公明党 福生市議会議員 青木たけし

一人の声をがっちりキャッチ!若さと行動力で福生の未来を拓きます!

福生市中央図書館、福生市児童発達支援センターを視察

活動日記 / 2024年4月13日

4月13日(土)

本日は現地視察も含めて福生市中央図書館で少し事務仕事。
リニューアルを経て、設備面では利便性が格段に向上したと思いますが、実際使ってみないとわからないこともあります。

中央図書館については、これまで公明党としてカフェの併設など、利用環境の充実を要望してきた経緯もあり、エントランスに飲食可能なスペースが設けられ、テーブル2脚、椅子6脚が設置されています。テーブルの上に置かれた「飲食可」のサインがよく見るとホットドッグとドリンクになっていて、福生ドッグをイメージしてるのかな、と推察しますが、こうした細かいデザインが個人的に今回のリニューアルの隠れたポイントだと思っています。

また、私は議会でキッチンカーによる飲食提供を提案しており、そのリサーチとして、外回りも確認してきました。

こうしたことも含めて、豊かな読書体験を促進する一助として、更なる魅力的な利用環境の創出を目指していきたいと考えています。

昨日は福生市議会公明党会派で福生市福祉センター内に開設した、児童発達支援センターを視察しました。

児童発達支援センターは、心身の発達に遅れや偏りがあるお子さんが地域で自分らしく健やかに育ち、またご家族が安心して子育てできるように支援する施設で、多様な関係機関、関係部署と連携して、地域の中核的な療育支援の役割を担うものです。

主な事業は児童発達支援(療育支援)事業、総合相談・専門相談支援事業、地域支援・普及啓発事業の3つで、それぞれの内容は以下の通りです。

 

児童発達支援(療育支援)事業

就学前のお子さんとご家族を対象に、一日の利用定員を10人とし、小集団の中で基本的な生活習慣、遊びや運動、社会性、コミュニケ―ションなど、家庭や地域で暮らしやすくするための力を育むため、保育士の他、音楽療法士、作業療法士、言語聴覚士、公認心理士等の専門性の高いスタッフが音楽療法、作業療法、感覚統合、個別プログラム等の要素を取り入れ療育支援にあたります。

 

総合相談・専門相談支援事業

成長や発達に気になるところがあるお子さんの保護者の方からの相談を受ける事業で、お子さんの様子や保護者の状況により、専門の職員が相談・助言に当たります。また、必要な機関との連携を図り、お子さんに合ったサービスの提供を保護者の方と相談し、専門的な立場からの助言を行います。加えて、利用するお子さんの障害児支援利用計画の作成も行います。

 

地域支援・普及啓発事業

発達の気になるお子さんの保護者の方の交流の場や親子での療育の場を提供し、適切な関わりを学べる支援を行います。また、保育園、幼稚園、学校等の地域の関係機関への訪問による相談を行ったり、情報交換等の場となる連絡会を開催します。その他、発達や障がいに関する講演会や学習会等を開催し、ホームページ等により発達支援に関する情報を発信します。

視察の感想としては、特に音楽療法が印象的でした。

音楽療法は「音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的にしようすること」と定義されています。

実際にトーンチャイムという楽器を触らせていただきましたが「音楽は言葉に課題がある子など、個々の特性に合わせた支援のアプローチができる利点がある」とのお話でした。

発達支援への音楽療法の導入は運営を受託する法人が推奨しているもので、本センターの特徴と言えますね。効果等についてはまたどこかで確認したいと思います。

またご説明いただく中で、不登校などの就学後の支援については今後、学校や教育委員会との連携を進めていく必要がある、とのお話が聞かれました。この点については他の自治体でも子どもの総合支援における課題として認識されていますので、円滑な連携を期待します。

児童発達支援センターの開設については、厚労省においては人口10万人規模に1ヶ所以上が目安とされていましたが、近年の発達支援のニーズの高さから公明党として平成29年に議会一般質問で福生市における開設を提案し、以降、毎年の予算要望にも盛り込み、一貫して推進してきました。また、公明党西多摩未来プロジェクトとして、国会議員、都議会議員と共に近隣市の児童発達支援事業も視察し、当事者の声を聴きながら着実に進めてきました。

今後、センターの機能が十二分に発揮されることを期待しています。

中央図書館

 

リファービッシュ

活動日記 / 2024年4月11日

4月11日(木)

先日、某携帯電話ショップから電話が。
「現在お使いのスマートフォンは購入から2年を過ぎてますので、そろそろ買い替えをご検討ではないですか?」とのこと。

契約方法や機器の劣化の傾向、また新商品の開発・販売サイクルなどから「携帯電話は2年くらいで買い替えるもの」という流れが定着しているようですが、私が今使っているスマートフォンに限って言うと、確かにバッテリーの減り方は少し早くなったように感じますが、充電スピードが速いので不便は感じておらず、買い替えは考えていませんでした。

スマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスの普及率は著しく、世界中の多くの人たちが使用し、私たちのQOL向上に一役買っていますが、一方、技術革新も目覚ましく、新製品が次々と開発・販売され、短いサイクルでの買い替えに伴い電子ごみの発生量が増加しているという課題も。

そんな時に目に入ったのが「リファービッシュ製品」というもの。

リファービッシュ(refubish)は、「磨き直す」という意味で、初期不良などで製造会社に返却された商品や中古機器を整備して新品に準じる状態に仕上げる事を指します。

こうした背景を持つリファービッシュ製品を選択して購入することは、倫理的な観点で環境や社会に配慮したエシカルな消費行動であり、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」の達成にも寄与するものです。

今後、買い替えの際の選択肢の一つにしたいと思います。

リファービッシュ

チューリップ鑑賞→トイレトレーラー勉強会

活動日記 / 2024年4月10日

4月11 日(水)

本日は午前中は「ふっさ花とみどりの会」が植栽したチューリップ鑑賞のお声がけをいただきましたので、多摩川中央公園フラワーゾーンに行ってきました。

今年は桜の開花が遅れ、福生十景にもなっている多摩川中央公園沿いの桜並木はまさに今が見ごろで、菜の花とチューリップ、色とりどりの花々が同時に楽しめますので、この機会にぜひ訪れていただきたいと思います。

花を見たり貰ったりすると、「幸せホルモン」と言われるドーパミン、オキシトシン、セロトニンなどが分泌され、ストレスが和らぎ幸福感が高まるそうです。確かに道に咲いている小さな花一つでも心が癒されますよね。

花を通して市民生活に潤いを与えてくださっているふっさ花とみどりの会の皆様の活動に感謝します。

午後は災害時や屋外イベント等で活用されるトイレトレーラーについて、オンラインで勉強会。

一般社団法人 助け合いジャパンの矢野忠義氏から災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」について、被災地の状況も交えながらご説明いただきました。

能登半島地震を踏まえ、3月に開催された福生市議会定例会の一般質問で災害時のトイレ環境向上策について質問し、その中でトイレトレーラーの配備についても取り上げましたが、より詳しく聞くことができ、勉強になりました。

トイレトレーラーは設計や利用動線、照明等にも様々な配慮がされており、導入した自治体からは口々に「災害時に避難所で性被害だけは起こしたくないから」との意見が聞かれるということで、防犯面への対策からも評価されています。

現在、トイレトレーラーは約20の自治体が導入していますが、能登半島地震で要請があったのは80台とのことで、ニーズの高さも確認できました。

議会での質問でも訴えましたが、このトイレトレーラーをすべての自治体に配備しようとする「みんな元気になるトイレ」プロジェクトはクラウドファンディングの手法を用いており、その名の通り市民協働の取組であるため、非常に有益な取組と考えています。

導入に向け、更に働きかけを行っていきます。

 

トイレトレーラー

 

桜雨の入学式

活動日記 / 2024年4月9日

4月9日(火)

本日は地元の福生第二中学校の入学式に出席。昨日とは打って変わって雨。桜の時期に降る雨を「桜雨」「桜流し」というそうです。先達の感性は素晴らしい。

校長式辞では、新入生の皆さんに取り組んで欲しいこととして「よかったさがし」という言葉が聞かれました。

「失敗してしまったとき、『自分はダメだ』とマイナスに考えるのではなく、その中でも『よかったこと』を探すことで、物事をプラスに捉え、次に繋げることができる。失敗を恐れず、いろんなことにチャレンジして欲しい」とのお話は、正に我が意を得たりという思いがしました。

自分の身に起こる様々な事象にどのような価値を見出せるか。それによって世界はいかようにも変わります。
こうした価値観が学校全体に波及していくことを期待します。

在校生の歓迎の言葉では、自身の入学式での経験を踏まえて先生方の温かさを伝え、また新入生が抱えている不安には自分たちがサポートするから大丈夫、と投げかけました。緊張している様子が見て取れましたが、芯のある素晴らしい挨拶でした。

また、新入生の誓いの言葉では、「疾風に勁草を知り、厳霜に貞木を識る」との言葉を引き、「成長していきたいので色んなことにチャレンジしていきたい。でも今はサポートしてくれると嬉しい」と、率直な思いを披瀝してくれました。

冷たい雨に負けない希望と決意溢れる良い式でした。

中学校入学式

 

小学校入学式・始業式

活動日記 / 2024年4月8日

4月8日(月)

本日は地元の小学校の入学式に出席。快晴の下、満開の桜と共に39名が入学しました。

今年は児童数が少なく1クラスのみの編成となりましたが、元気いっぱいで、2年生による歓迎の言葉と演奏も素晴らしかったです。

また、今年度より東京都の事業として第一学年から第三学年にエデュケーション・アシスタントが配置されます。個人的には必要性の高い職種だと考えていますが、どのような成果につながるか、しっかりと確認していきたいと思います。

我が子も進級し、次女は2年生に。1年生がランドセルに付ける交通安全の黄色いカバーも取れ、嬉しいやら寂しいやら。春休み中は「2年生になりたくない」と不安だったようですが、始まってしまえばなんて事はなく、スタスタと登校していきました。

学校が始まったので我が家もまた平常モードの生活リズムに。これまで続けてきた登校時の児童見守りも引き続き行っていきます。

入学式

福生市消防団入退団式→自治会定例会

活動日記 / 2024年4月7日

4月7日(日)

本日は午前中に令和6年度福生市消防団入退団式に出席。

退団される24名の長きにわたるご功労に心から感謝するとともに、新たに入団する12名のご活躍と、新出発となる福生市消防団の更なる発展を祈念し、万歳三唱の音頭を取らさせていただきました。

どのような団体・組織であれ、持続可能であるためには時代に即した変革が必要です。
それは先達が築いてきた歴史を否定するものではなく、歴史に学び、それらを踏まえて新たな価値を生み出しながら、発展をさせていくということです。

私自身は消防団経験はありませんので軽々に語ることはできませんが、外部ならではの視点で尽力していきたいと思います。

午後は自治会の定例会に出席。総会に向けての準備、確認等を行いました。

自治会員は年々減少傾向で、役員のなり手不足も課題ですが、地域コミュニティの維持に努めていきます。

会合終了後、ある役員さんから市の事業についての問い合わせを受けました。
先般審査した令和6年度の福生市予算には計上されていない事業でしたので、今後提案するようです。

「青木に言えば動いてくれる」と声をかけていただけることは非常にありがたいことです。
しっかりとお応えしていきたいと思います。

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春の交通安全運動→自治会会計監査

活動日記 / 2024年4月6日

4月6日(土)

本日4月6日(土)から15日(月)は春の全国交通安全運動実施期間。

全国の重点実施事項は(1) こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保と安全な横断方法の実践(2) 歩行者優先意識の徹底と「思いやり・ゆずり合い」運転の励行(3) 自転車・電動キックボード等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の3点です。

私が所属する自治会で朝から街頭にテントを張り、横断幕やのぼり旗を掲出して交通安全啓発活動を行いました。

交通安全を取り巻く状況について、自転車のヘルメット着用率がなかなか上がっていかないという課題があり、自転車ヘルメット着用率の全国平均は13.5%、都道府県別で全国1位は愛媛県の59.9%だそうです。

議会でも自転車ヘルメットの着用努力義務化に合わせ、購入費用の助成を提案し実現しましたが、着用率の向上、普及促進は今後引き続き取り組む必要があります。知恵を絞って様々な角度からアプローチしていきます。

 

自転車に乗るのにヘルメットを被りたくない!という方にぜひ読んでいただきたい記事がありましたので、シェアします。

【脳の保護より優先すべきヘルメットを被らない理由って何ですか?】
https://bike-plus.com/pages/importance-of-helmet

この記事の中にある「寝癖は気にしよう。でも、ヘルメット癖は気にするな」というところが特に個人的に刺さったところです。寛容な感じが欧米っぽいな、と感じましたが、こうした考え方が社会のスタンダードになるといいな、と思います。

午後は自治会の会計監査。

私は現在副会長を務めさせていただいていますが、活動の全体像を把握しておかないといけませんので、サポートに入らせていただきました。

会計業務自体は、公明党西多摩総支部の会計実務者として表計算ソフトを用いた方法での経験はありますが、自治会では手書き帳簿で管理するアナログな方法でやってきているので、より効率的に、かつ誰でも行えるような方法を考えていきます。

自治会という地域コミュニティに身を置き、かつ中心的な活動を担う中で、時代に即した活動の在り方を模索していきたいと思います。

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ホワイトウォッシュ

活動日記 / 2024年4月5日

4月5日(木)

本日は雨で花冷えの一日。市民相談に関する調査などデスクワーク中心でした。

昨日は公明党西多摩未来プロジェクトの打ち合わせ。

西多摩未来プロジェクトは、西多摩地域8市町村(福生市、羽村市、青梅市、あきる野市、日の出町、瑞穂町、奥多摩町、檜原村)の公明党議員が国会議員、都議会議員と連携しながら、持続可能な西多摩地域の構築に向けて活動しています。

東京都全体からみた面積では半分を占めていながら人口は約三分の一という状況から、区部と比較して見られる財政やインフラ等の様々な差異は「多摩格差」と言われます。

このような状況にあって、地方自治の一翼を担う議員として、様々な次元での連携強化を模索していかなければ持続可能な地域社会の構築は成し得ないと考えます。

「White Wash」(ホワイトウォッシュ)という言葉があります。

元々は漆喰や塗料で壁を白く塗ることを指す言葉ですが、人種差別の歴史から「うわべだけを取り繕うこと」「欠点や都合の悪い部分を隠してごまかすこと」といった意味のスラング(俗語)として使われるようになりました。

持続可能な西多摩地域の構築に当たっては、様々な課題を正しく、深く認識し、真に必要な政策を提言していかなければなりません。

うわべだけの形式的な活動にならないよう、努力を重ねていきたいと思います。

SDGs

 

言葉の力

活動日記 / 2024年4月3日

4月3日(水)

本日、台湾東部を震源とする大規模な地震が発生しました。

近隣地域を含め、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに、迅速な支援と、一日も早い復旧・復興をと願うばかりです。

本日は資料作成や打ち合わせなど、デスクワーク中心の一日でした。

古くに「言と云うは心の思いを響かして声を顕すを云うなり」(言葉というのは、心の思いを響かせて声に表したものをいうのである)という言葉があります。

言葉は人を笑顔にすることもできれば、逆に傷つけてしまうこともあります。

仮に、その言葉を聞いた人が傷ついたとして、言った当人は大抵は「そんなつもりで言ったんじゃない」と言うと思いますが、自らを深く顧みてみると、どこかしらに思い当たるところがあるものです。しかし、曇った鏡に自分の姿が映らないように、それがなかなか見えづらいもの事実です。

議員にとって、その職責を果たす上で言葉は非常に重要な要素です。

問題視されるような発言をされる傾向がある方を見ると、謙虚さが足りないのか?とか、あまり思慮深くないのか?とか、表現とか例えとか、もう少し考える余地があるな、とか、いろいろと感じますが、それは自分にも当てはまることとして、もう一度自分に戻すようにしています。

常に自身がどこを向いているのか、何のためにいるのかを問い、“心”を磨いて、人を喜ばせる言葉を使えるように、と改めて感じています。

写真は福生市役所裏の植栽。調べたらベニバナトキワマンサクという花のようです。鮮やかなピンクが曇天に一際映えていました。

トキワマンサク

地方公会計の主役は議会

活動日記 / 2024年4月2日

4月2日(火)

新年度が始まりました。
福生市議会としては昨年の統一地方選から1年が経過し、新人議員も1年のサイクルを経験しました。今後更に力を発揮されるものと期待しています。

さて、昨日(4月1日)付の公明新聞に地方公会計に関する記事が掲載されていましたのでシェアしたいと思います。以下、抜粋です。

 

【地方公会計 課題は「活用」】

自治体に導入された地方公会計の活用が進んでいない。「統一的な基準」の公表から10年が経ち、財務諸表などの作成までは定着した一方で、行政マネジメントや議会審議に生かしている自治体は、少数にとどまる。総務省は研究会を立ち上げ、活用促進に向けた議論を進めている。

(中略)

公会計が有効活用されるためのポイントや課題について、関西大学名誉教授で政府会計学会顧問の柴健次氏に聞いた。柴教授は「議員こそが会計のプロでなければならない」と、議会の役割に期待する。

 

(以下、インタビュー形式)

Q.公会計の意義は。

A.一言で表すと「Spend Public Money Wisely」、つまり「公金を賢く使う」ということだ。英国会計検査院の標語になっている。一方、公会計改革においては「3E」、すなわち経済性(Economy)、効率性(Efficiency)、有効性(Effectiveness)の三つが追及される。これらのため、「公会計情報を賢く使う」必要があるが、諸外国の先例に比べると、わが国ではうまくいっていない。

Q.要因はどう分析するか。

A.公会計を誰のために、何のために使うのか、という視点が欠けているからだ。理念的には国民、住民のための情報開示だが、投資家という明確な対象がある企業会計と違い、曖昧で飛躍がある。また、住民が自らの意思決定のために、公会計情報を要求し利活用するべきだが、そうはなっていない。

Q.住民まで届くのは難しくても、代表である議会は活用できるはず。

A.その通りで、公会計の主役は議会であり、議員こそ“最も公会計に詳しいプロ”でなければならない。予算、決算の審議では、従来のように、議論になりそうな箇所の要点を事務方がまとめた資料に頼るのではなく、財務情報の提出を求めるなど、公会計の知見を生かしてもらいたい。「素人です」では通らない。これまで歳入歳出予算で意思決定してきたではないか、という主張もあるが、財務規律の働く予算が組めたかどうかを評価するところに、会計の役割がある。

Q.公会計の活用をめぐる行政側の課題は。

A.行政職員は法令に基づいて動いているが、わが国では地方自治法などの改正や会計基準の設定を行っていない。かつては日本より公会計改革が遅れていた韓国は、法制度を一気に整備した上、自治体に会計システムを配布し、日本を追い抜いてしまった。日本の公会計システムの多くはベンダー(ソフトの提供会社)任せで、各科目にまたがるコストをリンケージ(関連付け)して事務事業や施策に集約したり、後追いできる仕組みになっていない。

Q.今後の展望は。

A.公会計改革の前提には意識改革が必要で、その逆ではない。民主主義やガバナンスを強化し、より良い行政、政治、社会づくりを追求する意識を持つことが重要だと強調しておきたい。

福生市では、平成28年度(2016年)から複式簿記・発生主義による新公会計制度を導入していますが、導入に当たっては公明党が2011年に議会一般質問で取り上げ、その後も一貫して推進し、人口10万人以下の自治体としては全国で初の導入事例となりました。

私は2015年に初当選させていただきましたので、ちょうど官庁会計から新公会計に移行するタイミングでした。これまでの福生市の公会計の歩みを見てきましたが、財務諸表等については常にブラッシュアップされ、どんどん精緻化していっている印象ですので、柴教授の仰る通り、議会側がどれだけ公会計に精通し、審議に活用できるかが問われるところです。

議員活動も10年目に入ります。市民の負託にしっかりと応えられるよう、より力をつけていかなければと改めて決意させていただいた記事でした。

※写真は2016年当時、新公会計制度について説明を受ける様子のものです。懐かしい(笑)

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