安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

青葉区 振り込め詐欺の被害について 3026

未分類 / 2015年2月18日

CAM00230 (2)昨朝はあざみ野駅前での街頭演説。今にも雨が降り出しそうな雨雲でしたが、なんとかもってくれました。その後、市民相談対応の後、ご挨拶回り。

先日、タウンニュース青葉区版が2014年に青葉警察署管内で発生した振り込め詐欺の認知件数を伝えていました。同署によると22件、被害金額は約9600万円とのこと。認知件数に含まれない相談のみのケースもあり、実態はさらに多いと見込まれるとしています。

「昨年の認知件数(被害届が提出されたもの)は、前年より17件減少しており、被害金額は前年の1億1千万円から微減だった。しかし、同署では「警察に相談にはきたものの、その後の家族関係の悪化などを心配して被害届が出されなかったケースも多数ある。ほかに、相談や通報をしていない人もいるのでは」と、実際にはより多くの被害者がいる可能性を指摘する。

 「高齢者が多く、かつ平均収入が高い人が多い青葉区は狙われやすい地域」とも。区内の高齢者人口(65歳以上)は横浜市内で5番目に多い(14年3月末時点)。息子を装う「お金が入ったカバンを忘れた」などの手法に引っかかってしまう要因には「子どもの社会的地位が高い人も多く、『立場を守らなければ』との気持ちが強いのではないか」と分析する。

 同署では振り込め詐欺への独自対策として、東急セキュリティ(株)と協力して不定期新聞「振り込め詐欺対策特集」を発行している。「固定電話を留守番設定にする」など個人でできる対策を解説しており、区内公共機関に棚置きしている。

 発生した振り込め詐欺22件の内訳は、電話で身内になりすまして現金をだましとる手口が14件、「医療費の一部が返金される」などと役所の職員を装う還付金詐欺が7件、不明が1件となっている。身内へのなりすましは高齢の女性が被害に遭いやすい傾向がみられ、還付金詐欺は男女共に被害に遭っているという。

 お金の受け取り方法は手渡しが14件、ATMが4件、コンビニATMが3件、キャッシュカードが1件。金融機関では振り込め詐欺への対策が進んでおり、青葉区内の金融機関全66店舗の窓口にはオリジナルの警察官人形が置いてある。そのため、コンビニATMなど金融機関の窓口を使わずにお金を受け取る還付金詐欺などの方法が巧妙かつ多様化している。そのような背景を踏まえ、同署生活安全課では区内のコンビニに協力を要請。携帯電話で話しながらATMを利用する高齢者への声かけや還付金詐欺の注意を促すポスター掲示などを進めている。「特に還付金詐欺では最初の電話で騙されると、防ぐのはATMを操作しているタイミングしかない」と同課も効果を期待する。

 昨年は5月、6月に発生件数が多く、夏場の防犯キャンペーンを強化したところ、秋以降は減少した。「キャンペーンや防犯講話、パトロールなどの地道な活動もしっかりやっていきたい」としている」。

先日、連合町内会の方のご挨拶で次のようにありました。「年寄りを狙った振り込め詐欺は許せない。年寄りにもプライドがある。騙されたことを人に言えない人もいる。実際はもっと多くの人が青葉区で被害にあっているのではなか」とのこと。

しかし、卑劣な犯行。罰則強化を含めた根絶のための仕組みを徹底していかねばなりません。

市民の声の捉え方について 3025

未分類 / 2015年2月17日

CAM00147 (4)昨日は団会議の後、温暖化対策・環境創造・資源循環委員会。午後から予算委員会の準備、質問調整に時間を費やしました。

立場によって物事の考え方は様々。若い方とご高齢の方。健康な方とご病気の方。経済的に厳しい中で頑張っている方と裕福な方。それぞれの状況により求めるものも異ってきます。いかに声を受け止め、民主主義社会の下、いかにバランスをもって対処できるか。議会制民主主義をルールとする日本においては、立場や考え方の違いを乗り越え、話し合いによる合意形成こそが物事を決める、実現する唯一の手段であり、主張するだけ、批判するだけではなにひとつ実現することはありません。

公立学校におけるエアコン設置につきましては、公明党が国県市の連携の中で全国的に推進し、横浜市でも多数の市民の皆様のお声をカタチにすべく、市立小中高学校・特別支援学校におけるエアコン設置は順調に進んできました。しかし、埼玉県所沢市での住民投票は市民の声の「多様性」を感じさせます。

朝日新聞からです。「航空自衛隊入間基地に近い小中学校にエアコンを設置するかどうかを問う埼玉県所沢市の住民投票が15日に投開票された。賛成が5万6921票で、反対(3万47票)を上回って過半数を占めた。投票率は31・54%で、4年前の市長選(34・68%)を下回った。

 エアコン設置という身近な問題が住民投票で問われるのは異例だ。自衛隊機の騒音対策を施した「防音校舎」28校への整備計画を初当選後に撤回した藤本正人市長に、有権者が再考を求める結果になった」。

所沢市での賛成・反対の得票を見ますと、賛否それぞれありまして、所沢市の置かれた状況においては「誰もがエアコンを最優先に求めている」とは一概に言えないことがわかります。声が大きいと「(過半数以上)そうなのか」と感じることもあります。いずれにしましても、現場で事実を直視しないと、適切な判断は難しいなと思います。

議会では、「これが市民の声だ!」という主張をよく耳にしますが、それはその通りなのですが、それがすべてではないという謙虚な捉え方も必要ではないかと思うことがよくあります。

がん検査100円とがん登録について 3024

未分類 / 2015年2月16日

CAM00224 (3)昨日は終日地元でのご挨拶まわり。途中、こどもの国駅前で街頭演説。来月完成する改札横のトイレとホーム屋根について、実現までの歩みをご報告しました。皆さん心待ちにされています。

日経新聞によりますと、日立製作所はがんを低コストで発見できる検査技術を九州大学とともに実用化すると発表したそうです。体長1ミリメートルの線虫ががん患者の尿に反応する習性を応用し、1回100円程度のコストで初期のがんを見つける装置を2018年にも発売。がんの種類は分からず、体内のどこにあるかはX線などを使う従来型の検査で判定。低コスト検査で初期段階から治療すれば医療費の抑制につながるとしています。技術は驚くほどの日進月歩。我が古巣の話ではありますが、誇らしく思います。

他方、経新聞「がん社会を診る」で東京大学病院の中川恵一准教授が「データ集積 広がる検証」と題して指摘されていました。公明党がリードし成立した「がん登録推進法」についても記載があります。

「日本のがん対策で遅れている点の一つに「がん登録」があります。これは、がん患者の診断情報や治療方法とその結果などを個人情報を保護しながら登録し、分析したうえで治療に生かす仕組みです。

 がん登録は、過去の患者からの「プレゼント」といえます。過去のデータが十分にあれば、自分ががんになっても、どの治療法が適切なのか、自宅近くの病院ではどこが治癒率が高いのかといった情報が得られるからです。

 しかし、日本はこの整備が遅れています。たとえば、一昨年に何人が肺がんになったのかさえ正確には分かりません。現在、年間約88万人が何らかのがんを発症するといわれますが、これは28府県の情報からの推計です。がんの種類や進行度ごとの「5年生存率」も7府県のデータがもとになっているのが現状です。

 一方で、結核や梅毒などの感染症は届け出の義務があり、全国データがそろっています。たとえば、2013年に発症した結核と梅毒の患者の概数は、それぞれ2万495人、1236人といった具合です。正確なデータを持たないがん対策は、第2次世界大戦で懲りたはずの「相手を知らない戦い」といわざるを得ません。

 そんな中、全病院にがん患者の情報提供を義務付ける「がん登録推進法」が一昨年の12月6日にようやく成立し、長年の懸案の解消のめどが立ちました。全国約8500病院と一部の診療所が、がんの種類や進行度など25項目程度を同じ様式で都道府県に報告し、全国のがん情報が国立がん研究センターに集約されることになります。

 この全国がん登録によってデータの集積が進めば、科学的分析が可能になるだけでなく、将来は、病院間の治療結果の検証も可能となるなど、患者側にも大きな利益になります。

 個人情報の管理は徹底する必要があり、16年から運用が始まる社会保障と税の共通番号(マイナンバー)の活用も今後の課題でしょう。ただ、この法律が特定秘密保護法と同日に成立したこともあって報道も少なく、内閣府の調査でも82.5%が「知らない」と答えています。がん対策の推進には国民の理解と後押しが不可欠ですから、制度の周知も大事だと思います」

検査機材、データ収集・分析といった周辺環境は益々発達していますが、大事なことは早期発見・早期治療。そのためにも、定期的な検診が不可欠。しっかりと自己管理していきたいと思います。

東京圏一極集中と機会の公平について 3023

未分類 / 2015年2月15日

CAM00213 (2)昨日は終日ご支援頂いている皆さまへのご挨拶まわり。帰宅後、録画しておいた「予算市会の焦点」(テレビ神奈川)を見ました。上手にバランスが取られているとともに、私の発言で大事なところが編集されているなとも感じました。初めての1時間番組出演でしたが、いい経験でした。

今月、総務省が2014年の住民基本台帳に基づく人口移動報告を発表しました。3大都市圏(東京、名古屋、大阪)で転入者が転出者を上回ったのは東京圏だけとのこと。

読売新聞からです。「東京圏への「転入超過」は19年連続で、一極集中がなかなか改善されない状況が改めて浮き彫りとなった。

 東京圏は、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県。昨年は、前年比1万2884人増の10万9408人の転入超過だった。

 一方で、名古屋圏(愛知、岐阜、三重の3県)は803人、大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良の4府県)は1万1722人の転出超過で、いずれも2年連続で転出が転入を上回った。

 政府が昨年12月に閣議決定した地方創生の総合戦略では、地方での雇用創出や移住促進などにより、20年に東京圏の転入・転出者数を均衡させる目標を掲げた。安倍首相は5日の参院予算委員会で、「東京一極集中の是正に取り組み、人口減少を克服する必要がある」と述べたが、目標の達成は容易ではなさそうだ。」

これに対し増田寛也元総務大臣は「2020年の東京五輪開催を控え景気が上向けば、東京圏への人口流入はさらに進むだろう。流入人口の大半は若年層が占めているとみられ、地方の活力はその分奪われることになる。只、地方は生活費が安く、通勤時間が短いなどの魅力があり、移住を希望する若者も少なくない。地方側はどうすれば移住が実現するか、若者の意見を聞き、地域の魅力を向上させることが不可欠だ。また、国は企業の本社機能の一部移転を後押しし、地方で若者の雇用を創出すべきだ。」とコメントされています。

個人的には、こうした指摘を踏まえて現状変更を進めることと共に、不公平な交付税交付金のあり方や、バランスを欠いた富の偏在、格差が増大するような税の問題を解消し、公平性を担保する改善を図ることも重要だと思います。

また、そもそもですが、「どのような国にしていくのか?」といった目標を明示することも必要ではないかと思います。

 

年齢にあらがう意味について 3022

未分類 / 2015年2月14日

CAM00178本日、19:30~20:30、テレビ神奈川(tvk)「予算市会の焦点」に会派を代表して出演します。よろしければご覧下さい。

昨朝はたまプラーザ駅前での街頭演説。地元企業へのご挨拶の後、市役所へ。予算委員会の質問調整に入りました。

今週も様々な情報が流れましたが、驚いたことのひとつが、かつてメジャーで首位打者のタイトルを獲得し、日本のロッテでもプレーした現在56歳のフリオ・フランコ氏が、日本のBCリーグ石川ミリオンスターズの選手兼任監督に就任するとのこと。自分に置き換えてみますと、どれほどの努力を要するのかと、想像を超えています。また、イチロー選手が41歳の今もメジャーで挑戦を続けている姿は、多くの人々に希望と励ましを送っています。お二人とも、年齢に逆らい、抵抗しながらも、戦い続ける意味はどこにあるのか。

日経新聞のスポーツ欄「逆風順風」のコーナーに、同紙のプロ野球担当編集委員・篠山正幸氏が「年齢にあらがう意味」と題して深い分析をされていました。

「一向に年を取らない人がいるもので、ロッテにも在籍し、メジャー最年長の本塁打記録を持つフリオ・フランコがそうだった。2007年、メッツで会ったとき、48歳になっていたが、ぜい肉のない体はどうみても30代だった。

 たぶん何度も繰り返された質問にうんざりしながら、長寿の秘訣として教えてくれたのは神様の贈り物である強い肉体、日々のケアにハードトレーニングだった。食事は若いころと違い、肉より有機野菜と豆類が中心だと言った。

 日々のケアなど当たり前のことのようだが、プロ入り以来30年ほど、1日もゆるがせにせず過ごしてきたのだと思えば、それ自体非凡なことだとわかる。

 41歳になったイチローの移籍先探しを難航させたのも、年齢の壁だった。日経電子版で野球評論家の田口壮さんが「メジャーは先の短い選手より、若い選手に投資する傾向がはっきりしている」と書いているように、案外機械的に年齢で評価される。

 フランコは例外的存在で、イチローも新天地、マーリンズで業界の“常識破り”に挑戦することになる。

 入団会見でイチローは「人間が成熟していく段階のなかで、40歳を超えてからが大きな意味を持つ」「この年齢で現役でいることが重要」と話した。自身が未熟であることを前提とした話し方に、彼ほどの選手が、と驚いたが、そこにはプロスポーツ選手に共通する難題が含まれていた。

 どんな選手にも引退のときが来る。ところが人生の酸いも甘いもわかってくるのはそこから先の不惑の年代になってから。職業人としての盛りのときを、精神的には青いままに過ごしていたのだとしたら……。怖いことだ。この恐怖はたぶん、一生の最期に「オレは世の中のことを何も知らなかった」と気づいてしまう恐怖に近い。

 すべて人生はそんなものと割り切ることもできるし、多くの選手はそうやって自分を納得させている。一人イチローだけは現役のユニホームに包まれた肉体に、成熟した精神を宿すことができるはずと信じ、年齢にあらがっているわけだ。」

肉体は衰えても、成長した精神力や技術力で補う姿は、変化を続ける自らの状態において、どうすれば自身のベストな状況をつくれるかを深く考え、知悉し、行動を起こしていることにほかならないと思います。次元は異なりますが、私も今の年齢と、今の状態におけるベストの行動を目指していきたいと思います。

雑草の力について 3021

未分類 / 2015年2月13日

CAM00049 (4)昨日は終日ご挨拶まわり。暖かな日差しが有難かったです。

公明新聞が1月9日付に掲載した「雑草は本当に強いのか?」について結構な反響があったそうです。その後、同紙コラム「北斗七星」がその理由について掲載していました。

「これだけの反響がある理由は何だろう。雑草は「打たれ強い植物」というイメージがある。ところが、筆者の静岡大学大学員研究科教授の稲垣栄洋氏は「弱い植物」と否定する。多くの植物が生息するところでは生存競争に負けるから、雑草は他の植物が生えない場所でしか生きていく道はない。

そこが人の暮らしに身近な場所だった。時に踏みつけられたり引き抜かれたりするけど、そういう中で「たくましさ」や「しつこさ」「したたかさ」を身に付けたのだ、と稲垣氏。

「そう、それが私よ!」と言いたくなるような”雑草に学ぶ人間学”。そして、ちぎられることで数を増やし、草むしりをされるとタネを弾き飛ばして人の体にタネをくっつける。踏まれると靴の裏にタネをくっつけるという拡大上手、営業上手な生き方。

雑草は、”弱い”かもしれないが「賢い植物」だから共感を呼んでいるのかも知れない」。

「人生は、勝つこと以上に、負けないことが大事」とは哲人の言葉。確かに雑草は弱いともとれますが、本当に強いとも感じます。

青葉ニューイヤーフォーラムについて 3020

未分類 / 2015年2月12日

DSC_0414昨日は朝からご挨拶回り。午後から青葉台駅前で街頭演説。夜には青葉公会堂で開催された青葉ニューイヤーフォーラムへ。冬の夜にも関わらず満席の会場。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

フォーラムのオープニングは、チェリスト前田昌利さんとピアニスト前田恭子さんご夫妻による演奏。4年ほど前からのお付き合い。素晴らしい音楽家のご夫妻。曲目はガブリエル・フォーレ作曲「夢のあとに」、ジャン・ポール・マルティーニ作曲「愛の喜び」、ジャコモ・プッチーニ作曲 オペラ<トゥランドット>より「誰も寝てはならぬ」。満員の会場は静まりかえり、感動の大拍手が送られました。

チェリストの前田昌利さんは、ニューミュージックの世界で活躍されたのち、20年間「静岡交響楽団」の首席チェロ奏者を務められ、現在は大学の音楽科の教授として教鞭をとられています。また、ピアニストの前田恭子さんは、桐朋学園音楽大学を卒業後、ピアノ奏者として活躍。大学で後進の指導にも当たっておられます。

CAM00129 (3)次に、私から15分間にわたり市政報告をさせていただき、青葉区の防災減災、子育て支援、地域包括ケアシステム「青葉モデル」のご紹介とともに、政治家の雇い主は有権者の皆様であり、仕事をする人をお雇い頂きたい旨をお訴えしました。

最後に、復興副大臣・浜田昌良参議院議員から国政報告。現在は福島に常駐。声をカタチにする心の通う復興支援の数々。私が政治の世界に入るきっかけとなった方で、公設第一秘書として仕事をさせて頂きました。

新たな決意と出発の日になりました。関係者の皆さん、ありがとうございました。

横浜市の日本アフリカ友好推進について 3019

未分類 / 2015年2月11日

CAM00276 (5)昨日は本会議日で議案関連質疑が行われ、高橋正治議員(緑区)が登壇し、第3期横浜市障害者プラン、第6期横浜市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画、横浜市子ども・子育て支援事業計画等、7件について林市長に質しました。

その後、「日本アフリカ有効横浜市会議員連盟」設立総会。86人の議員の内、71名が賛同して出席。我が国とアフリカ諸国との友好促進を目的に諸活動を行うことを目的としています。

総会には、ジブチ共和国/アライタ・アリ特命全権大使、ブルキナファソ/フランソワ・ウビダ特命全権大使、ベナン共和国/ルフィン・ゾマホン特命全権大使が来賓として市会にお越し下さいました。横浜市は、2008年、2013年と、これまでアジア・アフリカ会議(TICAD)を連続して開催してきた横浜市。市立小学校では1校がアフリカの国の1国を学ぶ取り組みをしたり、各大使館の皆さんと市会が親善サッカー大会を開催するなど、様々な形で交流を図ってきました。

アリ閣下は「人生は本のようなもの。旅をしていない人生は、1ページしか生きていいないのと同じ。日本とアフリカの交流を横浜から広げていきましょう」とのご挨拶。深いです。

ゾマホン閣下は、テレビでも有名な方ですが、ご挨拶の冒頭「日本ではうるさくすると嫌われます」と笑いをとった後、2分話しますと述べられ、6,7分お話されました。

「皆さんの先祖はアフリカから来ました。そのことを広めたい。それを忘れると皆さんの4月の選挙はダメです」とまた笑い。「どうすれば日本をよくできるか。どうすればアフリカとの交流を深めることができるか。横浜にはそれができる力がある」との力強いメッセージがありました。

昨日の総会で分かったことですが、国会議員連盟は既にありますが、全国の地方自治体で初めてアフリカ関係の議員連盟を設立であったのこと。

「21世紀はアフリカの世紀」とは哲人の言葉ですが、あらゆる困難を乗り越えつつ、発展するアフリカの皆さんと、平和な世界を築く一助になれればと思います。

横浜市 風疹予防に検査費用など助成 3018

未分類 / 2015年2月10日

CAM00272昨朝は青葉台駅前での街頭演説。雪も舞う、風の冷たい週の始まり。現在審議中の来年度予算案に、今年の10月より横浜市の小児医療費助成が小学校1年生から3年生に拡充されることなどについてお伝えしました。私共が長年にわたり議論をリードし、その拡充を続けてきた施策でもあります。今後は小学校卒業まで、そして所得制限の撤廃目指していく所存です。

他方、今回の予算案には風疹の予防サポートの予算も盛り込まれています。神奈川新聞が記事にしていましたのでご紹介します。

「横浜市は2015年度、風疹の発生を防ぐために抗体検査や予防接種の費用の一部を助成する風疹対策事業を実施する。妊婦が罹患し生まれてくる赤ちゃんの身体に異常が出る可能性を排除するためで、関係事業費約2200万円を15年度当初予算案に計上した。

 市健康安全課によると、風疹はウイルスの飛沫感染によって発症し、赤い発疹や発熱、リンパ節の腫れなどの症状が出る。子どもの場合は「三日ばしか」と呼ばれることもあり、大人は子どもよりも重症化する傾向が見られる。妊婦が感染すると胎児にも感染し、耳が聞こえにくい、目が見えにくい、心臓に異常があるといった「先天性風疹症候群」になる可能性がある。

 風疹の予防接種は1977年に女子中学生を対象にスタート。現在は子どもの無料定期接種に「麻疹・風疹混合ワクチン」(MRワクチン)として組み込まれているが、当時は接種対象でなく、途中から対象に加えられた男性の接種率は低い。そのため2012年から13年にかけては、市内でも成人男性を中心に風疹が流行した。

 今回の助成事業は、13年度の緊急接種事業以来2年ぶり。妊婦は予防接種を受けられないので、19歳以上で妊娠を予定・希望している女性とその配偶者、妊婦の配偶者ら約3千人を助成対象に想定。通常、予防接種を自費で受けると1万円程度かかるが、助成事業では自己負担額3千円台を検討しているという。

 同課の担当者は「対象者や助成額については現在調整中だが、子育てしやすい都市として、風疹の排除を目指す」と話している」。

大事な視点ではないでしょうか。人によって、立場によって評価は様々。小さなことかもしれません。しかし、こうした小さなことの積み重ねが安心の社会をつくっていくことになると信じています。これからも一歩前進、頑張って参ります。

「アホ」と「バカ」について 3017

未分類 / 2015年2月9日

CAM00268昨日は終日ご挨拶回り。昼前から雨が降り出しましたが、15時頃には雨も上がり、爽やかな夕方となりました。

広聴活動を含め、様々な方とお会いしていますと、相手のことを一度会っただけではわからないことが殆どですが、時に人の人生の深さを感じることがあります。昨日も苦労に苦労を重ねて今日を築かれたご主人との会話があり、言葉が心に響く瞬間がありました。多様な方とお会いできるこの仕事をしていて良かったと感じる瞬間でもあります。

先日、あるコラムが心を打ちました。

「俗に、関西人に「アホ」と言っても怒らないが、「ばか」と言うと憤慨し、関東人はその逆だという。暴言も、状況によっては愛情の表現にもなる。

テレビやラジオなどでの活躍が長かった作家の向田邦子さんは、「ばか」という言葉がしゃくし定規で差別用語にされ、使えなくなるなら放送作家を辞めると言っていた。向田さんの作品に出る「ばか」というせりふには情味があり、受け手への深い好意が底流にあった。

ある婦人の子どもは、難聴で生まれた。だが彼女には、不安よりも〝生まれてくれた〟という喜びが大きかった。親子で楽しく、発声や言葉を覚える訓練に励んだ。ある日、子どもの感情が高ぶり、夫婦に言い放った。「ばか!」。

難聴児が、物の名前などは覚えても、感情表現の言葉を覚えるのは大変と聞いていただけに、彼女は「主人と大喜びしました」と。その子は、両親の愛情と、励ましの中で育ち、今春、3児の母になるという。

彼女は、母親になったわが子に言われた。「私が負けなかったのは、皆が励ましてくれたから」。言葉ははっきり聞こえなくても、相手の優しさや慈しみを受け取ってきたのだ。心のこもった言葉には、その字義をも超えて、生きる希望を奮い起こす力がある。」

心のこもった言葉。簡単なようで難しいです。それは繕うことで発せられるものではないからだと思います。心に響く言葉を発せられる自分となるよう、心を磨いていきたいです。