に提供。

空き家 × アート

尾道は多くの文人や芸術家に愛されてきた町。アートとは切り離すことが出来ない。これからも尾道から世界に発信してくれるアーティストを育てていけるよう、空き家を美術や文学を学ぶ若者たちの寮やアトリエ、ギャラリー、セミナーハウスなどに活用。また、アーティストインレジデンス(芸術家の滞在制作)を尾道に深く浸透させるべく、長期滞在可能な場と制作・発表の場として空き家を活用し続け、アートの仕掛けによって、尾道の町を輝かせていく。

そもそもの問題意識は、コミュニティの崩壊。街中でも高齢化率高く、子どもたちは都会から帰ってこない。住める家には、誰かに住んでもらいたい。そのためにマッチングを開始。定住人口は減っているが、交流人口を増やしたい。空き家を再生させて宿泊業もスタート。シーズンに入ると学生を中心に満室になる。尾道に興味のある日本の若者や外国人などで移住者は月に10人~15人いる。手続きを簡素化するなど行政のサポートも大きい。こうした動きの結果、街は活気を取り戻し、落ち着いてきたとのこと。危惧するのは大資本による街の開発。いくつかの不動産開発の話が来ているが断っている。街の中で経済が回るようにしなければ、定住できなくなっていく。

「道を造ったり、再開発をしたりするなど、「便利になる」ことがコミュニティ崩壊を防いだり、街を再生することにはつながらない。」これは仁田議員の質問への回答。とても説得力がありました。「空き家再生」には、まず地域の特性を知り、他にはないまちづくりを展開していかねばならないと感じました。

尾道と横浜のおかれた環境は異なりますが、「空き家再生」を必要としていることは共通。その上で2点伺いました。

質問1.コミュニティの崩壊の点では、人のつながりの薄い都会は深刻。尾道は100軒以上の再生を行ったが、現在の尾道のコミュニティはどうなのか。課題は何か?

(回答)今、尾道は移住者が増えることで銭湯、サイクリングコース、商店等に活気が出てきて地元民から喜ばれている。尾道といっても様々な地域があるが、旧市街地域(同NPOが担当している地域、坂とか路地が多い地域)はコミュニティの中で顔が見える生活ができるようになった。「都会はスケールが大きすぎる、私には尾道が合っている」「人の近さ、誰でも挨拶する土地柄」「他の地域から来た人々を受け入れる土壌」

質問2.NPO代表からみて都会の空き家再生、空き家問題の解決には何が必要と考えるか?

(回答)数キロ以内、200~300人の単位で街を良くしていこうとすると、動きやすいし、コミュニケーションがとりやすい。それくらいの単位がいいのではないか。大きな街をひとくくりにして空き家再生するということは難しいのではないか。

現地を見ながら様々なお話を伺っていて、昔の尾道に戻ることはないが、移住者が増えることで、新たな尾道になってきているように感じました。地域にもよると思いますが、少子高齢化の日本社会にあって、将来の日本の姿を見ているような気がしました。

障がいを持つ方々の活躍の場の拡大について 4160

未分類 / 2018年3月29日

IMG_1337昨日は青葉台駅前での街頭演説の後、市民相談対応等。昨年末、地元の障がい者施設の方から、「横浜市内で数年内に開催される、ラグビーワールドカップやオリンピック・パラリンピックのボランティアに、障がい者が活躍できるようにならないか」とのご相談を頂きました。その後。市民局の関係部署に相談。東京都の動きを見据えつつ種々検討頂き、今月3月15日の常任委員会の報告では、両大会のボランティアに係る基本方針を明示。その中に「多様な参加者の活躍促進」との項目が立てられ、「障害の特性や状態などに応じ、活動しやすい業務や従事場所への配置」という取組みが示されました。大きく前進。引き続き、障がいをもつ方々の活躍の場を広げるべく尽力して参ります。

他方、先日、Yahooニュース特集編集部が、全国初のろう者のバス運転手誕生を取り上げていました。

IMG_1414「乗車したバスの運転士が耳の聴こえない「ろう者」だったら? 「危ないんじゃないか?」と感じるのは無理もないかもしれないが、そこには大きな誤解が潜んでいる。道路交通法施行規則の改正により、補聴器をつけて一定の聴力があれば、「第二種運転免許」の取得が可能になったからだ。

そして2017年10月、全国で初めてろう者のバス運転士(東京バス)が誕生した。松山建也さん、25歳。同僚たちは当惑したが、それは最初だけ。ひたすら前向きな一人の若い運転士が、ろう者、そして「障がい」に関する壁を崩しつつある。」

こうした話は本当にうれしい話です。私も頑張ります。

放送事業の「規制撤廃」の検討について 4159

未分類 / 2018年3月28日

IMG_1404昨日は江田駅での街頭演説の後、幼稚園関連打合せ、土木事務所で市民相談対応打合せ、ご相談のあった幼児教育無償化の進捗情報報告等々。昨日はどこに行っても「証人喚問」が冒頭の話題。新聞、テレビ、ネットなど様々な媒体で情報が報じられていますが、その一方で「放送事業改革」が検討されているようです。昨日の日経新聞からです。

「政府の規制改革推進会議が検討する放送事業改革の原案が明らかになった。テレビやラジオなどの放送事業とインターネットなどの通信事業で異なる規制を一本化する。放送番組の「政治的公平」などを定めた放送法4条の撤廃を視野に入れており、政治的に偏った番組が放送されるとの懸念がある。NHKへの規制は維持する方針で、NHKによる民業圧迫批判も高まりそうだ。同会議は6月にも改革案を安倍晋三首相に答申する。

「放送法4条は番組づくりの大原則となっており、放送業者の番組制作に「公序良俗」「政治的公平性」「正確な報道」などを求めている。インターネットなどの通信にはこうした規制はなく、通信にあわせるならこうしたルールは撤廃・縮小される。

 放送法4条だけでなく5条で規定した「報道」「教育」「娯楽」など番組の種別ごとに設けた編集基準の撤廃も検討課題になる。こうした規制がなくなれば番組制作の基準は事実上なくなる。

 原案ではこのほか、(1)放送設備の管理部門と番組の制作部門の分離(2)外資の参入規制(3)NHKのインターネット活用の同時配信の本格化――などの項目が並ぶ。規制改革推進会議は「放送と通信の垣根のない新しいコンテンツ流通環境を実現する」とうたっている。

 こうした背景には安倍首相の強い意向がある。首相は1月末の新経済連盟の会合で「ネットテレビは放送法の規制がかからない」と主張。自ら規制撤廃に意欲を示した。

 ただ、放送の規制が視聴者の利益に直結するかは疑問だ。放送法に詳しい立教大の砂川浩慶教授は「『フェイクニュース』が話題になったように情報が混乱するなかで放送法4条が撤廃されれば、放送の情報がどんどん偏る」と語る。「視聴者にとってなんのメリットがあるかわからない。健全な民主主義のためにも望ましくない」と指摘する。

 実際、野田聖子総務相は記者会見で「放送事業者は放送法の枠組みの中で、重要な社会的役割をしっかり果たしてきた」と強調。衆院総務委員会で「公序良俗を害するような番組や事実に基づかない報道が増加する可能性が考えられる」と語る。放送業界を所管する野田氏からも「フェイクニュース」への懸念が示されており、一定程度の規制が必要との意見もある。

 米国では、1987年に放送局に政治的な公平性を求めるフェアネスドクトリン規制が事実上撤廃された。一部で偏った放送も目立つようになり、報道への信頼性が大きく損なわれたとの反省がある。

 安倍政権はこれまで放送業界をけん制してきた。首相は14年衆院選でTBS番組に出演し「(一般の)声が反映されていない。おかしいじゃないですか」と同番組のインタビューに注文。16年には当時の高市早苗総務相が政治的な公平性を欠く放送を繰り返した場合は、電波停止する可能性に言及した。

 ただ学校法人「森友学園」問題で政権の支持率が低下するなか、放送法改正を実現すれば強い反発に遭うのは避けられない。政府関係者は「検討項目の中には、メディアをけん制する狙いのものもある」と話す。」

新聞だから大丈夫でネットだから問題ということもありません。大新聞であっても裏付けのない、いい加減な記事を掲載することがあります。本件についても様々な報道がありますが、規制撤廃となると、さらにデマが跋扈するのではないかと危惧します。

客観的に判断する役目のBPO(放送倫理・番組向上機構)の範囲拡大と強化など、やるべきことがあるのではないかと思います。

 ※放送法4条とは 放送番組や放送局の運営を規律する放送法のうち、4条は4項目の「番組編集準則」が定められている。放送業者の番組制作の前提となっており、(1)公序良俗(2)政治的公平(3)正確な報道(4)意見が対立する問題は多角的な論点を示す――の4項目で構成する。

横浜市 子育て支援拠点「ラフールサテライト」開所について 4158

未分類 / 2018年3月27日

IMG_1395昨日は市が尾駅と青葉区区役所の間にできた青葉区地域子育て支援拠点「ラフールサテライト」の開所式へ。平成26年の第3回定例会(9月)の一般質問で、私から「乳幼児人口が多い区などは、地域子育て支援拠点を新たに整備すべき」と提案。その後、公明党として質問を重ね、平成27年度予算で地域子育て支援拠点に準じた「拠点サテライト」を新たに整備することを決定。その後、整備が進み昨日の開所式となりました。0歳から未就学児・妊婦さんとその家族が利用できる施設。産前・産後の相談、サポート、集いの場でもあります。

安心して子どもを産み育てられる社会へ。私などの経験からも、いつの時代も期待や不安があるものと思いますが、保育所ニーズに応えること、お母さんの孤立化を防ぐことなど、政治行政が時代の求めに応えていく必要があります。

先日、結婚情報誌「ゼクシィ」を企画制作するリクルートマーケティングパートナーズが、日本産科婦人科学会の協力を得て、昨年12月に妊婦300人と産後半年以内の女性300人の計600人を対象にインターネット上で調査を実施したとのこと。

IMG_1401妊産婦600人の意識調査で、産前産後のメンタルヘルス維持に「パートナーや家族の知識習得・理解・サポート」が必要と回答した人が83.5%に上ったとのこと。約40%が「現状では不十分」と回答。周囲のケアの重要性を指摘しています。

産前産後のメンタルヘルス維持に必要なことを複数回答で聞いた結果、「家族らの理解」に次いで、「妊婦本人の知識習得」が76.0%、「助産師による情報発信の強化」が35.2%だったそうです。

横浜市では、各区役所で開催し、妊娠以降に夫婦で参加する「両親教室」の充実を進めています。私も何度か議会でも取り上げ、その充実がその後の家庭の安心につながることを訴えています。ご夫婦の半分程度は参加されているようですが、参加できない方々にどう対処していくかは課題。「個人の自由」とはいえ、後々のことを思うと、少しでも地域などとのつながりを持っていただくことで、より良くなればと思います。

鰯(イワシ)について 4157

未分類 / 2018年3月26日

IMG_1383昨日は朝から玄海田公園で行われたサッカーの練習に参加。人数不足の穴埋め要員。50歳以上シニアの部、ママさんの部の長短計7試合。小学生の頃からゴールキーパーですので、昨日もキーパーですが、久しぶりで疲れました。その後、子どもの習い事に付き添い。夜は市民相談対応へ。

子どもが4人いますが桜梅桃李。手がかかる子もいれば、放っておいても大丈夫な子もいます。

寒い冬を過ぎて、ようやく春の日差し。そして桜満開。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」が季節の変わり目、気候の潮目について記載していました。

「春の海終日のたりのたりかな」(蕪村)。穏やかな波が被災地の浜辺に寄せては返す光景を思い浮かべたい。日本列島は大雪と厳寒の冬だった。

今冬は海の中まで不順だったようだ。先月、青森県や北海道の浜に大量のイワシが打ち上げられた。直接的な原因とされるのが寒波に伴う急激な海水温の低下。寒さで仮死状態になったのだという。

デリケートな魚である。漢字で書くと、魚へんに弱いで「鰯」。陸に揚げるとすぐに弱って腐るから「弱し」が語源だとか。下賤な魚の意で「卑し」からイワシになったとの説もある。食べてはDHAやEPAが豊富で健康に良い。その群れは竜巻のように見えて水族館で人気。なのに、名前だけ少し残念だ。

目下、児童書『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)が大ヒット中。続編を合わせた累計発行部数は160万部を突破した。そこに登場する「一生けんめいなのに、どこかざんねんないきものたち」が実に味わい深い。

「スカンクはおならがくさいほどモテる」「オシドリの夫婦はじつは毎年相手が違う」……。どの生き物もいとしく思える。だが「地球の環境がガラリと変われば、あっという間にほろんでしまう」と同書。イワシは命懸けで気候変動の“潮目”を教えてくれているのだ。」

うちの子たちも、勉強もそうですが、何かに一生懸命であってほしいと願いつつ、自分が頑張っていかねばと思います。今週も頑張ります。

長期ストレスでがんリスク上昇について 4156

未分類 / 2018年3月25日

IMG_1370昨日は市民相談対応の後、今季から女子サッカーなでしこリーグ1部に昇格した日体大フィールズ横浜のホーム初戦、浦和レッズと対戦のため三ツ沢球技場へ。中座して地元に戻り、青葉区サッカー協会顧問として、谷本公園で行われた中学生サッカー大会準決勝・決勝・表彰式。その後、横浜駅西口ベイシェラトンホテルへ移動。大先輩の自民党・田中忠昭先生の叙勲パーティへ。まだまだお元気ですが、ストレスをコントールして頂きながら、いつまでもお元気でご活躍頂きたいです。

先日、日経新聞コラム「がん社会を診る」に東京大学病院の中川恵一准教授が「長期ストレスでリスク上昇」と題して指摘されていました。

「ストレスは、現代社会では人間関係や仕事などに伴うものですが、もともとは敵に襲われるなど生命の危険に直面するような事態によるものでした。こうした状況では「ストレスホルモン」が分泌され、身体は交感神経がたかぶった「戦闘モード」に入ります。同時に、免疫作用に使っていたエネルギーや栄養素を、心拍数や血圧を高めることや、筋肉運動を促進することに振り向けるため、免疫の働きは抑制されます。

IMG_1380 進化の過程では、強いストレスにさらされるのは一時的で、うまくやり過ごせれば、身体は定常状態に戻ったはずです。しかし、現代社会ではストレスが恒常的に存在します。

 私たちの体のなかでは毎日多数のがん細胞が発生していますが、免疫細胞が水際でその増殖を阻止してくれています。ストレスはこの免疫力を抑えてしまいますから、高いストレスを抱える人では、がんのリスクが高まると考えるのが自然です。しかし、これまでの疫学研究ではストレスとがんとの関連性を強く示すデータはほとんどありませんでした。

 そうした中、国立がん研究センターは1月、自覚的なストレスが長く続くと発がんリスクが高くなり、その関連は男性で強くみられるという研究発表をしました。全国の約10万人を20年近く追跡した成果です。まず、調査開始時に自覚していたストレスの程度と、その後のがん罹患(りかん)とは有意な関連はみられませんでした。

 しかし、調査開始時と5年後のアンケートの両方に回答した約8万人について分析したところ、どちらの時もストレスが低いグループと比べて、ともに高いグループでは、がんになるリスクが11%も上昇していました。ストレスと発がんの関連は男性でより顕著にみられ、臓器別では、肝がん・前立腺がんで自覚するストレスが高いとリスクの上昇がみられました。

IMG_1375 福島県飯舘村の避難所などでも、男性は女性よりストレスとのつき合い方が下手だと感じましたが、長期的なストレスは特に男性でがんのリスクを高めることが示唆されたわけです。男性のがん発症数は女性より3割も多くなっていますが、ストレスも一因かもしれません。」

気を付けていかねばと思います。

 

「顔」について 4155

未分類 / 2018年3月24日

20180323議会最終日昨日、横浜市来年度予算案等を議決し、平成30年横浜市会第1回定例会が閉会しました。予算の着実な実行とともに、市民の皆様の声を反映しながら、より良くなるよう進めて参ります。本会議終了後、林市長をはじめ、市の幹部の方が公明党へご挨拶に来られました。予算成立ということで、皆さん晴れやかな顔。また、退任される副市長、新たに誕生した副市長の皆さんもいい顔でご挨拶されていました。

「目は口ほどに物を言う」ということわざがありますが、顔も口ほどにものを言うなと思います。

先日、日本人初のメーキャップ部門で、今年のアカデミー賞に輝いた、辻一弘氏がNHKの番組でインタビューされているのを見ました。

同氏は京都府京都市出身の48歳。現在はロサンゼルス在住だそうです。「苦悩を重ねている人ほど左右対称が崩れていく」「内面がいい意味で出ている顔、悪く出ている顔、拒否しようとしている顔」「葛藤や問題を乗り越えて達成した人の顔はすばらしい」等々、含蓄のある言葉の数々。思わず自分の顔を鏡で見ました。

木が年輪を重ねるが如く、顔の変化も年相応。私の場合は、まあ、こんなもんかなと感じた次第です。

赤ちゃんにはベビーベッドについて 4154

未分類 / 2018年3月23日

IMG_13502昨日は尾崎太議員と鶴見区の「ここわ保育園」の開園式に伺った後、団会議、予算特別委員会理事会、予算委員会採決、市民相談対応等々。先日、横浜市鶴見区のある保育園で保育士が確保できず閉園することが決まったとの報道がありました。内情はよく分かりませんが、来年度の入園を間近に控え、保護者にとっても不安の広がる話。昨日の園ではそうしたことがないようにと願いつつ、お話も伺いました。また、市民ニーズに応えて、保育園整備を積極的に進めているところではありますが、「量」も「質」も求められることは当然のことです。

先日、公明新聞コラム「北斗七星」がベビーベッドの大切さについて取り上げていました。

「1歳女児の子育て奮戦中の長女から電話が入った。興奮した声で「ご近所のママ友が大人用ベッドで生後10カ月の男の子を寝かしつけていたら、自分も寝入ってしまい、子どもがベッドから落ちて顔面を打撲し、入院しちゃったの。人ごとじゃないわ」と。

気になって調べてみたら、医療機関から消費者庁に寄せられた0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故報告は、564件(2010年12月~17年6月末)に上っていた。

IMG_1353重心が頭部寄りにある0~1歳児が大人用ベッドから転落すると、頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷を受傷する危険性が高い。転落をきっかけに、ベッドと壁や物との間に頭や顔が挟まれて窒息するケースもある。

同庁によると、こうした事故を防ぐには「満2歳になるまでは、できるだけベビーベッドに寝かせる」ことが肝要だ。また、大人用ベッドで親が添い寝する場合、寝かしつけた後は「子どもを一人にしないで、ベビーベッドに移す」こと。さらに、寝室は「子どもの頭や顔が挟まって窒息する隙間をなくす」よう留意したい。

万一の事態への備えでは、「心臓マッサージや人工呼吸などの応急措置の知識を持つことが重要」(日本小児科学会の竹井寛和医師)という。小児救急電話相談「#8000」(全国同一の短縮ダイヤル)も覚えておきたい。」

保育園でこうした心配はないと思いますが、自らの経験からも、子どもは目を離しちゃいけないなと思います。

「袋麺」売れ筋トップ200商品ランキングについて 4153

未分類 / 2018年3月22日

IMG_1087昨日は市民相談対応、農業関連の会合参加等。土日祝日の昼食を自宅でとる際、好きなのでインスタントラーメンとなることがよくあります。新しものを目にして挑戦することもありますが、スタンダードは「サッポロ一番・塩ラーメン」。もやしは必須。

先日、東洋経済が「袋麺」売れ筋トップ200商品ランキング」と題して記載していました。

「カップ麺と袋麺。どちらを買うことが多いだろうか。お湯を注ぐだけで食べられるカップ麺と違って、袋麺の場合は鍋でお湯を沸かし、食器を用意して、場合によっては野菜や肉などの具を入れるなどと一手間を要するものの、インスタント食品の名のとおり、手軽に食べられる食べ物として重宝している人は少なくないだろう。

カップ麺では、「『カップ麺』売れ筋トップ100商品」(2016年7月17日)で示したように、全国的には「カップヌードル」(日清食品)の人気が最も高く、「マルちゃん 赤いきつねうどん」(東洋水産)、「シーフードヌードル」(日清食品)、「マルちゃん 緑のたぬき」、「ペヤング ソースやきそば」(まるか食品)などという定番が強い。

そんな袋麺の売れ筋商品とはいったい何か。筆者は5000万人規模の消費者購買情報を基にした全国標準データベース「True Data」を使って、主要な全国のスーパーマーケットのPOSデータを基に、袋麺の売れ行き上位200商品を調べてみた。

100万人がスーパーマーケットに入店したとして、その100万人単位における売り上げや平均単価も調べ、ブランド・商品別にランキングにした。パックごとに個数には違いがあるため、金額をランキングのベースにした。

1位は「サッポロ一番袋めん みそラーメン 5食」、2位に「サッポロ一番袋めん 塩ラーメン 5食」といずれもサンヨー食品の商品がワンツーフィニッシュ。3位は「チキンラーメン 5食」(日清食品)、4位に「マルちゃん正麺 醤油味 5食」(東洋水産)、5位は「うまかっちゃん 94g×5」(ハウス食品)が入った。上位にはテレビCMでよく見かける定番品の姿が目立った。

カップ麺は家庭だけでなく、職場など外出先でも食べられ、一方、袋麺は家庭で食べることが多い。本ランキングには主婦層や子どもの嗜好が反映されているといえるだろう。」

「うまかっちゃん」は小学生の頃に発売され、初めて食べたときは感動的においしかったのですが、今も売られているとは知りませんでした。

世界中で食べられているインスタントラーメン。ラーメンフリークの一人として、益々の発展を期待しています。