安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

賛成派と反対派の乱闘について 2662

未分類 / 2014年2月18日

昨日は終日市役所。来年度予算案関連の打ち合わせ。

行政が市民の側に立った施策だと思っていても、受ける側はそうは思わないどころか、無駄ではないかと感じることもあります。それぞれに経緯や都合があるわけですが、世の中、賛成もあれば反対もあります。ただ、ぶつかり合うだけでは、スッキリすることはあっても、現実は前には進みません。話し合いの力で平和的に結論を導いだすのが人間の力ではないかと思います。

一方、難しい問題。朝日新聞によりますと、バレンタインデーの14日、パキスタン北西部ペシャワルの大学で、この日を祝おうとする学生と反対する学生の間で衝突が起き、少なくとも3人が負傷したとそうです。
   
人はそれぞれの人生を経て、考え方や感情などは様々なわけで、他人も自分と同じだろうと思っていると困ることがあります。バレンタインデーの賛否で乱闘になるというのは初めて聞きました。
  
現地からの報道によると、キャンパス内でバレンタインデーを祝う行進をしていた世俗派のグループと、この日を「質素の日」と名付けて反対デモを始めたイスラム保守派の学生が鉢合わせ。石や棒切れを使った乱闘となり、一部で発砲も発生。保守派は学生寮に入り込み、世俗派の学生の部屋に放火。警察が出動し、鎮圧したそうです。
 
イスラム色が強いパキスタンでは、恋愛結婚はかなり少数派。日本のようにバレンタインデーに告白をする風習はないが、近年、特に若者たちの間で、この日に家族や友人に花やチョコレートを贈ったり、赤い服を着てパーティーをしたりするのが流行し始めているとのこと。イスラム保守派政党は「反イスラム的だ」と批判しているそうです。
 
難しい問題です。

「紙飛行機を飛ばそう」について 2661

未分類 / 2014年2月17日

昨日の午前中、あかね台中学校の体育館で行われた恩田地区主催のイベント「紙飛行機を飛ばそう」に参加しました。地域活性化を目的とした横浜市のいきいき活動プランを利用して開催された同企画。老人会の皆さんが中心となり、紙飛行機の作り方から、飛距離を争うコンテストまで行われました。雪の残る中で予定より少ない参加者だったようですが、子供は20人近くいたのではないでしょうか。そこにご家族も参加され、楽しいひとときとなりました。

私も小学生の息子を連れて参加。老人会の方の紙飛行機にかける思い、世代をつなぎたいとの思いが伝わってきました。子供たちにわかりやすく空気抵抗の説明をされたり、漢字の「翼」が「羽」「田」「共」でできている意味など、子供にとっても興味を引かれるひとときだったようです。

事前の準備、司会進行から飛行距離の測定、表彰式まで、すべてにわたり地元の連合会長さんが先頭に立って動かれていました。「人とのつながりが希薄なこの頃。こうした行事でご家族やご近所さんが少しでもつながることができればとの思いで企画しました」との最後のご挨拶が印象的でした。

何事も原点というものがあります。何のために行動するのか。その高低浅深が先々のあり様を決めることにもなります。人の生き方、人それぞれ。只、ひとつの見方ではありますが、生きる証、生きた証というものは、世のため人のためにかいた汗の量に比例するのではないかと思います。

地域社会の未来を見据え、人と人のつながる基盤を今こそ強固なものにしたい。自分達の地域は自分達で守る。人にどう見られるかではない。自分がどうあるかが大事なこと。そうした思いが強く伝わってきた昨日でした。

重圧について 2660

未分類 / 2014年2月16日

地元青葉区にある横浜高速鉄道こどもの国駅のホーム屋根が、雪の重みで40メートルにわたって崩落。報道によりますと、当時5人の方がホームにおられ、男性お一人がホームの柱に鼻をぶつけて軽いけがをされたそうです。スリップもそうですが、お気を付けください。これは昨朝7時ころのできごと。こどもの国線は16日未明の現在も運転を見合わせています。時間がかかりそうです。

また来てしまった大雪。ご近所さんと懸命なる雪かき。先週よりも雪の重みが増しているように感じました。もう来ないで、と願ったところで自然が相手。何ともしようがありません。

一方、やっと来た金メダル!大方の予想通りの結果というのも大変なことです。周りの応援と羽生選手の努力の積み重ねが勝利を招いたのだと思います。

そのシーン。午前3時前後ということで、私は寝ていましたが、子供たちが起きてテレビで観戦していました。「10位くらいまでの選手は結構リラックスしていい滑りだったみたいだけど、第3組のトップテンが始まったところでガチガチが伝わってきた。町田選手が11位から5位になったのもわかる気がする」とのこと。中学生のコメント。一緒に見ていた大学生も「あの雰囲気は独特なんだろうと思った」とのこと。羽生選手の第一声は「緊張しました・・・・すみません」。

銀メダルのパトリック・チャン選手は 前日のショートプログラム後、「ユヅルはこういう(首位に立つ)経験に慣れていないはずだ。どう対処するのだろう」とコメント。しかし、オリンピックの重圧からベテランの自身も自らのペースを貫くことはできずミスが出ていました。

帰国した高梨沙羅選手も、4年後に向けての課題として「技術もそうですけど、精神面も磨いていけたらいい」と話したそうです。私も含めて、周りは期待しますが、大変な活躍だと思います。

重圧=プレッシャーを乗り越えるには。金メダルを取るだけの努力。これだけやったのだから、との不安を乗り越えるほどの、不安の穴を埋めるほどの「練習への自信」。それが本番で力を発揮する最大の力であるとのお話を伺ったことがあります。これが仮にわかっていても、できるか、できないかが大きな分かれ道。

いずれにしましても、目標に向かって努力を積み重ねる人の姿や言葉は、本当に清々しいなと思います。

大雪と予算関連質疑について 2659

未分類 / 2014年2月15日

昨朝は種々ありまして7時半に市役所到着。6時過ぎの田園都市線は8時並みの混雑。皆さんいざという時のことを考慮しての行動かと思います。雪は勢いを増しましたが、皆さんご無事でご帰宅されたでしょうか。

昨日は終日本会議。本定例会に上程された議案に対し質疑が行われ、我が会派からは源波正保議員(泉区)が登壇。横浜市世界を目指す若者応援基金条例の制定、横浜市いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定、平成25年度横浜市一般会計補正予算等々について質しました。

その中のひとつ、臨時福祉給付金給付事業。及び子育て世帯臨時特例給付金給付事業。消費税引き上げに際し、低所得者及び子育て世帯への負担の影響を考慮し、暫定的・臨時的な措置として全額国費で現金給付するというもの。対象者は計84万人。横浜市の人口は370万人。

前者は、26年度市民税が課税されていない方が対象で、一人につき1万円(年金受給者等には一人につき5千円を加算)。後者の対象は、児童手当が支給されている児童で、児童一人につき1万円を支給。いずれも一度限りで、食料品が1年半にわたり増税影響を受けた場合を想定して支給されます。昨日の答弁では、7月に市民税の計算が終わり、非課税世帯が確定されたのちに、8月以降の受け取りを想定します。

また、道路特別整備費に関して、これも我が党が推進してきた路面下空洞調査の取り組みついて質問。市内全長380キロに及ぶ緊急輸送路について今年度から3か年で調査・対策完了の予定。今年度120キロを調査が終了しているが、市内22か所で空洞を発見し、補修が完了しているとの答弁がありました。引き続き市民の皆様の安全・安心のための取り組みを推進するとのことでした。

ところで、オリンピック、若者が活躍してますね。選手に限らず、彼らの世代が大いに活躍できる環境をつくるのが大人の仕事だと思います。

まずは、雪かき、頑張ります。

横浜市 地域包括ケアシステムの構築推進について 2658

未分類 / 2014年2月14日

昨日は朝から市会運営委員会の後、常任委員会関連の打ち合わせを経て、会派の市内視察へ。地域包括ケアシステムをテーマに、モデル事業を先行展開する西区へ。

横浜市は、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築をめざしています。認知症高齢者の地域での生活を支えるためにも極めて重要な施策。まだまだこれからとの状況ではありますが、全国的にも推進されています。

まず、浅間台地域ケアプラザで、高齢者の皆さんが住み慣れた地域で暮らしていけるための地域包括支援センターの活動について伺った後、ケアマネジャ、看護師、社会福祉士などによる「地域ケア会議」の現状について説明を頂きました。

直近では認知症をテーマに、生活に支障が出ているケースや金銭勘定、書類管理ができなくなった場合の対応について情報共有したとのこと。問題を予測して支援のあり方を見直すなどの活動をされていますが、その中で、「ケアマネじゃの行き詰まり」を解消するために第三者の支援が必要との話が出てきました。

その原因はなにか。足りないものは何か。そうした内容につき質問。一般的な認識と介護保険制度を作っている厚労省との認識があまりに異なることが挙げられるとのこと。例えば、生活援助などは時間が決まっているが、目の前に困っている人がいても介護保険の決まりで助けることができない。もし、助けてしまうと「あの人は助けてくれたが、あなたは助けてくれない」という状況ができてしまう。相手にもよるところはあるのでしょうが、そうしたために目の前で困っていても助けることができないとのこと。これまでも耳にしたことのある現実ですが、現場の話は具体的です。使いにくい、不便なことが多い現状を変えてほしいとのお話がありました。不公平がないようにとのことで制度設計されていますので、大変難しい問題ではありますが、知恵と工夫で乗り越えるべき課題かと思います。

その後、地域包括ケアシステムの構築を目指し、西区医師会が運営する西区在宅医療相談室(昨年11月に開設された在宅医療を担う医師への支援や在宅介護を担うケアマネジャなどに対する医療的支援を実施する在宅医療連携拠点モデル事業)に伺い、地域包括ケアシステムを構築すべく尽力されている3名のドクターからも説明を頂きました。

これまでは医療や介護は個別で対応してきましたが、これからは相談を受けながら、夫々の状況にあった医療・介護のサポートをコーディネートし、在宅医療支援を推進するための重要な相談室。病院、かかりつけ医、地域ケアプラザ、訪問看護ステーション、ケアマネジャなどをつなぎ、それぞれをつなぐサークルの真ん中に位置して活動されています。

在宅医療となると24時間365日の対応を、診療所のかかりつけ医にも頼ることになります。やる気はあっても自分ひとりの体では夜中の呼び出しなど、厳しい現状があるとの医師の声があることについて質問。

これについて、24時間365日対応の在宅支援診療所を運営されてきたドクターから説明がありました。ポイントは24時間365日在宅介護をサポートする訪問看護ステーションとの連携がうまくできれば問題なくやっていけるとのこと。最初の電話は医師でなく訪問看護ステーションへすることを徹底。現場へ出動する場合も、まずは看護師が行くし、必要に応じて救急車が出動している。大事なことは日頃からの家族とのコミュニケーション、信頼関係。ドクターの役割は大きい。訪問看護ステーションがどこまでやれるかに、この事業の、地域包括ケアシステムの成否はかかっているとのこと。まだスタートされていないドクターにとっては心配ごとも多々あるかと思いますが、ドクターにしかできないことが沢山あります。医師会の中にもより広く共有されると安心も広がるのはないかと思いました。納得の説明でした。

様々な課題はありますが、2025年を迎える前に必ず乗り越えていかねばなりません。

「社会への恩返し」と三セクの破たん困難について 2657

未分類 / 2014年2月13日

 昨朝、江田駅前での街頭演説を終え、片づけをしていますと後ろから「天下の悪法、秘密保護法はその後どうなったか」とのお声掛け。政治をしっかり監視することは大事なことですが、人それぞれに考え方や受け止め方があるわけで、会話にも礼儀というものがあるかと思います。その方は駅周辺の監視員をされている方。状況に応じてお話があるのは普通のことです。ただ、以前にも同じような角度のついたお声掛けを頂いたのですが、勤務時間中は政治よりも放置自転車などの監視をしっかりとして、責任を全うして頂いた方がいいように思います。

その後、所用を済ませ、港北区にある創業55年のペットボトルなどを検査する機器などを製造されている企業へ。今週末、港北区では区内の魅力的な工場を巡る「第2回港北OPEN!FACTORY(オープンファクトリー)」が開催され同社も参加されるとのこと。区が主催し、小学生以上を対象として普段見ることが出来ない工場等を見学し、ものづくりやまちの魅力を発見するという取組み。

同社はこれまで中学生向けの職業体験も引き受けてこられた経験から、子供たちに早いうちから社会を見る機会を提供したいとの思いもあり参加されるそうで状況を伺いました。港北区は神奈川県内の行政区で最も中小企業が集中していることもあり、こうしたイベントにも取り組まれているようです。

同社の会長曰く、「先代から長年やってきましたが、お客様や、会社の従業員・家族への責任だけでなく、会社は社会への果たすべき責任もあります。社会への恩返しのつもりです。」とのこと。大事なお話です。

他方、悲惨な話。昨日の読売新聞を見て唖然。こんなことをして行政では一体だれが責任を取るのかといえば、誰も取らないようになっています。

「地方自治体が経営し、財政難に陥っている第3セクター(3セク)や地方公社1928法人のうち、約2割にあたる395法人が、清算も困難になることが分かった。

 自治体が3セクを整理・廃止する際、資金調達のために発行が認められてきた「第三セクター等改革推進債」(3セク債)の対象から外れる見通しとなったためで、政府は新たな対策の検討に入った。

 2007年には3セクによる赤字などの影響で北海道夕張市が財政破綻しているが、「負の遺産」の清算が遅れれば、自治体や住民の負担が増大する恐れもある。3セク債の発行期限について、政府は昨年末、「3月末までに抜本改革に着手した自治体」に限る方針を決めた。これにより、自治体が損失補償や債務保証などの支援をしている1928法人のうち、619法人が3セク債の発行対象から外れることになった。

 619法人のうち、総務省の調査に「財政的なリスクに対応可能」と回答したのは224法人のみで、残る395法人は清算が困難な見通し。395法人のうち12法人は「リスクへの対応は困難」であることを認め、96法人は「リスクを検証中」、287法人は「リスク未検証」とした。

 政府は自治体に3セクの処理を促すため、09年度から3セク債の発行を認めてきた。金利の半分を政府が負担する特典などもあり、現在まで168件で発行が許可され、発行予定額は8450億円。公共事業用地などを取得する土地開発公社の清算例が多く、全体の6割を占める。」

議会の監視が不十分であることは否めないことを前提に、だれも責任を取らない役所の仕組みの中で、私の感覚では、一般的にはありえない無責任な実態が露呈しています。やはり、少なくとも、自治体の破たん法制の整備が必要ではないかと思います。

自治体の破たん法制に関し「知恵蔵2014」が「地方自治体再建型破綻法制」についてわかりやすく紹介しています。

「地方自治体が地方債の債務不履行に陥った場合に、企業と同様に破綻することを認める法制度のこと。総務大臣の私的諮問機関である地方分権21世紀ビジョン懇談会において、地方債の自由発行を認めると共に、3年以内に地方自治体破綻法制の整備を行うべきとの提案がなされている。地方自治体の破綻に関する法制度は世界的に見てもまれであり、米国がほぼ唯一の例である。もっとも、地方自治体の破綻を認めるといっても、企業のように清算するわけにはいかないので、地方自治体が公共サービスの供給停止に追い込まれないように、債務の一部凍結など再建手続きに関する法整備となる。しかも、提案では再建型破綻法にいたる前段階で早期是正措置を講じることになっており、そうなると現行の財政再建団体(国の指導のもとで財政再建計画を立て再建に取り組む地方自治体)と区別がつきにくい。結局、この法制度は地方債への中央政府責任の放棄と、銀行など貸し手の責任強化を狙ったものともいえる。こうした法制度が導入されると、財政力の弱い地方自治体では地方債の起債が不可能になるのではないかと懸念されている。( 神野直彦 東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授 )」

いずれにしましても、これまで何度も指摘してきましたが、責任の所在をハッキリさせることができないということは問題です。各自治体には地方公共団体としての「行政権」というものはありますが、議会の議決権の範囲拡大を含め、より監視機能を強化していく必要があると思います。

美しが丘西小学校の校歌と「伝える力」について 2656

未分類 / 2014年2月12日

昨日、区内にお住まいの方からある市民相談を頂きました。「最近、神奈川県警のヘリコプターが大音声で何かを言いながら飛んでいる。何を言っているかもわからないし、うるさくて困る。止められないか」というもの。何かを警告するためかと思いますが、人によってとらえ方も様々。本件に限らず、すべての方が納得できるようにするというのは難しいものがありますが、提供する側としても受ける側に伝わるように努めることはとても大事です。

昨年4月に開校した美しが丘西小学校。同校の校歌が昨年末に完成し、今年1月27日、作曲者の橋本祥路さんを招き、初めて全校児童で校歌を合唱。歌詞には児童たちが考えたフレーズが採用されているとの記事をタウンニュースが伝えていました。

「仲間」「信じあえる」「強くなれる」「未来に向かって」「勇気」「美しが丘西小学校」。校歌の中で登場するこの6つの歌詞は、児童たちが考え加えられたもの。「子どもたちの思いを歌詞に入れたい」という学校の考えから、クラスごとに歌詞に入れたい言葉を決め、集計を取り、多かったものを採用。12月25日の終業式の日に教諭らが歌い、児童たちに初披露。歌を聴いた児童たちからは、「自分たちの校歌を早く歌いたい」との声があったそうです。

子供たちの願いが込められ、大人たちがしっかりと受け止めた校歌。はっきりとその想いが伝わってきます。

≪美しが丘西小学校 校歌≫   

金沢智恵子 作詞  橋本祥路  作曲

一、緑あふれる丘の上 ここで出会った君と僕 心の奥を見つめれば きっと信じあえる そしてやさしくなれる

二、笑顔あふれる丘の上 ここで出会った仲間たち 心の奥を見つめれば きっと信じあえる そして強くなれる 

創ろういだこう未来に向かって 確かなものを育てよう ひとりの勇気はみんなの勇気 明日にむかって進んでいこう

美しが丘 美しが丘 美しが丘西小学校

いい歌詞だなと思います。

他方、最近どうもハッキリ伝わってこないのが国会における外交関係のやり取り。お互いに平和を求めるとしながら、一部で隣国の嫌がることを言う。相手の一部も嫌がらせのようなことをする。経済活動や現実の生活など様々なところに影響が出てしまい、そのようなことを願わない周りは本当に迷惑な話。政治は話し合いによって人々を幸せにする道具のはず。

目先の現実、未来への不安からかふさぎがちな人の心。それを打ち破るのも政治の役割。言葉踊れどもなかなか人とのつながりが難しい現実。経済的にも国民の生活は一昔前とは異なる厳しい現実。何を目指していて、後先がどうなるかわからないような話に振り回されたくはありません。現実生活を安心でより良くすることが政治の第一の目的のはずです。

昨日は建国記念の日でしたが、民主主義国家・日本、平和国家・日本において、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」との憲法前文にもある通り、自国の平和のみならず世界の平和を求めることが目的であり、国民のために平和で安心な社会を作るのが日本の政治家であって、他人の不幸に上に自らの幸せを築くような話はどうかと思います。

少なくとも、先の校歌を作った子供たちの心を傷つけたり、未来を暗いものにするようなことは大人がすることではないと思います。未来は子供たちのものです。

あるご婦人の言葉と都知事選について 2655

未分類 / 2014年2月11日

昨朝、田奈駅前で街頭演説していますと、後ろから地域活動で活躍されるご主人からお声掛けを頂きました。「こんなに寒いのにやるの?」

特に昨日はあるご婦人の雪かきを手伝い、終えた後に言われた一言を伝えたいとの想いがありました。「これでこの道を通る人も転ばなくて安心。有難うございました。」自分ではすべてかき切れない大雪のため、声をかけて道を通れるようにしたこと。そして、自分だけのことでなく、他人の安全を願っていたこと。今、横浜市会では市民の皆様からお預かりした税の使い道を決める予算議会を行っていますが、市民の安全安心のために作られる計画も、準備される機材や修繕や組織作り等々多岐にわたります。

しかし、人とつながる、他人のことを思いやる。防災・減災、安全・安心のすべては、このご婦人の一言が根本なのだろうと思います。

猪瀬直樹前知事の辞職に伴う東京都知事選が行われ、「福祉、防災、経済を世界一に」と訴えた元厚生労働相の舛添要一氏が次点から倍以上の差をつけて初当選しました。選挙民の期待の大きさの表れかと思います。東京五輪のあり方や高齢化社会に向けた対策、首都直下型地震に備える防災対策などが争点でとなった今回の都知事選。となりの横浜市も他人事ではありません。

人とつながり、他人のことを思いやる。言葉だけではない、具体的な行動を起こす。そうしたことに重きを置いた政治が求められていると思います。

雪かきの一日について 2654

未分類 / 2014年2月10日

昨日は朝から昼過ぎまで雪かき。自宅前からご近所まで。テレビの報道とは異なり、ご近所さんとの立ち話では「40‐50センチは積もった」という状況。「(市役所に)除雪機はないですか」とのお声掛けもあるほど。いくらなんでもそれはないですが、多くの方々がもそうであったかと思いますが、結構大変でした。しかし、ご高齢者だけでお住まいのお宅は本当に大変。助け合っていかねばならないと思います。

そのような中、新聞配達の方が徒歩でポスティング。本当にお疲れ様です。私も新聞少年でしたので雨、雪、強風などの大変さはわかるつもりです。4人の配達員さんにお声掛け。昨日は普段なかなかお会いしない方などともご挨拶しましたが、皆さんお互いに笑顔でさわやかなやりとりでした。

そうこうしていると、横浜市資源循環局のゴミ収集車がチェーンを装着して登場。まるで雪かきをしつつ走行し、収集場所に止まってゴミを収集。昨日できなかった分でしょうか。こんな時でも来てくれる。仕事だから当たり前と思うより、感謝の心でいたいです。自らの自宅周辺も大変ではなかったかと思いますがお疲れ様でした。

子供のケンカと大人の対応について 2653

未分類 / 2014年2月9日

大雪です。予定された会合などはすべて中止。朝から雪かきをしましたが、止まることなく降り積もりました。また雪かきをします。

ソチオリンピックが開会。さわやかな笑顔の入場行進と各国首脳が拍手を送る姿が印象的。このパワーがあれば、あらゆる課題を乗り越え、真の平和を目指すことができるのではないかと強く感じました。

オリンピックの別称は「平和の祭典」。世界の人々が望む「平和」とは、遠いどこかの話ではなく、人々の、家族の安穏、幸せが基本ではないかと思います。世界に住む人間のだれもが安心して生活する権利があります。個人も、国家も、自らにとっていかなる相手であろうと、相手のことを想い、つながり、話し合い、認め合う努力を続けることが「平和の心」ではないかと思います。

その反対に、ロシア国内もそうですが、地域紛争、民族対立など終わりの見えない現状があります。人類が共有し、共々に永遠たらしめるべき狭い地球の中で、自らの主張を通すためにぶつかり合う。それぞれに言い分がある。火のないところに煙が立つようなこともあるかと思います。しかし、ぶつかるだけは解決にはつながらないどころか、自らを乗り越えられない為政者のために、何の罪もない国民を巻き添えにするという愚かな歴史が多々あります。いかなる理由があろうとも、自らの、家族の、地域の平和を求める人々に、紛争を引き起こし、国民を死に至らしめ、辛く悲しい思いをさせる為政者は明らかに間違っています。

日本においては、その象徴が第二次世界大戦ではなかったかと思いますし、愚行・蛮行を二度と起こさない決意と行動は自虐でも何でもありません。

また、日本、韓国、中国とも、平和のために、家族の幸せのために、夫々の関係改善を真剣に求める国民が多数を占めていることは間違いありません。まともな声が大音響のナショナリズムにかき消されてしまわないようにしていかねばなりません。

また、夫々の国の一部において「相手が間違っている」と思うところがあれば、主張する当事者同士が徹底的に議論するテーブルを持つべきでしょう。議論すること、また議論できるようにするために話し合うことは大変重要なことです。相手の見えない遠いところで「相手が間違っている」と言うことでは、前には進まないでしょう。会う勇気、話す勇気、合意点を見つけ出す勇気。勇気こそ為政者に求められる最重要の力ではないかと思います。いずれにせよ、殆どの人々が求めているのは、平和であり、安心な地域であり、家族の幸せであり、きな臭い話で国全体を巻き込む話ではありません。

どこかボタンの掛け違い。市民相談でもありますが、となり近所とのトラブルなどもつまらないことが原因となる場合があります。勘違いもあり、少し話し合えば解決することもすくなくありません。しかし、双方ともに和解や平和を求めない意思がある場合は、相手が折れない限り知恵や工夫を出すことが難しく解決が大変困難ですが、片方が賢明であれば事態を変えることができます。

国家や民族などの衝突も、子供のケンカも基本は同じ。感情に任せた子供のケンカをしないのが大人ではないかと思いますし、子供と大人の間ではケンカにはなりません。ケンカは同じレベルのもの同士がするものかと思います。

様々な考え方がある世の中において、政治は人々を幸せに導くための技術であって、自分が正しいと思ったことを実行することでもなく、感情の吐露でもないと思います。

大事だと思うことは、他人が動くのを待つのではなく「自ら動く」こと。平和への思いがあれば、人々の幸せを考えているなら、自らの心の壁を破ることができることではないかと思います。自らの都合のために、国民を犠牲にして、駆け引きをすることほど愚かなことはありません。

環境問題も食糧問題も避けることのできない狭い世界の中で、人類は家族であると考えるか、他人と考えるか。世のため人のために心をつなぐか。自分の気持ちを最優先とするか。

色んな言葉は踊りますが、行動こそがすべて。人類の幸せと平和を目指す政治家かどうかを判断する基準ではないかと思います。