安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

災害対策に学ぶ 自助のすゝめについて 1848

未分類 / 2012年3月22日

昨日は終日予算委員会総合審査。我が会派からは斎藤真二議員(都筑区)が登壇。災害対策、災害時の医療体制、復興支援、災害廃棄物の受け入れ、社会的孤立の予防等について林市長と議論しました。

昨朝、メキシコ南部でマグニチュード7.4の地震が発生し、震源に近い町で家屋少なくとも500棟が倒壊したとのニュースが流れました。「マグニチュード」は地震そのものの大きさ(規模)を表すものさし。一方「震度」は、ある大きさの地震が起きた時のわたしたちが生活している場所での揺れの強さのこと。メキシコ南部の震度はわかりませんが、多数の家屋の倒壊を耳にすると、そこにお住まいの方々がどれほどの恐怖に怯えたことか。3.11を思い出します。

メキシコ市では1985年の大地震で約1万人の死者が出るという悲しい過去があります。その後の災害対策がどうだったのかわかりませんが、学ぶべきは学ばねばならないと思います。

しかし、一昨日に地元で行った勉強会で、地域防犯に関わる方から「(大震災など)何かあったら、みんな学校に逃げればいいと思ってるよ。行けば食べ物のあって何とかしてくれると思ってる。地域が集まった時にもそういう話も耳にする。」とのこと。これも問題です。

例えば、横浜市では、学校などの地域防災拠点には1000人×2食の食糧備蓄しかないのが現実。備蓄の拡充は進められていますが、これだけでも相当な量。当然、地域差はありますが、各拠点が約1万人をカバーしていると考えますと、とても行き渡りません。現実を説明しつつ、自助の重要性をしっかりと啓蒙していかねばなりません。

公助は最大の対策を。自分の身は自分で守る。いざとなれば、自助7割、共助2割、公助は1割。できる限りの自助の準備、日頃からのご近所付き合いなどで共助の強化。トライして行きましょう。