安全・安心の横浜へ 「何を言ったかでなく、何をやったか!」

公明党 横浜市会議員(青葉区) 行田朝仁 (ぎょうた ともひと)

神奈川の食糧自給率について 440

未分類 / 2008年4月17日

昨日は綱島地域の方から交通安全に関する要望を頂いたのを受け、行政側とともに現場で話し合いを持ちました。夫々の立場から様々な議論がありましたが、やはり直接話し合うことの重要性を感じました。また議論をしている途中、「今朝、綱島駅に立ってたね。ご活躍だね。」と通行中の方からお声掛けいただきました。有難いですし元気を頂いた次第です。直接言われますと強く響きます。

「日本の食糧自給率39%」という数値を最近よく目にします。世界人口の拡大と中国・インド他の経済の拡大が、日本の食糧自給率の低さとその危険性を教えてくれています。国としての自給率向上は、安全保障を始めとする国のファンダメンタルズを強化する上で至上命題であると思います。国政によるビジョンと具体的プロセスの明示を求めています。

ところで昨日送られてきた「神奈川県食育推進計画」によりますと、本県の食糧自給率(カロリーベース)はなんと「3%」。全国で下から3番目とのこと。人口も経済力も日本を代表する本県ではあるものの、この数値は神奈川の日常生活の基盤が近県・他国に依存していることの証明です。役割分担論もありますが数値が極端すぎます。地方分権推進を語る場合、こうした点の改善に対し、耳障りの良い言葉だけでなく、具体的な目標・施策を示していく必要があります。特に道州の中核を担おうとする神奈川県にはその責務があると思います。

責務とは果たすべきものではありますが、「できなかった」時のことを心配して前に進めない(目標も施策も作れない)ことほど悩ましい問題はないように感じます。組織における発展の基本は、原点は何か、目的は何か、を明確にし、その遂行を基準に人を評価しゆくことの徹底ではないかと思います。発展している組織は比較的そこがクリアです。忌憚の無い、県民のための直接的な議論が必要なのではないでしょうか。

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世界の21歳について 439

未分類 / 2008年4月16日

昨日の朝、大倉山駅に立ちました。ハツラツとした顔。ストレスと闘っている顔。下を見たままで顔の見えない人など、朝の景色には様々な表情があります。同じ一日なら、元気で楽しいスタートであって欲しいと願っています。自分もそうでありたい、とサラリーマンの頃から心がけていますが、現実は厳しい場面もあります。であるかこそ「人生は自分との闘争」と言われるのかも知れません。

米国ABCテレビが最近ニュースで「世界の21歳」という特集を続けています。これからの世界をつくりゆく世界各地の21歳の青年にスポットをあて、何を考え、何を目指しているのかをインタビューしていくコーナーです。世界の青年すべてを表現できるわけではありませんが、恣意的なところがなく、ありのままの姿を映し出しています。

録画するなどして続けて見てますが、日本の青年層と比較して決定的に異なると感じるところがあります。それは他国の21歳が自身の未来に対して大変楽観的であるという点です。例えば昨日目にしたエジプトの女性。経済の低迷が続く中、毎年学位取得者が70万人のエジプトにあって、雇用件数は20万件。しかし、悲観することなく、自信を持って「なんとかする。何とでもなる。」と強い気持ちで語っていました。

昨年日本で流行した言葉「KY」(空気読めない)。これを「空気を読む人」が増えている裏返しであるとする見方もあるとのこと。社会心理学者の山岸俊男氏は、こうしたタイプを「社会的びくびく人間」と命名。協調性とは異なり、波風を立てぬよう他人の顔色を伺う。自信がないから常に周りの目におびえ世間の風になびく、特に若者に多いと指摘されています。こうした社会であるならば、変えていくのが先人(大人)の役目。そうでなければ若者がかわいそうです。これを放置する大人社会では日本の未来を明るくできないと思います。私を含めた大人一人ひとりが自分の問題として捉えることが出来るかどうか。

どの国の21歳も生きる目的は「幸せになる」ことではないかと思います。環境を乗り越える力、誇りと信念を持って生きる力がみなぎる社会であるならば、若者に幸せの方向を提示していくこともできるのではないでしょうか。私自身もまだまだ青年であると思っていますが、若い人たちをしっかり激励して、堂々とした日本の21歳を世界にアピールしたいです。

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話し合いについて 438

未分類 / 2008年4月15日

昨日午後、ある経営者の方からお話を伺いました。「ガソリンが安くなるのは有難いよ。混乱することがわかっているなら早くメッセージを送っておけばよかったじゃないか。年度末になって影響の大きさを言い出すのでは遅いよ。」様々なご意見があります。確かにそうだと思うこともあります。これまでも発信してます通り、ガソリン税の穴は埋めなくてはならないものの、どこまで戻さなくてはならないのか、をムダを排除しながらよく検討する必要があると思います。税を戻す事に関して、規模を把握した上で、個人的には国際的に安価なガソリンは戻しても、軽油は当面据え置くなど不況の続く流通・運輸業界への景気策として検討してはどうかと思います。身の丈に合ったことをすることが大事ですが、その前に自分の身の丈がどの程度か知る必要があります。

しかし、話し合いは重要です。話が進むにつれてお互いの理解が深まり、信頼感も出てきます。反対にそれが無ければ前進もないことを感じます。

3月に入り民主党が参議院での審議を完全に拒否し、全く行われませんでしたので、その具体的影響についても国民に伝えられることが少なかったのですが、こうした結果も予想できたわけであり、やはり審議前であってもその「影響」についてもっと各地域にあわせ具体的に伝えていくべきではなかったのか、と反省点が浮かび上がってきます。

話の結論は「よく話し合うこと」。それは政党間のそれよりも、国民、県民との対話です。「普通の人にはマスコミの情報しかない。たくさんの人がこうした話を聞きたがっているぞ」とのことでした。限界はあるものの、私に出来るところまで、政治側の説明不足を解消すべく語り抜いていきたいと思います。

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小机城址まつりの成功について  437

未分類 / 2008年4月14日

昨日は朝から雨が降ったり止んだりの天気で寒い一日でしたが、元気一杯、小机城址まつりが行われました。11:00からスタートしたパレードでは小雨の降る中、様々なパフォーマンスが行われ沿道の皆さんを楽しませていました。特に本来楽器を持ってマーチングパレードするはずの小机小の児童たちが、雨のため楽器を手にすることが出来ないため、リズムを口ずさみ、手をたたきながら沿道の人々に元気を与えていました。大変感動しました。また、小机城址では鎧をまとった人々のセレモニーや勇ましい太鼓が鳴り響き、圧巻のひと時。雨にぬれた幻想的な樹木の風景も雰囲気を盛り上げていました。

東洋の哲学に「陰徳あれば陽報あり」とあります。こうしたイベントの成功には表舞台の方々のご苦労とともに、目立たなくとも裏方で成功を支える人々の苦労があります。協力・協調の心が伝わってきました。リーダーの方々のご尽力にも頭が下がります。

また、どちらの役割も「人にどう見られるか」を超えて「自分がどうあるか」が大事なのではないかと思います。表舞台も陰で支える側も、成功目指して人に見えないところで努力した先に喜びが待っているのではないかと思います。「君よ君自身たれ、すれば世界は豊かで美しい」とはドイツの文学者・ヘルマンヘッセの言葉。独善とは異なりますが、他人と自分を比べるのではなく、自分が自分らしく自分自身に生きることを伝えています。私も政治での役割を果たすべく、自分らしく生きていきたいと思っています。

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具体的な影響について 436

未分類 / 2008年4月13日

昨日「ここのところ政局の内容が多いね。違うのも混ぜながらやってよ。」とブログを見ていただいている男性の方からお声を頂きました。有難いことです。確かに最近は道路特定財源の暫定税率期限切れによる影響について書くことが多いです。異なる話題も書きたいところなのですが、「出来るだけ多岐に広げていきますが、状況が状況なので、少しの間ご了承ください」とお伝えしました。今日は具体的な内容に触れさせて頂きます。

私は神奈川県議会文教常任委員会の委員として、教育委員会と教育行政に関わる議論を続けてますが、見過ごすことの出来ない記事が目に飛び込んできました。高知県文化財団埋蔵文化財センターが雇用した道路整備に伴う遺跡調査の作業員21人が、暫定税率期限切れの影響で解雇されたとのこと。高知県では国の道路整備事情である発掘調査は、国交省が県教育委員会と委託契約を結び、県教育委員会が埋蔵文化財センターに再委託する仕組みなっているそうです。

先月3月1日に39人の方が埋蔵文化財センターに雇用されましたが、国交省から「暫定税率の失効で契約できなくなった」との連絡が県教育委員会に入り、今回の事態となったようです。(道路部分の遺跡測量や出土品整理のための21人が解雇の対象) 雇用者には解雇の30日前に予告する義務のあるため、今回の措置は労働基準法上の問題があり現在労働基準監督署が調査中。税率失効の問題もありますが、政治のツケをこうした形で、しかも違法と見られるやりかたで手を下すなどあってはなりません。また、行政にはもっと慎重な対応が必要です。可能な限り、一般生活に影響を出さない努力を払い、已む無き場合はしっかり説明責任を果たすことに尽力すべきです。

他方、ガソリンの暫定税率が3月末に期限切れとなったのに続き、4月30日には、車検の際に納める自動車重量税の暫定税率が期限切れを迎えます。道路特定財源などの租税特別措置法改正案が月末に衆院で再可決されないと、税率は5月から大幅に引き下げられることになります。税金が安いうちに車検を受けようとする人が運輸支局や民間車検場に殺到することが予想され、国、地方の財政への打撃も想定されます。

重量税は車の重さに応じて課税され、新車の場合は3年分、継続検査では2年分をまとめて支払います。本来の税率は、自家用車の場合に重さ0.5トン当たり年2500円ですが、暫定税率分の上乗せで現在は6300円となっています。しかし、暫定税率が失効すると、重さ1.5トンのクラスの自家用車なら、車検時の負担(2年分)が現状の3万7800円から1万5000円に下がります。

このため、車検切れを迎えた自動車ユーザーが、再び税率が引き上げられる前に車検を受けようと短期間に運輸支局などに駆け込む可能性があります。税率引き下げを期待した新車の買い控えが起きることも予想されます。真に車検が必要な人が、受けられないような事態にはならないようにしなくてはなりません。

税が安くなれば嬉しくて当然かと思いますが、その影響が見えない現状ではなんともいえません。只、具体的な数値として地方財政に与える影響は小さくありません。重量税の3分の1は市町村に回っており、今年度予算では、重量税による税収は国で約5541億円、地方で約3601億円が見込まれています。暫定税率が無くなると、国で約3097億円、地方で約2013億円がそれぞれ失われるとのことで、地方財政にとっては更なる影響が心配されます。新聞・テレビ等で報道されている内容はどこか遠くの話ではありません。全ての生活者に具体的な形で影響してきます。重量税が安くなれば、同額でないにせよ別のところから負担が飛び出してきます。

いづれにしましても今回の問題は、国民第一(人の幸せ)ではなく、政局第一の政治(自身の欲望充足)による影響です。目先はよさそうに見せて、ツケを回している現状です。こうした手段でしか政治が変えられないと考える人々に、生活の舵取りを任せることほど危険なことはないと考えます。

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情報の共有について 435

未分類 / 2008年4月12日

昨日、神奈川県議会みなと会総会が開催されました。みなと会とは会派を超えた横浜市選出の県議会議員43名の集まりです。横浜市から阿部副市長、大場行政運営調整局長、鈴木財政部長他が出席され、本年度の横浜市予算概要や開港150周年記念事業の説明を頂きました。

説明、質疑の後、議員側から要望が出されましたが、多くの方から、各区で開催されている「区の議員団会議」のあり方についての要望が出されました。県市議員団会議終了後、区作り推進を目的とした会議が区職員と市会議員で行われます。各区独自の運営予算として約1億円が各区に割り当てられていますが、この使い方についての議論が中心。

しかし、そこには県議会議員は座って聞くだけのことも許されない、という現状があります。市のことだから市議会議員と議論していくということは理解できますが、市民から見れば県議も市議も同じ議員であり、役割に応じて質問内容を分ける方という方はそれほど多くありません。よって情報の共有は大変重要なわけですが、聞くことさえもできません。こうした状況について改善を求める意見がでました。

また更に、各連合町内会に伝えられる区の情報が議員に配られている区と、そうでない区があるとのこと。港北区は来ていません。私も求めたことがありましたが「議員には配ってません」とのこと。地元の区単位において、活力ある街づくり、安全安心の推進等々、市民のニーズにマッチさせる運営が推進されているのか、議員には市民の代表としてチェックしていく義務があります。

議員に見せると何か困ることでもあるのか、と考えるわけですが、日頃から多くの方々から様々な意見を耳にしている議員が発言すると話がまとまらない、ということもあるのかも知れません。しかし、市民の力に期待する行政であるならば、市民とのコミュニケーションを深化させるためにも、こうした情報の共有は必要ではないでしょうか。

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「ねじれ」について 434

未分類 / 2008年4月11日

「地方は混乱していない」とは民主党・小沢代表のコメント。半数以上の自治体で公共事業がストップするなど様々な影響が出ています。国民が秩序をもって行動しているから「混乱」しているように見えないだけで、「影響」は出ています。目先のガソリン代が安くなった分、更にその影響がこれから出てくることが予想されます。

 

特定財源からの収入の減った地方自治体は、(1)国の赤字国債発行を期待するか、(2)独自に県債を発行して凌ぐしか、(3)道路の整備はしない、という選択を迫られることになります。県債発行が各地限界にまで達していること、道路整備なしというわけにはいかないこと、国が赤字国債を発行する状況にもないことを勘案しますと、地方では必要な道路整備のために一般財源をカットし、道路に回すということが現実的になってきます。

 

一般財源のカットとは、福祉分野など県民生活に直接影響する予算をカットするということです。

 

神奈川県の予算は知事部局が提案し、議会がチェック・承認します。神奈川県における今年度予算の成立には議会の多数が賛成し成立をしました。特定財源も含んでのことです。その財源に穴が開くということは許されません。

 

民主党は国政のみの政党ではありません。各地方議会で勢力を持ち、各地の予算案に賛成し成立させています。神奈川県議会も同様です。予算に開いた穴をどう埋めるのか。今、「ねじれ」とは民主党の国と地方の間における問題のように感じます。

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値上げ予備軍について 433

未分類 / 2008年4月10日

昨夜、公明党横浜第2総支部大会を港北公会堂で開催しました。平日の夜にもかかわらず、港北、都筑から400名を超える方々にご参加いただき、更に弘友参議院議員・全国機関紙推進委員長にもご登壇いただき盛況のうちに終えることができました。有難うございました。

昨日の新聞報道に「鉄鋼原料用と発電用の石炭価格が2〜3倍に」とありました。日本では08年度だけで少なくとも2兆円強のコスト負担増になるとか。目にしたとたんにゾッとしました。消費税にして約1%相当です。それでなくとも最近は「値上げは困る。もう働きに出ないと食べていけませんよ」との主旨のお話を主婦の方々から伺います。

昨日午前中は県庁で「男女共同参画」の勉強会に参加したところでしたが、即働いて即生活を支える環境が出来上がっているかといえば、まだまだやるべきことが山積しています。社会環境の変化に合わせた労働環境の整備は喫緊の課題です。ただ、それ以前に消費財値上げへの対策を打つ必要があります。

鋼材値上げの影響は幅広い分野に及びます。自動車の場合、1台あたり平均1トンの鉄が使われており、上述の通りとなると1台2万円の値上げ。家電メーカーにおいては、例えば家庭用エアコンについて2〜3万円の値上げの動きが出ています。

 一方、中国の発電量のうち石炭火力が占める割合は80%。インドでは70%。日本の30%と比較し圧倒的であり、両国の経済成長が引き金となって石炭消費が爆発的に伸びる格好になっているとのことです。「資源の利用効率が高い日本企業はこれまで以上に優位性を発揮できる。」との専門家の見方もあります。

いづれにしましても、世界の環境変化が即座に消費生活に影響を及ぼすような状況を続けていくには限界があります。短期対策及び中長期戦略を打ち出し、消費生活を守る政治が必要です。公明党が先頭に立って安心を届けられるよう、私自身声を上げ、国・県・市で連携して動いて参ります。

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入学について 432

未分類 / 2008年4月9日

清々しい入学シーズンです。大雨ではありましたが、昨日も各地で新出発の式典が行われました。時間の都合で全てに参加することはできませんでしたが、県立岸根高校と横浜市医師会看護専門学校の入学式に参加しました。

学びやへの入学は人生の土台を作る重要な期間のスタートでもあります。「よい人生を送りたい」とは誰しもが思うことではないでしょうか。「よい人生」とは「よい生き方」とも言えると思います。只、「よい人生」の定義は人それぞれに異なります。私は完成された人間ではありませんし、あくまで発展途上の人間ですが、よい生き方とは、客観的な視点で、幸福に繋がっていく、正しい信念に基づいて生きることではないかと思っています。

ただ楽しければいい、ということが正しい信念とは思いません。少し硬いですが、私自身の反省も踏まえて申しますと、学生であればしっかり勉強して、立派な人間に育っていく。力をつけて最高の親孝行をする、これが偉い人なのではないかと思います。こうした人は目立たなくとも社会に貢献していく人になっていく。世の中に必要不可欠とされる人材になっていく。どのような立場であれ、「いい生き方」の結果ではないかと思います。

一方、自由と放縦は異なります。なんでも自由だ、というのは自由ではありませんし、個人主義のエゴに過ぎません。こうしたことでは結局自分の人生があらゆる場面で損をすることになります。これは実感の問題です。他人と自分を比べて物質的な優越を誇っても、真の幸福に繋がるかかどうか、難しいところだと思います。

ともあれ、元気で楽しく、大事な青春時代を謳歌して頂きたいと願っています。

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議員活動 1年になりました 431

未分類 / 2008年4月8日

昨年の4月8日は統一地方選挙の投票日。大変多くの方のお力で初当選させて頂いてから1年となりました。この1年、「無我夢中で走り続けた」というのが実感です。勉強の1年、行動の1年、忍耐の1年等、様々な形容詞が頭に浮かびますが、全てを通じまして常に「勝負の1年」であったと思います。

昨年の選挙、3つの責任を掲げて闘いました。(1)「子育て支援」に責任、(2)「若者・働く世代」に責任、(3)「高齢者障害者の暮らし」に責任。夫々に具体的項目を掲げ、この一年間継続してその実現を図って参りました。できたこと、まだ見えないものなどありますが、確実に前進しています。一部ご紹介させて頂きます。

(1)横浜市において国・県・市の連携で小児医療費無料化は従来の3歳未満から小学校入学前までに拡大。更に私共の強い主張で今年10月から県の小児医療費支出を拡大するため、更なる福祉政策の拡充が見込まれています。県教育委員会として専門家で構成する「いじめ対策レスキューチーム」を結成。深刻な地域へ飛び込んでいます。また、教員採用にインターンシップ的なコースを導入し、教員希望者が現場に慣れるための一助としたり、適否の気づきの場ともなります。

(2)神奈川若者就職支援センター(通称:ジョブカフェ)の各地への「出前ジョブカフェ」を実施するとともに、従来平日のみの開所であったジョブカフェが、近々土曜日も開所することになりました。事前の積み上げに時間を費やした後、議場での私の質問に対し、松沢知事が明快に答弁して下さいました。その他、女性専用の警察ホットライン、携帯メール相談も設置されました。

(3)少子高齢化の進展を考慮した県内のバリアフリー・ユニバーサルデザイン拡充へ向け、10年前に制定された「福祉の街づくり条例」の見直しを推進中。また高齢者の健康増進を目指した施策の推進に力を注いでいます。

この他にも多角的に沢山の仕事をさせて頂いていますが、進める上で何と言っても一番重要なのは「生の声」を聞くこと。現場主義に徹することです。多くの意見を集約し、練られた声も大事ですが、自ら歩き、生の声を聞くことで民意をストレートに感じることができます。行動へのパワーにもなります。

「多くの方々の声に支えて頂いている」とのおもいを大事にしながら、感謝しながら、これからも議員活動に邁進していく所存です。

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